科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第102号  2006/10/11発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 4,449人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】新着情報
   ◆ 【2】科学・技術よもやま話
   ◆ 【3】自然との出会い
   ◆ 【4】科学の本の紹介
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者
   ◆ 【8】サイエンスキャンプ
   ◆ 【9】他館の紹介
   ◆ 【10】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】新着情報                       ◆◆
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  ■ ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・冬の巻」出版! ■
  
    好評を得ている、ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」
   の「秋・冬の巻」が完成し、10月7日(土)に発売しました。
    「春の巻」「夏の巻」「秋・冬の巻」と3巻で完結することとなりまし
   た。
  
    このハンドブックは、2004年11月の本メルマガ創刊以来連載し、
   好評を得てきた「北の丸公園の自然」を冊子として出版してきました。
   「草木編」と「動物編」の2冊で、カラー印刷のきれいな写真を満載して
   います。価格はそれぞれ1冊200円です。
  
    ハンドブックの表紙及びお求め方法は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。
  
  ■ 「第17回英国科学実験講座」テレビ放映のお知らせ ■
  
    今年2006年夏に開催された「第17回英国科学実験講座 クリスマ
   ス・レクチャー2006」を収録した番組が、10月から11月にかけて、
   サイエンスチャンネルで放映されます。
    今年のテーマは「食物の秘密」。2000年から2005年まで、英国
   の食品安全基準庁の初代長官をつとめたジョン・クレブス卿が、人の味覚
   の謎と背景、体内での消化や人体に与える影響、食物の安全性や危険性、
   将来の食糧問題などについて、実験の数々を交えながら、わかりやすく講
   演しました。
    是非、この機会にご覧下さい。
  
    サイエンスチャンネル(スカイパーフェクTV!765ch)番組放映
  
            【放送予定日】      【再放送予定日】
           16:00〜16:45  17:00〜17:45
    レクチャー1) 10月 7日(土)(済) 10月14日(土)
    レクチャー2) 10月21日(土)    10月28日(土)
    レクチャー3) 11月 4日(土)    11月11日(土)
    レクチャー4) 11月18日(土)    11月25日(土)
  
    ケーブルテレビをご利用の方は、各CATV局にお問い合わせ下さい。
  
   ※本放送終了後も、サイエンスチャンネルのホームページ
    http://sc-smn.jst.go.jp/ から、インターネット放送でご覧いただけ
    ます。
   ※同サイトから、2003年〜2005年に開催された過去のレクチャー
   の模様も、インターネットで視聴できます(「英国科学実験講座」の番組
   名で検索して下さい。)
  
  
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  ◆◆ 【2】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 毎日どんな計算をしていますか? ■
  
    コンビニで500円以内でお菓子を買いたいときなどは、式を思い浮か
   べて暗算することが多いでしょう。小学校で算数を習ったおかげですね。
   そしてこの式による計算というものは、様々な記号の発明によって支えら
   れています。数や計算の種類が、数字や演算子(+−×÷など)といった
   記号で書かれているからこそ、スラスラと式を考え、計算順序を決めて答
   えを出せるのです。
    主な式の記号は、15〜17世紀に発明されています。それらを初めて
   使った人と、その年を書くと以下のようになります。
  
   ・「+」「−」…ドイツの数学者ヴィッドマン、1489年
   ・「=」…イギリスの医師・数学者レコード、1557年
   ・「×」…イギリスの数学者オートレッド、1631年
   ・「÷」…スイスの数学者ラーン、1659年
  
    ところで計算順序はどうでしょう?例えば、2+3×5=17というよ
   うに、「かけ算割り算を先に計算する」というルールは自然の摂理ではな
   く、人間が式を使いやすいように決めてあるだけなのです。これはいわば
   「数学語」の文法であり、16世紀の数学書の中で使われたのが最初だと
   言われています。しかし、それが世界中で受け入れられるにはかなり時間
   が必要でした。なんと20世紀初頭の数学史の本に、「×や÷を含む式の
   計算順序については、今でも統一されたルールがない」ということが書か
   れているほどです。今ではすっかり当たり前になりましたが、こんなに最
   近まで決まっていなかったとは驚きですね。
  
                     (科学技術館事業部 丸山義巨)
  
  
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  ◆◆ 【3】自然との出会い                    ◆◆
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  ■ 初秋の頃の虫たちとの出会い ■
  
    暑さ寒さも彼岸までと言われるように、気温も20℃前後で、虫たちと
   の出会いも夏の頃とはずっと変わってまいりました。
    今回はさまざまな虫たちとの出会いの様子の写真をご覧いただきたいと
   思います。
  
