科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 科学技術館 メールマガジン 第92号 2006/8/2 発行 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 4,230人。 ====================================================================== ≪ 今号の目次 ≫ ====================================================================== ◆ 【1】新着情報 ◆ 【2】科学・技術よもやま話 ◆ 【3】自然との出会い ◆ 【4】科学の本の紹介 ◆ 【5】科学技術館トピックス ◆ 【6】お知らせ ◆ 【7】サイエンスキャンプ ◆ 【8】他館の紹介 ◆ 【9】読者からのお便り ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【1】新着情報 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 第2回全国物理コンテスト「物理チャレンジ2006」結果速報 ■ 物理チャレンジ組織委員会(委員長:北原和夫(国際基督教大学))は、 平成18年7月30日より8月2日までの3泊4日の日程で、岡山県閑谷 において第2回全国物理コンテスト「物理チャレンジ2006」を開催し ました。 この合宿期間中、理論および実験問題の試験をそれぞれ5時間行い、金 賞6名、銀賞13名、銅賞13名、優良賞15名などの受賞者を決定しま した。参加者は、全国470名の応募者から選抜された99名の中学生・ 高校生です。 受賞者等、詳細は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/092/2006_phys.pdf を見て下さい。 なお、金賞、銀賞、銅賞受賞者のうち高校2年生以下の生徒13名を、 来年イランで開催される第38回国際物理オリンピックに派遣する日本代 表候補とし、通信や合宿によるトレーニングなどを経て来春日本代表を選 考します。 ■ 交通規制・通行規制のお知らせ ■ 来る平成18年8月8日は、日本武道館にて故橋本龍太郎元総理の葬儀 が行われます。これに伴って北の丸公園では交通規制、通行規制が敷かれ ます。科学技術館へお越しのお客様にはご迷惑をおかけして誠に申し訳あ りませんが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。 規制の概要は次の通りです。 ●徒歩でご来館のお客様 九段下駅方面からの入園口である田安門・清水門からの入場ができなく なります。大変ご面倒をおかけしますが、竹橋駅方面からの入園口(北桔 橋門前側)からご入園下さい。警備員から何か聞かれた場合には「科学技 術館に行く」とお答え下さい。 ●お車でのご来館を予定されているお客様 当日は、北の丸公園内に車で立ち入ることはできません。何卒ご協力を お願いいたします。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【2】科学・技術よもやま話 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 波の実験演示(I) ■ 4F建設館には、地震、洪水、風の演示装置と併せて、波について学習 のできる造波実験装置が用意してあります。 夏が近づくと水に親しむ機会が多くなるので、波への関心が高まって来 ます。波には風によってできる風浪や、さざ波、うねり、津波があります。 この建設フロアの実験装置は、波の進行、波の反射、波の図析などの学習 に適しています。また大波から海岸を守る波消しブロックや海底構築物の はたらき等も学ぶことができます。 実験と並行して海の事故について考えます。離岸流や一発波ですが、多 くの波が干渉し合って、突然、大波に変身することがあります。これを一 発波と呼んでいます。連続してやってくる1000個の波の平均値の2倍 にも達する大波があることが、統計上、確かめられています。 昨年の夏のことでした。鹿島浦の海岸で若者のグループが、仲間と砂浜 に埋め合って遊んでいました。そこに、予想しない一発波が襲ったから、 グループは大騒動になりました。波の性質をよく知ることが大切ですね。 岩場や防波堤で釣人が波にさらわれたり、海面の上昇に恐怖を感じたり するのも、この一発波です。だいぶ以前の話ですが、あるTVのレポーター が、台風の接近している海岸で波を背に実況放送し不評を買ったことがあ りました。先日、たまたま目にした新聞に、ある港から観光客を乗せたイ ルカウォッチングの船が大波を受けて海岸まで押し流され転覆したという ニュースがありました。これも一発波の仕業です。一発波の恐さを十分に 心したいものです。 (4F建設館 波の実験演示担当 阿部頼之) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【3】自然との出会い ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 国蝶オオムラサキの里を訪ねて ■ いよいよ夏本番、国蝶オオムラサキも里山の雑木林をはばたいています。 東京都内でも八王子市高尾町付近では、現在もその姿が観察できます。