つらら 池の氷 しも柱 | ||||||||
![]() | ||||||||
|
||||||||
地中の水分がこおり、土をもちあげて、見事な氷のしも柱が見られました。池には5mmほどの氷が一面に張り、朝日をあびて光っていました。福島県へ出かけた折には、水車小屋のそばでりっぱなつららを見ることができました。 |
ウメの花 リュウノヒゲの実 | ||||
![]() | ||||
|
||||
ウメの花が早くも咲き始めました。あたりに梅の香がほのかにただよっています。 リュウノヒゲの青い実も見事で、子どもたちはまるで宝物を見つけたように喜びました。 |
水の中 トウホクサンショウウオ おたまじゃくし |
||||
![]() | ||||
|
||||
小川の中は、ちょっと見ると何もいないようでしたが、あみですくってみると、なんとサンショウウオやおたまじゃくしが泥の中にもぐっていました。東北地方のトウホクサンショウウオとツチガエルのおたまじゃくしでした。池にいたイモリは陸上にあがって、どこかへもぐっているようでしたが、発見できませんでした。 |
マツモムシ コオイムシ ヤゴ | ||||
![]() | ||||
| ||||
小川の水底の泥の中ではマツモムシ、コオイムシ、ヤゴなども見つかりました。マツモムシは水の中で泳ぎはじめました。寒中はいずれも泥の中へもぐって越冬しているようです。 |
土の中 オオクビボソゴミムシ スズメガ蛹 | |||
![]() | |||
|
|||
がけの土を掘ってみると、ゴミムシやムカデなどが出てきました。また土の中から大きなスズメガの蛹も出てきました。 |
木の皮の下 ヤニサシガメ ベニヒラタムシ | ||||
![]() | ||||
|
||||
松の木の皮の下では、ヤニサシガメや紅色鮮やかなベニヒラタムシなどが見つかりました。 ヤニサシガメは体を寄せ合って集団をつくっていました。 |
板の裏・葉裏 オオトビサシガメ ツマグロオオヨコバイ |
||||
![]() | ||||
|
||||
木の板の裏では、オオトビサシガメを発見しました。また木の葉裏にはツマグロオオヨコバイが静かにとまっていました。 |
木の幹 ヨコヅナサシガメ ヒメカマキリの卵嚢 ヨツモンカメムシ キノカワガ |
||||
![]() | ||||
|
||||
木の幹ではヨコヅナサシガメが集団になっていました。またヒメカマキリの卵嚢もついていました。 ヨツモンカメムシは珍しいカメムシですが、冬にはメタセコイアなどの木のくぼみなどに集団でかくれているようです。 また木の皮そっくりのキノカワガも幹にとまっていました。ちょっと見ても木と見分けがつかないほどです。 |
木の根元の葉裏 オオムラサキ幼虫 ゴマダラチョウ幼虫 トホシカメムシ エサキモンキツノカメムシ |
|||||
![]() | |||||
|
|||||
大きなエノキの根元には、国蝶オオムラサキの幼虫、ゴマダラチョウの幼虫、大きなトホシカメムシ、ハートマークのエサキモンキツノカメムシなどを発見しました。いずれも枯葉にぴったりくっついて春まで眠りつづけます。 |
キジョランの葉裏 アサギマダラ幼虫 |
||||
![]() | ||||
|
||||
キジョランの葉裏で、アサギマダラの小さな幼虫を発見しました。丸い食こんのあるところをさがすと、葉裏にかくれていました。卵も1つ見つかりました。アサギマダラの成虫は、旅をする蝶としても有名です。 |
冬限定の虫 |
||||
![]() | ||||
| ||||
冬限定・・・冬にだけ出現するフユシャクの仲間も発見しました。普通の虫は15℃以下ではほとんど動かなくなりますが、フユシャクは寒さに強く、2〜3℃でも飛びます。 めすははねがないか、あってもすごく小さく、そのかわり足が長く発達しています。フェロモンを出しておすをよびます。 |
まゆ |
||||
![]() | ||||
| ||||
いろいろな蛾のまゆが見つかりました。 ヤママユガの仲間のヤママユ、クスサン、ウスタビガのまゆは、いずれも中はからです。夏〜秋にかけて成虫は羽化し、卵を産みます。冬は卵で越すのです。 イラガのまゆには蛹が入っています。 |
木の葉裏・板塀 ウラギンシジミ スジグロシロチョウ蛹 |
||||
![]() | ||||
| ||||
ツバキの木の葉裏には、ウラギンシジミがじっととまって冬を越していました。11月頃から、葉裏にしっかりとつめをたててとまり、3月頃まで眠りつづけます。そのあいだに乾燥や風雨に耐えられず、落下して死んでしまうものも多いのです。 スジグロシロチョウはモンシロチョウによく似た白い蝶です。蛹の姿でじっと春を待っています。 |
『自然と友だち』バックナンバーはこちら 『北の丸公園の自然HP』バックナンバーはこちら 『自然との出会いHP』バックナンバーはこちら |