    「初秋の頃の虫たちとの出会い」の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s039.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【4】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
  ■ 大きな大きなせかい
    小さな小さなせかい ■
    かこさとし・著 偕成社 1996.1,1996.3 各2100円
  
    『大きい』という言葉には、『少し大きい』ものから『すごく大きい』
   ものまで本当に色々です。私たちの日常で使う1mから始まって、1ペー
   ジずつ本をめくるごとに、長さを10倍ずつ大きくした世界を見せてくれ
   るのがこの絵本です。ビル、雲、月、太陽、1光年、銀河系、銀河群と続
   き、最後のページは100億光年の彼方まで広がります。
  
    「小さな小さなせかい」の本では、10分の1ずつどんどん小さくなっ
   ていき、小動物、細胞、ウイルス、分子、原子核、クォーク、そして量子
   宇宙の世界まで連れて行ってくれるのです。とてつもなく大きかったり、
   小さかったりすると、本当の大きさの違いがとてもあやふやになるもので
   す。わからなくなったら調べるのに便利なこの本は、手元に置いておきた
   い一冊です。
  
    冥王星が惑星でなくなったというニュースやナノテクが急速に産業界で
   にぎわっている記事を読むと、私たちのかかわる世界はなんて広いんだろ
   うと思ってしまいます。
  
    この本の表紙は
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/1nyuumon/ookinaookina/ookinaookina.html
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。
  
                     (科学読物研究会 森 裕美子)
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」参加者募集 ■
  
    児童生徒をはじめ、あらゆる世代の方々を対象に“放射線一日体験教室”
   「放射線 見て 測って 考えてみよう!」を開催しています。
  
    これは文部科学省の委託事業として日本科学技術振興財団が実施するセ
   ミナーで、私たちの身近にありながら通常は見ることができない放射線の
   存在について楽しい実験や観察を通して理解を深めていただくものです。
    次回開催は10月21日(土)です。奮ってご参加下さい。
  
    開催日、申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、
    http://hoshasen.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題を中心に、さまざまな科学のお話を
   お届けしています。
    なお、今週に予定しておりました、ヤーキス天文台とのライブ天体観測
   は、都合により、お休みさせていただきます。
   シカゴの天気予報では、今週半ばには雪が降り始めるということです。
    次回のライブ天体観測コーナーをお楽しみに!
  
    案内役:松浦 匡さん(筑波大学)
    ゲスト:渡辺 政隆さん(科学技術政策研究所)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 高校生のための2泊3日の先進的科学技術体験合宿プログラム
  「ウインター・サイエンスキャンプ ’06− ’07」参加者の募集 ■
  
    ウインター・サイエンスキャンプは、最先端の研究施設で先進的な研究
   テーマに取り組む大学・公的研究機関・民間企業の研究所が、冬休みの3
   日間高校生を受け入れて、様々な分野の研究開発の第一線で活躍する研究
   者・技術者が直接指導を行う、実験や実習を主体とした科学技術体験合宿
   プログラムです。参加申込書・募集要項は、Webサイトでダウンロード
   するか、事務局までお問い合わせ下さい。
  
    開 催 日:2006年12月23日〜2007年1月7日の
         期間中の2泊3日
    会  場:大学、公的研究機関、民間企業、博物館(12会場)
    定  員:受け入れ会場ごとに8〜20名(合計162名)
         ※前回応募倍率:約2倍
    参 加 費:10,000円(自宅から会場までの交通費は自己負担。
                 宿舎・食事は用意します)
    応募締切:2006年11月16日(木)必着
    問合せ先:サイエンスキャンプ事務局 ( camp@jsf.or.jp )
  
    詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
  ■ プレベンチャー事業 平成15年度採択課題
                    研究開発成果報告会のお知らせ ■
  
    本プログラムは、大学・公的研究機関発ベンチャー創出事業として平成
   11年度より科学技術振興機構が実施しています。
    今回、平成15年度採択9課題が本年9月末に終了し、その研究成果を
   ベンチャービジネスにつなげていくための実用化に向けた研究開発の成果
   を報告するとともに、大学等発ベンチャーの将来像を展望します。
  
    日  時:平成18年11月10日(金)10:00〜17:10
    会  場:三菱ビル コンファレンススクエア エムプラス(グランド)
         東京都千代田区丸の内2−5−2 三菱ビル10F
    主  催:独立行政法人 科学技術振興機構
  
