科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第75号  2006/4/5 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 3,719人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】自然との出会い
   ◆ 【3】科学の本の紹介
   ◆ 【4】新着情報
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】サイエンスキャンプ
   ◆ 【8】他館の紹介
   ◆ 【9】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ アジア科学技術フォーラム―自然災害のセッション―について ■
  
    4月になり、平成18年度が始まりました。
    昨年も前年のスマトラ沖地震に続き、パキスタンの地震があり、日本で
   は福岡県西部沖地震、それにアメリカのハリケーンの風水害などが話題に
   なりました。そして秋には自然災害に取り組むアジアの国々の政府関係者
   や研究者、それに防災担当者が一堂に会して話し合う、第1回目のアジア
   科学技術フォーラム(The 1st Asian Science 
   and Technology Forum)がJST(科学技術振興機
   構)の主催で、六本木のアカデミーヒルズの会場で開催されました。この
   フォーラムには、中国、韓国、タイ、インド、ベトナム、バングラディッ
   シュ、ミャンマーなどの参加があり、本館の科学技術館、有馬館長の基調
   講演(Keynote Speech)を皮切りに、各国代表のプレゼン
   テーションが、三つのセッションに分かれて開始されました。その中の
   Session3:Natural Disasterの会場で筆者は発
   表者の国の現状や悩みを聞き、日本はどんなことで協力や支援ができるか
   考えました。共通した大きな問題点として、一つは住民の自然災害に対す
   る科学知識不足(Illiteracy)が災害を大きくし、対策を難し
   くしているという主張でした。更に根本的な問題は人々の生活の貧困
   (poverty)にあることが強調されていました。
  
    このフォーラムは今後、3回目まで予定されています。地震、つなみ、
   洪水、暴風などの自然現象は止められませんが、災害は軽減することが可
   能です。1年前のつなみでは、タイ、インドネシア、スリランカなど合わ
   せて20数万人の犠牲者が出ました。今年は災害のない年であることを祈
   り結びとします。
  
          (科学技術館 4F「建設館」(耐震)担当 阿部頼之)
  
  
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  ◆◆ 【2】自然との出会い                    ◆◆
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  ■ 春の女神・ギフチョウ ■
  
    3月下旬〜4月にかけて、里山ではカタクリの花が咲き、サクラの花も
   咲きそろう頃、黒と黄色のだんだら模様の小型のアゲハチョウ科の一種が
   姿をみせてくれます。ふつうによく見られるナミアゲハとは異なる蝶で、
   どこにでもいる蝶ではありません。
    私は今から58年も昔に東京の高尾山でこの蝶に初めて出会い、その美
   しさに感動し、すっかり蝶のとりこになってしまったのです。
    しかし現在は高尾周辺ではギフチョウは昭和40年代後半に絶滅してし
   まい、出会うことができません。
    神奈川県の藤野町の石砂山では、何とかこのギフチョウが見られるよう
   にと、地域の方や専門家が保護活動に取り組まれ、その結果、毎春、ギフ
   チョウの舞いを見ることができます。
  
    春の女神・ギフチョウの写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s018.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【3】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
    日差しが一段と強くなり、すべての生きものが活発になる4月は、観察
   に役立つ虫の本を紹介します。今回は土をつくる生きものです。これから
   雑木林の散策が楽しくなる季節。この本を読み、ルーペを持って足もとの
   虫たちにも目を向けてみませんか。
  
  ■ 『土をつくる生きものたち』 ■ − 雑木林の絵本 −
    谷本雄治 文/盛口満 絵/岩崎書店/2005年
  
    芽吹き、新緑と四季折々に雑木林は私たちの目を引きつけます。けれど
   も雑木林を育む土の中の生きものに目を向ける人は少ないのではないでし
   ょうか。地面や土の中ではミミズ、ダンゴムシ他、たくさんの虫たちが日
   々土づくりに関わっています。中には、150度の高温からマイナス200
   度の低温まで平気なクマムシというふしぎな生物もいます。
    『ぼくのコレクション』などの本で人気のある盛口満さんが絵を担当。
   いろいろな角度また距離から、地中、地表、地上の数々の生きものの生態
   と雑木林の様子をダイナミック且つ精密に描いています。絵を見るたびに
   「わぁ こんな所にオトシブミ!」「ここにクマムシ!」「このフンは誰
   のかな?」などと新たな発見があり、虫たちへの親しみが増します。拡大
   倍率も併記されていて実際の大きさが想像しやすい。
    動物も植物も様々な生き物の営みが無駄なく一つの繋がりの中で調和し
   ていることを伝え、生態系や環境問題への関心も誘います。
    なお谷本さんの著書『ミミズ博士と生きている土』(偕成社)も合わせ
   て読まれると理解が深まります。
  
