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ミツマタの花 アカバナミツマタの花 |
レンギョウの花 | チョウセンレンギョウの花 シナレンギョウの花 |
ハナズオウの花 | |
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ハナミズキの花 | ヤマブキの花 | |||
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カントウタンポポの花 トウカイタンポポの花 |
カンサイタンポポの花 シロバナタンポポの花 |
セイヨウタンポポの花 | オドリコソウの花 ヒメオドリコソウの花 |
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キランソウ(ジゴクノカマノフタ)の花 | ムラサキケマンの花 | ハナニラの花 | ハナダイコンの花 | |
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シャガの花 | ||||
ミツマタの花のいろいろ 【ジンチョウゲ科】 | |
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★ミツマタの花:数本の幹を根元から生え上がらせて、枝を3本ずつ分けながら伸びています。葉が出る前に、枝の先の方に、蜂の巣のような形の花の蕾のかたまり(頭状花)をつけています。花は、蕾のかたまりの外側から順番に開いていきます。 花には、先が4つに裂けている筒形のがく(内側は黄色)・おしべ8本・めしべ1本が見られます。 ★アカバナミツマタの花:幹や枝の様子はミツマタと同じですが、開いた花の内側の色が紅色をしているところが違います。 |
レンギョウの花のいろいろ 【モクセイ科】-1- | |
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★レンギョウの花:3~4月にかけて、短い柄(約1cm)に支えられた黄色い花を1か所に1~3花ずつ咲かせています。 花には、先が褐色をおびた黄緑色のがく筒の先が深く4裂したがく片・黄色い花筒の先が深く4裂している花びら(丸みのある長いだ円形で約1.5cm)・おしべ2本(めしべより短い)・めしべ1本(おしべより長く伸び出ている)が見られます。 |
レンギョウの花のいろいろ 【モクセイ科】-2- | |
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★チョウセンレンギョウの花:他のレンギョウより花は大柄で、花には、黄緑色のがく筒の先が深く4裂したがく片・濃い黄色の花筒の先が深く4裂している花びら(中広のだ円形で約1.8cm)・おしべ2本・おしべの下に隠れるような姿でついている短いめしべ1本が見られます。 ★シナレンギョウの花:葉を交えながら黄色い花を1か所に1~3花ずつ咲かせています。 花には、褐色をおびた黄緑色の筒先が4裂しているがく片・濃い黄色の筒先が深く4裂している花びら(細長いだ円形で、約1.5cm)・おしべ2本・おしべより長く伸び出ているめしべ1本が見られます。 |
ハナズオウの花 【マメ科】 | |
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葉が出る前に幹や枝のところどころに紅紫色の小さな花(蝶が飛んでいるように見える蝶形花=ちょうけいか)を群がるように咲かせています。 花には、がく筒の先が浅く5つに裂けたがく片・形がふぞろいの花びらが5枚(上に立っている旗弁1枚、横向きについている翼弁2枚、舟のへさきのような舟弁=ふなべん2枚)・おしべ10本・めしべ1本が見られます。 |
ハナミズキの花 【ミズキ科】 | ||
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4月初めに、枝先についていた冬芽から、紅色の4枚の花弁状のものを開いた大きな花が開きました。この花びら状のものは苞(ほう)というものです(苞が3枚以上集まったものを総苞=そうほうという)。総苞の真ん中には、黄緑色の小さな花の集まり(10~20花)が見られます。 花には、極めて小さながく・花筒の先が4裂した黄緑色の花びら・おしべ4本・めしべ1本が見られます。 |
ヤマブキの花 【バラ科】 | |
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幹は根もとからたくさん生え出して緑の枝を伸ばしながら育ちます(古くなると褐色になる)。枝には縁に大きなギザギザと小さなギザギザ(重鋸歯=じゅうきょし)のある卵形の葉を2列に互生しています。 花(花径約3.5cm)は、小枝の先に一つだけ咲いていますが、花には、短いがく筒の先が深く5つに裂けているがく片・花びら5枚(先にくぼみがあり、下には出っ張り=花爪=はなづめがある)・おしべ多数・めしべ1本が見られます。 |
タンポポの花のいろいろ -1- 【キク科】 | |
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タンポポの花(頭状花)は内外2層の緑色の総苞(そうほう)に取り巻かれています。種類によって、その総苞に特徴が見られます。 ★カントウタンポポの花:外側の総苞片の長さが、内側の総苞片の長さの半分より短く、苞片の先には三角状の出っ張り(突起)が見られます。 ★トウカイタンポポの花:外側の総苞片の長さが、内側の総苞片の長さの半分より長く、苞片の先には三角状の出っ張り(突起)が見られます。 |
タンポポの花のいろいろ -2- 【キク科】 | |
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★カンサイタンポポの花:外側の総苞片の長さが、内側の総苞片の長さの半分かそれ以下の長さで、総苞片の先の出っ張り(突起)は小さく細くとがっています。 ★シロバナタンポポの花:花の色が白っぽく、外側の総苞片が内側のものより短く、外側のものがやや外に開いています。総苞片の先には出っ張り(突起)が見られます。 |