山 梨県の長坂にあるオオムラサキセンターでは、オオムラサキを十分に観察 できる施設(ビバリューム)があります。サイエンス友の会では7月15 日ここを訪れ、オオムラサキにふれ合い楽しい観察ができました。 その折の写真をご覧ください。 国蝶オオムラサキの里を訪ねての写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s031.html を見て下さい。 (サイエンス友の会講師 松田邦雄) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【4】科学の本の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し らべ学習コーナー」で閲覧できます。 夏休みですね。みなさん、楽しい夏を過ごしていますか? 今月は「もっと、夏休みが楽しくなる本」をテーマに5冊の本を紹介いた します。 ■ 『ウェズレーの国』 ■ ポール・フライシュマン/作 あすなろ書房 ウェズレーは、ちょっと変わった男の子。町のほかの子とは好みが違い ます。そのためにちょっかいを出されたりしますが、ウェズレーは自分で 工夫した道具を使って、うまくかわします。 彼は、お父さんの質問に答えているうちに、突然ひらめきます。「自分 だけの作物をそだてて、自分だけの文明をつくるんだ!すごい自由研究に なるぞ」 本当に、ウェズレーの家の庭のはたけに、ある夜、植物の種が飛んでき ます。そして、誰もみたことのない、なんとも不思議な植物が育ちます。 その植物の実は、とても甘く、おいしいジュースがつくれます。根っこも おいしく食べられます。くきからとった繊維で、ぼうしや洋服を作ること ができました。夏にかかせない虫除けの薬や遊び道具、そして・・・。 この本は科学の絵本ではありません。でも、ウェズレーは科学する心を もった少年だと思います。皆さんも、ウェズレーのようになにか育ててみ ませんか?素敵なものが創れるかもしれませんね。 この本の表紙は http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/13shakai/wesley/wesley.html を見てください。 科学読物研究会については、 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。 (科学読物研究会 坂下智婦美) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【5】科学技術館トピックス ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 8月の星見隊 ■ 8月の定番の天文現象といえば、ペルセウス座流星群です。 たくさんの流れ星が見られることでよく知られていますが、今年は9日が 満月で、ペルセウス座流星群がもっともよく見られる13日前後は、まだ 月が大きいため条件はよくありません。 そこで、夏休みに星の観察にチャレンジして、地球の大きさを測ってみ ませんか? ステップ1:自分の家から北斗七星やカシオペヤ座を使って、北極星を探 しましょう。 ステップ2:北極星の高さを分度器などを使って調べます。 ステップ3:なるべく南北方向に離れた場所で、北極星の高さを調べて、 自宅で見た北極星の高さと比べます。 北極星の高さの差と、どのくらい離れた場所(km)で観察したかがわ かると、地球の大きさを計算で求めることができます。 どうして北極星の高さを調べて比べたら、地球の大きさがわかるのかな? 最初に地球の大きさを調べた人は誰だろう? 夏休みには、いろいろな場所に出かけることがあるでしょう。 星座早見盤と分度器を持って、各地の北極星の高さを調べてみましょう。 北海道と沖縄では、どちらが北の方にあるのかな? 北海道と沖縄で北極星の見える高さは、どのくらいちがうのかな? 星を使って、地球の大きさを調べてみようよ! ☆☆「地球の大きさをはかろう」☆☆は、スターウィーク2006で行 うイベントです。 詳しくは下記のwebサイトをご覧ください。 http://www.starweek.jp/index.shtml (科学技術館事業部 木村かおる) ■ 夏休み特別展「ファーブルと昆虫の世界展」 ■ 目玉である昆虫(主に蝶)を放し飼いにする生態展示をはじめ、ファー ブル関連展示や「昆虫記」に登場するフランスの昆虫標本など盛りだくさ ん。 また夏休みに大人気の各種工作教室や科学演劇など、お楽しみがギッシ リ! 期 間:8月12日(土)〜27日(日) 会 場:科学技術館2階・4階イベントホール 主 催:(財)日本科学技術振興財団・科学技術館、NPO日本アン リ・ファーブル会 内容等、詳しくは http://www.jsf.or.jp/info/2006/07/post_19.php を見て下さい。 ■ 日立ブース「Nature Contact」リニューアル ■ ”自宅のパソコンで育成した動物に科学技術館で出会う” 日立ブースと自宅パソコンとの連携サービスを7月28日より開始しまし た。 科学技術館2階の日立ブース「Nature Contact」Web サイトでは、7月28日より個人のパソコンにダウンロードできる動物育 成ソフトを用意しております。 