    この本の表紙は
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/7musekitsui/tsuchiwotsukuruikimono/tsuchiwotsukuruikimono.html
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については
    http://homepage3.nifty.com/fwga4903/kaken.htm を見て下さい。
  
                      (科学読物研究会 佐藤まり)
  
  
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  ◆◆ 【4】新着情報                       ◆◆
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  ■ NEDO Future Scope 未来のチカラがみえてくる ■
  
    4階「無限の可能性をもとめて」展示室は4月1日リニューアルし、
   「NEDO−Future Scope」展示室となりました。
    ロボット、先端技術、環境・エネルギーなど、豊かな未来をメッセージ
   しています。
  
    詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/nedo.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   を使って、太陽系や宇宙の話題を中心に、科学の最新の話題をお届けして
   います。
    今月第2・4土曜日はヤーキス天文台(アメリカ)とのライブ天体観測
   のセッションがあります。昼間に実際の星を見ることができたり、その晩
   に望遠鏡で撮影した天体を紹介します。(天候により、その日の星空や、
   天体をご覧いただけないこともあります。ご了承ください。)
  
    案内役:半田 利弘さん(東京大学)
    ゲスト:福島 登志夫さん(国立天文台)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 世界物理年記念シンポジウム開催のご案内 ■
  
    「世界物理年(2005年)」のしめくくりとして、「世界物理年記念
   シンポジウム」を開催いたします。
  
    日  時:2006年4月8日(土) 10:00〜17:00
    場  所:一橋記念講堂
         (東京都千代田区一ツ橋2−1−2(学術総合センター))
    参 加 者:一般の方々、学会関係、研究者など500名(入場無料)
  
    参加方法など、詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/074/sympo.htm を見て下さい。
  
    ちらしは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/074/01.pdf を見て下さい。
  
  ■ 「青少年のための科学の祭典」2006全国大会出展者募集のご案内 ■
  
    平成18年度の全国大会出展者の募集のお知らせを掲載しました。
    出展を希望される方は「青少年のための科学の祭典」2006全国大会
    出展者募集についてのページをご覧下さい。
  
    「青少年のための科学の祭典」 2006 全国大会 開催日程
  
    会 期:平成18年7月27日(木)〜8月1日(火)
        6日間を前・後半各3日間に分けます
    時 間:9:30〜16:50
    会 場:科学技術館 東京都千代田区北の丸公園2−1
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】サイエンスキャンプ                  ◆◆
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    「ウインター・サイエンスキャンプ 05−06」の15会場で行われ
   たキャンプを順次紹介しています。
  
  ■ 太陽電池と超伝導体を作ってみよう ■
  
    今回紹介する会場は「同志社大学 工学部」で、2005年12月26
   日(月)〜28日(水)の2泊3日で開催されました。北は埼玉県、南は
   沖縄県から24名(男14名、女10名、1年生6名、2年生16名、3
   年生2名)の高校生が参加しました。酸化物高温超伝導体と色素増感型太
   陽電池の2つのテーマを用意しました。酸化物高温超伝導体は、作製した
   超伝導体を液体窒素で冷却し、超伝導状態で磁石の浮上実験を行うととも
   に超伝導状態になる温度を測定しました。色素増感型湿式太陽電池は、研
   究センターで開発した電気泳動法と呼ばれる方法で、均一で希望の厚みの
   酸化チタン膜を形成し、これを用いて太陽電池の製作から発電までを実際
   に体験しました。
    なお、科学技術館では、5階「ワークス」展示室での1日2回の「科学
   教室」で液体窒素を使った超低温の実験を学ぶことが出来ます。また、3
   階「DENKI FACTORY」展示室では、太陽光発電などを始め色
   々な種類の発電機の仕組みや電気に関するいろいろな現象について学ぶこ
   とができます。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/075/75.htm を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    キャンプ会場(同志社大学 工学部)については
    http://engineering.doshisha.ac.jp を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【8】他館の紹介                      ◆◆
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    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では、平成18年3月25日〜4
   月23日を会期として、春休み特別展「大空を先駆けた埼玉県の女性航空
   人 西崎キクと田中阜子」を開催しています。埼玉県出身で、戦前では数
   少ない女性パイロットとして活躍した西崎キクと、田中阜子(あつこ)の
   二人に焦点を当て、パイロットとしての業績や人間像を紹介するものです。
  
