科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第90号  2006/7/19 発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 4,152人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】新着情報
   ◆ 【2】科学・技術よもやま話
   ◆ 【3】自然との出会い
   ◆ 【4】科学の本の紹介
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】サイエンスキャンプ
   ◆ 【8】他館の紹介
   ◆ 【9】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】新着情報                       ◆◆
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  ■ 夏休み特別展「ファーブルと昆虫の世界展」 ■
  
    目玉である昆虫(主に蝶)を放し飼いにする生態展示をはじめ、ファー
   ブル関連展示や「昆虫記」に登場するフランスの昆虫標本など盛りだくさ
   ん。
    また夏休みに大人気の各種工作教室や科学演劇など、お楽しみがギッシ
   リ!
  
    期  間:8月12日(土)〜27日(日)
    会  場:科学技術館2階・4階イベントホール
    主  催:(財)日本科学技術振興財団・科学技術館、NPO日本アン
         リ・ファーブル会
    特別協力:ILTJ、NHK、新江ノ島水族館、(株)集英社、
         (株)小学館、日本電子(株)、(株)最上インクス
    協  賛:アイツールス アンド イーエックスブレイン(株)、
         (株)科学館サービス、(株)グリーンハウス、
         (株)シクセンス、(株)丹青社、(株)日展、
         日本製紙(株)、(株)乃村工藝社、(株)博秀工芸、
         (株)ムラヤマ
    後  援:環境省、文部科学省、読売新聞社
    企画協力:(株)創造文化、(株)ヒューマン、(株)ジーエーシー
  
    内容等、詳しくは
    http://www.jsf.or.jp/info/2006/07/post_19.php を見て下さい。
  
  ■ 科学技術館新展示『北の丸博士のバイオのくすり研究室』
                         オープンのお知らせ ■
  
    中外製薬株式会社様ご提供の新しい展示が7月15日、科学技術館3階
   にオープンしました。
    幅10メートル、奥行き2.5メートルのブース全体が人のひとつの細
   胞の形をしており、その中には核、小胞体、ミトコンドリアなどの細胞内
   の小器官が配置され、私たちの体を作っている細胞がどのような小器官か
   ら構成されているのかがわかりやすく理解できるように工夫されています。
   ブース内では、生きた細胞や生体内を捉えた顕微鏡映像などを見ながら、
   『くすり』『バイオ』『がん』について詳しく学ぶことができます。
  
    詳しくは、
    http://www.jsf.or.jp/ と、
    http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/chugai_top.jsp を見て下さい。
  
  ■ 国際物理オリンピック結果速報 ■
  
    国際物理オリンピックは、1967年にポーランドのワルシャワで第1
   回大会が開催された物理の国際的なコンテストです。各国から高等教育機
   関就学前の若者が参加し、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとと
   もに、参加国における物理教育が国際的な交流を通じて一層発展すること
   を目的としています。科学・技術のあらゆる分野において増大する物理学
   の重要性、次世代を担う青少年の一般的教養としての物理学の有効性に鑑
   み、毎年開催されています。
    この大会の結果が出ましたのでお知らせします。
  
    1.受賞状況 :銀メダル1名、銅メダル3名、入賞1名
    2.出 場 者:5名の高校生(日本からは初めての参加)
    3.受賞者詳細:
       銀メダルおよび国際物理オリンピック会長賞
            洛南高等学校3年(京都府) 疋田 辰之さん
            ※国際物理オリンピック会長賞
            (初参加国の中で最高得点)
       銅メダル 麻布高等学校3年(東京都) 田中 良樹さん
       銅メダル 西南学院高等学校3年(福岡県) 谷崎 佑弥さん
       銅メダル ラ・サール高等学校3年(鹿児島県) 野添 嵩さん
       入  賞 灘高等学校1年(兵庫県) 村下 湧音さん
    4.参加国数 :86カ国(オブザーバー参加国含まず)
    5.期間/場所:平成18年7月8日〜17日
            (開会式9日〜閉会式16日)
            シンガポール
    6.派遣機関 :物理チャレンジ組織委員会
  
