初夏の木の花 ナツツバキ |
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梅雨の合間にナツツバキの白い花が目立ちます。この花はツバキの仲間です。 ふつうツバキの仲間は冬〜春に花を咲かせますが、この木は夏に花を咲かせるのでナツツバキといいます。 木の幹の皮は、ところどころはげているのが目立ちます。 |
初夏の木の実 ヤマモモの実 |
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ヤマモモの木に赤い実がたくさんなっていました。木の下にはうれた実が落ちていました。この実は食べてみると、ほんのりと甘くおいしかったです。 |
野の花 ハマオモト・ヤブカンゾウ |
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白いユリのような花はハマオモトです。南国の花で暖かい地方の海岸などでもよく見られます。 オレンジ色の花はヤブカンゾウです。雑木林の周りなどや、土手などでよく見られます。 |
トンボも出現 コシアキトンボ・ショウジョウトンボ |
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夏にはいろいろなトンボが出現します。 都会の中でも割合よく見られるトンボで、腰のあたりが白く空いているトンボがいます。腰が空いているところからこの名がついたようです。 また、まっ赤なショウジョウトンボ(おす)も見られます。紅いのでアカトンボと思われがちですが、これはアカトンボの仲間ではありません。 |
初夏の高原の蝶たち・1 ウスバシロチョウ |
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ウスバシロチョウは原始的なアゲハチョウの仲間です。低山地では4月下旬〜5月にかけて見られますが、高地(1000mくらい)では発生がおそく、6月に見られました。 |
初夏の高原の蝶たち・2 フタスジチョウ・ウラギンヒョウモン |
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平地ではコミスジという蝶が見られますが、1000mもの高地では、一本白いすじの少ないフタスジチョウが見られました。幼虫はシモツケソウなどを食べて育ちます。 また、ひょうのような紋があり、裏は銀紋の目立つウラギンヒョウモンも花から花へと飛び回っていました。 |
初夏の高原の蝶たち・3 ヒメシジミ・コキマダラセセリ |
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平地ではヤマトシジミがどこにでもよく見られますが、山地ではこのように美しいヒメシジミの姿が見られました。 また、平地のキマダラセセリによく似ていますが、山地ではコキマダラセセリという蝶に出会いました。 |
オトシブミ発見 ゴマダラオトシブミ | ||||
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新潟県の枝折峠(標高1065m)のミズナラの木にオトシブミの揺籃(ようらん)がたくさんついていました。オレンジ色に黒紋のあるオトシブミでした。 |
モリアオガエルの卵塊を発見 | ||
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山の中の木立の葉に白い大きなあわのかたまり(直径20cmくらい)を発見しました。これはモリアオガエルの卵塊です。木の下には小さな池がありました。やがてこの卵塊の中からおたまじゃくしが生まれ、下の池の水の中へ落ちていくのでしょう。 |
燈火(あかり)に集まった蛾たち | ||
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雨の降りしきる中、次から次へと蛾が飛来しました。 小さなシャクガの仲間、ヒトリガ、メイガ、大きなスズメガ、ヤママユガの仲間もやってきました。蛾以外ではヒメバチやコメツキムシ、ウンカなども見られました。 |
ヤママユガの仲間・1 シンジュサン |
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シンジュサンという蛾は、ほんとうに見事な美しい大きなはねをはばたかせて飛来しました。町の中ではあまり見られない蛾です。 |
ヤママユガの仲間・2 オオミズアオ |
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この美しいまるで蝶のようなオオミズアオは蛾です。郊外の緑の多いところでも見られます。 |
スズメガの仲間 クチバスズメ・フトオビホソバスズメ |
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胴が太く、はねはジェット機のように細いスズメガもいきおいよく飛び込んできました。 これらも町中ではあまり見られない種類のスズメガの仲間です。 |
シャクガの仲間 |
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青色鮮やかで、はねの先がとがっている、カギバアオシャクも見られました。 シャクガではこのほかにオオゴマダラエダシャク、ゴマダラシロナミシャク、ツマキシロナミシャク、ツバメエダシャクなどもいました。 |
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