トンボ・1 サラサヤンマ クロスジギンヤンマ |
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トンボの姿もよく見られるようになりました。 ヤンマの仲間で早く出現するのは、サラサヤンマ、クロスジギンヤンマです。サラサヤンマはハンノキの林の間の道で、行ったり来たりして、小さな虫をとらえていました。クロスジギンヤンマは池の上を同じコースで飛翔していました。いずれも美しいトンボでほれぼれしました。 |
トンボ・2 ミヤマカワトンボ オオシオカラトンボ |
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山里の渓流ぞいには、体の細いカワトンボの仲間のミヤマカワトンボがみられました。 池のまわりでは、ふつうのシオカラトンボより少し大きく色も濃いオオシオカラトンボもみられるようになりました。 |
オトシブミ・1 ヒゲナガオトシブミ | ||||
オトシブミははねのかたい甲虫の仲間です。成虫のめすは木の葉を切りさき、卵を産みつけてから葉をくるくると巻いてゆりかごを作ります。その形が昔の巻紙の手紙に似ているところからこの名がついたようです。 | ||||
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おすの首はとても長く、ひげも長いオトシブミです。 めすはアブラチャンという木の葉をまいて、ゆりかごを作成中でした。この中に卵が産みつけられています。 |
オトシブミ・2 カシルリオトシブミ | ||||
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一番小さなオトシブミです。イタドリという草の葉をまいていました。虫めがねでよくみると、体は紺色で頭は金色でした。 |
オトシブミ・3 ヒメコブオトシブミ | ||||
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カラムシの葉ではヒメクロオトシブミが交尾をしていました。またカラムシの葉を巻いてゆりかごを作成中のめすの姿も発見しました。 このゆりかごは他のオトシブミのゆりかごにくらべてとても大きいものでした。 |
オトシブミ・4 ヒメゴマダラオトシブミのゆりかご エゴツルクビオトシブミのゆりかご |
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成虫は見つかりませんでしたが、エノキではヒメゴマダラオトシブミのゆりかご、エゴの木ではエゴツルクビオトシブミのゆりかごを発見しました。 オトシブミの成虫が中から出てくるのが待ち遠しいです。 |
ラクダムシ オオワラジカイガラムシ | ||||
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ちょっと珍しい虫で、ラクダムシという虫を見つけました。この虫はアミメカゲロウという虫の仲間です。マツ林で見つかる虫です。 また、オオワラジカイガラムシのおすは黒いはねがあります。めすははねがなく、よく、へいの石などにくっついています。 日本では最大のカイガラムシで、他のカイガラムシは2令幼虫になると脚は退化してなくなり、寄生植物に固着しますが、このカイガラムシは2令以後も脚があり、歩いて移動します。 |
ウスバシロチョウ イチモンジチョウ ミスジチョウ | ||||
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低山地に見られるウスバシロチョウは一年に一回、春〜初夏の頃にだけ見られます。シロチョウというとモンシロチョウの仲間と思われがちですが、これはアゲハチョウの仲間です。生きている化石とも言われる原始的なチョウです。 イチモンジチョウはその名のように白いイチモンジの模様があり、ミスジチョウは横三つのすじが特徴です。イチモンジチョウは幼虫の食草スイカズラのまわりで、ミスジチョウは幼虫の食草カエデの木のまわりなどで見かけます。 |
ゴマダラチョウ アカボシゴマダラ | ||||
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ゴマダラチョウは黒と白のまだら模様で、5月頃から見られますが、アカボシゴマダラは最近、湘南地方に人為的に侵入したと思われる中国の蝶の子孫です。春型は白化した個体が多いです。赤い紋もありません。 奄美大島には日本独特のアカボシゴマダラが生息しています。 |
アオバセセリ | ||||
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山里の渓流ぞいに白いウツギの花が目立ちました。その花にアオバセセリという美しい蝶が訪れてさかんに吸蜜していました。 |
カエル ヘビ トウキョウダルマガエル アオダイショウ |
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小川や池はまさにカエルの天国、埼玉県秋ヶ瀬公園ではトウキョウダルマガエルやウシガエルの声がひびいていました。 そっと近づいて、ついにトウキョウダルマガエルの姿をカメラにとらえました。また川の土手で1m余のアオダイショウにも出会うことができました。 |
イワツバメ アオサギ | ||||
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東京の高尾の里では、イワツバメがしきりに飛び交い駅の建物の軒下には数多くの巣があり、そこへ次々とイワツバメが飛んで来ました。子育ての最中なのでしょう。 渓流の河原にアオサギを見つけました。アオサギはぐっと体をのばして、見事に小魚をつかまえました。 |
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