    申込方法等、詳しくは、
    http://ppd.jsf.or.jp/preven/ を見て下さい。
  
  ■ 「体験を通じて作り出す標準」国際標準化100年記念展示会 ■
  
    国際標準化100年記念展示会では、「標準」について触れてもらうこ
   とを狙いとして、パネル展示や体験型展示、ワークショップなどのプログ
   ラムを行います。
  
    主  催:経済産業省、国際標準化100年記念事業実行委員会等
    開 催 日:2006年10月11日(水)〜10月22日(日)
    開催場所:科学技術館
    参 加 費:無料(但し入館に当たっては別途入館料が必要です)
  
    詳しくは http://www.standard100.jp を見てください。
  
  ■ 平成18年度「第2回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■
  
    科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教
   室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。今回、
   理科大好きボランティア経験者のさらなるスキルアップの機会提供と科学
   教室等で講師としてボランティア活動に取り組みたいと考えていらっしゃ
   る方を対象として、科学教室等の開催のノウハウに関する講座を経験者向
   けと初心者向けにそれぞれ企画いたしました。
    科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま
   すようご応募をお待ちしております。
  
    日 時:1.経験者向け 平成18年12月 9日(土)
        2.初心者向け 平成18年12月10日(日)
          時間はいずれも10:00〜17:00
    場 所:名古屋会場 名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区栄2-17-1)
              最寄駅:地下鉄東山線・舞鶴線「伏見」駅
    主 催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)
        名古屋市科学館
  
    申込方法等、詳しくは、
    http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html
    を見て下さい。
  
  ■ 「再生可能エネルギー2006国際会議」及び
               「第1回新エネルギー展示会」のお知らせ ■
  
    地球環境問題解決の一つとして、太陽エネルギーや風力エネルギーのよ
   うな再生可能なエネルギーを大いに利用していく必要があり、世界各国で
   その利用技術の開発・普及が積極的に行われてきています。
    このたび、世界各国のリーダー(専門家・研究者)が初めて日本に集ま
   り、21世紀を展望した熱い意見交換を行うことになりました。また併せ
   て、海外からも多くの参加企業等を得て、最新の新エネルギー技術展示も
   行われますので、どうぞご参加下さい。
  
   ・再生可能エネルギー2006国際会議 2006年10月 9〜13日
   ・第1回 新エネルギー世界展示会   2006年10月11〜13日
    ※会場はいずれも幕張メッセ
  
    展示会は入場無料です。(下記ホームページからの登録が必要です)
    併催イベントでは、小学生書画作品展や大学・高専によるエコビークル
   展示もあります。
  
    詳しくは http://www.re2006.org を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者          ◆◆
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    本コーナーでご紹介する技術者は、(社)日本機械工業連合会/(社)
   研究産業協会『100の技術者"魂"―あの製品はこうして生まれた―』に
   登場された方々で、(社)研究産業協会様のご協力を得、本の執筆にあた
   られた方々に、分担してご紹介していきます。
  
  ■ トランジスタ・ラジオの開発の物語 鹿井信雄 (その1) ■
  
   <戦後の日本から出たヒット商品>
  
    第2次世界大戦が終わって間もなく昭和30年夏、世界の人々を驚かす
   ような製品が現れた。それは、トランジスタという小さな電子部品で動く
   ため、トランジスタ・ラジオと呼ばれた。小さなプラスチック製の箱に入
   っていて、乾電池で動き、好きなラジオ番組を聴くことができた。
    トランジスタとそれを使ったラジオの両方を、世界で初めて開発したの
   は、戦争後間もなく、井深大(いぶか まさる)さんやその仲間達が作っ
   た東京通信工業という小さな町工場であった。彼らは、それまでやってい
   た軍隊のためのものではなく、一般の人々のための技術開発をする決心を
   固めていた。
    当時はラジオや音楽のレコードを聞くための電気蓄音機は、豪華な木製
   のキャビに入った家具のようなスタイルで、価格も高く、大きくて家庭に
   一台、それも応接間などに飾られていたのである。それが、一人づつ、個
   人が購入し、自分の好きなスポーツやニュースや音楽を、自分が好きな時
   に、外でもどこでも、一人でも聴くことが出来るようになったので、世界
   中の人たちがびっくりし、また喜んだのである。後にはポケットに入るた
   めに”ポケッタブル・ラジオ”とも呼ばれるようにもなった。
    東京通信工業に入社して、このトランジスタラジオの開発に取り組んだ
   鹿井信雄(かのい のぶお)は、小さいときから、機械いじりが好きだっ
   たので、無線通信機を組み立てて、世界中の見ず知らずの相手と、今で言
   えばメールのように使う通信を楽しんでいた。
                               (つづく)
  
