科学技術館メールマガジン バックナンバー


  
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     科学技術館 メールマガジン 第14号  2005/2/2 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】北の丸公園の自然
   ◆ 【3】新着情報
   ◆ 【4】科学技術館トピックス
   ◆ 【5】お知らせ
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  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 津波の観測 ■
  
    TSUNAMIが国際語になっているように、日本は繰り返し津波の被害に遭
   ってきました。そこで、太平洋には津波の観測体制が整備されています。
    気象庁や文部科学省は、海岸から長い海底ケーブルを敷設し、深さ数千
   mの海底に津波計を設置しています。この津波計の圧力センサーにより、
   数cmの津波も検出することができるようになっています。普通の波(風
   波)やうねりでも水位の変化は10mを越すことがありますが、では、ど
   うして津波と見分けられるのでしょうか?
    津波は地震で海底が変形し、その形に海面が変化することによって生じ
   ます。海底の変化は、高さが数mでも幅は数十kmから数百kmに及ぶた
   め、津波は非常に波長の長い波となり、周期も数十分程度と大変長くなり
   ます。風波やうねりの周期は10秒程度ですから津波と区別することがで
   きるのです。
    スマトラ沖地震から1ヶ月が過ぎました。残念ながら地震災害の被害と
   しては歴史的な大惨事になってしまいました。東海、東南海、南海地震が
   起きると、津波が太平洋沿岸を10分以内で襲います。海岸にいるときに
   地震に気がついたら、津波のことを考えて高い場所に避難しましょう。
  
    (科学・技術教育研究会 孫時空)
  
  
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  ◆◆ 【2】北の丸公園の自然                   ◆◆
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   ※ 科学技術館や武道館、国立近代美術館等がある北の丸公園では、様々
    な自然を観察することができます。
  
  ■ 節分にまつわる木々を探してみよう ■
  
   「福は内、鬼は外」と豆まきをして、節分の厄除けをされることでしょう。
   このときによく使われる植物は、地域によって違いますが、東京付近では、
   ヒイラギが使われ、神の里といわれる伊勢や出雲地方では、トベラが使わ
   れているようです。
    これらの植物が使われるわけは、それぞれの植物が持っている性質によ
   ります。そのことについては、それぞれの植物のところで説明しましょう。
    加えて、ヒイラギに似たヒイラギモクセイやヒイラギナンテン・シナヒ
   イラギ等もご紹介します。
    このほかにも似たものを探してみて下さい。
  
    節分にまつわる木々の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/014.html を見て下さい。
  
    (サイエンス友の会講師 永井昭三)
  
  
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  ◆◆ 【3】新着情報                       ◆◆
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  ■ 「小児等の環境保健に関する国際シンポジウム」のご案内 ■
    <環境省からのお知らせ>
    小児等の環境保健に関する国際的な情報交換の場として、昨年度に引き
   続き第3回「小児等の環境保健に関する国際シンポジウム」―こどもの健
   康と環境中の化学物質―を開催することとなりました。
    シンポジウムでは、日頃身近に子供の保健指導に携わる方々を含め、一
   般の方々を対象として、国内外で行われている子どもの健康と化学物質に
   関する調査・研究の状況等をわかりやすくご紹介するとともに、今後、望
   まれる対策について参加者の皆様と共に議論できる場にしたいと考えてお
   ります。
    特に、海外からはスウェーデンで行われた約3万人規模の国民調査やド
   イツでの環境調査の担当者を招き、それぞれの国での子どもと化学物質に
   係わる対応についてお話をして頂く予定です。一人でも多くの方々のご参
   加をお待ちしております。
  
    日 程:平成17年2月24日(木)10:00〜17:00
                    (受付開始9:30)
    会 場:三田共用会議所 講堂
    参加費:無料(事前申し込みが必要)
  
    詳しくは http://www.nies.go.jp/index-j.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【4】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 第2回 コンストラクション・ワンダーランド開催 ■
  
    平成17年2月13日(日)の入館料は無料です。
  
    当日は、楽しいイベントを開催します。
    イベントに参加された方には、もれなく素敵な景品が当たります。
    多くの方をお誘いのうえ、ご来館下さい。
  
    タイトル:第2回コンストラクション・ワンダーランド
    開催期間:平成17年2月13日(日)
    会  場:科学技術館 4階
    主  催:社団法人日本建設業団体連合会、社団法人日本土木工業協会、
         社団法人建築業協会
  
