科学技術館メールマガジン バックナンバー


  
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     科学技術館 メールマガジン 第10号  2005/1/5 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします
  
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】北の丸公園の自然
   ◆ 【3】科学技術館トピックス
   ◆ 【4】お知らせ
   ◆ 【5】他館の紹介
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  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 人類未踏の地底探検「マントルを掘り進む」 ■
  
    新年あけましておめでとうございます。今年もメールマガジンよろしく
   お願いいたします。今年は科学にとってどんな年になるのでしょうか?ノ
   ーベル賞を日本の誰かがもらうのでしょうか?
    日本の科学にとって近い将来ビッグな発見をしてくれそうなある船が今
   春竣工の予定です。その船の名前は「ちきゅう」。海洋科学技術センター
   に所属する地球深部探査船です。この船はなんと海底下7,000mを掘
   抜く能力を備え、人類がまだ見たこともない地殻の下のマントルの岩石を
   採集することが可能です。筆者も長崎に見学に行きましたが、船の中央部
   に採集のためのドリルや管を下ろすための巨大なやぐらが立っていまし
   た。この船が運用されるようになると、過去の地球で起こった環境変動を
   試料を調べることによって推定することができます。また地殻内のどの深
   さまで生命体がいるのか、それらはどのような暮らし方をしているかなど
   を研究していくと生命の起源を解き明かすことにつながる可能性も指摘さ
   れています。地震や火山活動のメカニズムもわかって来るかもしれません。
   「ちきゅう」のこれからの成果に注目していきましょう。
  
    詳しくは
    http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/odinfo/od21-oyako/oyako.html
    を見て下さい。
  
    (科学・技術教育研究会 バイオライター)
  
  
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  ◆◆ 【2】北の丸公園の自然                   ◆◆
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   ※ 科学技術館や武道館、国立近代美術館等がある北の丸公園では、様々
    な自然を観察することができます。
  
  ■ いろいろな表情を見せる樹形と葉痕 ■
  
    紅葉(黄葉)で美しく公園を飾っていた落葉樹の木々が葉を落としまし
   た。裸ん坊になった木々の姿(樹形)が、寒空にくっきりと見られるよう
   になりました。この季節こそ、葉でかくされていて見にくかった枝ぶりの
   姿を観察する、絶好のチャンスです。木は、種類によって幹の形や枝の出
   方や伸び方が違うので、樹形にも特徴が出てくるのです。どんな樹形の木
   が見られるか、主なものを拾ってご紹介しましょう。
    木が葉を落とした後を、葉痕といいます。この葉痕も木の種類によって
   様々な表情を見せてくれます。どんな木がどんな表情の葉痕を見せてくれ
   るか、面白いと思われるものをご紹介しましょう。
  
    「樹形と葉痕」の写真は
     http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/010.html
  
    を見て下さい。
  
    (サイエンス友の会講師 永井昭三)
  
  
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  ◆◆ 【3】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 今週の土曜実験教室 ■
  
    毎月テーマを変えて実施していますが、1月のテーマは「ほかほかカイ
   ロの秘密」です。実験教室に参加して、作り方を覚えましょう。
  
    タイトル:ほかほかカイロのひみつ
    開 催 日:1月8日
  
    今後の予定は
    http://www.jsf.or.jp/event.html#sat-jikken を見て下さい。
  
  ■ 今週の「ユニバース」 ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日の午後に開催していま
   す。今回(1月8日)から、新しい案内役がデビューします。新コーナー
   「命とは何か」もふえますよ。いったいどんなお話が飛び出すでしょう。
   おたのしみに!
  
    案内役:本間 典子さん (東京大学)
    ゲスト:戎崎 俊一さん(理化学研究所)
     お話:「超高エネルギー宇宙線のなぞ」
  
    詳しくは
   http://universe.chimons.org/jsf/  を見てください。
  
  
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  ◆◆ 【4】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 科学技術映像ライブラリー ■
  
    科学技術映像祭入選作品の多くは、科学技術映像ライブラリーに収蔵さ
   れ(16ミリフィルム333本・VHSビデオ約200本)、貸し出しを
   行っています。どうぞご利用下さい。
  
    詳しくは  http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/ を見て下さい。
  
    今回はライブラリーの中から次の作品を紹介します。
  
    作品 「アトピーラビリンス−いま変わりつつあるアトピー治療−」
    種別:VHS
    時間:45分
    対象:高・大・一般
    製作:ライフサイエンス出版(株)
    企画:北陸放送(株)
    内容:混乱するアトピー性皮膚炎の治療現場。国内外の専門家や患者の
       証言を元に、病気の実像を浮き彫りにし、望ましい治療方針を探
       ろうとするドキュメント。
    備考:平成14年度科学技術映像祭入選作品
  
