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ヒガンバナ 赤い花 白い花 |
キンモクセイ | シュウカイドウ | ツルボ ゲンノショウコ |
ウラナミシジミ ムラサキシジミ |
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ツマグロヒョウモン ミドリヒョウモン |
サトキマダラヒカゲ ナミヒカゲ |
ヒメアカタテハ アカボシゴマダラ |
モンシロチョウ オス メス |
ジャコウアゲハ トビイロスズメガ幼虫 |
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アキアカネ | アブラゼミ | シロテンハナムグリ | ジガバチ | オンブバッタ ショウリョウバッタ |
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トノサマバッタ | ササキリ ツユムシ |
コカマキリ ハラビロカマキリ オオカマキリ |
カイツブリ アオサギ |
信州辰野だより |
ヒガンバナ 赤い花 白い花 |
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例年は、その名のように秋の彼岸9月20日前後に咲くこのヒガンバナは、今秋は1週間から10日も遅く、10月上旬でようやく満開。でもまだつぼみのものも見られました。白いヒガンバナも見つけました。 |
キンモクセイ | ||||
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目をつぶっていてもその甘い香りに、キンモクセイの存在を知る・・・この秋の香り・・・ところが、今秋はヒガンバナの花の咲く時期も1週間〜10日くらい遅れたのと同様か・・・なかなか感じられませんでした。ようやく1本のキンモクセイの木に出会い、その香りを感じ安心しました。ところが、何本か見つけたキンモクセイは、まだつぼみさえつけていませんでした。10月中旬には一斉に香りをただよわせました。 |
シュウカイドウ | ||||
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秋になってその赤い花が目立つシュウカイドウは今が盛りです。東京の野川公園で一面に咲いていました。 |
ツルボ ゲンノショウコ |
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墓地などの路地にピンクのかわいい花を咲かせているこの花はツルボです。 また、ゲンノショウコも赤や白の可愛い花を咲かせていました。 |
ウラナミシジミ ムラサキシジミ |
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秋の頃に目立つウラナミシジミはクズなどのマメの仲間の野草のまわりで見られました。その名のように、はねの裏面は美しい波状の模様が目立ちます。 また、秋の日を浴びて美しい紫色が輝くムラサキシジミを見つけました。このチョウは、厳しい冬は成虫で越冬し、来春再び姿を現すのです。 |
ツマグロヒョウモン ミドリヒョウモン |
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その名のように、ヒョウの紋を持つ、ヒョウモンチョウの仲間で、近年その数を増しているツマグロヒョウモンは、秋にはさらに数を増し、至るところで見られます。 ミドリヒョウモンは、夏のあいだの夏眠を終え、秋の野の花を訪れていました。 |
サトキマダラヒカゲ ナミヒカゲ |
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木の樹液に集まってくるサトキマダラヒカゲの群れを見つけました。 同じヒカゲチョウの仲間のナミヒカゲも見られました。 |
ヒメアカタテハ アカボシゴマダラ |
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秋の野で数を増しているヒメアカタテハは、花から花へ飛び回っていました。 近年増加したアカボシゴマダラもよく見られました。 |
モンシロチョウ オス メス |
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セイタカアワダチソウの黄色い花が一面咲いている野でモンシロチョウが舞っていました。 オスは盛んにメスに求愛行動をしていました。 |
ジャコウアゲハ トビイロスズメガ幼虫 |
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メルマガ397号自然と友だちNo.100に載せたジャコウアゲハ幼虫はウマノスズクサを食べて順調に育ち、蛹化し、10月5日早朝に羽化しました。 多摩川の河原のニセアカシアの木の葉で巨大なスズメガの幼虫を見つけました。尾角が短く、トビイロスズメガの幼虫らしいです。10月7日に葉を食べるのをやめて、ティッシュペーパーの中に潜りました。 |
アキアカネ | ||||
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電線にとまるアカトンボは、まさに秋の到来を告げる風物詩です。9月24日、ついに電線に止まっているアカトンボを発見、撮影できました。近くの畑で木の枝先や石などにとまるアカトンボも撮れました。これらは初夏に羽化し、夏のあいだは涼しい山地で過ごし、秋の訪れとともに山を下りて里に姿を現わすアキアカネです。 |
アブラゼミ | ||||
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秋の訪れとともにセミの声も9月21日にはアブラゼミの終鳴き。10月4日には、ツクツクボウシの終鳴きを確認しました。なんと10月2日に公園のトイレに落ちていたアブラゼミを発見。メスでまだ生きていました。木にとまらせ撮影しました。さすがに暑い日が多かった今夏もセミの声とともに終わったようです。 |
シロテンハナムグリ | ||||
