日本最西端の与那国島西崎(いりざき) 沖縄のシンボル・シーサー |
![]() |
撮影日:2007年11月21日・23日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
与那国島西崎(いりざき)は、北緯24°27′ 東経122°56′の位置にあり日本最西端の地で、台湾まではわずか80kmです。晴れた日には台湾を望むこともできるそうです。 沖縄のシンボル・シーサーも歓迎してくれています。 みなさんも機会があったらぜひ訪ねてみましょう。 |
ヘゴとバナナ サキシマフヨウの花 |
![]() |
ヘゴとバナナ 撮影日:2007年11月26日 撮影場所:沖縄県石垣島 サキシマフヨウの花 撮影日:2007年11月25日 撮影場所:沖縄県西表島 |
亜熱帯の石垣島や西表(いりおもて)島では、植物の感じもずいぶんちがいます。 大昔を思わせるような木生シダのヘゴが茂り、バナナ畑にはヤエヤマオオコウモリの姿も見られました。 サキシマフヨウの白い大きな花はいたるところで見られ蝶たちも訪れていました。 |
センダングサの花に訪れる白い蝶たち |
![]() |
タイワンシロチョウ 撮影日:2007年11月23日 撮影場所:沖縄県与那国島 ナミエシロチョウ 撮影日:2007年11月21日 撮影場所:沖縄県与那国島 キチョウ 撮影日:2007年11月24日 撮影場所:沖縄県与那国島 クロテンシロチョウ 撮影日:2007年11月21日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
白い蝶といっても私たちの見なれているモンシロチョウではありません。南国特有の蝶たちです。キチョウも最近別種と考えられるようになった(ミナミ)キチョウです。 南の島にはこんなに多くの白い蝶がいるのです。 興味のある方はぜひ図鑑でも調べてみましょう。 |
美事なはねを開いたタテハチョウたち |
![]() |
撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
光る紋、目玉紋、いずれもはねを開いて美しいもようを見せてくれました。この目玉もようは他の生物たちにどう映るのでしょうか。皆さんもいろいろ想像してみましょう。 |
シロミスジ リュウキュウミスジ イシガケチョウ |
![]() |
シロミスジ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 リュウキュウミスジ 撮影日:2007年11月24日 撮影場所:沖縄県石垣島 イシガケチョウ 撮影日:2007年11月26日 撮影場所:沖縄県石垣島 |
私達がよく見かけるのはコミスジという蝶ですが、南の国には、ミスジチョウの仲間でシロミスジ、リュウキュウミスジなどがみられます。シロミスジは野鳥につつかれたのか、うしろばねが同じようにちぎれています。 イシガケチョウは白い羽に細い黒いすじがありまるで石垣のようです。 |
リュウキュウヒメジャノメ ヤエヤマウラナミジャノメ |
![]() |
リュウキュウヒメジャノメ 撮影日:2007年11月24日 撮影場所:沖縄県石垣島 ヤエヤマウラナミジャノメ 撮影日:2007年11月26日 撮影場所:沖縄県西表島 |
リュウキュウヒメジャノメは私たちの見なれたヒメジャノメに似ていますが、白い帯がずっと太いです。 またヒメウラナミジャノメに似ているヤエヤマウラナミジャノメも八重山諸島の特産種です。 |
ふわふわと舞うマダラチョウの仲間・1 |
![]() |
アサギマダラ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 リュウキュウアサギマダラ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 スジグロカバマダラ 撮影日:2007年11月23日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
低山地で見られるアサギマダラが与那国島でたくさん見られました。旅をする蝶として有名なので、はねにマーキングした蝶がいないかさがしたら…いました! でもこの蝶は一週間前に与那国島でマーキングされたものとわかり少しがっかりしました。来春まで生きぬいて、本州へ向って来るのでしょうか? 南の国特産のリュウキュウアサギマダラ、スジグロカバマダラもたくさん舞っていました。 |
ふわふわと舞うマダラチョウの仲間・2 |
![]() |
ヒメアサギマダラ 撮影日:2007年11月26日 撮影場所:沖縄県西表島 ツマムラサキマダラ 撮影日:2007年11月23日 撮影場所:沖縄県与那国島 シロオビマダラ 撮影日:2007年11月24日 撮影場所:沖縄県石垣島 |
八重山の島々には多くの種類のマダラチョウの仲間がみられます。 ヒメアサギマダラ、ツマムラサキマダラは最近は八重山の島々に住みついているようですが、シロオビマダラは時々出現する迷蝶(フィリピン地方からの)だといわれています。昨年訪れた時は全く見られなかったシロオビマダラに初めて出会えてラッキーでした。 ※迷蝶 もともとその地域に生息していない種類の蝶が台風などの風で飛ばされてきます。そのような蝶を迷蝶と呼びます。 |
小さな小さなシジミチョウ |
![]() |
ヒメウラナミシジミ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 ホリイコシジミ 撮影日:2007年11月25日 撮影場所:沖縄県西表島 タイワンヒメシジミ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
八重山地方の島々にはシジミチョウも種類多く見られます。 シジミチョウといえば、私たちの身のまわりのヤマトシジミは見なれた小さな蝶ですが、南の国のシジミチョウはまた独特です。 はねを開いてもわずか1cm程度という最小のタイワンヒメシジミにも初めて出会えました。この蝶も最近与那国島で発生し、今では西表島でも見られます。 |
ソテツで発生したシジミチョウ |
![]() |
撮影日:2007年11月21日・22日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
ソテツで発生したクロマダラソテツシジミという新顔の蝶が沖縄で発生のみならず、九州・本州にまで侵入してきているようです。沖縄八重山の島々ではソテツが多く、どこででもこの蝶に会えました。 |
アゲハの仲間もさかんに活動 |
![]() |
撮影日:2007年11月24日 撮影場所:沖縄県石垣島 |
本州ではアゲハの仲間は10月にはほとんど姿を消していますが、なんと南国沖縄八重山地方では、センダン草の花に南国特有のシロオビアゲハ・ベニモンアゲハ・ヤエヤマカラスアゲハが訪れていました。 |
昼の蛾 |
![]() |
夜の蛾 |
![]() |
カノコガ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 イヌビワオオハマキモドキ 撮影日:2007年11月22日 撮影場所:沖縄県与那国島 フタツメオオシロヒメシャク 撮影日:2007年11月25日 撮影場所:沖縄県西表島 クスアオシャク 撮影日:2007年11月21日 撮影場所:沖縄県与那国島 |
蛾と言えば、ふつう夜に活動する虫と思われますが、昼に活動し花の蜜を吸う蛾もいます。センダン草の花にはカノコガや美しく光るようなもようのイヌビワオオハマキモドキなどが見られました。 また夜の蛾、フタツメオオシロヒメシャクは木の葉にぴったりととまりクスアオシャクもかべにとまってじっとしていました。 きっと夕方から夜にかけて、あかりを求めて活動することでしょう。 |
『自然と友だち』バックナンバーはこちら 『北の丸公園の自然HP』バックナンバーはこちら 『自然との出会いHP』バックナンバーはこちら |