    内  容:<4階イベントホール・ギャラリー・建設館>
         「実験・体験、ワークショップ」,「君も建機のオペレーター」
         「建設ふしぎアカデミー」,「ぬりえコーナー」
         「スタンプ・クイズラリー」
         <4階建設館> 「常設展示」
  
    詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/event.html#construction を見て下さい。
  
  ■ 今月の土曜実験教室 ■
  
    毎月テーマを変えて実施していますが、2月のテーマは「洗浄の科学、
   汚れはこうして落とす」です。
    みなさんは家でお皿洗いのお手伝いをしていますか?お皿を洗うときに
   使っている洗剤はどのようにして汚れ(油)を落としているのでしょうね?
    実はここにも化学がかくされています。仲の悪い水と油を仲良しにして
   あげる界面活性剤のはたらきによって汚れは落ちます。
    さあ実験で確かめてみましょう!
  
    タイトル: 洗浄の科学−「汚れはこうして落とす」
    開 催 日: 2月5、12、19、26日(土)
  
    詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/event.html#sat-jikken を見て下さい。
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日の午後に開催していま
   す。今週は、コンピュータシミュレーションについてのお話です。分子レ
   ベルの情報を解読するために、超高速計算機を使います。その情報を、ど
   のように可視化するかを、理化学研究所の泰地(たいじ)先生に紹介して
   いただきます。
  
    案内役:古石貴裕さん (理化学研究所)
    ゲスト:泰地真弘人さん(理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター)
  
    今週のゲスト及び内容は
    http://universe.chimons.org/jsf/  を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【5】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 2005年度 サイエンス友の会 会員募集開始! ■
  
    科学技術館サイエンス友の会では、2005年度の会員の募集を開始し
   ました。サイエンス友の会は、年間を通して実験教室、工作教室、自然観
   察会、施設見学会などの教室を開催している会員制のクラブです。小学校
   3年生以上ならどなたでも会員になることができますので、ぜひご入会下
   さい。
  
    サイエンス友の会の入会案内は、
    http://www.jsf.or.jp/club/enter.html を見て下さい。
  
  ■ 特別企画「南先生と行くカナダオーロラ観測の旅」募集開始! ■
  
    科学技術館サイエンス友の会では、今年もオーロラ観測ツアーを企画し
   ました。オーロラの専門家の南繁行教授(大阪市立大学)が同行し、世界
   で一番オーロラの見えるカナダ・フォートマクマレーで、暖のとれる場所
   でゆっくりオーロラを観測できます。他にも犬ぞり体験などの楽しい企画
   を用意しています。どなたでも参加できますので、この機会にぜひ神秘の
   オーロラを見に行きませんか?
  
    詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/club/aurorainf.html を見て下さい。
  
  ■ 「エネルギーかるた」をみんなで作ろう 読み札 大募集 ■
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、未来を担う子どもたちに“エネルギー”の大切さや、仕
   組みを理解してもらい、我が国の科学技術の進展に寄与するため、オリジ
   ナルの「エネルギーかるた」を公募作成します。
    小学生のみなさんが考えた読み札に漫画家の先生たちが絵をかいて下さ
   います。
    学校の先生やお友達、家族とみんなで考えてみましょう。
  
    審 査 員:やなせたかし(漫画家)、三木卓(作家)、
         金子美智雄(全国連合小学校長会理事) ほか
    応募締切:2005年2月28日(月) 
    入選発表:2005年3月20日頃予定
    応募方法:小学生なら誰でも、ひとり何回でも、いくつでも応募できま
         す。必ず、郵便番号、住所、名前、年齢、電話番号、性別、
         学校名、学年を書いてください。学校単位の応募も大歓迎で
         す。
    送 り 先:〒248−0006 神奈川県鎌倉市小町2−14−7
         「エネルギーかるた」読み札係  FAX0467−60−1205
  
