夏の花・1 サルスベリ キョウチクトウ |
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暑い夏の日、紅色のサルスベリ、キョウチクトウの花が目立ちます。蝶や蜂なども訪れていました。 |
夏の花・2 クサギ エンジュ |
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色は淡紅白色のクサギの花や淡黄白色のエンジュの花も夏の花です。 やはり虫たちの吸蜜源になっています。 |
夏の花・3 アサザ キツネノカミソリ |
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夏の池の水面に鮮やかな黄色の花を見つけました。アサザの花です。まわりを体の細いイトトンボの仲間がとんでいました。 林の木の根元に茎だけで葉はない橙色の花、キツネノカミソリを見つけました。ヒガンバナの仲間で花が終わると葉が出てくるのです。 |
甲虫の仲間たち・1 カブトムシ マメコガネ |
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夏の虫の人気者カブトムシはクヌギなどの木の樹液が大好きです。早朝クヌギなどの木の根元で発見できます。 同じ甲虫の仲間でも小さなマメコガネはマメの仲間の葉をかじっていました。 |
甲虫の仲間たち・2 カナブン シロテンハナムグリ クロカナブン | ||||
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カナブンの仲間はカブトムシと同じように木の樹液が大好きです。白い点のあるのはシロテンハナムグリです。 また、真黒なクロカナブンも発見しました。 |
甲虫の仲間たち・3 アカアシオオアオカミキリ ゴマダラカミキリ クワカミキリ |
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触角の長いカミキリムシの仲間を見つけました。 クヌギ林の樹液などにも来る緑色のカミキリはアカアシオオアオカミキリでした。 ゴマダラカミキリは黒と白のまだらもようが特色です。 やや大型のクワカミキリもまだ都心の公園で見られました。 |
セミの仲間・1 ニイニイゼミ ミンミンゼミ アブラゼミ |
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夏は何と言っても、声をひびかせて鳴くセミたちの世界です。 東京付近の平地では、5種類のセミを見つけました。 ニイニイゼミは7月初旬から鳴き出し、8月中旬すぎてもまだ見られました。7月中旬から鳴き出したアブラゼミ、ミンミンゼミは、8月いっぱい鳴いていました。 |
セミの仲間・2 ツクツクボウシ ヒグラシ |
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7月下旬頃からツクツクボウシの声がひびいています。オーシンツクツク、オーシンツクツクと夏が去っていくのを惜しむかのように聞こえます。 7月中旬頃から杉林などで夕方カナカナカナ・・・と美しい声をひびかせるのはヒグラシです。鳴くのはおすだけですが、おすのお腹は空洞で音をひびかせる役目をしています。 |
セミの仲間・3 セミのぬけがら・穴 |
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木の根元には丸い穴がたくさん見られました。アリの穴ではなく、セミの幼虫が土中から地上へ抜け出てきた穴です。木の葉にはセミのぬけがらがたくさんついていました。 |
ハチの仲間 モンスズメバチ ルリモンハナバチ スズバチの巣 |
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大型のスズメバチの仲間は攻撃性も強く、さされると危険です。樹液のところでカナブンといっしょに樹液をすっていました。
建物の壁で泥でつくられたハチの巣を発見しました。巣の型からスズバチと判断しました。中には蛹も見られました。 ルリ色の紋の鮮やかな珍しいハチを発見しました。 |
アブの仲間 シオヤアブ |
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自分の体より大きなニイニイゼミをつかまえ、その体液を吸っているのはムシヒキアブの仲間のシオヤアブです。 ムシヒキアブの仲間はこのように他の虫をとらえ、その体液を吸いとるのです。 |
チョウ・1 キアゲハ アオスジアゲハ |
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キアゲハは高い山地でもよく見られましたが、平地でも見られる北方系の蝶です。 アオスジアゲハは平地に多く、高山では見られません。南方系の蝶です。 |
チョウ・2 ゴマダラチョウ・幼虫 アカボシゴマダラ・卵 |
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平地のエノキのまわりや、樹液などのところへも現れるゴマダラチョウは黒と白のまだらもようの中型のチョウです。このチョウのうしろばねに赤い紋のあるアカボシゴマダラという蝶が最近、東京付近でも見られます。人為的に中国あたりから持ち込まれた外来種で、環境に順応して分布をひろげています。 |
チョウ・3 ミドリシジミ |
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ハンノキ林にいた緑の宝石のようなミドリシジミ。平地では6月下旬〜7月に見られますが、8月に入ってもまだ生き残っていました。めすには4つの型があり、いろいろ見られて楽しかったです。 |
チョウ・4 ムラサキツバメ ツマグロヒョウモン |
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ムラサキツバメは2000年頃から東京の平地に侵入してきた南の蝶です。今夏も8月にその姿を見つけました。同じく最近特に多くなったツマグロヒョウモンもよく見られます。 |
バッタの仲間 ショウリョウバッタ オンブバッタ |
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草むらではバッタも育っていました。首の部分が細長いショウリョウバッタ、特にメスは大きいです。 おすははねをひろげキチキチキチと音を出して飛ぶのでキチキチバッタなどと呼ばれています。 オンブバッタはひと回り小さく、首の部分はあまり長くありません。 |
ウスバカゲロウ | ||||
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林の中の木にぴたりととまっている虫を発見。よく見ると何とウスバカゲロウでした。 乾いた砂地などですりばち状の巣をつくり、アリなどをとらえるアリジゴクが、ウスバカゲロウの幼虫です。 |
トンボの仲間・1 シオカラトンボ リスアカネ ショウジョウトンボ |
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シオカラトンボが交尾をしているのを発見しました。交尾後、めすははなれて、さかんに水面に産卵しました。 リスアカネという希少のトンボも見つけました。まっ赤なショウジョウトンボは夏の池の主役です。 |
トンボの仲間・2 クロイトトンボ ベニイトトンボ モノサシトンボ |
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水面の草上を体の細い小さなトンボが見られました。 体が黒っぽいクロイトトンボ、紅色のベニイトトンボもいました。 少し大きなモノサシトンボは腹部の青紋がものさしの目盛りように見えます。 |
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