科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 科学技術館 メールマガジン 第13号 2005/1/26 発行 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 ====================================================================== ≪ 今号の目次 ≫ ====================================================================== ◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆ 【3】新着情報 ◆ 【4】科学技術館トピックス ◆ 【5】お知らせ ◆ 【6】他館の紹介 ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 鳥の目にはかなわない ■ 先日多摩川に鳥の観察に行くと、タカの仲間のハヤブサを複数観察する ことができました。こちらは双眼鏡を使ってようやく相手の姿を観察する ことができるのに、向こうは肉眼でこちらの様子がはっきりと見えている ようでした。タカの仲間は上空から獲物となる小鳥やネズミを見つけるた めに、すぐれた視力を有しています。ヒトの8倍の視力をもち、800m先の 昆虫まで見えると言われています。タカの目はレンズの役目をする水晶体 がうすく、像を写す網膜までの距離が長いので、目そのものが望遠鏡のよ うになっています。さらに網膜の中で最も感度の良い部分がヒトに比べて 大きく、そのような場所がヒトでは1つしかないのに、タカでは片方の目 で2カ所もあります。そのため前方だけでなく、左右斜め前方の3カ所を 感度良く見ることができるので、飛びながらでも効率よく獲物の姿をとら えることができます。 ツバメは飛びながら昆虫類を捕まえるので、タカと同じように前方と側 方の両方を見る目を持っています。一方木の上から距離感を正確につかん でから獲物に飛びかかるフクロウは、ヒトと同じように二つの目が並び、 前方のものを正確に捉えることのできる目を持っています。生きていくた めにその生活にあったすぐれたアイテムを持っていることに改めて驚かさ れます。 (科学・技術教育研究会 バイオライター) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※ 科学技術館や武道館、国立近代美術館等がある北の丸公園では、様々 な自然を観察することができます。 ■ モズの早贄(はやにえ) ■ 冬の日、すっかり葉の落ちた木の枝にとまってキイ、キイとするどい声 を出して鳴くモズを見つけました。 スズメよりは一まわり大きく、するどい口ばしで虫やトカゲ、カエル、 ネズミなどをとらえ、すぐには食べないで木の枝につきさす習性がありま す。ときには何と自分の体に近いほどの小鳥さえもおそうようです。 後で食べるのか…忘れてしまうのか…この習性についてはまだよく分か らないようです。みなさんもモズをさがしてみましょう。もしかしたら枝 につきさされた虫などが見つかるかもしれません。 早贄の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/013.html を見て下さい。 (サイエンス友の会顧問 松田邦雄) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【3】新着情報 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 第2回 コンストラクション・ワンダーランド開催 ■ 平成17年2月13日(日)の入館料は無料です。 当日は、楽しいイベントを開催します。 イベントに参加された方には、もれなく素敵な景品が当たります。 多くの方をお誘いのうえ、ご来館下さい。 タイトル:第2回コンストラクション・ワンダーランド 開催期間:平成17年2月13日(日) 会 場:科学技術館 4階 主 催:社団法人日本建設業団体連合会、社団法人日本土木工業協会、 社団法人建築業協会 内 容:<4階イベントホール・ギャラリー・建設館> 「実験・体験、ワークショップ」,「君も建機のオペレーター」 「建設ふしぎアカデミー」,「ぬりえコーナー」 「スタンプ・クイズラリー」 <4階建設館> 「常設展示」 詳しくは http://www.jsf.or.jp/event.html#construction を見て下さい。 ■ 2005年度 サイエンス友の会 会員募集開始! ■ 科学技術館サイエンス友の会では、2005年度の会員の募集を開始し ました。サイエンス友の会は、年間を通して実験教室、工作教室、自然観 察会、施設見学会などの教室を開催している、会員制のクラブです。小学 校3年生以上ならどなたでも会員になることができますので、ぜひご入会 ください。 サイエンス友の会の入会案内は、 http://www.jsf.or.jp/club/enter.html を見て下さい。 ■ 特別企画「南先生と行くカナダオーロラ観測の旅」募集開始! ■ 科学技術館サイエンス友の会では、今年もオーロラ観測ツアーを企画し ました。