科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第53号  2005/11/2 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 3,105人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】2年目を迎えて
   ◆ 【2】自然との出会い
   ◆ 【3】科学の本の紹介
   ◆ 【4】新着情報
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】他館の紹介
   ◆ 【8】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】2年目を迎えて                    ◆◆
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    おかげさまでメールマガジンも2年目に入りました。今年もできるだけ
   多くの皆様に参加していただき、科学技術の世界の、幅が広く、奥の深い
   素晴らしさを、ご一緒に探っていきたいと思います。
    また、この世界では、多くの方々や企業、研究所、大学などが、それぞ
   れの分野で一生懸命に努力しています。このメールマガジンは、このよう
   な方々の活動を伝え、ご意見や感動を共有する場となるよう、育てていき
   たいと思っています。
    資源の少ない日本は、科学技術で生きる国です。子供達にも積極的に参
   加してもらい、知りたいこと、興味を持ったことに、先輩の方々が、ご自
   身の言葉で語りかける広場となれば、夢を受けついだ子供達が、後に続く
   ようになるでしょう。
    知識を身につけ、感動を共有するネットワークを、どんどん広げること
   を目標に、このメールマガジンは努力していきたいと思っています。
  
     (財団法人日本科学技術振興財団(科学技術館)副会長 種市 健)
  
  
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  ◆◆ 【2】自然との出会い                    ◆◆
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    1年間に亘り北の丸公園の自然の動物写真解説を担当してきました松田
   邦雄です。
    2005年11月より動物部門は北の丸公園の自然からぐっと広範囲に
   日本及び世界の各地での自然との出会いの一瞬をカメラにおさめたものを
   皆様にお見せしたいと考えています。よろしくお願いいたします。
  
  ■ 沖縄の自然(I) ■
  
    11月ともなると東京では虫の姿も少なくなりそろそろ冬越しに入る準
   備をする虫たちの姿が見られるようになりますが、ずっと南の地方沖縄で
   は虫たちはまだまだたくさん見られます。
    私が訪ねた南国沖縄本島・八重山の島々での自然との出会いをご紹介し
   ます。
  
    沖縄の自然(I)の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/053.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会顧問 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【3】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
    実りの秋、食欲の秋です。毎日の食卓におなじみの食べ物も、それがで
   きるまでにどんな人がどのように関わってできたのかを知ると、なおいっ
   そう味わいが増します。今月はそんな食べ物の本をとりあげます。
  
  ■ 『しょうたとなっとう』 ■
    ふしぎいっぱい写真絵本2
    星川ひろ子・星川治雄写真・文/小泉武夫 原案・監修/ポプラ社/
    1260円/2003年11月/低学年以上
  
    しょうたは納豆がだいきらいでした。あるときおじいちゃんにさそわれ
   て畑に大豆の種をまきました。一粒のタネからやがて芽が出て花が咲き、
   夏にはおいしい枝豆になります。さやに残った大豆を乾燥させると保存食
   になります。ゆでて醗酵させるとみそや醤油に変身します。それだけでは
   ありません。とっておきの変身は…。
    ゆでた大豆を稲のわらづとに入れて二日ほどおくと、納豆ができました!
   「なっとうはよ、まほうの食べものだかんな。」そういうおじいちゃんが
   作った納豆を、おそるおそる食べたしょうたは、とてもおいしいと思いま
   した。みそや醤油、そして納豆はとてもすぐれた栄養食品であり、日本の
   誇る伝統食品です。ほかほかのご飯に納豆をたっぷりのせた表紙写真が、
   いかにもおいしそう。小さな子どもにも分かりやすい写真絵本です。
  
    この本の表紙は
    http://spin.bas.t-kougei.ac.jp/hon/11gijutsu/shoutatonatto/shoutatonatto.asp
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については
    http://homepage3.nifty.com/fwga4903/kaken.htm
    を見て下さい。
  
                      (科学読物研究会 福田晴代)
  
  
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  ◆◆ 【4】新着情報                       ◆◆
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  ■ プレベンチャー事業 平成14年度採択課題
    研究開発成果報告会のお知らせ ■
  
