野に咲く花・1 ススキ シュウカイドウ タマアジサイ |
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高尾の山路ではススキの穂が出はじめ、赤と白がめだつシュウカイドウの花や、つぼみが玉状のタマアジサイの紫の花が咲いていました。 |
野に咲く花・2 ツリフネソウ |
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山路のわきで、紫紅色のツリフネソウの花が咲いていました。その名のように、船をつったような形をしています。 同じ型で黄色のキツリフネソウもあります。 |
野に咲く花・3 キバナコスモス |
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今、キバナコスモスが盛りです。ナミアゲハが吸蜜に訪れていました。 |
キノコ タマゴダケ |
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キノコの部分(子実体)が卵の殻のような形をした部分から出てくるので、タマゴタケといわれています。傘の部分はあざやかなオレンジ色をしていて、食べることができます。 |
夕日 | ||||
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高尾山頂(599m)でまっ赤な太陽が西の空に輝いていました。日没の時を迎える寸前です。 うす暗くなった木の枝間で、クモの巣にかかったツクツクボウシをみつけました。命のあわれを感じる一瞬でした。 |
ムササビ ムササビの像 食痕 |
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ムササビは昼間は木のうろや建物の屋根裏などでねむっていて、日没30分後に動き出し、高い木に登って、皮膜をはって木から木へ飛翔します。 この姿を一目見たいと、薬王院の境内でじっと待ちましたが、声だけが聞こえ、姿は一部の人が見ただけでした。 飛ぶ姿は写真ではとれませんので、ムササビの像を撮影しました。 |
高尾山頂で出会った虫たち・1 スミナガシ ナミヒカゲ スズメバチ コクワガタ スジクワガタ |
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山頂の樹液の出ているクヌギの木には、スズメバチやナミヒカゲ、スミナガシ、コクワガタなどがみられました。 まさに樹液のレストランで、スズメバチが一番いばっていました。 とても小さなコクワガタ、すじの目立つスジクワガタもみつけました。 |
高尾山頂で出会った虫たち・2 トゲアリ ハイイロチョッキリ |
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木の幹にいる昆虫を探していたところ、胸の部分にトゲを備えたトゲアリを発見しました。巣が近くにあるのか、何匹もうろうろと歩いていました。近くて見ると大きくて立派なトゲをしていますが、じっくり観察しないとトゲアリと見分けるのはなかなか難しいです。 9月頃からドングリが葉ごと切られて地面に落ちているのを見かけますが、それはこのハイイロチョッキリの仕業です。まだ若いドングリに口で穴をあけ、そこに産卵管を差し込んで卵を産みます。その後、幹を噛み切って地面に落としてしまいます。チョッキリという仲間はこうやって幹や葉を切ることから名前が付けられています。 |
高尾山頂で出会った虫たち・3 アリバチ ヒメウマノオバチ イシノミ |
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アリバチはアリにそっくりですが、ハチの仲間ですのでメスにはちゃんと毒針があります。メスには羽根がありませんが、オスは羽根があります。石の手すりの上で歩いているところを見つけました。 尾に長いはりのある、ヒメウマノオバチもみつけました。木の中にいる甲虫の幼虫などに木の上から卵を産みつけ寄生するハチです。 昆虫の中で最も原始的と言われているのがイシノミの仲間です。石場によくいて、ノミ(蚤)みたいに飛びあがるというところから名づけられたといわれています。このイシノミの近くで、手で地面をたたいたら5センチくらい飛び跳ねていました。その様子はまさにノミのようでした。 |
高尾山頂で出会った虫たち・4 トビナナフシ コエビガラスズメ |
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クヌギの葉上でトビナナフシを見つけました。小さなはねをもっています。 イヌツゲの枝で紫色の線のめだつ、ぴんとはった尾角のあるイモムシを発見、これはコエビガラスズメという蛾の幼虫です。 |
高尾山頂で出会った虫たち・5 エゾゼミ オオカマキリ ハンミョウ |
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山地にすむエゾゼミも高尾には見られます。エゾゼミのメスがみつかりました。 オオカマキリもすっかり成長し、虫をねらっていました。山道を美しいハンミョウが、まるで道案内をするように先へ先へと飛んだり歩いたりしていました。 |
高尾山頂で出会った虫たち・6 セスジツユムシ ウマオイ オオゴキブリ |
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キリギリスの仲間では、スィーチョンと鳴くウマオイの声が木の茂みの中から聞こえてきました。そっと近づいて木の枝を懐中電灯で照らすと・・・いました、スイッチョ・・・ウマオイです。 また、自動販売機のあかりのところでセスジツユムシもみつけました。 また暗い山道を歩いている黒い虫発見。クワガタと思ったら、何と山にすむオオゴキブリでした。 |
高尾山頂で出会った虫たち・7 ヤママユ |
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とても大きなヤママユが、参道のわきの手すりにぶらさがっているのを発見しました。カイコと同じようにまゆを作りますが、とても大きなまゆ・・・天然のまゆです。 卵をたくさん産みました。この卵はこのままの姿で秋・冬を過ごし、来夏に育ち、夏の終わりから秋の頃成虫になるのです。クヌギやナラの雑木林で、大きな淡黄色のまゆが見つかることもあります。 |
高尾小下沢で出会った虫たち・8 メスグロヒョウモン ウラギンシジミ キチョウ |
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山地でよくみられるヒョウモンチョウの仲間は、初夏に姿を現し、真夏の盛りには冬眠ならぬ夏眠をしていて、さわやかな秋の到来で夏眠から覚めて活動をはじめます。 メスグロヒョウモンのオスが吸蜜していました。 また、ウラギンシジミは何と人の手にとまり、汗を吸いはじめました。 湿地ではキチョウが3頭も集まって吸水していました。 |
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