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巳年のヘビ天に昇る | ナンテン センリョウ |
ロウバイ カンツバキ |
池も凍る | カシワマイマイガ キリシマミドリシジミ チョウセンアカシジミ |
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幼虫 ゴマダラチョウ タテハモドキ アサギマダラ |
蛹(さなぎ) ギフチョウ ヒメギフチョウ ミカドアゲハ アオスジアゲハ |
成虫 クサカゲロウ エサキモンキツノカメムシ ウラギンシジミ |
ウスバフユシャク シロオビフユシャク |
ヤママユ ウスタビガ ウスタビガ成虫 |
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ヒドリガモ ハクセキレイ エナガ |
辰野町冬の風情 | 雪と小鳥 | ||
巳年のヘビ天に昇る | ||||||||
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田圃(たんぼ)の畦(あぜ)に立てられた獣除け電気柵のポールに、大きなシマヘビが巻き付いて登っているのを見かけました。細い金属のポールに巻き付いて、ゆっくりと登り、最上部まで上り詰めましたが、それでもなお、上を目指して大空に立ち上がる姿を私は『巳年のヘビ天に昇る』と題しました。(加納巌氏) ヘビは脱皮をくり返す姿を再生の象徴とみなし、神様(弁天様)のおつかいともいわれ、吉兆をあらわすだいじな生きものとされています。害獣のネズミは、ヘビの好物のえさであり、ヘビはこういうことからも大事にされてきました。 ただし、日本では信仰の対象となっていますが、西洋では悪魔の化身ともみなされ、忌み嫌われているようです。 |
ナンテン センリョウ |
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お正月はやはり縁起のよい植物が飾られているようです。 赤い実のナンテンは、「難を転じる」という意味が重宝がられ、またセンリョウは、千両に通じる景気のよいものとして生け花にも用いられています。お正月の部屋を飾ります。 |
ロウバイ カンツバキ |
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正月にあわせるように咲き出す花は黄色のロウバイ、ただし今年の正月早々はまだつぼみでした。今冬はきびしい寒さで咲き出すのは少し遅れているようです。 低木のカンツバキの赤い花が目立ちました。 |
池も凍る | ||||
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連日の低温で東京の中心地である北の丸公園の池の水も凍っていました。 この氷の下では、池の底などでトンボのヤゴなども静かに冬越ししていることでしょう。小さな魚たちもじっとしていることでしょう。 |
卵 カシワマイマイガ キリシマミドリシジミ チョウセンアカシジミ |
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まるで黄色い綿におおわれた中身はカシワマイマイというガの卵塊です。夏のあいだに成虫が木の幹に産卵し、その上に自分の体の綿毛でその卵塊をおおったものです。 アカガシの木の芽のわきにある小さな卵はキリシマミドリシジミの卵、トネリコの木の幹に産みつけられた小さな卵はチョウセンアカシジミの卵です。 |
幼虫 ゴマダラチョウ タテハモドキ アサギマダラ |
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幼虫の姿で冬越ししているのは、ゴマダラチョウです。エノキの根元に自分でおりてきて、枯れ葉にへばりついていました。ゴマダラチョウの幼虫は冬のあいだ全くえさをとりません。ところが、南方系の種類のタテハモドキやアサギマダラは、冬のあいだでも少しずつ食草を食べて冬を越すのです。今冬のような厳冬では、死んでしまう幼虫も多いようです。 |
蛹 ギフチョウ ヒメギフチョウ ミカドアゲハ アオスジアゲハ |
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蛹の姿で冬を越すのは、ギフチョウ、ヒメギフチョウやミカドアゲハ、アオスジアゲハなどアゲハチョウの仲間が多いです。 ギフチョウやヒメギフチョウは春4〜5月、年に1回だけ山野で発生する貴重なチョウです。 ミカドアゲハやアオスジアゲハは南方系のチョウで、年に何回か発生をくりかえし、秋に蛹になったものが越冬します。 |
成虫 クサカゲロウ エサキモンキツノカメムシ ウラギンシジミ |
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冬になっても死なずに成虫の姿でじっと春を待つ虫もいるのです。この小さな、か弱そうなクサカゲロウやエサキモンキツノカメムシもどこかにかくれて越冬します。少し暖かい日には動くこともあります。ウラギンシジミは、ツバキの葉裏にとまったまま、全く動かずに越冬しています。 |
ウスバフユシャク シロオビフユシャク |
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ほかの虫は、みんな冬ごもりしているのに冬にだけ出現する変わったガがいます。電燈のそばや石へいなどにぴったりとまっていました。夜になるとメスを求めて活動します。なんとメスははねが退化して、はねのないガなのです。寒さには強く、3〜5℃くらいでも飛んだりして活動ができる虫なのです。 |
まゆ ウスタビガ ヤママユ 成虫 ウスタビガおすめす |
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よく雑木林などで、こういうマユを見つけることがあります。あっ、ヤママユやウスタビガはまゆ(さなぎ)で越冬しているのであろう、と思われがちですが・・・実はこのまゆはもぬけの空です。秋遅く、成虫は羽化し、卵で冬を越すのです。 |
ヒドリガモ ハクセキレイ エナガ |
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冬の池や川でカモたちがたくさん見られます。ヒドリガモは遠い北国からやってきた冬鳥です。 草原の土をつついていたのは、ハクセキレイでした。 冬の野には尾羽の長いエナガの群れも見られました。 |
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