高原の花たち・1 ミズバショウ |
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高原の花として有名なミズバショウは春の花と思われるでしょう。ところが1800m以上の高い湿原では7月半ばにまだミズバショウの花が咲いていました。 白く大きな花のように見える部分は苞です。 |
高原の花たち・2 ワタスゲ ヒオウギアヤメ |
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亜高山帯の湿原にはまっ白の綿毛のワタスゲが風にゆれていました。これは花のあとの果実です。 また、目の覚めるような大型で美しいヒオウギアヤメの花が咲いていました。 |
高原の花たち・3 キヌガサソウ エンレイソウ |
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低木の林の中で8〜10枚の輪生する葉の中心に純白の大きな花が一つ咲いていました。この大きな白い花は花びらではなくガクです。 また、3枚の大きな葉の中心に紫色の花を咲かせているのはエンレイソウで、花のあとには丸い緑色の実がついていました。 |
高原の花たち・4 ゴゼンタチバナ マイヅルソウ ツマドリソウ |
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高原の湿地には背の低い白い花が目立ちます。 輪生の葉の中心に白い花が一つ咲いています。花のあとには赤い実がつきます。 ハート形をした葉がツルが羽を広げたようなのでマイヅルソウという名がついています。 輪生する葉の中から白い七つにさけた花が特徴のツマドリソウです。 |
高原の花たち・5 タカネ(ミネ)ザクラ ウラジロナナカマド |
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亜高山に咲く桜は、7月半ばに咲いていました。その名はタカネザクラで、ミネザクラとも言われています。 この桜の木と混生しているのが白い花を咲かせるウラジロナナカマドです。 |
高原の花たち・6 ヤナギラン ヒヨドリバナ |
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まるでヤナギの葉のような細長い葉に、背の高いピンクの花をいっぱいにつけているのはヤナギランです。 そのまわりには白いヒヨドリバナもいっぱいに咲き、美しい蝶たちが訪れていました。 |
高原の虫たち・1 スジボソヤマキチョウ キアゲハ | ||||
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高原の花には、大型の黄色いスジボソヤマキチョウが次から次へと訪れていました。はねの先がとがった翅型に特徴のある蝶です。 また高原の花から花へ飛びまわり吸蜜していたのは、キアゲハです。この蝶は平地にもいますが、山地にもよく見られます。 |
高原の虫たち・2 オオムラサキ ツマグロヒョウモン |
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高原の中のクヌギの木に大型の蝶が飛来しました。なんとあの国蝶オオムラサキでした。 また、高原の花にはあの南方系のツマグロヒョウモンの姿も見られました。ツマグロヒョウモンは山の上の方へ集まる習性があるようです。 |
高原の虫たち・3 オオウラギンスジヒョウモン クジャクチョウ |
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苗場山のスキー場の草原の花には、オオウラギンスジヒョウモンの姿が多く見られました。 また高山でも見られたクジャクチョウも飛んで来て、山路上ではねを広げ日光浴をしていました。 |
高原の虫たち・4 アサギマダラ |
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ヒヨドリバナの花から花へ、まるで夢の蝶のように浅葱(あさぎ)色鮮やかなアサギマダラが舞っていました。 はねを開いたり閉じたり、その開いた瞬間を何とかカメラにおさめました。アサギマダラは風に乗って遠くまで旅をすることもある蝶として有名です。 |
高原の虫たち・5 イカリモンガ ムラサキトビゲラ |
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まるで蝶のように昼間に飛ぶ山地性のイカリモンガという蛾はシダの葉に産卵をしていました。その瞬間を何とかカメラにおさめました。 また蝶や蛾の仲間ではありませんが、はねに美しい毛の模様をもつムラサキトビゲラは燈火に飛来しました。 |
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