科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第37号  2005/7/13 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】北の丸公園の自然
   ◆ 【3】科学の本の紹介
   ◆ 【4】新着情報
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】他館の紹介
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  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ インターネットラジオを聴こう! ■
  
    前々号ではパソコンのマザーボード交換について述べましたが、できあ
   がったサブ機の使い方としてはオーディオ専門機がお勧めです。
    オーディオ用ソフトとしては、Apple社のiTunesが有名です
   が、Windows用のフリーウェアでもWinampという優れものが
   あります。両者とも無料で、インストールしてインターネットに接続する
   だけで、さまざまなコンテンツを利用することが可能です。
    特にインターネットラジオ・インターネットTVは、ブロードバンドの
   普及により急成長の段階にあり、近いうちに従来のTV・ラジオに匹敵す
   る力を持つ可能性があります。
    現在ではまだ映像は地上波の水準まで至っていないので、音楽の視聴が
   中心となると思いますが、インターネットラジオのコンテンツの充実振り
   には目を見張らせられるものがあります。世界中に存在する数百にも及ぶ
   ラジオ局が、24時間、常時聴取できる体制でネット上に音楽その他の情
   報を配信しつづけており、渾身のコンテンツを提供しています。配信され
   る音楽も、1950年代のものから最新のヒット曲まで、年代別に局を選
   ぶことができ、クラシックから民族音楽までバラエティに富んでいます。
   音質的にもFMラジオのクオリティを超えているものもあります。
    ぜひ、パソコンのLine Out端子にアンプとスピーカを取付け、
   もしくはヘッドフォンを使ってインターネットラジオを聴いてみてくださ
   い。そしてここから世界中のハードディスク・シリコンオーディオ市場の
   シェアの7割を支配しているApple社の戦略を考えてみてください。
   いろいろと学ぶところが多いと思います。
  
    ※Winampについては、窓の杜
    http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/mp3/winamp.html
    を見て下さい。
    ※インターネットラジオで和製ポップスを聴きたいときは、シャウトキ
    ャスト
    http://shoutcast.com/directory/?s=jpop
    を見て下さい。
  
    (科学・技術教育研究会 モロゾフ)
  
  
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  ◆◆ 【2】北の丸公園の自然                   ◆◆
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   ※ 科学技術館や武道館、国立近代美術館等がある北の丸公園では、様々
    な自然を観察することができます。
  
  ■ 梅雨の頃の虫たち ■
  
    1日は建設館で耐震実験など、あと2日は3階の電気館で演示している
   井澤です。
    昼休みは公園の中へ出て公園の昆虫などをカメラに納めています。その
   日見たもの、そんなものをマガジンで紹介します。ぜひ見てね。
  
    梅雨の頃の虫たちの写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/037.html を見て下さい。
  
    (科学技術館実験演示担当 井澤祐一)
    
  
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  ◆◆ 【3】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
    今月のテーマは、「身近にであえる生き物」です。
    夏休みは色々な生き物に会うチャンスです。
    ぜひ身近な場所で、生き物をさがしてみてください。
    今週は、セミの本です。もう、ご近所でセミは鳴き始めているでしょう
   か。
    セミの声が聞こえたら、早速この本片手にぬけがらさがしに出かけてみ
   ませんか。
  
  ■ 『セミのおきみやげ』 ■
    宮武頼夫 文 中西章 絵 福音館書店 1992年
  
    今年の暑さでアブラゼミがもう鳴きはじめたとか。声は聞こえても、セ
   ミとりはけっこう難しいものです。でも、セミのおきみやげ、ぬけがらな
   らマイペースでゆっくりさがすことができます。
    幼虫が成虫になるときに脱ぎ捨てるぬけがらは、葉の裏や木の幹に残っ
   ていて、背の低い子どもほど見つけるのがじょうずです。
    「あった!」1つみつかれば目も慣れて、どんどん見つかるでしょう。
   つぶれぬようフィルムケースに入れて持ち帰り、「絵とき けんさく」の
   ページで調べてみましょう。大きさや触角のようすで、ニイニイゼミ・ヒ
   グラシなど日本にいる13種のうち、どのセミかがわかります。そのほか
   に、土の中の幼虫の様子、幼虫の背中が割れて羽化が始まる様子、セミの
   成虫やぬけがらの「身体けんさ」など、普段なかなか見ることのできない
   セミの姿も、大きくてはっきりした絵とわかりやすい言葉で伝えてくれま
   す。
    95年には環境庁の全国調査があり、たくさんの子どもたちもぬけがら
   調査に参加しました。科学技術館の周りの公園でもきっと見つかるでしょ
   う。親子そろって夏中タップリ楽しめる、とっておきの1冊です。図書館
   で探してみてください。
  