タンポポの花のいろいろ -3- 【キク科】 | |
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★セイヨウタンポポの花:-1-・-2-で取り上げたタンポポはどれも日本生まれのタンポポですが、このタンポポは、ヨーロッパから入って来た帰化植物です。日本生まれのタンポポは、春にしか見られませんが、このタンポポは、1年中見られます。 総苞片は、内側のものは立っていますが、外側のものはみな下の方に反り返っているところが日本生まれのものと大きく違っているところです。 |
オドリコソウとヒメオドリコソウの花 【シソ科】 | |
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★オドリコソウの花:葉の縁にギザギザ(鋸歯=きょし)がある、先がとがった卵形の葉を対生しています。 花は、白か淡い紫色の唇(くちびる)形をしており、葉の脇に茎を取り巻くように輪生しています。花には、がく筒の先が5裂しているとがったがく片・口を大きく開いたような花びら(下がわのものは3つに割れている)・おしべ4本(内2本は長い)・めしべ1本が見られます。 ★ヒメオドリコソウの花:心臓形で縁に円みのギザギザ(とがっ=きょし)のある葉を対生させています。下の方の葉は長い柄があり、まばらについていますが、上の方の葉は柄が短く込み合ってついています。 花は小さくてあまり目立ちませんが、上の方の葉の間に唇(くちびる)形の淡い紫色の花を咲かせています。花には、筒先が5つに裂けて縁に毛が生えているがく片・上下に開いている淡い紫色の花びら・おしべ4本・めしべ1本が見られます。 |
キランソウ(ジゴクノカマノフタ)の花 【シソ科】 | |
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地面にへばりつくようにして周りに葉を広げていますが、地面をはっている茎についている葉は対生で、葉の縁には荒いギザギザ(鋸歯=きょし)が見られます。葉の色は濃い緑色ですが、少し紫をおびています。茎にも葉にも縮れた毛が生えており、地面をはいながらよくふえます。 花には、がく筒の先が5つに裂けたがく片(毛が生えている)・唇(くちびる)形の濃い紫色の花びら・おしべ4本(2本は長い)・めしべ1本が見られます。 |
ムラサキケマンの花 【ケシ科】 | |
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茎は少し角張っています。葉は、長い柄の先が2~3回羽状に分かれていて深い切れ込みのある複葉(3~8cm)です。 茎の先には紅紫色の細長い唇(くちびる)形に開いている花(1.2~2cm)をたくさんつけています。花は、1~1.5cmの柄に支えられており、つけ根には先が細かく切れ込んでいる小さな苞葉が見られます。 花には、花びら(もとの方に袋状の出っぱり=距=きょがあり、先の方は上弁1枚、側弁2枚、下弁1枚に分かれている)・おしべ6本(3本ずつ下の部分がくっついている)・めしべ1本が見られます。 |
ハナニラの花 【ユリ科】 | |
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細長い葉を地面に広げて、その間から花をつける茎を出しています。花茎の先の方には、もとがくっついていて向き合っている2枚の薄い膜状の苞葉(ほうよう)があり、その上に花をつけています。 花は下の方はくっつき合って筒になっていますが、上の方は内外3枚ずつの花びら状のものが分かれています。外側のもの3枚は「がく」にあたり、内側のもの3枚は「花びら」にあたります。このようにがくと花びらが区別できにくいものを花被(かひ)といい、外側のものを外花被(がいかひ)、内側のものを内花被(ないかひ)といっています。花被の色は、白から淡い紫までいろいろですが、紫色の中央の脈が目立ちます。花筒の中にはおしべが6本(花の口近くに3本、底近くに3本)・めしべ1本(先が3本に分かれている)が見られます。葉にも花にもニラの臭いがあります。 |
ハナダイコンの花 【アブラナ科】 | |
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下の方の葉には柄があって、大根の葉のような深い切れ込みがありますが、上の方の葉には柄がなく、だ円形で、葉のもとの方は二またに割れていて、茎を取り巻くようについています。 花は、茎の先の方に集まっており、青紫色の花を下から上に向かって咲き上がらせていきます。花には、青紫色の細長いがくが4枚・青紫色のスプーン形をした花びらが4枚・おしべが6本(葯=やくの先がとがっていて反っている長い4本がのぞいており、短い2本はかくれている)・めしべ1本が見られます。 ハナダイコンは他の名を、ショカッサイやムラサキハナナともいっています。 |
シャガの花 【アヤメ科】 | |
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地下茎や細長い枝から緑色の葉を伸ばして、葉の間から花茎を伸ばして枝分かれさせ、その先に白い花(花径5~6cm)を開いています(花柄の元には鞘状の苞=ほうがある)。 花には、外側から、白地にあい色やオレンジ色の斑(ふ)が見られる花びら状のもの(外花被=がいかひ=がくにあたるもので、縁に切れ込みがあり、中脈の上には黄色い突起がある)が3枚・白いへら状のもの(内花被=ないかひ=花びらにあたるもの)が3枚・先に毛のような切れ込みがあるめしべの花柱が3枚(下の方に子房がある)・おしべが3本(花柱の裏側に1本ずつ)が見られます。 |
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