次々と開く木の花たち・1 アセビ ミツマタ |
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白い鈴が連なっているようなアセビの花、三つに分かれた枝の先に咲く、その名の通りミツマタの花。ちょっと気をつけていると、次々に発見できて楽しいです。 |
次々と開く木の花たち・2 コブシ ハクモクレン |
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ソメイヨシノザクラの開花の前に咲きそろうのが、白い花のコブシ、ハクモクレンです。よく似ていますが、花の開き方を比べてみると区別がつきます。コブシの花の方が少し小さいです。 |
次々と開く木の花たち・3 ヒュウガミズキ トサミズキ |
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垂れ下がるように咲く、黄色いヒュウガミズキとトサミズキ。よく似ていますが、トサミズキの方が、ひとまわり花が大きいです。 |
次々と開く木の花たち・4 ユキヤナギ ヤブツバキ |
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しだれの枝に小さな白い花をいっぱいつけているのは、柳のようなユキヤナギです。 赤い大きなヤブツバキの花も盛りです。 |
次々と開く木の花たち・5 モモ |
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弥生三日、お雛さまとモモの花はつきものです。春の陽を浴びてモモの花もいっぱい咲いていました。ウメ、モモ、サクラの花はどれも似ていますが、よく比べてそのちがいを見つけてみましょう。 |
次々と開く木の花たち・6 ソメイヨシノ |
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さて、よく桜の開花予想や宣言などが気象庁から出されますが、これは各地のソメイヨシノという種類の標本木(基準)が数輪咲いたのを確認し、報道されます。今年の開花予想は、東京付近では、はじめは3月24日でしたが、さらに早まり3月21日とされました。そして3月21日、東京の靖国神社の標本木のソメイヨシノ数輪の開花が確認され、気象庁より開花宣言がなされました。日本西南地方でもどんどん開花が始まっているようです。見頃は1週間から10日後くらい、3月下旬満開の予定です。 |
可憐な野の草花 セイヨウタンポポ カラスノエンドウ |
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野の花も次々と咲き始めています。セイヨウタンポポも黄色い花を咲かせ、すでに花が終わったあとにタンポポの綿毛(種子)が風にゆれていました。 カラスノエンドウのピンクの花も目立つようになってきました。 |
春の野の花咲き始める カタクリ ニリンソウ |
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桜(ソメイヨシノ)の開花の頃、雑木林の中でひときわ美しく目立つカタクリ・ニリンソウの花が早くも咲き始めていました。東京地方では、3月下旬〜4月上旬が見ごろになるでしょう。 |
動きはじめた虫たち クロウリハムシ | ||||
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日だまりで、小さな青黒い羽根と黄色の体のクロウリハムシを見つけました。暖かくなるとさかんに飛び回り、気をつけていればすぐに見つかります。 |
春の天使、ついに出現 モンシロチョウ ベニシジミ |
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2月下旬〜3月上旬にかけて、東京付近では天候不安定で、最高気温も10℃をあまり超えず肌寒い日がつづきました。モンシロチョウの出現もなかなかありませんでしたが、3月15日、うららかな春日和となり、ついにその姿を発見しました。 川の土手の草原ではベニシジミも見つかりました。 |
恋のアプローチ 吸蜜 キタテハ |
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川の土手の草原では、成虫で越冬したキタテハがさかんに飛び交い、日光浴をしたり、タンポポの花で吸蜜したりしていました。めす蝶が草にとまっているところにおす蝶が飛来し、ぴったり寄り添って恋をささやきましたが、めす蝶の気に召さず、ふられてしまい、哀しく飛び去っていきました。 |
ぶじ越冬し、春の陽を浴びる蝶 ルリタテハ ウラギンシジミ |
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秋に成虫になったルリタテハもウラギンシジミも、寒い冬の間は、木の穴や葉の裏などにかくれて冬眠しつづけていましたが、春の陽気とともに目覚め、春の陽をいっぱいに受けていました。やがて食草に産卵し、生命をつなげていくのです。 |
あわれ、食べられたアゲハの蛹 | ||||
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もう3月ともなり、アゲハチョウの蛹は、4月には成虫になるところでした。メルマガ216号(自然と友だちNo.31)で紹介した静かに眠っているチョウの蛹(アゲハチョウ)が、3月15日に観察したところ、なんと!尾端を残してなくなっていました。おそらく、野鳥にでも食いちぎられたものと思います。あと少しのところで、こういう悲劇もあるのです。 |
孵化をはじめたカメムシ クヌギカメムシ |
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メルマガ216号(自然と友だちNo.31)で紹介した、あのクヌギカメムシの卵は、春の訪れとともに孵化をはじめ、小さなクヌギカメムシが誕生していました。やがて木の芽が伸びることには散っていくことでしょう。 |
春の野鳥たち・1 シジュウガラ |
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春は野鳥の恋の季節。20mほどの木のてっぺんで「ツィッピー、ツィッピー」と元気よくさえずるシジュウガラの姿をとらえました。 |
春の野鳥たち・2 ヒヨドリ |
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キャベツ畑に数羽のヒヨドリが群れていました。そしてよく見ると、キャベツの葉をさかんにつついて食べていました。畑のカリフラワーの葉もヒヨドリに食べられ、散々なありさまでした。 |
春の野鳥たち・3 ムクドリ シメ |
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ムクドリも群れになって土手の草間でえさをあさっていました。 林の中では、シメの群れを見つけました。木の枝に数羽とまっていました。 |
春の野鳥たち・4 おしゃれな美鳥 ヒレンジャク |
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こんなに美しいおしゃれな野鳥もいるのです。ヒレンジャクとは名の通り、尾胸の先端が緋色です。シベリア南東部で子育てをし、冬は日本へもやってきます。期間限定の美鳥で、エノキに寄生したヤドリギの実を食べにやってきます。この鳥の姿を求めて、野鳥愛好家がカメラをもって大勢来ていました。 |
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