    執筆者:唐澤英安 データ・ケーキベーカ(株)代表取締役
  
    (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/
  
  
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  ◆◆ 【8】サイエンスキャンプ                  ◆◆
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    「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ
   ンプを順次紹介しています。
  
  ■ 知ろう・創ろう自然エネルギー ■
  
    今回紹介する会場は「足利工業大学 総合研究センター」で、2006
   年8月7日(月)〜8月10日(木)の3泊4日で開催されました。北は
   岩手県から南は宮崎県までの28名(男18名、女10名、1年生13名、
   2年生7名、3年生8名)の高校生、高等専門学校生が参加しました。
    風力や太陽光などの自然エネルギーは環境問題の高まりとともに、脚光
   をあびるようになりました。今回のキャンプでは、自然エネルギーの特徴
   や利用方法を学ぶとともに、太陽光を利用した調理器(ソーラークッカー)
   と小型風力発電機を作る体験を通して理解を深めました。
    科学技術館で太陽光、風力、バイオマスなどの自然エネルギーについて
   色々知りたい人は4階の「NEDO−Future Scope〜未来の
   チカラがみえてくる〜」のエネルギーシティコーナーでご覧下さい。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/102/102.htm を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「足利工業大学」 http://www.ashitech.ac.jp/
    および、「足利工業大学 総合研究センター」
    http://www2.ashitech.ac.jp/crc/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【9】他館の紹介                      ◆◆
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  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では10月15日〜12月10日
   を会期として、秋の特別展「現代日本を支えるエアカーゴ〜航空貨物輸送
   の歴史と役割〜」を開催します。航空貨物輸送の歴史を辿ると共に輸送さ
   れる多彩な貨物(郵便・美術品・動物・生鮮食料品・聖火などその他)を
   紹介し、航空貨物輸送を通して航空と社会との関係を考える特別展です。
   11月4日、11月18日には関係者による公開講座も開催します。
  
    詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 船の科学館 ■
  
    お台場にあります船の科学館では、10月7日(土)〜29日(日)の
   間、企画展「輝く!水産」を開催しています。
   「みんなが食べている魚はどこの国でとれた魚かな?」、「魚はどうやっ
   て私たちの食卓に運ばれてくるの?」など、漁業や水産加工業、水産流通
   業などに関する身近な疑問について、写真・映像・模型・実物・解説パネ
   ルなどを用いてわかり易く楽しく解説します。また、擬似魚釣りや鰹節削
   りなどの楽しい体験コーナーも実施します。
  
    船の科学館ホームページは、
    http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。
  
  
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  ◆◆ 【10】読者からのお便り                  ◆◆
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  <富山県の内山さんから>(受信:平成18年10月4日)
  
    我が家の境内の銀杏も今年は豊作のようです。自然は正直で雄の木が切
   られてしまった去年は不作でした。重く下がった実はお団子のようにおい
   しそうです。始末が大変ですが楽しみです。
  
    戦後の技術者の方のお話は子供達も楽しく読んでいます。富山県高岡市
   には鋳物職人のための「やすり」を作る職人さんがいます。コンピュータ
   ーでは計算できないほどの微妙な角度をつけるとか。目立て職人の方も目
   立ての具合が機械では計測できない単位とか言う事を子ども達も学び授業
   の一環として伝統工芸の時間があります。螺鈿細工のペーパウエイト、錫
   の風鈴、蒔絵のお盆をつくっています。大企業の技術もすばらしいです。
   一人の職人の技術もある日本はすごいなあーとおもいました。
  
  ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから>
  
   こんにちは。
   だいぶケアンズは暑くなってきました。
   風も少し強いので、ブッシュファイヤーも多いです。
   今もなんとなく煙っぽい臭いがしています。
   今週は面白い自然の生き物を2つ、紹介しますね。        梨紗
  
   ケアンズ自然写真通信の写真は
   http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/102/102.htm
   を見て下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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  ■ さわやかな秋にメルマガを ■
  
    海、山に大きな被害を与えた低気圧も去り、まさに秋晴れの天気です。
   科学技術館正面のイチョウの木には枝もたわわに、ブドウの房のように沢
   山の実がついています。まさに秋たけなわといった感じです。食欲の秋、
   読書の秋です。いや、メルマガの秋?でもあります。
    本誌の分量も多いですが、このさわやかな秋にメルマガをじっくり読む
   のも新しい発見を得ることとなるかも分かりません。
    また、先週予告致しました、ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・
   冬の巻」も無事10月7日(土)に出版。このシリーズも完結することが
   できました。秋の夜長に、散歩のおともにこのハンドブックもぜひ見て下
   さい。
                         (企画広報室 大西茂)
  
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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