    詳しくは、 http://www.phys-challenge.jp/ipho.html を見て下さい。
  
  ■ 国際生物学オリンピック結果速報 ■
  
    国際生物学オリンピック(IBO)は、1990年に旧チェコスロバキ
   アのオルモウツで第1回大会が開催された、生物学に関心を持つ高校生を
   対象とした国際コンテストであり、
    ・生物的問題の創造的な解決方法により、生物学的研究への活発な興味
     を鼓舞する。
    ・生物学教育に関するアイデアと教材の交換を推進する。
    ・生物学を学ぶ学生間での定期的な国際的交流を推進する。
    ・様々な国の若者たち同士の友好関係を樹立し、それにより国家間の協
     力と相互理解を促す。
   ことを目的に開催されています。
    この大会の結果が出ましたのでお知らせします。
  
    1.受賞状況 :銅メダル3名
    2.出 場 者:4名の高校生(日本からは2回目の参加)
    3.受賞者詳細:
       銅メダル 筑波大学附属駒場高等学校3年(東京都)
            佐藤 博文さん
           [昨年も参加し、銅メダルを獲得]
       銅メダル 筑波大学附属駒場高等学校2年(東京都)
            仮屋園 遼さん
       銅メダル フェリス女学院高等学校1年(神奈川県)
            濱崎 真夏さん
    4.参加国数 :47カ国
    5.期間/場所:平成18年7月9 日〜16日
            (開会式10日、閉会式15日)
            アルゼンチン・リオクアルト
    6.派遣機関 :国際生物学オリンピック日本委員会
  
    詳しくは、 http://www.jbo-info.jp/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【2】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 虫草と呼ばれる生き物 ■
  
    冬の間は「虫」であり、夏になると「草」になる、そんな生き物をご存
   知でしょうか。分類学という、生物を仲間どうしで分ける学問によれば、
   虫は「動物界」、草は「植物界」に位置し、それぞれ別の生き物です。さ
   て、虫草とはどんな生き物でしょうか。
  
   「トウチュウカソウ」。漢字では「冬虫夏草」と書き、昆虫やクモ、カイ
   ガラムシなどを寄主として成長するキノコの仲間を指します。この仲間の
   生活スタイルは大変面白く、北の丸公園でも発見できました。北の丸公園
   で発見できたのは、キシノウエトタテグモという地中性のクモを寄主とし
   て生える「クモタケ」という種類で、明治神宮など、都会の公園でも多数
   見つかっています。
  
    生態はまだ謎が多いですが、冬虫夏草の胞子が寄主に付いて菌糸を体の
   中に伸ばし、寄主を殺し、そこから子実体(いわゆるキノコの部分)を伸
   ばし、また胞子を飛ばして次の代へと繋いでいきます。冬虫夏草が多く見
   られるのは6月下旬から7月上旬にかけてであり、このことが「冬虫(冬
   の間は昆虫やクモ)夏草(夏にはキノコ)」と呼ばれる理由です。
  
    冬虫夏草を古くから利用していたのは中国で、現在でも漢方薬として使
   われています。主にコウモリガという蛾の幼虫に付く冬虫夏草であり、生
   きた幼虫からキノコが生えてくる様子は生命力、精力に効果があるとされ
   るのもうなずけます。
  
    虫草と呼ばれる生き物の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/090/090.html を見て下さい。
  
                    (科学技術館事業部 早武真理子)
  
  
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  ◆◆ 【3】自然との出会い                    ◆◆
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  ■ 絶滅が危惧されるウスイロヒョウモンモドキの姿を求めて ■
  
    先週ヒョウモンモドキの紹介をいたしましたが、今週は、同じような蝶
   で、中国山地周辺に生息していたウスイロヒョウモンモドキが近年急激に
   見られなくなり、絶滅の危機にさらされています。
    幼虫は草原に生えるオミナエシやカノコソウの葉を食べ、幼虫で越冬し、
   年1回6〜7月に発生します。
    この蝶を守るため地元の方々や行政の方々が協力し合って守る会を結成
   し保護にあたられています。同時に、自然への理解を推進するため、観察
   会等を催しています。
    私は7月1日〜2日、兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会の山本氏
   のご協力を得て、悪天候にもかかわらずウスイロヒョウモンモドキの姿を
   カメラにおさめることができました。またその折に見られた蝶たちや野の
   花たちの姿もおみせします。自然保全活動についてのみなさまのご理解を
   期待しています。
  