オーロラの専門家の南繁行教授(大阪市立大学)が同行し、世界 で一番オーロラの見えるカナダ・フォートマクマレーで、暖のとれる場所 でゆっくりオーロラを観測できます。他にも犬ぞり体験などの楽しい企画 を用意しています。どなたでも参加できますので、この機会にぜひ神秘の オーロラを見に行きませんか? 詳しくは http://www.jsf.or.jp/club/aurorainf.html を見て下さい。 ■ 「エネルギーかるた」をみんなで作ろう 読み札 大募集 ■ エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、未来を担う子どもたちに“エネルギー”の大切さや、仕 組みを理解してもらい、我が国の科学技術の進展に寄与する為、オリジナ ルの「エネルギーかるた」を公募作成します。 小学生のみなさんが考えた読み札に漫画家の先生たちが絵をかいて下さ います。 学校の先生やお友達、家族とみんなで考えてみましょう。 審 査 員:やなせたかし(漫画家)、三木卓(作家)、 金子美智雄(全国連合小学校長会理事) ほか 応募締切:2005年2月28日(月) 入選発表:2005年3月20日頃予定 応募方法:小学生なら誰でも、ひとり何回でも、いくつでも応募できま す。必ず、郵便番号、住所、名前、年齢、電話番号、性別、 学校名、学年を書いてください。学校単位の応募も大歓迎で す。 送 り 先:〒248−0006 神奈川県鎌倉市小町2−14−7 「エネルギーかるた」読み札係 FAX0467−60−1205 ※選考の結果採用となった方には賞状と「エネルギーかるた」、 記念品をさしあげます。読み札には名前が載ります。 詳しくは http://www.e-karuta.jp を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【4】科学技術館トピックス ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 2月の星見隊 ■ オリオン座:冬の王者 ”ブロンズでできた大きな棍棒を持つオリオンは、・・・” トロイ陥落の後10年目。ホメロスの「オデュッセイア」でのお話です。 冬の王者オリオンは、星座でも大変勇敢な狩人として描かれていますね。 このオリオン座は星座の王者らしく、2つの1等星があります。 赤い星:ベテルギウス、青白い星:リゲル。 オリオンの体をあらわす大きな四角に、ベルトの星3つ。 この2つの1等星は、ベルトの星をはさんで対角にあるので、赤い旗と 白い旗を立てて戦っている勇者の姿を想像させます。 そのため日本では、赤い旗の平家星、白い旗の源氏星と呼ばれていまし た。 東京の空でも、簡単に見つけることのできるオリオン座。 週末は大河ドラマでも見ながら、義経の姿にオリオンを重ねてみましょ うか。 (科学技術館運営部 木村かおる) ■ 今月の土曜実験教室 ■ タイトル:ほかほかカイロのひみつ 開 催 日:1月29日 内 容:ほかほかカイロって簡単に作れちゃうんだ。 みんなで一緒にこのカイロを作ってみよう! 詳しくは http://www.jsf.or.jp/event.html#sat-jikken を見て下さい。 ■ 今週のユニバース ■ 科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日の午後に開催していま す。今週は、どんなものも通り抜けてしまうという「ニュートリノ」につ いて、ゲストの福田先生にお話していただきます。ニュートリノをどのよ うにして捕まえたんだろうね??? 案内役:亀谷和久さん (東京大学) ゲスト:福田蓉子さん(東京大学) 今週のゲスト及び内容は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【5】お知らせ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ スプリング・サイエンスキャンプ募集のお知らせ ■ 先進的科学技術体験合宿! 研究者と会える2泊3日 文部科学省主催、大学、公的研究機関、民間企業21会場の協力のも と、高校生・高等専門学校生(1〜3年)等に在籍する生徒を対象とした 先進的科学技術体験合宿プログラム「スプリング・サイエンスキャンプ」 を3月の春休み期間中に開催いたします。 スプリング・サイエンスキャンプは、次の世代を担う若者が、先進的な 研究施設や実験装置等が活用されている研究現場で、第一線で活躍する研 究者等から直接講義や実習を受けることにより、科学技術への関心と創造 性、知的好奇心・探究心を育てることをねらいとしています。 開 催 日:平成17年3月19日〜平成17年3月30日の期間中の 2泊3日 会 場:大学、公的研究機関、民間企業(21会場) 対 象:高等学校、高等専門学校(1〜3年)等に在籍する生徒 応募締切:2005年2月16日(水)必着 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ■ 科学技術映像ライブラリー ■ 科学技術映像ライブラリーには16ミリフィルム333本・VHSビデ オ約200本が収蔵され、貸し出しを行っています。どうぞご利用下さい。 