このソフトで育てた可愛らしい動物は、「ネイチャーコンタクト隊員証」 と呼ばれる、2次元コードを含むIDカードを印刷することにより、科学 技術館の日立ブースに連れてくることができます。 パソコン上では体験できない触れ合いを楽しむことができ、また、家に 帰ると記念画像が見られます。 詳しくは、http://www.hitachi.co.jp/naturecontact/ を見て下さい。 ■ 科学技術館新展示『北の丸博士のバイオのくすり研究室』 オープンのお知らせ ■ 中外製薬株式会社様ご提供の新しい展示が7月15日、科学技術館3階 にオープンしました。 幅10メートル、奥行き2.5メートルのブース全体が人のひとつの細 胞の形をしており、その中には核、小胞体、ミトコンドリアなどの細胞内 の小器官が配置され、私たちの体を作っている細胞がどのような小器官か ら構成されているのかがわかりやすく理解できるように工夫されています。 ブース内では、生きた細胞や生体内を捉えた顕微鏡映像などを見ながら、 『くすり』『バイオ』『がん』について詳しく学ぶことができます。 詳しくは、 http://www.jsf.or.jp/ と、 http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/chugai_top.jsp を見て下さい。 ■ 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」参加者募集 ■ 児童生徒をはじめ、あらゆる世代の方々を対象に“放射線一日体験教室” 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」を開催いたします。 これは文部科学省の委託事業として日本科学技術振興財団が実施するセ ミナーで、私たちの身近にありながら通常は見ることができない放射線の 存在について楽しい実験や観察を通して理解を深めていただくものです。 夏休みの自由研究に、ぜひオススメです。奮ってご参加下さい。 開催日、申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、 http://hoshasen.jsf.or.jp/ を見て下さい。 ■ 今週のユニバース ■ 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。 今週は、夏休みに見られる天文現象を中心にお話をします。 また、毎年恒例になりました沖永良部の、ウミガメの紹介を行います。 案内役:川井 和彦さん(理化学研究所) ゲスト:千頭 一郎さん(沖永良部高校) 今後の予定は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【6】お知らせ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「国際物理オリンピック」及び「国際生物学オリンピック」結果速報■ 国際物理オリンピックは、各国の若者が物理学に対する興味関心と能力 を高め合い、国際的な交流を通じて各国の物理教育が一層発展することを 目的とした国際的なコンテストです。 一方、国際生物学オリンピック(IBO)は、生物学的研究への活発な 興味の鼓舞や、様々な国の若者たち同士の友好関係の樹立などを目的とし た国際コンテストです。 (財)日本科学技術振興財団では、両オリンピックの事務局を担当して います。 今年の大会の結果が7月16日(日)に出ましたのでお知らせします。 参加者数やメダル数など結果についての詳細は、 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/091/olympic/oly.html を見て下さい。 ■ 「エネルギーかるた」大会開催 ■ =八戸大会(8/5)、岐阜大会(8/12)事前募集中!= エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる た”を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。 ・お問合せ:エネルギーかるた事務局 TEL:03−6826−1660 (平日10時〜18時) 申込み、お問い合わせ等詳しくは、 http://www.e-karuta.jp を見て下さい。 ■ 平成18年度「第1回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■ 科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教 室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。 科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま すようご応募をお待ちしております。 日 時:1.経験者向け 平成18年9月23日(土) 2.初心者向け 平成18年9月24日(日) 時間はいずれも10:00〜17:00 場 所:東京会場 科学技術館 申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、 http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html を見て下さい。 ■ 「標準」についてのクイズや川柳、出前授業に参加しませんか ■ 〜国際標準化100年記念事業のご案内〜 シャンプーとリンスの容器のうち、シャンプーだけには側面にギザギザ が付けられて区別しやすくなっているのを知っていますか。乾電池は単一、 単二というように大きさ、形が決められているので、どのメーカーのもの を買っても同じように使えますね。 このように、あらかじめ製品の形や大きさなどを決めていることを「標 準」といいます。実は「標準」は私たちの気づかないところで身のまわり にたくさんあって、生活を便利なものにしているのです。 こうした「標準」を身近なものとして知っていただくため様々な行事を やっています。皆さんのご参加をお待ちしています。 ■標準化クイズ(7/3〜): インターネットでのクイズです。2ヶ月毎に計4回実施し、各回の全 問正解者には抽選で景品を差し上げます。 ■標準化川柳募集(〜8/18): 「標準」の役割を身近に感じられるようなユニークな川柳を募集して います。入賞作には、賞状、賞金等を差し上げます。 ■出前授業実施希望校募集(〜12/22): 小学校(中・高学年)・中学校・高校・高等専門学校に専門家を派遣 して、「標準」「標準化」について体験授業を行います。 申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、 http://www.standard100.jp/ を見て下さい。 ■ 「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」『夏の巻』、7月7日発売! ■ 2004年11月の創刊以来連載し、好評を得てきた「北の丸公園の自 然」をハンドブックとして、4月14日に『春の巻』、続いて『夏の巻』 を7月7日に出版致しました。 『夏の巻』は『春の巻』と同じく、「草木編」と「動物編」の2冊で、 総カラー印刷のきれいな写真を満載しています。それぞれ1冊200円で 科学技術館ミュージアムショップ・北の丸公園休憩所・楠公レストハウス (皇居外苑・二重橋前)で販売しております。ご来館が困難な方々はメー ル、又は、FAXでお申し込み下さい。(別途送料がかかります) 申込方法は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。 ■ 「クリスマス・レクチャー」放送のお知らせ ■ イギリスで200年近く続いている人気科学実験講座「クリスマス・レ クチャー」が、読売新聞社、ブリティッシュ・カウンシル主催で、今年の 8月2日、3日に米子市文化ホール(鳥取)で行われています。科学技術 館はこのイベントに協力しています。 これを記念し、昨年の日本公演の模様(テーマ=南極)を次のとおりサ イエンスチャンネル(CS放送)で放送いたします。南極に隠されたたく さんの謎を、わかりやすく解説します。 放送日程 ■南極4 8/ 4(金) 17:00 サイエンスチャンネルは http://sc-smn.jst.go.jp/ を見て下さい。 「クリスマス・レクチャー」について詳しくは http://event.yomiuri.co.jp/2006/xmas_lecture/ を見て下さい。 ■ インターネット割引券 ■ 必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき ます。 詳しくは http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【7】サイエンスキャンプ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 「スプリング・サイエンスキャンプ 2006」の20会場で行われた キャンプを順次紹介しています。 ■ 資源・エネルギーと環境保全について考える ■ 今回紹介する会場は「東京電力株式会社 技術開発センター」で、 2006年3月28日(火)〜3月30日(木)の2泊3日で開催され ました。北は岩手県から南は広島県までの12名(男6名、女6名、1年 生3名、2年生7名、3年生2名)の高校生が参加しました。発電、送配 電、電気利用それぞれの最先端の研究を体験し、理解してもらうとともに、 東京電力の環境問題への取り組みについても理解を深めました。 なお、科学技術館では、3階「DENKI FACTORY」展示室で は、さまざまな実験装置に触ったりしながら、電気について体感できます。 1日3回あるワークショップでは電池の仕組みや電気の力をテーマに実験 工作に参加できます。また、4階「NEDO−Future Scope 〜未来のチカラがみえてくる〜」展示室で未来のエネルギーや生活の様子 など、さまざまな展示室で体験を通して科学技術を学べます。 体験写真・感想等は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/092/92.htm を見て下さい。 サイエンスキャンプについては http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 キャンプ会場 「東京電力株式会社 技術開発センター」については http://www.tepco.co.jp/ を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【8】他館の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では7月22日〜8月31日を会 期として夏休み特別展「ふしぎ体験 昆虫ワンダーランド」を開催してい ます。