    この本の表紙は
    http://spin.bas.t-kougei.ac.jp/hon/7musekitsui/seminookimiyage/seminookimiyage.asp
    を見てください。
  
    科学読物研究会については
    http://homepage3.nifty.com/fwga4903/kaken.htm を見てください。
  
    (科学読物研究会 坂口美佳子)
  
  
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  ◆◆ 【4】新着情報                       ◆◆
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  ■ 「エネルギーかるた」東京大会 開催のお知らせ ■
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる
   た”を使って、「青少年のための科学の祭典」の中の一つのイベントとし
   て「エネルギーかるた大会」を実施します。
    伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと
   で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。
    「エネルギーかるた」(実行委員会制作オリジナル・非売品)を使用。
  
   ●実施予定の地域
    ○東京 7月31日(日) 千代田区北の丸(科学技術館・事務棟6F
                 第3会議室)
    ○中部 8月12日(金) 長野(信州大学)
    ○東北 8月20日(土) 石巻(石巻専修大学)
    ○北陸 11月5日(土) 福井(福井県児童科学館)
  
   ●参加者:事前募集+当日会場来場者 計32チーム
         (3名1組、家族・友人で小学生を含む)
  
   ●応募方法:参加者の名前・学年・年齢と、
         代表者の名前・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレ
         スを記入して、以下の方法でご応募下さい。
      ・郵送 〒106−0032 東京都港区六本木2−1−13
           六本木MYビル1F
           エネルギーかるた事務局
      ・FAX 03−6229−2755
      ・公式WEB http://www.e-karuta.jp の応募フォーム
           (まもなく募集開始)
      ・お問合せ:エネルギーかるた事務局
       TEL:03−6229−2705(平日10時〜18時)
   
    ※大会に出場された方にはもれなく記念品をさしあげます。
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日の午後に開催していま
   す。コンピュータシミュレーションを使って、太陽系や重力について調べ
   てみましょう。
   また、ゲストコーナーでは、私たちの地球がもし100cmだったらとい
   うお話です。お楽しみに。
   
    案内役:木村かおる(科学技術館)
    ゲスト:永井智哉さん(科学技術振興機構研究開発戦略センター)
  
    今週のゲスト及び内容は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
    大会名:防府大会
    期 間:平成17年7月21日(木)〜8月24日(水)
    会 場:防府市青少年科学館(山口県防府市)
  
    大会名:全国大会
    期 間:平成17年7月28日(木)〜8月2日(火)
    時 間:9:30〜16:50
    会 場:科学技術館(東京都千代田区)
    内 容:いろいろな科学に関する楽しい実験や工作を一同に集めて科学
        の不思議さ、面白さを体験して頂くイベントです。今年は前半
        (7/28〜7/30)、後半(7/31〜8/2)あわせて
        約150の実験や工作を全国各地から集まった演示講師の方々
        が行います。入場・参加無料です。また、「青少年のための科
        学の祭典」開催中は科学技術館の常設展示も無料でご覧いただ
        けます。
  
    大会名:科学と遊ぶ体験ひろば
    期 間:平成17年7月29日(金)〜8月8日(月)
    時 間:9:00〜21:00
    会 場:2005年日本国際博覧会 長久手会場 遊びと参加ゾーン
        「モリゾー・キッコロメッセ」
    内 容:ライブステージ、実験体験ブース、ワークショップなど科学に
        関する楽しい実験や工作を一同に集めて科学の不思議さ、面白
        さを体験して頂くイベントです。
        ※モリゾー・キッコロメッセ会場は無料ですが、博覧会会場の
        入場は有料です。
        ※アジア子供アート・フェスティバル「アジアの子供達の絵日
        記展」(三菱広報委員会等主催)と同時開催。
  
