科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 科学技術館 メールマガジン 第15号 2005/2/9 発行 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 ====================================================================== ≪ 今号の目次 ≫ ====================================================================== ◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆ 【3】新着情報 ◆ 【4】科学技術館トピックス ◆ 【5】お知らせ ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 電気の味? ■ お菓子を食べるとき、包み紙のアルミ箔を誤って噛んでしまったことは ありますか? もしかするとこのとき、虫歯の治療経験のある人 では、治療部に強いショックを感じることはありませんか? これは、アルミ箔をマイナス極として、治療部に詰めた金属をプラス極 として、口の中に電池が形成されるからです。唾液は他の体液同様にさま ざまなイオンを含むため、電池をつくる電解液として機能します。虫歯に 詰められた金属が電極となるため、近くの神経を刺激して、意外と強いシ ョックを感じるケースも見られます。 口の中に電池を作る実験は簡単です。舌の上にアルミ箔とスプーンを離 して乗せ、口の外で、スプーンの柄とアルミ箔を接触させてみましょう。 回路が形成され、舌の上に電流が流れるため、変な味を感じます。こんな に簡単に電池ができるとは不思議と思いませんか? ※高校生以下の方へ。この実験をする場合、先生の指導の元で注意して行っ てください。 (科学・技術教育研究会 KEN) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※ 科学技術館や武道館、国立近代美術館等がある北の丸公園では、様々 な自然を観察することができます。 ■ 北の丸に見られる名ごりの木の実たち ■ 立春とはいえ、寒さは、まだまだ厳しいようです。 つい先ごろまで枯れ葉をつけていた木々も、殆ど葉を落としてしまって、 青空にくっきりと木々の梢が広がり、より以上の冷気を醸しています。 このさっぱりした早春の北の丸には、今、木々の間にちらほらと姿をみ せながら、公園を飾ってくれている木の実たちが見られます。その幾つか をご紹介しましょう。 北の丸に見られる名残の木の実たちの写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/015.html を見て下さい。 (サイエンス友の会講師 永井昭三) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【3】新着情報 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 科学技術館・部分リニューアルのお知らせ ■ 春休み前後へ向けて部分リニューアルいたします。 ◎3階「みんなのくるま―自動車―」展示室 ドライビングシミュレータ改装 3月末オープン予定です。 ◎3階「エレクトロホール〜オーロラサイエンス〜」展示室 部分改装 オープンは3月15日(火)の予定です。 ◎5階「虫の目・魚のからだ」(6軸モーションベース) ソフト変更〜おたまじゃくしと蛙をテーマにした内容になります。 日程調整中 春休みへ向けて、新しい参加展示物が登場いたします。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【4】科学技術館トピックス ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 第2回 コンストラクション・ワンダーランド開催 ■ 平成17年2月13日(日)の入館料は無料です。 当日は、楽しいイベントを開催します。 イベントに参加された方には、もれなく素敵な景品が当たります。 多くの方をお誘いのうえ、ご来館下さい。 タイトル:第2回コンストラクション・ワンダーランド 開催期間:平成17年2月13日(日) 会 場:科学技術館 4階 主 催:社団法人日本建設業団体連合会、社団法人日本土木工業協会、 社団法人建築業協会 内 容:<4階イベントホール・ギャラリー・建設館> 「実験・体験、ワークショップ」,「君も建機のオペレーター」 「建設ふしぎアカデミー」,「ぬりえコーナー」 「スタンプ・クイズラリー」 <4階建設館> 「常設展示」 詳しくは http://www.jsf.or.jp/event.html#construction を見て下さい。 ■ 今月の土曜実験教室 ■ 毎月テーマを変えて実施していますが、2月のテーマは「洗浄の科学、 汚れはこうして落とす」です。 