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ヤマフジ ナツミカン |
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公園などで見られるフジとはまたぐっと趣を変える里山の中の野フジが、新緑のなかで自然のままの美しさを見せてくれました。 ナツミカンの実はまだ木に見られますが、もうすでに今年の新芽の先には、白い花が咲きだしました。やがて、花のあとに新しい今年のナツミカンの実がつくのです。 |
ニワゼキショウ コヒルガオ |
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草地に紫色のかわいらしい花をつけているのはニワゼキショウです。 また、アサガオの花のようなコヒルガオも初夏の日を浴びて咲いていました。 |
キハナショウブ アヤメ アイリス |
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いよいよキハナショウブも咲きだしました。紫色のアヤメの花も見られます。アヤメの仲間の花はみんなよく似ています。花だんでは、アイリス(ドイツアヤメ)の花が目立っています。 |
ナミアゲハ キアゲハ |
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いよいよアゲハ登場の季節です。ハルジオンやツツジなどの花でよく見かけるようになりました。ナミアゲハとキアゲハはよく似ていますが、比べてどこがちがうか調べてみましょう。 |
アオスジアゲハ ウスバシロチョウ |
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アオスジアゲハは飛び方がとても速く、高い木のうえにいたかと思うと、さっとおりてきてハルジオンなどの花にとまります。 里山では、ウスバシロチョウが日を浴びてゆるやかに舞い、ハルジオンなどの花で吸蜜していました。このチョウはモンシロチョウなどの仲間と見られがちですが、アゲハチョウの仲間なのです。一年に一回だけ春〜初夏の頃に出現します。 |
オナガアゲハ カラスアゲハ |
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山里の渓流沿いに咲いているツツジの花にオナガアゲハやカラスアゲハが訪れていました。オナガアゲハは、クロアゲハに似ていますが、山地性のチョウで、尾上突起がその名のように長いのが特徴です。カラスアゲハははねの表が青光りします。 |
トラフシジミ サカハチチョウ |
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渓流沿いの山道で小さく美しいシジミチョウを発見、はねの裏面が虎符(トラフ)模様のトラフシジミです。 また、草のうえや水分を含んだ土のうえで、サカハチチョウも見つけました。さかんに水分を吸収していました。 |
コアオハナムグリ クマバチ |
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甲虫の仲間で緑色をした小さなコアオハナムグリがハルジオンなどの花でよく見られました。 また、クマバチも花にやってきました。クマバチは空中でホバリング(空中で一か所にとどまる状態)をしているところも見られます。 |
クロスジギンヤンマ 産卵 ぬけがら |
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池の水面の水草にとまって産卵をしているクロスジギンヤンマを見つけました。そばの水草の茎にクロスジギンヤンマのぬけがらも見られました。水中で生活していたヤゴがいよいよ羽化し、そしてまた新たな生命をつなげていくのです。 |
ミヤマカワトンボ ヒガシカワトンボ(有色型 透明型) |
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体の細いカワトンボの仲間で、少し大型のミヤマカワトンボを発見しました。はねの先の白い斑点があるのはメスです。(オスは赤) 少し小型のヒガシカワトンボは、はねの美しい有色型と、透明型があります。 |
ヒメクロオトシブミ ルイスアシナガオトシブミ | ||||
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里山の木々の葉をつづって、その中へ卵を産むオトシブミの仲間を探しました。アカシデの葉では、ヒメクロオトシブミ、ケヤキの葉では、ルイスアシナガオトシブミを見つけました。 |
ヒゲナガオトシブミ カシルリオトシブミ | |||||
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アブラチャンの木の葉でとてもひげが長く、小さなオトシブミのなかでは最大のヒゲナガオトシブミを見つけました。葉を上手に巻き、揺籃(ようらん)を作成中でした。また、一番小さなカシルリオトシブミもイタドリの葉で見つけました。 |
イタヤハマチョッキリ | ||||
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成虫の姿は見られませんでしたが、カエデの木の葉で、イタヤハマチョッキリというオトシブミの揺籃(ようらん)を見つけました。オトシブミの揺籃を見つけたらぜひ拾って、湿り気を絶やさぬように注意し、成虫が出てくるのを観察しましょう。 |
モンシロチョウ幼虫 アオムシコマユバチ幼虫 さなぎ | |||||
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モンシロチョウの幼虫もキャベツ畑の葉を食べて育っていました。ところが、アオムシの身体の中から、なんと、小さな虫がたくさん這い出してきました。やがて黄色い繭(まゆ)をつくりました。これはアオムシに寄生するアオムシコマユバチの繭なのです。どんな虫が出てくるでしょう。 |
オオムラサキ 幼虫 フチグロトゲエダシャク 幼虫 | ||||
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日本の国蝶オオムラサキは7月ごろに出現します。飼育している幼虫は、脱皮してエノキの葉を食べています。フチグロエダシャクは3月ごろ発生する昼蛾ですが、飼育している幼虫は、サクラの葉を食べて育っています。夏〜秋〜冬を蛹で越し、来年3月初めに羽化します。 |
子ガエル | ||||
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3月ごろに産みつけられたアズマヒキガエルの卵からふ化したおたまじゃくしは、2か月あまり経った現在、そろそろ後ろ足、前足が出て小さな子ガエルに変身しています。 |
クガヒル ヒダリマキマイマイ ミスジマイマイ | ||||
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雨の降った山道で大きなミミズ・・・いや、これはミミズではなく、クガヒルという大きなヒルです。このヒルは、血を吸うのではなく、ミミズなどを見つけると、まるのみしてしまうのです。 また、ヒダリマキマイマイと、ミスジマイマイというカタツムリも見つけました。その名のように、巻き方がちがいます。 |
イワツバメ | ||||
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里山の田んぼのうえを元気よくイワツバメが白い腹を見せて飛び交っていました。でもときどき、田のうえへ一羽がとまると、ほかのイワツバメもさっとおりてきて、土をくわえていました。この土も巣づくりの材料になるのです。 |
イタチ | ||||
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これは大発見です!草むらから現れたのは、なんと、イタチ・・・山道のうえのトカゲをねらって出てきました。シャッターチャンス!息をころして、シャッターをきりました。まさに、野生動物との出会いは、よほど運がよくなければないことです。トカゲのシッポらしきものがとびはねていました。 |
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