    絶滅が危惧されるウスイロヒョウモンモドキの姿を求めての写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s030.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【4】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
    今月のテーマは大型類人猿の本です。今回は絶滅の危機にさらされてい
   る「森の人」オランウータンをとりあげます。
  
  ■ 『オランウータンに森を返す日』 ■
    川端裕人 写真・文/旺文社/1238円/2000.4
  
    オランウータンは、今ではインドネシアのカリマンタン島とスマトラ島
   にしかいません。ワシントン条約で禁止されているにも関わらず、珍しく
   てかわいいのでペットとして高く売ろうと、こっそり密輸されることがあ
   ります。報道記者でもあった作者は4頭のオランウータンが大阪のペット
   ショップで保護された事件をきっかけに、調査を始めます。その後、オラ
   ンウータンの研究と保護に取り組むビルーテ・ガルディカスさんと出会い、
   ペットブームだけが問題ではないことに気付きます。
    カリマンタン島に行った作者は、森に生きるオランウータンや人に捕ら
   えられたオランウータンの子どもを森に帰すために訓練をする「リハビリ
   センター」を見るうち、木材の伐採(ばっさい)やパームオイルの原料で
   ある油椰子(あぶらやし)の農場を作るために森を焼き払っている場にも
   直面します。それが実は日本に住む私たちとの関係が深いことに驚きます。
    オランウータン「を」森に返すだけでなく、オランウータン「に」森を
   返すことがもっと大切なことです。じっとこちらを見つめるオランウータ
   ンの写真がとても魅力的なノンフィクションです。
  
    この本の表紙は
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/8sekitsui/oranutannimoriwo/oranutannimoriwo.html
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については、
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。
  
                      (科学読物研究会 浅見佳子)
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 青少年のための科学の祭典2006 全国大会 ■
  
    いよいよ来週(7月27日(木))から「青少年のための科学の祭典」
   が始まります。
  
    楽しい実験や不思議なショーを体験できます。工作コーナーも待ってい
   ますよ。今年の「夏休みの自由研究」もバッチリです。今まで気づかなか
   ったことや、ふしぎに思っていたことがわかります。これで君もクラスの
   科学博士!?だね。
  
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         文部科学省
         財団法人 日本科学技術振興財団
    開催期間:平成18年7月27日(木)〜8月1日(火) 6日間
        (前半3日間・後半3日間出展内容入替)
    開催場所:東京都千代田区北の丸公園2−1 科学技術館
  
   「青少年のための科学の祭典」開催期間中は、科学技術館へ無料で入館で
   きます。
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」参加者募集 ■
  
    児童生徒をはじめ、あらゆる世代の方々を対象に“放射線一日体験教室”
   「放射線 見て 測って 考えてみよう!」を開催いたします。
  
    これは文部科学省の委託事業として日本科学技術振興財団が実施するセ
   ミナーで、私たちの身近にありながら通常は見ることができない放射線の
   存在について楽しい実験や観察を通して理解を深めていただくものです。
    夏休みの自由研究に、ぜひオススメです。
    参加者の募集を開始いたしましたので、奮ってご参加下さい。
  
    開催日程:平成18年7月…23日(日)
         8月…5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)
          19日(土)、23日(水)、26日(土)、29日(火)
         9月〜2007年1月…毎月第3土曜日
         時間はいずれも13:00〜16:00
  
    対  象:小学4〜6年生(保護者同伴)・中学生・高校生・一般
  
    申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、
    http://hoshasen.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ ウォーターフェア’06東京「水の展示会」開催 ■
   
    水の貴重さやその重要性を多くの人々に知って頂くため、毎年8月1日
   を「水の日」と定め、この日を含む「水の週間」に様々なイベントが開催
   されています。
    科学技術館では、その一環として「ウォーターフェア’06東京『水の
   展示会』」が開催されます。
    水源や水利用に関する取り組みなどについて紹介するパネルや写真、模
   型などが展示されます。
  