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/ を見て下さい。 今回はライブラリーの中から次の作品を紹介します。 作品 「20世紀 日本の地震災害」 種別:VHS・DVD 時間:40分 対象:小・中・高・大・一般 製作:(株)日本映画新社 企画:(財)日本気象協会 内容:20世紀、日本を襲った数々の大地震は、防災上重要な幾多の課 題を私たちに投げかけました。明日起こるかも知れないこの災害 に、私たちは一体どう備え、対処すれば良いのか。過去の震災を 振り返り、その答えを探ります。 備考:平成16年度製作 ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■ 詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。 大会名 : 三重大学大会 期 間 : 平成17年1月29日(土)〜30日(日) 会 場 : 三重大学(津市) ■ 40周年記念「科学技術館との思い出」エッセイ募集 ■ 昭和39年(1964年)4月東京都千代田区北の丸公園に科学技術館が 誕生し昨年40周年を迎えました。その間2,000万人以上の来館者に 利用されております。 そこで、開館40周年を記念して、科学技術館を見学されたときの思い 出を募集しています。応募者全員に記念品を進呈します。 ☆応募資格:小学生以上の方であれば年齢は問いません。 ☆締 切 日:平成17年(2005年)3月31日(木) 詳しくは http://www.jsf.or.jp/inf40.html を見て下さい。 ■ インターネット割引券 ■ 必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき ます。 詳しくは http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【6】他館の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 所沢航空発祥記念館の由来縁起とご案内 ■ 記念館の概要(追補) 当館は、前回申し上げた展示活動、啓発活動などのほか、貴重な航空資 料を収集、整理、管理することも重要な活動の1つとしております。これ までに収蔵した航空資料の中には、世界でも数少ない旧ソ連製大型ヘリコ プターミル(Miー8PA)や1920年代の中島製91式戦闘機の機体 (胴体)などがあります。また、かって東大航空研究所で「航研機」開発 に携わり、YSー11機の生みの親「木村秀政」先生の数々の遺品も所蔵 しています。これらは年数回、公開日を設け見学できるようにしているほ か、科学技術や航空関係をテーマにした子供向け・一般向け特別展・企画 展の開催、アイマックス社製の迫力ある大型画面の映像館もあります。皆 様のご来館をお待ちしております。 問い合せ 電話04−2996−2225 ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/(i-mode対応) (埼玉県所沢航空発祥記念館館長 浅田隆一) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇◇ 【担当者より】 ◇◇ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 前号のこの欄で、「科学・技術よもやま話」の物理、化学の先生をさが しておりますとお知らせしたところ、早速読者から推薦をいただきました。 物理、化学の両先生とも内諾をいただき、化学の先生は近々、物理の先 生は陽気が良くなってからご登場頂くこととなりました。 ご推薦をいただいた読者の方やお引き受け頂いた先生方に厚く御礼申し 上げます。 楽しい、ためになる、なるほどと感心する記事が出てくるでしょう。 乞うご期待!! (広報・マーケティング室 大西) お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な ど皆様からのメールをお待ちしております。 E-mail :mlmaster@jsf.or.jp 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行者:科学技術館メールマガジン係 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼ E-mail :mlmaster@jsf.or.jp ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。▼ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際 には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈 をいれて下さい。 なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・ 記事について、無断使用・転載を禁止します。 |
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