    科学技術映像祭は
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/index.htm を見て下さい。
  
  ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■
  
    詳しくは  http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
    大会名 : 鳥栖基山大会
    期 間 : 平成17年1月22日(土)〜23日(日)
    会 場 : 鳥栖市民体育館(鳥栖市)
  
    大会名 : 三重大学大会
    期 間 : 平成17年1月29日(土)〜30日(日)
    会 場 : 三重大学(津市)
  
  ■ タイトル:「学びんピック」のご案内 ■
  
    「学びんピック」とは、小中高生が参加する全国的規模の大会参加を通
   じて児童生徒の学習意欲を高めることを目的とした文部科学省の事業です。
    「学びんピック」として文部科学省に認定された大会はホームページや
   メールマガジン、教育委員会、学校等を通じて情報提供されます。
    現在、平成17年度に開催される大会の募集をしています。
   応募締切りは1月24日(月)です。
   
    詳しくは http://manabinpick.mext.go.jp/ を見てください。
  
  ■ 40周年記念「科学技術館との思い出」エッセイ募集 ■
  
    昭和39年(1964年)4月東京都千代田区北の丸公園に科学技術館が
   誕生し今年で40年を迎えました。その間2,000万人以上の来館者に
   利用されております。
    そこで、開館40周年を記念して、科学技術館を見学されたときの思い
   出を募集しています。応募者全員に記念品を進呈します。
  
    ☆応募資格:小学生以上の方であれば年齢は問いません。 
    ☆締切日:平成17年(2005年)3月31日(木)
  
    詳しくは http://www.jsf.or.jp/inf40.html を見て下さい。
  
  ■ 東京・ミュージアムぐるっとパス2004 ■
  
    「ぐるっとパス2004」とは、都内の美術館・博物館・動物園・水族
   館など計44施設の入場券または入場割引券が綴られた、便利でお得なパ
   スです。当館も対象館の一つです。価格は2,000円(税込み)、有効期
   間は最初にご利用になった日より2ヶ月間です。
  
    詳しくは
    http://www.rekibun.or.jp/grutto/index.html を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【5】他館の紹介                      ◆◆
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  ■ 所沢航空発祥記念館の由来縁起とご案内 ■
  
    「航空発祥」への道のり(その2)
  
    埼玉県は昭和53年に面積50ヘクタールの航空記念公園を、また平成
   5年には公園施設としての「所沢航空発祥記念館」を、元陸軍所沢飛行場、
   戦後は米軍基地となっていた現在の地に建設したのです。
    この所沢飛行場は、臨時軍用気球研究会が開設した当初は「所沢試験場」
   と称され、当時の新技術である気球の研究・飛行実験を出発点とするもの
   でありました。
    その規模は、面積がわずか72ヘクタール、滑走路の幅が50メートル、
   長さは400メートルでした。飛行場が完成した明治44年4月5日、徳
   川好敏大尉は、フランスより購入したアンリファルマン機を駆使し、所沢
   の大空に勇躍として初飛行を行い、飛行距離800メートル、高度10メ
   ートル、飛行時間1分20秒の飛行記録をものにしたのでした。これが、
   我が国初の飛行場から飛行機が飛び立ったことから「航空発祥の地」とし
   て我が国航空史を飾ることとなったものです。ちなみに、現在代々木公園
   となっている元代々木練兵場グランドで行われた初飛行は前年12月14
   日のことでした。
  
    問い合せ   電話04−2996−2225
    ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/(i-mode対応)
  
    この「由来縁起とご案内」は、航空発祥記念館がなぜ「航空発祥」と言
   われることとなったのかなどの由来と記念館建設の経緯、及び記念館の概
   要を5回のシリーズでご紹介しています。どうぞ、各回ともお見逃しのな
   いようご覧下さい。」
  
    (埼玉県所沢航空発祥記念館館長 浅田隆一)
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 1月の公開講座 ■
  
    現代の深海探査技術についての講演があります。
   ○ 「H-IIロケットの海底捜索(仮題)」  門馬大和 氏
          (海洋研究開発機構 海洋工学センター研究支援部 部長)
   ○ 「しんかい6500(仮題)」 田代省三 氏 (海洋研究開発機構
          地球深部探査センター企画グループ グループリーダー) 
    開催日時:平成17年1月15日(土)13:00〜15:00
  
    参加申し込み方法は、
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_lesson.htm
    をご覧下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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    あけましておめでとうございます。
  
    今年は「世界物理年2005」。科学技術館の中にある「世界物理年日
   本委員会事務局」はエンジンフル回転で新年を迎えております。多くのイ
   ベントが企画されております。本メールマガジンでもどんどん取り上げお
   知らせして行きます。乞うご期待!
  
    本メールマガジンが多くの方々のご期待に応えられるよう、内容の充実
   を図って行きたいと思っています。
  
    皆様のご意見、ご要望をお待ちしております。
    E-mail:mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
                    (広報・マーケティング室 大西)
  
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       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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