    開催日: 平成18年7月28日(金)〜8月1日(火)
    会 場: 科学技術館 2階イベントホール
    主 催: 都道府県・水の週間実行委員会
         国土交通省
    後 援: 財団法人日本科学技術振興財団
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。
   今週は、国立天文台の4D2Uによる「宇宙の果てまでの旅」をコーナー
   で紹介します。
    今月第2・4土曜日はヤーキス天文台(アメリカ)とのライブ天体観測
   のセッションがあります。昼間に実際の星を見ることができたり、その晩
   に望遠鏡で撮影した天体を紹介します。(天候により、その日の星空や、
   天体をご覧いただけないこともあります。ご了承ください。)
    
    案内役:縣 秀彦さん(国立天文台)
    ゲスト:勝川 行雄さん(国立天文台)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 平成18年度 生態系を把握するための野生生物の知見全国大会の
    参加者募集について ■
  
    さまざまな環境因子が生態系に与える影響の把握のためには、まずこれ
   までの生態系がどのようになっているのかの把握が重要です。このため、
   環境省では今年度から、継続的に野生生物(生物の種を問わず。ただし、
   植物を除く。)の観察を行っていて、活動報告が可能な方にお集まりいた
   だき蓄積された情報を集約する場をつくることとしました。
    今年度は、「生態系を把握するための野生生物の知見全国大会」を開催
   します。
  
    日  時:平成18年8月26日(土) 10:30〜15:30
    場  所:環境パートナーシップオフィス会議室
       (東京都渋谷区神宮前5−53−67コスモス青山B2F)
    申込締切:7月26日(水)
    問合わせ:環境省環境安全課 電話:03(5521)8261
         担当 木山:masafumi_kiyama@env.go.jp
            井藤:chigusa_ito@env.go.jp
  
  ■ 「エネルギーかるた」大会開催 ■
  
    来週の7/30(日)には、科学技術館で東京大会が開催されます。
  
   =東京大会(7/30)、八戸大会(8/5)、岐阜大会(8/12)
    事前募集中!=
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる
   た”を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。
    「青少年のための科学の祭典」関連のイベントとして昨年ご好評いただ
   き、今年で2年目を迎えます。
    伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと
   で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。
    「エネルギーかるた」(実行委員会制作オリジナル・非売品)を使用。
  
   ●実施予定の地域
    ○東京  7月30日(日) 東京(科学技術館・
                     事務棟6F第3会議室)
    ○東北  8月 5日(土) 八戸(八戸市児童科学館・福祉体育館)
    ○中部  8月12日(土) 岐阜(岐阜市立長良小学校)
    ○北陸 10月21日(土) 福井(福井県児童科学館)
    ○関西 10月22日(日) 彦根(ひこね市文化プラザ)
    ○四国 11月12日(日) 香川(香川大学教育学部)
    ○中国 11月18日(土) 倉敷(ライフパーク倉敷)
    ※その他の地域(北海道、九州)でも開催予定。
     会場・日程が決まり次第お知らせします。
  
     申込み、お問い合わせ等詳しくは、
     http://www.e-karuta.jp を見て下さい。
  
  ■ 平成18年度「第1回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■
  
    科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教
   室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。今回、
   理科大好きボランティア経験者のさらなるスキルアップの機会提供と科学
   教室等で講師としてボランティア活動に取り組みたいと考えていらっしゃ
   る方を対象として、科学教室等の開催のノウハウに関する講座を経験者向
   けと初心者向けにそれぞれ企画いたしました。
    科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま
   すようご応募をお待ちしております。
  
    日 時:1.経験者向け 平成18年9月23日(土)
        2.初心者向け 平成18年9月24日(日)
         時間はいずれも10:00〜17:00
    場 所:東京会場 科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2−1)
             最寄駅:地下鉄竹橋駅・九段下駅
  
    申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、
    http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html
    を見て下さい。
  