    詳しくは
    http://ppd.jsf.or.jp/expo2005/
    http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.8/C3.8.2/C3.8.2.9/index.html
    を見て下さい。
  
    大会名:秋田大会
    期 間:平成17年7月30日(土)〜31日(日)
    会 場:秋田県立子ども博物館(秋田市)
  
    大会名:丹波会場大会
    期 間:平成17年7月31日(日)
    会 場:篠山市立味間小学校(兵庫県篠山市)
  
    大会名:南但馬会場大会
    期 間:平成17年7月31日(日)
    会 場:和田山駅前アートほほえみ(兵庫県朝来郡和田山町)
  
    大会名:山形大会
    期 間:平成17年7月31日(日)〜8月1日(月)
    会 場:霞城セントラル内 山形県産業科学館(山形市)
  
    大会名:五泉大会
    期 間:平成17年8月3日(水)
    会 場:五泉市福祉会館(五泉市)
  
  ■ 科学技術映像祭/科学技術映像ライブラリー ■
  
    科学技術映像祭入選作品の多くは、科学技術映像ライブラリーに収蔵さ
   れ(16ミリフィルム333本・VHSビデオ約200本)、貸し出しを
   行っています。どうぞご利用下さい。
  
    詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/filmlib/ を見て下さい。
  
    今回は平成11年度科学技術映像祭入選作品の中から次の作品を紹介し
   ます。
  
    作品「O157腸管感染症 ─その病態と抗菌薬療法の効果─」
    種別:VHS
    時間:19分
    対象:高・大・一般
    製作:(株)アイカム
    企画:明治製菓(株)
    内容:腸管出血性大腸菌O157の集団発生が我が国で多発し、大きな
       事件となったことは、人々に強い衝撃を与えた。そして、現在も
       O157感染症は依然として問題となっている。本感染症につい
       ていろいろな分野で多くの検討がされているにも拘わらず、その
       病態は十分に解明されたとは言えない状態である。今回の幼若ウ
       サギを用いたO157腸管感染モデルの映像は、臨床に近い病態
       モデルとして大きな意味をもつものと思われる。更にこのモデル
       を用いて、抗菌薬による早期治療の意義を検討できたことは、基
       礎の研究と実際の臨床との結びつきを考える上で大きな前進とな
       るのではないか。
  
    科学技術映像祭は
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/index.htm を見て下さい。
  
  ■ 「科学技術館との思い出」エッセイ募集 ■
  
    過去から現在までを通じて、印象深く、思い出のある展示やワークショッ
   プについてエッセイを募集いたします。
    たくさんの思い出をお待ちしています。
  
    応募者全員に記念品を進呈
     ☆応募資格:小学生以上の方であれば年齢は問いません。
     ☆締切日:平成17年(2005年)10月31日(月)
  
    詳しくは http://www.jsf.or.jp/smt-essey.html を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】他館の紹介                      ◆◆
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    ■ 所沢航空発祥記念館からのお知らせ ■
  
    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では、7月17日から8月31日
   「夏休み大型映像フェスティバル」を開催します。通常上映作品「ダイノ
   トピア 〜失われた恐竜王国〜」のほかに、前期には「フライト・オブ・
   ザ・アクアノート」、中期には「アースストーリー〜恐竜の進化とヒトの
   未来〜」、後期には「フライヤーズ」を上映します。
  
    詳しくは
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_mov.htm を見て下さい。
  
    所沢航空発祥記念館は http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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    今週号の「北の丸公園の自然」は科学技術館で実験演示を担当していた
   だいている井澤祐一先生に執筆をお願いしました。井澤先生については、
   本メルマガ第7号(平成16年12月15日)の「実験演示の先生便り」
   で紹介しました。
    現在入院中の松田先生は順調に回復されてきておりますが、北の丸公園
   での自然の観察を再開するにはまだ少し時間がかかるため、急遽井澤先生
   にお願いしました。井澤先生は、本欄を担当されている松田先生、永井先
   生と同様に公園の自然をよく観察されています。今回のお願いも快くお引
   き受けいただきました。作品をご覧下さい。
  
                  (広報・マーケティング室 大西 茂)
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
     
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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   発行者:科学技術館メールマガジン係
       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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    には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈
    をいれて下さい。
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    については、無断使用・転載を禁止します。
  



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