    詳しくは http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
    また、所沢航空発祥記念館を会場として東京電力(株)志木支社では、
   「春のめざめ教室in航空公園」を4月23日(日)に開催します。カブ
   トムシやかなへびなどに触れながら土の中の小さな生き物たちの役割と私
   たちのつながりを考えます。
    お申し込み先、問合せ先 TEL048−490−4567
                東京電力(株)志木支社
    定員40名、先着順受付です。
  
  
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  ◆◆ 【9】読者からのお便り                   ◆◆
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   <豪州の井上さんからの質問>
  
    「ひとつ質問です。この前のメルマガにイースターのことが出ていたけ
    れど、春分の日って世界中同じ日なのですか?
    世界中が、この日は昼の長さと夜の長さが同じなのですか?」  大也
  
   <回答>
  
    簡単に説明するのは難しいですが、一応回答いたします。
    なお、この回答で分からない場合は学校の先生などに聞いてみて下さい。
  
    まず、地球から見たときの太陽の通り道を黄道(こうどう)といい、地
   球の赤道をずっと天まで伸ばしたものを天の赤道といいます。
    黄道は、天の赤道に対して23.5°傾いているので、180°離れた
   2点で天の赤道と交差しています。
    天文学で定められている春分や秋分の日は、黄道と天の赤道が交差して
   いる点を太陽が通過する時刻を含む日となっています。フリー百科辞典
   『ウィキペディア』にわかりやすい説明図がありますので見て下さい。
    http://ja.wikipedia.org/ で「黄道」で検索して下さい。
  
    地球上では、グリニッジ(英国)が時刻を決める基準となっています。
   この時刻を世界標準時(UT)といいます。春分・秋分は世界標準時で、
   何時何分に太陽がこの点を通過するかということで、国によっては1日の
   ずれが生じます。
  
    また、春分と秋分の日に昼と夜の長さがちょうど等しくなるわけではあ
   りません。理科年表などで調べてみてください。
    日の出と日の入りの定義は、日の出は太陽のヘリが地平線に出た瞬間、
   日の入りは太陽が完全に隠れた瞬間を言います。
    太陽は30分という大きさを持っていますので、この大きさ分を太陽自
   身が動くのに数分の時間がかかります。
    そのため、春分や秋分の日でも、昼間の時間の方が夜の時間より長くな
   ります。
  
    また、地球には空気があるため、太陽が地平線に近づいたときに浮き上
   がって見える現象が起こります。
    このような理由から、春分・秋分の日は必ずしも昼夜平分とはなりませ
   ん。
  
                    (科学技術館事業部 木村かおる)
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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  ■ 散歩のおとも 〜北の丸公園の自然〜 ■
  
    「先般 北の丸の自然 草木編を依頼した○○です。その後の進捗状況
   いかがでしょうか 鶴首しております。出来れば4月14日までに入手で
   きればと思っています。4月15日 北の丸ウオーキングを予定しており
   ます。」
    と読者の方からメールが届きました。
  
    私どもの初めての手作りの本です。簡単に考えて着手しましたが、こん
   なにも大変だとは想像しておりませんでした。皆様にご負担がかからない
   よう安価であることなどを考え、手作りとしました。内容は、永井先生、
   松田先生が真摯にかつ労をいとわず調査されたもので、貴重な情報がいっ
   ぱいです。自信を持ってお勧めできます。ただ、出版となると、装丁や体
   裁、広告など詰めるところが沢山あります。3月末に出版すると公言しま
   したが、やっと今週、出稿する目途が立ち、来週末にはお届けできるよう
   になりました。遅れてしまいましたが、素晴らしい内容の本ができると信
   じております。乞うご期待。
    入手方法等につきましては検討中です。来週号でご案内いたします。
  
                         (企画広報室 大西茂)
  
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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    には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈
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    については、無断使用・転載を禁止します。
  



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