  ■ 「標準」についてのクイズや川柳、出前授業に参加しませんか ■
    〜国際標準化100年記念事業のご案内〜
  
    シャンプーとリンスの容器のうち、シャンプーだけには側面にギザギザ
   が付けられて区別しやすくなっているのを知っていますか。乾電池は単一、
   単二というように大きさ、形が決められているので、どのメーカーのもの
   を買っても同じように使えますね。
    このように、あらかじめ製品の形や大きさなどを決めていることを「標
   準」といいます。実は「標準」は私たちの気づかないところで身のまわり
   にたくさんあって、生活を便利なものにしているのです。
    こうした「標準」を身近なものとして知っていただくため様々な行事を
   やっています。皆さんのご参加をお待ちしています。
  
    ■標準化クイズ(7/3〜):
     インターネットでのクイズです。2ヶ月毎に計4回実施し、各回の全
     問正解者には抽選で景品を差し上げます。
  
    ■標準化川柳募集(〜8/18):
     「標準」の役割を身近に感じられるようなユニークな川柳を募集して
     います。入賞作には、賞状、賞金等を差し上げます。
  
    ■出前授業実施希望校募集(〜7/31):
     小学校(中・高学年)・中学校・高校・高等専門学校に専門家を派遣
     して、「標準」「標準化」について体験授業を行います。
  
    申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、
    http://www.standard100.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」『夏の巻』、7月7日発売! ■
  
    2004年11月の創刊以来連載し、好評を得てきた「北の丸公園の自
   然」をハンドブックとして、4月14日に『春の巻』、続いて『夏の巻』
   を7月7日に出版致しました。
    『夏の巻』は『春の巻』と同じく、「草木編」と「動物編」の2冊で、
   総カラー印刷のきれいな写真を満載しています。それぞれ1冊200円で
   科学技術館ミュージアムショップ・北の丸公園休憩所・楠公レストハウス
   (皇居外苑・二重橋前)で販売しております。ご来館が困難な方々はメー
   ル、又は、FAXでお申し込み下さい。(別途送料がかかります)
  
    申込方法は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
    を見て下さい。
  
  ■ 「クリスマス・レクチャー」放送のお知らせ ■
  
    イギリスで200年近く続いている人気科学実験講座「クリスマス・レ
   クチャー」が、読売新聞社、ブリティッシュ・カウンシル主催で、今年の
   7月28日、29日に文京シビックホール(東京)、8月2日、3日に米
   子市文化ホール(鳥取)で行われます。科学技術館はこのイベントに協力
   しています。
    これを記念し、昨年の日本公演の模様(テーマ=南極)を次のとおりサ
   イエンスチャンネル(CS放送)で放送いたします。南極に隠されたたく
   さんの謎を、わかりやすく解説します。
  
    放送日程
  
    ■南極3
      7/21(金) 17:00
    ■南極4
      7/28(金) 16:00  8/ 4(金) 17:00
  
    サイエンスチャンネルは http://sc-smn.jst.go.jp/ を見て下さい。
  
    「クリスマス・レクチャー」について詳しくは
    http://event.yomiuri.co.jp/2006/xmas_lecture/ を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】サイエンスキャンプ                  ◆◆
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    「スプリング・サイエンスキャンプ 2006」の20会場で行われた
   キャンプを順次紹介しています。
  
  ■ 超高層ビルの世界へようこそ ■
  
    今回紹介する会場は「鹿島建設株式会社 技術研究所」で、2006年
   3月26日(日)〜 3月28日(火)の2泊3日で開催されました。栃
   木県から広島県までの11名(男6名、女5名、1年生8名、2年生2名、
   3年生1名)の高校生が参加しました。超高層ビルの建設に使われている
   最新技術の紹介と、数多くの研究課題の中から地盤の液状化とビル風にス
   ポットをあてた体験学習を行いました。
    なお、科学技術館では、4階「建設館」展示室では、さまざまな最先端
   の技術を活かした建設に関する知識を学び体験することができます。また、
   4階「NEDO−Future Scope〜未来のチカラがみえてくる
   〜」展示室で未来のエネルギーや生活の様子など、さまざまな体験を通し
   て科学技術を学べます。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/090/90.htm を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    キャンプ会場
    「鹿島建設株式会社 技術研究所」については
    http://www.kajima.co.jp/tech/katri/index-j.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【8】他館の紹介                      ◆◆
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    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では7月22日〜8月31日を会
   期として夏休み特別展「ふしぎ体験 昆虫ワンダーランド」を開催します。
   昆虫の飛翔をテーマとした展示解説と併せて、生きたヘラクレスオオカブ
   トなどの展示や、昆虫凧、昆虫立体写真を展示し、昆虫ゲーム、クイズラ
   リーも用意しました。
    また、教室や講座を次の通り開催します。ぜひご参加下さい。
  
