チョウの仲間・1 カラスアゲハ |
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クサギの花に黒い蝶が舞い、吸蜜する姿を発見。さっそく、その姿をカメラにおさめました。 青光りのはねをかがやかせたカラスアゲハです。 みなさんの近くの公園などのクサギの木の花に来る蝶も、気をつけて観察してみましょう。 |
チョウの仲間・2 ナガサキアゲハ メス |
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かつては東京では見られなかった南国の蝶ナガサキアゲハも、毎年都心でも見られるようになりました。 東京の都心北の丸公園でも、5月ころから時折見られ、8月中旬には複数舞う姿をとらえました。 メスは後ばねに白い紋がありますが、東京で見られるナガサキアゲハ(メス)の白紋は、南の地方のナガサキアゲハ(メス)にくらべるととても小さいです。 |
チョウの仲間・3 アオスジアゲハ |
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おなじみのアオスジアゲハも、ヤブガラシの花で吸蜜したり、路上の水たまりで吸水したりしていました。暑い夏は蝶も水分がほしいのですね。 |
チョウの仲間・4 スジグロシロチョウ キチョウ |
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この頃都心ではスジグロシロチョウはとても少なくなりましたが、郊外の公園では割合に多く、秋ヶ瀬公園の白い蝶はほとんどスジグロシロチョウでした。 キチョウも舞っていましたが、中にはシジミチョウ並みに小さな個体も見つけました。 |
チョウの仲間・5 ヒメアカタテハ キタテハ | ||||
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ヒメアカタテハは、秋の野でよく見られる蝶ですが、夏にもその姿が見られました。 同じタテハチョウ科のキタテハも、草地でよく見られますが、まだこの時期は夏型のはねをしていました。 |
チョウの仲間・6 コミスジ ヒメウラナミジャノメ |
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秋ヶ瀬公園の草地では、黒に白のすじ3本のコミスジや、蛇の目紋をもつヒメウラナミジャノメがひらひらと舞っていました。 |
チョウの仲間・7 ダイミョウセセリ イチモンジセセリ |
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ダイミョウセセリは、ふつうはねをひらいてとまります。 2頭のダイミョウセセリが、さっと葉の裏にかくれるようにとまりました。私はそっと近づいて、葉の裏を見ると、なんとダイミョウセセリが交尾をしていました。顔を地面につけて、下からその姿を撮影しました。その後葉を裏返してもじっとしていたので、またパチリと撮影できました。 草むらを忙しく飛びまわっていたのはイチモンジセセリです。この頃、急に数が増えたようです。 |
ガの仲間 サザナミスズメ シャチホコガ コシロシタバ |
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木の幹にじっとしているスズメガの仲間のサザナミスズメを発見、夜行性の蛾は近づいてもびくともしません。さっそくカメラにおさめました。 また別の木の幹にぴたりと止まっているシャチホコガやコシロシタバも見つけ、撮影しました。 |
キリギリスの仲間 ヤブキリ ヒメギス |
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大きなエノキの幹に何か緑色の虫がとまっていました。近づいてみると、ヤブキリのオスでした。ヤブキリは他の虫をつかまえて食べたりします。 また草むらでヒメギスも見つけました。 |
ハゴロモの仲間 アオバハゴロモ アミガサハゴロモ スケバハゴロモ |
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よく木の枝で小さなハゴロモがたくさんみつかることがあります。セミに近い仲間で、針状の口で木の汁を吸います。緑色のアオバハゴロモといっしょにアミガサハゴロモもいました。別の木にははねのすきとおったスケバハゴロモも集団でみつかりました。 |
ハチの仲間 ベッコウバチ オオスズメバチ |
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草地の上をさかんに飛んではとまり、何かを探しているようなベッコウバチを見つけました。これは狩りをする蜂で、クモなどのえものをねらっているのです。 木の樹液の出ているところでは、オオスズメバチとサトキマダラヒカゲが仲良くお食事中でした。 |
水生のカメムシの仲間 タガメ 幼虫 卵 |
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タガメはカメムシの仲間で、水中で小魚やおたまじゃくしなどをとらえて針状の口で汁を吸います。 前足はかまのようになっていて、カエルでもつかまえてしまいます。 この頃はとても少なくなって、なかなか出会えなくなりましたが、練馬の稲荷山図書館で飼育しているこの虫に出会えました。幼虫や卵も見ることができました。 |
クモの仲間 ジョロウグモ あみにかかったアブラゼミ |
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アブラゼミがクモの巣にかかっていました。 まだ時々動いて生きています。巣の上の方にジョロウグモがいましたが、なぜかせっかくのえもののところへ行きません。大きなセミが時々あばれるので、小さなクモにしてはおそろしいのでしょうか。 |
陸貝の仲間 ヒダリマキマイマイ |
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林の木の幹で、大きなカタツムリが体をからから出していました。ふつうは右まきのカタツムリをよく見ますが、このカタツムリは、からが左まきのヒダリマキマイマイです。 |
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