早春の野草たち・1 ナズナ ホトケノザ(サンガイソウ) |
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野では春の七草・・・ナズナが咲いていました。ここにのせた野草ホトケノザ(サンガイソウ)は、春の七草ではありません。春の七草のホトケノザはコオニタビラコです。 |
早春の野草たち・2 ハルノノゲシ カントウタンポポ |
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早春の野に黄色い花が目立つようになりました。 少し背の高いのはハルノノゲシ。地面にぴったりはりついて、そこから黄色い花を開いている、皆さんご存知のタンポポの花も見られるようになりました。外来種のセイヨウタンポポが多い中で、けなげに日本古来のカントウタンポポも、都会の真ん中で健在でした。 |
早春の木々の花・1 マンサク ジンチョウゲ |
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糸のように細い黄色の花はマンサクです。春になるとまず咲く…というところからこの名がついたようです。 どこからか、とてもよい花の香りがしてきました。香りの元へたどりついてみると、ジンチョウゲでした。まさに春の香り。みなさんもぜひ、ジンチョウゲの花を見つけてみましょう。 |
早春の木々の花・2 ヒイラギナンテン サンシュユ |
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葉がヒイラギのようにぎざぎざがあり、黄色い小さな花がいっぱいのヒイラギナンテン…そっと花に鼻を近づけると、とてもよい香りが感じられました。 小さな黄色い花が咲き出しているのは、サンシュユです。「春黄金花、秋サンゴ」といわれるように、春は黄金の花ざかりになり、秋にはまるで赤いサンゴそっくりの実をつけます。 |
目覚めた蝶たち・1 ウラギンシジミ モンキチョウ |
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なんと2月14日、公園の中を飛ぶ白い蝶を発見。でもモンシロチョウではなく、はねの裏が白いウラギンシジミでした。成虫で冬越しをしていたのですが、あまりの暖かさに目が覚めてしまったのです。 川の土手では、モンキチョウが何匹も舞っていました。モンキチョウは幼虫で冬を越し、早くも蛹化して、このところの暖かさで羽化してしまったのです。いつもの年より二週間早い出現です。 |
目覚めた蝶たち・2 ヤマトシジミ |
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春の陽を浴びた公園のなだらかな斜面をしきりに舞う、青白い小さな蝶。しかも5頭も飛んでいました。ヤマトシジミの出現です。東京付近では、例年は3月初〜中旬にやっと見られる蝶です。 |
目覚めた蛾たち フサヤガ トリバガ |
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公園の木に何かぶら下がっている…どうも虫らしいです。そっとつついてみると、生きている蛾でした。手の上へのせると暖まってきたのか、小きざみに体を動かしました。フサヤガという蛾で秋に羽化したものが成虫越冬しているのです。 また公衆電話のボックスの中で、まるで十字架のような白い小さな蛾を見つけました。鳥のはねのように細かく分かれています。トリバガ科の一種です。もし見つけたら、虫めがねでよく体を観察してみましょう。 |
目覚めた南国の蝶・蛾 バナナセセリ シタベニスズメ | |||||
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昨年の秋に、沖縄で採集してきた蝶の幼虫・バナナセセリや、蛾・シタベニスズメが羽化しました。もう沖縄ではきっとたくさんの蝶や蛾が出現しはじめた頃でしょう。 ※幼虫の写真は「自然と友だち」No.28に掲載。 |
池の中はカエルの天国 アズマヒキガエルの交接 卵塊 |
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池の中でも、ヒキガエルたちが声を上げながらさかんに交接しているのを発見しました。水の中では、ヘビのように長い卵塊がたくさん見つかりました。 |
野鳥たち ヤマガラ シメ | |||||
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木々のこずえから、少し甘ったるい「チーチー」という野鳥の声が聞こえました。ヤマガラです。美しく、とても人になれやすい野鳥です。ヤマガラの近くでえさを手にしていると、近寄ってきてえさをとっていきます。 また、飼鳥の文鳥のように口ばしが太く、尾の白が目立つシメも都会の真ん中で見つけました。 |
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