    日  時:平成17年11月29日(火)10:20〜18:15
    会  場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
         東京都千代田区九段北4−2−25
    概  要:本プログラムは、大学・公的研究機関発ベンチャー創出事業
         として平成11年度より科学技術振興機構が実施しています。
         今回、平成14年度採択10課題が本年9月末に終了し、そ
         の研究成果をベンチャービジネスにつなげていくための実用
         化に向けた研究開発の成果を報告するとともに大学等発ベン
         チャーの将来像を展望します。
    参 加 費:無料(懇親会は有料)
    参加対象:大学、TLO、公的研究機関、ベンチャー関係者、一般希望
         者等
  
    申込および詳細は、http://ppd.jsf.or.jp/preven/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 「夢・化学−21」土曜実験教室の開催 ■
  
   「アミノ酸の不思議な味体験」
  
    アミノ酸って聞いたことがありますか?
    食べ物の味にとってアミノ酸が大切な役割になっているようです。
    例えばトマト。完熟して赤みが増すとトマトの中のグルタミン酸という
   アミノ酸が増えて美味しくなるのですが(トマトが苦手な人もいると思い
   ますが・・・)
    このトマトのエキスからグルタミン酸を除いてしまうと・・・・・うす
   いりんごジュース、すっぱい梅のような味???になるようです。
    今回の実験では味の担い手であるアミノ酸について味な実験(実際に味
   体験していただきます)でみなさんのご参加をお待ちしています。
  
    今後の予定など詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/event.html#sat-jikken を見て下さい。
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。
   ゲストコーナーでは、研究者の皆さんが今伝えたいことを感じて下さい。
   宇宙では、地球では今、何が起きているんだろう?
   皆さんの疑問や質問を、直接聞いてみるよいチャンスですよ!
    
    案内役:亀谷和久さん(東京大学)
    ゲスト:高橋幸弘さん(東北大学)
  
    今週のゲスト及び内容は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 「エネルギーかるた大会」 開催のお知らせ ■
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる
   た”を使って、「青少年のための科学の祭典」の中の一つのイベントとし
   て「エネルギーかるた大会」を実施します。
    伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと
   で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。
  
   ●実施予定
    ○北陸  11月 5日(土) 福井県児童科学館(福井県坂井郡春江町)
      ※科学の祭典の前日実施
    ○関西  11月 6日(日) 大津市生涯学習センター(滋賀県大津市)
    ○四国  11月12日(土) 八幡浜市民スポーツセンター
                  (愛媛県八幡浜市)
    ○北海道 11月19日(土) 札幌西高等学校(北海道札幌市中央区)
    ○中国  11月19日(土) ライフパーク倉敷(岡山県倉敷市)
  
   ●参加者:事前募集+当日会場来場者 計32チーム
         (3名1組、家族・友人で小学生を含む)
  
    ※大会に出場された方にはもれなく記念品をさしあげます。
    ※応募方法等詳しくは http://www.e-karuta.jp を見て下さい。
  
  ■ 「ウインター・サイエンスキャンプ」参加者募集のご案内 ■
  
    先進的科学技術体験合宿!研究者と会える2泊3日
  
    「ウインター・サイエンスキャンプ」は、先進的な研究テーマに取り組
   む、大学・公的研究機関・民間企業を会場とした科学技術体験合宿プログ
   ラムです。全国の高等学校等の1〜3年生を対象に、3〜4日間かけて日
   頃触れる機会のない研究現場での講義・実験・実習を行います。
  
    開催日:平成17年12月23日〜平成18年1月9日の期間中の2泊
        3日又は3泊4日間
    会 場:大学(13会場)、公的機関(1会場)、民間企業(1会場)
    対 象:高等学校、高等専門学校(1〜3年)等に在籍する生徒
    応募締切:平成17年11月16日(水)必着
  
    詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
  ■ 近日中に開催される「青少年のための科学の祭典」のご案内 ■
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】他館の紹介                      ◆◆
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    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)・展示館では、秋の特別展「60・
   70年代の空の旅―国際線航路へタイムスリップ!―」を10月8日〜
   12月4日を会期として開催しています。当時の空の旅の様子を、実物、
   模型、写真、映像などにより紹介しています。
  
    所沢航空発祥記念館・大型映像館では、10月1日から11月13日ま
   で「秋の大型映像フェスティバル」を開催しています。通常上映作品「大
   自然の驚異」のほかに、11月1日〜11月13日には「マヤ文明の神秘」
   を上映します。
  