みなさんは家でお皿洗いのお手伝いをしていますか?お皿を洗うときに 使っている洗剤はどのようにして汚れ(油)を落としているのでしょうね? 実はここにも化学がかくされています。仲の悪い水と油を仲良しにして あげる界面活性剤のはたらきによって汚れは落ちます。 さあ実験で確かめてみましょう! タイトル: 洗浄の科学−「汚れはこうして落とす」 開 催 日: 2月12、19、26日(土) 詳しくは http://www.jsf.or.jp/event.html#sat-jikken を見て下さい。 ■ 今週のユニバース ■ 科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日の午後に開催していま す。今週は、ヤーキス天文台とのライブ観測があります。インターネット ごしに、ビビアンさんに「こんにちは!」と話しかけてください。 また、ゲストコーナーでは、宇宙航空研究開発機構の吉川先生が、小惑星 を探査している「はやぶさ」について、最新の情報を教えてくれます。 どちらもお楽しみに! 案内役:矢治健太郎さん (国立天文台) ゲスト:吉川真さん(宇宙航空研究開発機構) 今週のゲスト及び内容は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【5】お知らせ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「小児等の環境保健に関する国際シンポジウム」のご案内 ■ <環境省からのお知らせ> 小児等の環境保健に関する国際的な情報交換の場として、昨年度に引き 続き第3回「小児等の環境保健に関する国際シンポジウム」―こどもの健 康と環境中の化学物質―を開催することとなりました。 シンポジウムでは、日頃身近に子供の保健指導に携わる方々を含め、一 般の方々を対象として、国内外で行われている子どもの健康と化学物質に 関する調査・研究の状況等をわかりやすくご紹介するとともに、今後、望 まれる対策について参加者の皆様と共に議論できる場にしたいと考えてお ります。 特に、海外からはスウェーデンで行われた約3万人規模の国民調査やド イツでの環境調査の担当者を招き、それぞれの国での子どもと化学物質に 係わる対応についてお話をして頂く予定です。一人でも多くの方々のご参 加をお待ちしております。 日 程:平成17年2月24日(木)10:00〜17:00 (受付開始9:30) 会 場:三田共用会議所 講堂 参加費:無料(事前申し込みが必要) 詳しくは http://www.nies.go.jp/index-j.html を見て下さい。 ■ 2005年度 サイエンス友の会 会員募集開始! ■ 科学技術館サイエンス友の会では、2005年度の会員の募集を開始し ました。サイエンス友の会は、年間を通して実験教室、工作教室、自然観 察会、施設見学会などの教室を開催している会員制のクラブです。小学校 3年生以上ならどなたでも会員になることができますので、ぜひご入会下 さい。 サイエンス友の会の入会案内は、 http://www.jsf.or.jp/club/enter.html を見て下さい。 ■ 特別企画「南先生と行くカナダオーロラ観測の旅」募集開始! ■ 科学技術館サイエンス友の会では、今年もオーロラ観測ツアーを企画し ました。オーロラの専門家の南繁行教授(大阪市立大学)が同行し、世界 で一番オーロラの見えるカナダ・フォートマクマレーで、暖のとれる場所 でゆっくりオーロラを観測できます。他にも犬ぞり体験などの楽しい企画 を用意しています。どなたでも参加できますので、この機会にぜひ神秘の オーロラを見に行きませんか? 詳しくは http://www.jsf.or.jp/club/aurorainf.html を見て下さい。 ■ 「エネルギーかるた」をみんなで作ろう 読み札 大募集 ■ エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、未来を担う子どもたちに“エネルギー”の大切さや、仕 組みを理解してもらい、我が国の科学技術の進展に寄与するため、オリジ ナルの「エネルギーかるた」を公募作成します。 小学生のみなさんが考えた読み札に漫画家の先生たちが絵をかいて下さ います。 学校の先生やお友達、家族とみんなで考えてみましょう。 審 査 員:やなせたかし(漫画家)、三木卓(作家)、 金子美智雄(全国連合小学校長会理事) ほか 応募締切:2005年2月28日(月) 入選発表:2005年3月20日頃予定 応募方法:小学生なら誰でも、ひとり何回でも、いくつでも応募できま す。必ず、郵便番号、住所、名前、年齢、電話番号、性別、 学校名、学年を書いてください。学校単位の応募も大歓迎で す。 送 り 先:〒248−0006 神奈川県鎌倉市小町2−14−7 「エネルギーかるた」読み札係 FAX0467−60−1205 ※選考の結果採用となった方には賞状と「エネルギーかるた」、 記念品をさしあげます。読み札には名前が載ります。 詳しくは http://www.e-karuta.jp を見て下さい。 ■ スプリング・サイエンスキャンプ募集のお知らせ ■ 先進的科学技術体験合宿! 研究者と会える2泊3日 文部科学省主催、大学、公的研究機関、民間企業21会場の協力のも と、高校生・高等専門学校生(1〜3年)等に在籍する生徒を対象とした 先進的科学技術体験合宿プログラム「スプリング・サイエンスキャンプ」 を3月の春休み期間中に開催いたします。 スプリング・サイエンスキャンプは、次の世代を担う若者が、先進的な 研究施設や実験装置等が活用されている研究現場で、第一線で活躍する研 究者等から直接講義や実習を受けることにより、科学技術への関心と創造 性、知的好奇心・探究心を育てることをねらいとしています。 開 催 日:平成17年3月19日〜平成17年3月30日の期間中の 2泊3日 会 場:大学、公的研究機関、民間企業(21会場) 対 象:高等学校、高等専門学校(1〜3年)等に在籍する生徒 応募締切:2005年2月16日(水)必着 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■ 詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。 大会名 : 紀北大会 期 間 : 平成17年2月20日(日) 会 場 : 紀北教育会館 (北牟婁郡海山町) 詳しくは http://www.cc.mie-u.ac.jp/~lh20234/6thscifestival.htm を見て下さい。 大会名 : 茨城大会 東海・大洗会場 期 間 : 平成17年2月26日(土)〜27日(日) 会 場 : 東海村総合体育館 (那珂郡東海村)・大洗わくわく科学館、 大洗体験活動交流センター (東茨城郡大洗町) ■ 科学技術映像ライブラリー ■ 科学技術映像祭入選作品の多くは、科学技術映像ライブラリーに収蔵さ れ(16ミリフィルム333本・VHSビデオ約200本)、貸し出しを 行っています。どうぞご利用下さい。 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/ を見て下さい。 今回は平成13年度科学技術映像祭入選作品の中から次の作品を紹介し ます。 作品 「種の散布にみる植物の知恵」 種別:VHS 時間:15分 対象:小・中・高・大・一般 製作:日本シネセル(株) 企画:群馬県立自然史博物館 内容:成育場所を広げるため、自らの力だけでなく風の力や昆虫の行動 までを利用した様々な方法で種子を散布する植物。その不思議さ と巧妙さを紹介する。 科学技術映像祭は http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/index.htm を見て下さい。 ■ インターネット割引券 ■ 必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき ます。 詳しくは http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇◇ 【担当者より】 ◇◇ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 今号の「科学・技術よもやま話」に「電気の味?」というテーマで執筆 頂いた「KEN」先生は化学の先生です。これまで執筆頂いてきた生物の 「孫時空」先生、地学の「バイオライター」先生、数学の「コーギー」先 生方の科学・技術教育研究会に「KEN」先生もご参加して頂くこととな りました。よろしくお願い申し上げます。また、陽気が良くなってから物 理の先生にもご参加頂くこととなっております。楽しみに待っていて下さ い。 (広報・マーケティング室 大西) お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な ど皆様からのメールをお待ちしております。 E-mail : mlmaster@jsf.or.jp 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行者:科学技術館メールマガジン係 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼ E-mail : mlmaster@jsf.or.jp ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。▼ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際 には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈 をいれて下さい。 なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・記事 については、無断使用・転載を禁止します。 |
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