昆虫の飛翔をテーマとした展示解説と併せて、生きたヘラクレスオ オカブトなどの展示や、昆虫凧、昆虫立体写真を展示し、昆虫ゲーム、ク イズラリーも用意しました。 また、教室や講座を次の通り開催します。ぜひご参加下さい。 ◎8月 3日(木)・11日(金) 「夏の虫の観察会〜虫のはねの不思議を探ろう〜」 指導:松田邦雄先生。教材費200円。 ◎8月 5日(土)・20日(日) 工作教室「よく飛ぶ竹とんぼを飛ばそう」 教材費200円。 開催時間、定員、用意するもの、申し込み方法など詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。 また、所沢航空発祥記念館は8月16日(水)、17日(木)臨時休館 致します。 大変ご迷惑をおかけしますがどうかご了解下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【9】読者からのお便り ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから> こんにちは。 ケアンズはやっと乾季の良い天気になりました。 3月にカテゴリー5のサイクロンが上陸した際に、隣町の Innisfailの町のフルーツ畑は全滅してしまいました。 バナナも100%、ダメに…。 その後に、豪州大陸の西側の方の町にもサイクロンが上陸し、豪州内の バナナは80%以上が壊滅してしまいました。 よって、今、スーパーで売られているバナナの数は異常に少なく、また、 異常に高騰しています。コレがバナナの値段?!という価格で(キロ当た り$10位かな)バナナは高級品になってしまいました。 今年中には、バナナ畑は復活して価格も戻るというニュースが流れては いますが…。 そんな、フルーツの写真を今週もお届けしますね。 梨紗 ケアンズ自然写真通信の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/092/92.htm を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇◇ 【担当者より】 ◇◇ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「青少年のための科学の祭典」と皇太子殿下 ■ 梅雨明けが遅れ、科学の祭典の後半(7月30日)になってやっと明け ました。前半の初日は来館者が少なめでしたが、その後、連日沢山の人が 訪れ、大変盛況のうちに終わりました。科学の祭典の6日間で58,900 人が来館されました。ありがとうございました。 科学の祭典の期間中、同時開催した「ウォーターフェア’06東京 水 の展示会」(於、科学技術館2階)に、7月30日、皇太子殿下がお見え になりました。皇太子殿下は水の大切さについての展示を熱心にご覧にな りました。 展示会をご覧になった後、殿下が科学技術館の応接室へご休憩にいらっ しゃる途中で、当館の有馬館長が殿下に科学の祭典についてご説明申し上 げました。その際、殿下は、科学の祭典の「ブンブン回るスリムなモーター を作ろう」というコーナーにお立ち寄りになり、ご自身も触られ、モーター を回されました。殿下は、ご自身も子供の頃理科工作が好きで、モーター などをお作りになったとお話されていました。科学少年でもいらしたので すね。 また、モーターを作っている子供たちを温かいまなざしでご覧になり、 よく回っていますねと、話しかけていらっしゃいました。 お帰りになる時、子供たちにモーターの作り方を教えている、北九州市 立児童文化科学館(福岡県)の小泉憲司先生が「愛子様に」と、モーター を殿下にお渡ししたところ殿下は大変お喜びになりました。殿下は「子供 たちにこのような実験を行うことはとてもよいことだ。」と、ご感想をお っしゃっていました。殿下にご説明をした有馬館長が、ご家族で是非お出 でいただきたいと申し上げておりました。実現するといいですね。 (企画広報室 大西茂) お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な ど皆様からのメールをお待ちしております。 E-mail :mlmaster@jsf.or.jp 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行者:科学技術館メールマガジン係 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼ E-mail :mlmaster@jsf.or.jp ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。▼ http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際 には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈 をいれて下さい。 なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・記事 については、無断使用・転載を禁止します。 |
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