    所沢航空発祥記念館は東京電力(株)志木支社他と共催で、「小さい秋
   見つけた★どんぐり教室in航空公園」を11月27日(日)に開催しま
   す。どんぐりのおもちゃを作ったり、炒って食べてみたり、どんぐり粉で
   おせんべやおだんご作りの料理をしたり、パウチで落ち葉の葉っぱ図鑑を
   作ったりと、小学生を対象にした、もりだくさんのどんぐり教室です。
  
    お申し込み先、問合せ先は TEL:048−490−4567(東京
   電力(株)志木支社)まで。定員40名、先着順受付です。
  
    詳しくは、http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【8】読者からのお便り                   ◆◆
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   <長野県 河野さんから>(受信:平成17年10月26日)
  
    毎回よもやま話にわくわくしています。
    紹介された本を図書館に探しに出かけるのも習慣です。
  
    私は理科嫌いの主婦です。主人も文系なので、意識的に理科に触れ、子
   供にも触れてもらえるようにと、科学技術館に足を運んでいました。メル
   マガを頂くようになって、面白いなぁと思う話を話して聞かせるのですが、
   ピンと来ないようで、力不足を感じています。
    今春から長野に引っ越し、娘9歳にとっては初めての田舎暮らし。田舎
   育ちの私は、手放しに喜んでいたのですが、自然で遊ぶことを知らない都
   会っ子は、庭に土や草があり、虫が集まっても、気にもならない様子。蝶
   やトンボが見えるたび、じっとしていられなくて飛び出すのは私です。幼
   い頃から、山を見て「大きな木がある」とか、蟻を見て「なんとかして〜
   虫が居る〜」、最近も蚊を見て「虫が飛んでる〜」ですから、空いた口が
   ふさがりません。都会っ子の気持ちを理解するのには多少の困難がありま
   すが、意識的に教えていかないと、楽しさ半減だなぁと感じています。
   
    それで、子供用のメルマガの発行の予定はありませんか?もしくはふり
   仮名や言葉の補足説明などあれば、子供が興味を持ち、今以上に有難いなぁ
   と理科嫌いのわがままなお願いです。
   
    メルマガは数人に勧めて、皆からも好評です。これからも楽しみにして
   います。
   
    気候と共に景色の移り変わりが忙しい秋ですね。
  
   <担当者より>
  
    「子供用のメルマガの発行の予定はありませんか?もしくはふり仮名や
   言葉の補足説明などあれば」と、ご提案をいただきありがとうございます。
    今後、検討させていただき、可能なところからお応えしたいと考えてお
   ります。よろしくお願い致します。
  
  <富山県の内山さんから>(受信:平成17年10月27日)
  
    おはようございます。
    風邪をひいて今日は学校を休みました。テレビで痛くない注射針がグッ
   トデザイン大賞に選ばれた事をやっていました。7月に実用化発売された
   そうですね、でも私が必要としている分野でなく糖尿病のかたがインシュ
   リンをうつときにつかうものなんですね、私の曽祖父が糖尿病で、高齢だ
   ったため、いつも祖母が注射をしていましたが、とても痛そうでした。
   (その顔を見ているので注射ぎらいかも)痛くない注射針が実用化された
   ことで糖尿病の方はとても喜んでいると思います。針を開発したのが小さ
   な町工場のおじさんだったのでびっくりしました。
    日本の工業力の底力ですね。できたら早く予防接種の分野で実用化を望
   んでいる乙女(死語?)がいる事も知ってほしいと思いました。では、小
   児科へ行ってきます。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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    今回から「自然との出会い」というコーナーを設けました。
    このコーナーの前文にも書いてありますが、「北の丸公園の自然」の動
   物を担当していただいた松田先生に、「北の丸公園」からもっと広く、日
   本及び世界各地の自然(動物のみならず植物や風景まで含めて)との出会
   いをご紹介するコーナーとして、月3〜4回掲載していただきます。楽し
   いコーナーとなるでしょう。乞うご期待。
    「北の丸公園の自然」は、引き続き植物担当の永井先生に、月1回程度、
   これまでご紹介できなかった植物をこれから1年間掲載していただきます。
    永井先生は、この1年間、ほぼ毎日のように北の丸公園を調査され、開
   花など、本誌の配信日に合わせて植物を選び紹介していただきました。本
   当にありがとうございました。
    これから月1回程度と回数は減りますが、内容の素晴らしいこのコーナ
   ーをご期待下さい。
  
                         (企画広報室 大西茂)
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
     
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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    には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈
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    については、無断使用・転載を禁止します。
  



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