自然と友だち


秋の深まり

 信州の標高の高い山は雪化粧しました。平地でも朝は気温が0度近くなり、真っ白い霧が降ります。冬を迎える身近な自然の様子をお届けいたします。


撮影・解説:加納巌

加納さんに質問やメッセージをどうぞ。
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紅葉のもみじ湖 十三夜の月 サツマイモの花が咲いた マムシグサ
紅葉のもみじ湖 十三夜の月 サツマイモの花が咲いた マムシグサ
小鳥の餌に柿を用意 日向ぼっこをする虫たち ザトウムシ
小鳥の餌に柿を用意 日向ぼっこをする虫たち ザトウムシ



 





【紅葉のもみじ湖】
2022.11.4
 11月4日金曜日、午前10時30分、思い立ち長野県箕輪町の「もみじ湖」へ、写真を撮りに出かけました。時折陽の射す小春日和、なんと言う鮮やかな彩色、どちらにカメラを向けても自然が織りなす妙なる錦の世界。正味3時間、歩いたのは3キロほどか、写真は200枚余を撮りました。湖と紅葉、紅葉のトンネル、赤一色、黄一色、混色のグラデーション、いずれも捨てがたい写真となりました。


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【十三夜の月】
2022.10.8
 9月の十五夜の月と、10月の十三夜の月の両方を見るのを『二夜の月』と言って縁起がよいとされていますので、十五夜の月の撮影に続いて今夜は、十三夜の月を撮影しました。たまたま、日中庭のブットレアの花に吸蜜に来ていたアサギマダラを、今夜の撮影のために捕らえていたので、これを前景に十三夜の月を撮影しました。


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【サツマイモの花が咲いた】
2022.10.22
 サツマイモは、高温短日性であるため、日本本州の温帯地域では開花はしにくく、稀に開花する程度と言われますが、私の住む長野県辰野町内の畑でサツマイモの花が咲いたと言うので見に行きました。歩いて10分ほどの所の畑に100株ほどのサツマイモが植えられていましたが、そのうち数株にピンク色のヒルガオに似た花が10数輪咲いていました。初めて見る花です。珍しいことだとして地元の新聞も報道しています。


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【マムシグサ】
2022.10.25
 冬の間、庭に来る小鳥の餌として、マムシグサの実を山で探して採ってきますが、マムシグサには毒があると云って他の鳥は食べませんが、ジョウビタキとヒヨドリだけはこの実を好んで食べます。庭にも栽培はしていますが山から採ってこなくてはなりません。今日は22本を見つけて採って来ました。
庭で栽培しているのは肥料が在り実が大きい
山から採ってきたもの22本


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【小鳥の餌に柿を用意】
2022.11.1
 冬の間、庭に来る小鳥のたちの餌として、毎年、親戚、知人にお願いして柿を用意しますが、今年は柿が豊作とのことで、すでに数人の方から柿を持ってきて頂き、400個余を用意することが出来ました。熟し柿にするため篭に一つ並べにし、棚を作って保管しました。一部、皮を剥いて「干し柿」づくりもしました。


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【日向ぼっこをする虫たち】
2022.10.28
 長野県の辰野町では朝の最低気温が、3度以下となる日が続くこの時期、暖房を入れたサンルーム内は日中20度近くの室温となります。するとどこに居たのか虫達が出てきて日向ぼっこをする姿が見られます。
カワゲラ
オオカマキリ
ヒナバッタ
カマドウマ
アオクサカメムシ
オツネンイトトンボ


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【ザトウムシ】
2022.10.17
 雑木林の中で、草の葉の上に足の長いクモに似た虫がいるのを見掛けました。あまり見かけない虫なので写真を撮ろうとしたら地面に降り足早に逃げ出しました。咄嗟にかぶっていた帽子をかぶせ捕らえ、ビニール袋に入れ家に持ち帰りました。
 ガラスケースに入れよく見ると足がとても細長く、体はずんぐりと丸く、くびれが無くクモとは全く違うので図鑑で調べた結果『ザトウムシ』の仲間のようです。クモと見間違えられますが全く別の種類で、謎の多い生き物だとも記されていました。
 足は8本と言われますが、捕らえたものは7本と、1本は欠落しているようで、前から2番目の足は特に長く、歩くときにはこの足が触覚の役目を果たすかのように周りを探りながら移動します。この1本が無くなっているようです。


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