    ※選考の結果採用となった方には賞状と「エネルギーかるた」、
    記念品をさしあげます。読み札には名前が載ります。
   
    詳しくは http://www.e-karuta.jp を見て下さい。
  
  ■ スプリング・サイエンスキャンプ募集のお知らせ ■
  
    先進的科学技術体験合宿! 研究者と会える2泊3日
  
    文部科学省主催、大学、公的研究機関、民間企業21会場の協力のも
   と、高校生・高等専門学校生(1〜3年)等に在籍する生徒を対象とした
   先進的科学技術体験合宿プログラム「スプリング・サイエンスキャンプ」
   を3月の春休み期間中に開催いたします。
    スプリング・サイエンスキャンプは、次の世代を担う若者が、先進的な
   研究施設や実験装置等が活用されている研究現場で、第一線で活躍する研
   究者等から直接講義や実習を受けることにより、科学技術への関心と創造
   性、知的好奇心・探究心を育てることをねらいとしています。
  
    開 催 日:平成17年3月19日〜平成17年3月30日の期間中の
         2泊3日
    会  場:大学、公的研究機関、民間企業(21会場)
    対  象:高等学校、高等専門学校(1〜3年)等に在籍する生徒
    応募締切:2005年2月16日(水)必着
  
    詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
  ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
    大会名 : 徳島大会
    期 間 : 平成17年2月6日(日)
    会 場 : 那賀川町科学センター (那賀郡那賀川町)
  
    大会名 : 紀北大会
    期 間 : 平成17年2月20日(日)
    会 場 : 紀北教育会館 (北牟婁郡海山町)
    詳しくは http://www.cc.mie-u.ac.jp/~lh20234/6thscifestival.htm
         を見て下さい。
  
    大会名 : 茨城大会 東海・大洗会場
    期 間 : 平成17年2月26日(土)〜27日(日)
    会 場 : 東海村総合体育館 (那珂郡東海村)・大洗わくわく科学館、
          大洗体験活動交流センター (東茨城郡大洗町)
  
  ■ 科学技術映像ライブラリー ■
  
    科学技術映像祭入選作品の多くは、科学技術映像ライブラリーに収蔵さ
   れ(16ミリフィルム333本・VHSビデオ約200本)、貸し出しを
   行っています。どうぞご利用下さい。
  
    詳しくは  http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/ を見て下さい。
  
    今回はライブラリーの中から次の作品を紹介します。
  
    作品 「7000人のカルテ−九州大学医学部と久山町民の40年−」
    種別:VHS
    時間:48分
    対象:小・中・高・大・一般
    製作:(株)ティー・ウ゛ィー・キュー九州放送
    企画:ライフサイエンス出版(株)、(財)日本科学映像協会
    内容:九州大学医学部と福岡県久山町による集団検診。40年にわたる
       研究の世界的意義と、それを支えた人々の思いを描くドキュメン
       タリー。
    備考:平成13年度科学技術映像祭入選作品
  
    科学技術映像祭は
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/index.htm を見て下さい。
  
  ■ 40周年記念「科学技術館との思い出」エッセイ募集 ■
  
    昭和39年(1964年)4月東京都千代田区北の丸公園に科学技術館が
   誕生し昨年40周年を迎えました。その間2,000万人以上の来館者に
   利用されております。
    そこで、開館40周年を記念して、科学技術館を見学されたときの思い
   出を募集しています。応募者全員に記念品を進呈します。
  
    ☆応募資格:小学生以上の方であれば年齢は問いません。 
    ☆締切日:平成17年(2005年)3月31日(木)
  
    詳しくは http://www.jsf.or.jp/inf40.html を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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    「今朝の雪、きれいでしたね。メールマガジンを見ました。全部読んじ
   ゃった! だからとっても時間がかかりました。とっても面白かった!。
   私としては「北の丸公園の自然」が好き。写真がとっても綺麗で短い文章
   もとってもgood!ハシブトガラスや樹の名前、昆虫の名前も「へぇ〜こ
   んな名前だったんだ」って興味深く見せていただきました。タイトルの付
   け方もいいですね。又それぞれにアドレスが付いているのも良い。「担当
   者より」も全部読んじゃった。丁寧に作られているのが良く解りました。
   では又」
  
    本誌を読んでみてと勧めていた友人から、先週(1月26日)届いたメ
   ールです。
    沢山の方々に読んで頂きたく、本誌の宣伝用チラシを作りました。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/handbill/tirasi.html
    を見て下さい。
  
    このチラシを印刷してまわりの方に広めていただけると幸いです。
    沢山必要な方はご連絡下さい。お送り致します。
  
                    (広報・マーケティング室 大西)
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail : mlmaster@jsf.or.jp 
     
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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   発行者:科学技術館メールマガジン係
       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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    には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈
    をいれて下さい。
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    については、無断使用・転載を禁止します。



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