    ◎7月23日(日)
     講演「TVチャンピオン昆虫王・長畑直也氏の昆虫冒険談
                      ・・アマゾンに幻の蝶を追う」
     講師:長畑直也氏。参加費無料。
    ◎8月 3日(木)・11日(金)
     「夏の虫の観察会〜虫のはねの不思議を探ろう〜」
     指導:松田邦雄先生。教材費200円。
    ◎8月 5日(土)・20日(日)
     工作教室「よく飛ぶ竹とんぼを飛ばそう」
     教材費200円。
    ◎8月 8日(火)・18日(金)
     料理教室「ハチミツを使った親子不思議おやつ教室」
     指導:東京電力(株)志木支社の皆さん。参加費無料。
  
    開催時間、定員、用意するもの、申し込み方法など詳しくは、
    http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【9】読者からのお便り                   ◆◆
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  ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから>
  
    ケアンズの学校では先週からTerm3(3学期)が始まりました。
    ここでは1月下旬に新学期が始まり、Term4制で12月上旬に終わ
   ります。
    各Termの間には2〜3週間弱のSchool Holidayがあ
   り、12月〜1月にかけては約7週間も休みがあるので、日本より子供の
   休みの日は多いですね。
    入学式や始業式、終業式などが全然ないため、日本人にとってはなんと
   なく区切りがはっきりしない気がします。
    冬で涼しいケアンズでは、スポーツも盛んな季節です。
  
    今週の写真も先週に引き続きGBR(グレートバリアリーフ)の海の中
   です。                            梨紗
  
    ケアンズ自然写真通信の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/090/90.htm
    を見て下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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  ■ 「ファーブルと昆虫の世界展」 ■
  
    科学技術館での最大のイベント、「青少年のための科学の祭典2006
   全国大会」が7月27日(木)から8月1日(火)まで開催されます。全
   国から選ばれた工夫を凝らした実験ブース、工作ブース、さらには人気の
   科学実験ショーなど、楽しさ、面白さにあふれていますので、是非ご来場
   下さい。期間中は全館無料で入場できます。
  
    今年はこれに加え、本号の「新着情報」でもご紹介しましたが、夏休み
   特別展「ファーブルと昆虫の世界展」も続いて開催します。
  
    「昆虫記」で有名なジャン・アンリ・ファーブル(フランス)は、小さ
   いころから好奇心が強く記憶力がよい子どもでした。目で見、耳で聴き、
   手で触れて観察した事実こそが本物であるという信念を貫き、生涯を通し
   て「昆虫記」を作り上げました。1879年、55歳の時に「昆虫記」第
   1巻が刊行され、ほぼ3年に一巻ずつ出して行きました。1907年、第
   10巻がグラビエール社(仏)から刊行され、来年の2007年で「昆虫
   記」が世界的に知れ渡り100年目を迎えることになります。
  
    本企画では、「昆虫記」を通じてファーブルの偉大なる観察、発見の数々
   や昆虫記の世界を紹介しながら、ファーブルの足跡を辿ります。
    また、科学技術の発達により昆虫の世界も身近になり、私たちの生活と
   も関連が深くなっています。昆虫とナノテクノロジーの世界をはじめ、昆
   虫の生命力や不思議さ、素晴らしさを身近に見られるのが「ファーブルと
   昆虫の世界」です。
  
    来年は全国各地でファーブル展が開催されるでしょう。これらに先駆け
   本展を通じて昆虫や自然、そして環境との関わりを身近に捉えていただけ
   ることを望んでおります。
  
                         (企画広報室 大西茂)
  
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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