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樹液などに、たくさん集まっていた甲虫の仲間の姿も秋とともにあまり見かけなくなりました。ニラの花上にシロテンハナムグリが飛んできました。 |
ジガバチ | ||||
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ニラの花上で求愛中のジガバチのオスとメスを発見!!さっそく撮影しました。 ジガバチはよく地上をはって、クモなどの獲物を捕らえ、土の中の穴へ引きずり込みます。 |
オンブバッタ ショウリョウバッタ |
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初秋の庭の草間でオンブバッタのオス・メスを発見!!なんと、メスは白っぽく、上のオスは緑色と、おもしろい取り合わせでした。 少し大きなショウリョウバッタも草間から飛び出してきました。 |
トノサマバッタ | |||||
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秋の草原の王様は、大きくてかなり遠くまで飛ぶことのできるトノサマバッタです。 多摩川などの川の土手でトノサマバッタが元気よくはねていました。歩いていくとどんどん先へ先へ飛んでいきます。 |
ササキリ ツユムシ |
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草むらには、小型のササキリや、ツユムシも見つけました。日が暮れると、草間から美しい虫の音が響いてきました。 |
コカマキリ ハラビロカマキリ オオカマキリ交尾 |
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秋の草間や、枝のうえでは、小さな虫たちを狙うハンターのカマキリが見られます。小型のコカマキリ、大型のオオカマキリは草むらにかくれ、花に来る虫たちを狙っています。 腹の大きな中型のハラビロカマキリは、木の枝や幹で見られます。初夏の頃に生まれ、何回か脱皮して大きくなり、秋の野で活動しています。 オオカマキリの交尾体を発見!!しかしオスは交尾後にメスに食べられてしまうこともあります。 |
カイツブリ アオサギ |
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初秋の頃には、まだ北国からのカモなど冬鳥たちの飛来はありません。南国へ帰るツバメの姿もそろそろ見られなくなります。池では、1年中見られるカイツブリやアオサギの姿が見られました。 |
カマキリの共食いと生殖 | ||||
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久し振りの雨、サンルームでコーヒーを飲みながらくつろいでいたら、カーテンに2匹のカマキリが、にらみ合っているのが目にとまりましたので、急いでカメラを用意、その間に、早くも♀と思われる体の大きい方のカマキリが、体の小さいカマキリを捕らえていました。共食いが始まったのです。いつもの事ながら、厳しい自然界の生存競争として、さして驚きませんでしたが、今日は、これに続いて、思いも寄らない驚きの場面を見ることになりました。その様子を、以下の写真でご紹介します。 |
羽根をばたつかせる相手を、両方の鎌で押さえ込み、先ず首を食いちぎります。 | |
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![]() | そして食べはじめました。これまではよく見かけた光景ですので、ちょっと席を立ち20分ほどして戻ってみたら、なんと次の光景に変わっていました。 え!こんな事がと一瞬、目を疑いました。 |
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ちゃんと交尾は成立しています![]() | ♀は全く意に介せず食べ続けています![]() |
私がカメラを近づけるので気にして移動しましたが、片方の鎌で食べかけのカマキリを持ち、背中には交尾中の♂を背負ったまま、傍に活けてある花の蔓に這い上がりました。![]() ![]() ![]() |
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そこで食べ続け、最後に残った羽根まで綺麗に平らげました。 このとき気づいたのですが、このカマキリ、片方の目がつぶれているようです。 |
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確かに片方の目はつぶれています。共食いの際、相手の鎌をいち早く押さえ込まないと、相手の反撃の鎌で傷つくことがありますので、その為ではないかと考えます。 |
![]() 新たなドラマはこの後始まりました。 |
背中から降りた♂を振り返る♀ ![]() |
♀は、先ほどまで交尾をしていた♂を掴まえました。♂は逃げようとするが、時既に遅く引き寄せられます。♂は最後の抵抗で、まだ抑えられていない鎌で♀の顔を挟みます。
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鎌で首を挟もうとするがもう力が在りません![]() |
♀は構わずに♂の首に食いつく![]() |
首を切り落とす![]() ![]() |
相手が、攻撃してこないよう両方の鎌を切り離して食べる![]() |
すっかり食べ終わり満足そう![]() |
テーブルの上には食べ残しの頭と、羽根と、一本の足だけが落ちていました。 | ![]() |
![]() この時間内に、2匹のカマキリを食べ、交尾までして、お腹はこの通りパンパンです。 | |
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今日は雨の一日、外に出られませんでしたが、思いがけないカマキリの、珍しく、またと見られない生態、光景を見ることができ、退屈せず、貴重な体験をしました。
いつも見慣れている身近な生き物たちには、まだまだ私たちの気づかない生き方をしているんだとを知らされました。 (加納巌) |
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