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| タイサンボク ヤマボウシ アジサイ |
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| 梅雨の時期に白の大輪のタイサンボクの花やヤマボウシの花が鮮やかです。 また色とりどりのアジサイの花も目立ちます。 |
| キハナショウブ ドクダミ コヒルガオ |
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| 水辺にはキハナショウブ、草原ではドクダミの白い花が一面に咲いています。ちょっと強い香りのするドクダミは薬草としていろいろと利用されます。 垣根ではつるをのばしてアサガオのような形の花を開かせている野草のコヒルガオもよく見られます。 |
| 小麦 ムラサキツユクサ |
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| 畑では麦が実り、野辺では紫色鮮やかなムラサキツユクサが目立ちます。 |
| ギフチョウ ヒメギフチョウ |
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| まさにこの時期は、いっせいに幼虫が育つ時期です。春の女神ギフチョウや、ヒメギフチョウも順調に育ち、蛹になりつつあります。しかし、これらのチョウはすぐに夏に羽化するのではなく、来春まで蛹の姿で眠っているのです。 |
| キアゲハ 幼虫・蛹 | ||||
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| アシタバの葉でまんまるいキアゲハの卵を見つけ、育ててきましたが、とうとう蛹となり、そしてキアゲハの夏型が羽化しました。 |
| ナミアゲハ | |||||
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| ミカンの葉で卵や幼虫がよく見られました。小学生たちは、大事に大事にこの幼虫を育て、脱皮の事実や、糸をはく様子、蛹になる様子など、たくさん発見しました。蛹からいよいよアゲハチョウが羽化し、育てたチョウを自然に放したときの感激は、命の尊さを感じさせる授業として心に残るものでしょう。 |
| ツマキチョウ | |||||
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| 春にのみ出現するツマキチョウの幼虫は、ムラサキハナナの葉ではなく、実を食べて育ちました。実についていた幼虫は、まるで実のようで見事に植物に溶け込んでいるようでした。蛹も、まるで草のとげのような感じです。この蛹も夏、秋、冬と、蛹の姿で眠ったまま過ごし、春に成虫になるのです。不思議なことに次の年の春に羽化せず、まる2年、3年かかって羽化する個体も確かめられています。 |
| オオウラギンスジヒョウモン | |||||
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| スミレを食べるオオウラギンスジヒョウモンの幼虫を友人からいただき、育ててみました。やがて蛹になりましたが、アゲハの蛹のように胸部、尾部の固定ではなく、尾端のみ固定でまさに逆さにぶらさがっています。ついに成虫も羽化し、やがて夏の野に舞飛ぶことでしょう。このチョウは夏の間にどこかにかくれて夏眠し、秋にまた出現し、活動するチョウです。 |
| オオムラサキ | |||||
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| 日本の国蝶として有名なオオムラサキもこの梅雨時に幼虫が育ち、やがて夏の雑木林で活動します。大きな角をもつ幼虫もエノキの葉をしっかり食べてかなり大きくなりました。 |
| キタテハと遊ぶ | ||||
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| キタテハというチョウが飛んできて手の上にとまりました。なにをしに来たのでしょう。よく見ると口をのばしてさかんに汗を吸っているようです。なんとこのキタテハは30分ほどずっと手から離れず・・・この間キタテハと遊ぶことができました。 |
| この虫なあーに? ふわふわの白い虫 小さな虫の群れ |
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| ゴマギという、ゴマのにおいのする木の葉裏にふわふわの白い虫を発見・・・。ところが、このふわふわの白いものは、さわるとすぐとれて中から幼虫がでてきました。・・・調べてみると、ミツクリハバチの幼虫のようです。 またバラ科のほかの木の葉を食べている幼虫の群れを見つけました。これもハバチの仲間、チュウレンジハバチの幼虫です。 |
| テントウムシ | ||||
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| 葉の上についている丸い蛹を見つけました。ケースに入れておいたところ、数日してテントウムシが羽化しました。ぜひ野でこのような蛹を見つけたらケースに入れてテントウムシの誕生を観察してみましょう。 |
| ナナフシ ジガバチ |
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木の葉上ではねのない、まるで細枝のようなナナフシを発見しました。この虫は野へ出るとよく見つかります。 ジガバチが土の上をあっちへ行ったり、こっちに来たり、歩き回り、やがて小さな穴のところで少しもぐっては中の土を掘り、これを何十回も繰り返していました。やがて獲物(イモムシ)をつかまえたらこの穴のなかへ引きこみ、産卵をすることでしょう。 |
| アズマヒキガエル 子ガエル おたまじゃくし 親 |
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| この梅雨どきには、池にあんなにたくさんいたおたまじゃくしの姿はもう見られなくなっていました。そうです。みんな小さな1cmくらいの子ガエルになって、草地にもぐってぴょんぴょんはねていました。これから小さな虫などを食べて育ち、だんだん大きなカエルに成長するのです。 |
| ウシガエル | ||||
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| 日本のカエルの中では最大のウシガエルは、食用ガエルともいわれ、アメリカから食用のため取り入れたものです。おたまじゃくしもとても大きく(5〜8cm)なり、子ガエルでも3〜4cmくらいです。ブーブーブーと、まるで豚か、牛が鳴いているような不気味な声で鳴きます。警戒心が強く、すぐ池に潜ってしまうのでなかなか写真が撮れませんでした。運よく目の前にウシガエルを発見、シャッターをきりました。 |
| メダカ | ||||
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| 池の水面をスイスイと、目の大きい黒メダカが泳いでいました。黒メダカは稀少種ですが、最近割合よく見られるようになりました。農薬をさけ、できるだけ自然状態を回復するよう努めることは、とても大切なことです。 |
| アオダイショウ カナヘビ |
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石塀の上をくねくねと這い上がるアオダイショウの姿を発見!カメラにおさめました。 ちょろちょろと動くカナヘビの姿も見られました。 |
| 木の葉の上で小さなカタツムリ 地上でヒダリマキマイマイ |
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梅雨時の主役のようなカタツムリは雨降りのときに石塀やアジサイ、キャベツなどの葉で見つかります。木の葉の上で、小さな小さなカタツムリも発見しました。 また、草むらの地面で大きなカタツムリ、ヒダリマキマイマイも見つけました。よく見られるカタツムリは、貝殻が中心から右巻き(時計の針と同じ)のものが多いですが、この種類のカタツムリは逆巻きなのです。 |
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