科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 科学技術館 メールマガジン 第103号 2006/10/18発行 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 4,482人。 ====================================================================== ≪ 今号の目次 ≫ ====================================================================== ◆ 【1】新着情報 ◆ 【2】科学・技術よもやま話 ◆ 【3】自然との出会い ◆ 【4】科学の本の紹介 ◆ 【5】科学技術館トピックス ◆ 【6】お知らせ ◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者 ◆ 【8】サイエンスキャンプ ◆ 【9】他館の紹介 ◆ 【10】読者からのお便り ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【1】新着情報 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「原子力の日」イベント実施のお知らせ ■ 10月26日は「原子力の日」です。その日を挟んだ1週間、下記のと おりイベントを実施します。 タイトル:見つめてみよう、原子の発電エネルギー 期 間:10月23日(月)〜29日(日) 会 場:科学技術館2階原子力展示室「アトモス」他 主 催:(財)日本科学技術振興財団・科学技術館 映像提供:サイエンス チャンネル(科学技術振興機構) 詳しくは http://www.jsf.or.jp/info/2006/10/post_28.php を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【2】科学・技術よもやま話 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「二酸化炭素と地球温暖化」について思うこと ■ 秋も深まり、今年も終わりに近づきました。 昨年の年末は全国的に低温となり、それが続いて寒い正月でした。その 頃、地球の温暖化はどうしたのかという声が聞かれました。 京都議定書で知られるI.P.C.C(気候変動に関する政府間パネル) のC.CはClimate Change(気候変動)の略であって、必 ずしも温暖化だけを意味していないので、異常な寒冷があっても矛盾する ことはないのです。そして、その気候変動の主役はCO2であることは常 識になっています。CO2が地表からの赤外線を吸収して温室効果をもた らすことまでは一般常識として知られています。 気温は太陽からの日射エネルギーの総和と地表から逃げていく放射エネ ルギーの総和とのバランスで決まり、計算の結果、現在の気温より40度 近く下がることになります。そうならないのは温室効果ガスのはたらき です。 ではどうしてCO2にそんなことができるのか、また大気中で一番のは たらき手は何か、CO2よりもはるかに大量で大事な役割を担ってくれて いるものがあります。それは何でしょうか。CO2→地球温暖化の図式に 固定されずに疑って見ることが大切です。そうしないと、単なる知識に終 わってしまい本質から、はずれてしまいます。 事象に不思議さを発見することと常に通説を疑って見ることが、科学を 学ぶ基本的姿勢であることは言うまでもありません。 (つづく) (建設館担当、サイエンス友の会「気象講座」講師 阿部頼之) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【3】自然との出会い ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 秋の自然観察鑑賞会で出会った生きものたち ■ 10月8日、科学技術館サイエンス友の会の秋の自然観察会が行われま した。参加した親子61名はみんな夢中になって虫やカエル、木の実さが しをしました。まっ赤なアカトンボ(アキアカネ)や木の上で鳴くアオマ ツムシ、ヤブカラシの葉上のスズメガの幼虫、緑色のカナブン、えものを ねらうオオカマキリ、草むらのヒキガエル、ドングリやムクロジの実など、 たくさんの発見がありました。 「秋の自然観察鑑賞会で出会った生きものたち」の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s040.html を見て下さい。 (サイエンス友の会講師 松田邦雄) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【4】科学の本の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し らべ学習コーナー」で閲覧できます。 ■ すごいぞ折り紙 折り紙の発想で幾何を楽しむ ■ 阿部恒・著 日本評論社 2003.12 1200円+税 今回は幾何にまつわる本を紹介します。高校生以上の方にお勧めの本で す。説明を読むには、ピタゴラスの定理、三角比、相似などの知識が必要 ですが、折り紙を折りたいだけで、証明はいらないというなら、小学生高 学年の人でも楽しむことができます。ただし、鶴の折り方はのっていない ので注意しましょう。 私がこの本を本屋で衝動買いしてしまったのは、「ユークリッド幾何学 では作図不可能とされた角の三等分問題と立方倍積問題も、折り紙を使う と解けるのです。古代ギリシャ時代には紙がなかったので・・・」という まえがきを読んだからです。紙のない時代の幾何学!思いもよりませんで した。目からうろこが落ちました。 この本を横に置いて、正方形の一辺を5等分したり、きれいな正五角形 を作ってみましょう。また1:tan36°の比率の長方形用紙を使うと 簡単に正五角形を作ることができます。これを12個作って正十二面体を 組み立てたら、すべての頂点を糸でたどる「ハミルトンの世界周遊パズル」 というのも作ることができますよ! この本の表紙は http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/2suugaku/sugoizoorigami/sugoizoorigami.html を見て下さい。 科学読物研究会については http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。 (科学読物研究会 森 裕美子) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【5】科学技術館トピックス ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 今週のユニバース ■ 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題を中心に、さまざまな科学のお話をお届けして います。 またゲストコーナーでは、宇宙のなぞに挑む研究者の、今の様子をお話 してもらいます。研究者の意外な素顔をのぞいてください。 案内役:亀谷 和久さん(東京大学) ゲスト:川口 俊宏さん(青山学院大学) 今後の予定は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。 ■ 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」参加者募集 ■ 児童生徒をはじめ、あらゆる世代の方々を対象に“放射線一日体験教室” 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」を開催しています。 これは文部科学省の委託事業として日本科学技術振興財団が実施するセ ミナーで、私たちの身近にありながら通常は見ることができない放射線の 存在について楽しい実験や観察を通して理解を深めていただくものです。 次回開催は10月21日(土)です。奮ってご参加下さい。 開催日、申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、 http://hoshasen.jsf.or.jp/ を見て下さい。 ■ 「体験を通じて作り出す標準」国際標準化100年記念展示会 ■ 国際標準化100年記念展示会では、「標準」について触れてもらうこ とを狙いとして、パネル展示や体験型展示、ワークショップなどのプログ ラムを行っています。 主 催:経済産業省、国際標準化100年記念事業実行委員会等 開 催 日:2006年10月11日(水)〜10月22日(日) 開催場所:科学技術館 参 加 費:無料(但し入館に当たっては別途入館料が必要です) 詳しくは http://www.standard100.jp を見てください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【6】お知らせ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 高校生のための2泊3日の先進的科学技術体験合宿プログラム 「ウインター・サイエンスキャンプ ’06− ’07」参加者の募集 ■ ウインター・サイエンスキャンプは、最先端の研究施設で先進的な研究 テーマに取り組む大学・公的研究機関・民間企業の研究所が、冬休みの3 日間高校生を受け入れて、様々な分野の研究開発の第一線で活躍する研究 者・技術者が直接指導を行う、実験や実習を主体とした科学技術体験合宿 プログラムです。参加申込書・募集要項は、Webサイトでダウンロード するか、事務局までお問い合わせ下さい。 開 催 日:2006年12月23日〜2007年1月7日の 期間中の2泊3日 会 場:大学、公的研究機関、民間企業、博物館(12会場) 定 員:受け入れ会場ごとに8〜20名(合計162名) ※前回応募倍率:約2倍 参 加 費:10,000円(自宅から会場までの交通費は自己負担。 宿舎・食事は用意します) 応募締切:2006年11月16日(木)必着 問合せ先:サイエンスキャンプ事務局 ( camp@jsf.or.jp ) 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ■ 「エネルギーかるた」大会開催 ■ 今週の10/21(土)には、福井県児童科学館で北陸大会が開催され ます。また、10/22(日)には、ひこね市文化プラザで関西大会が開 催されます。 =北海道大会(11/5)、四国大会(11/12)、 中国大会(11/18) 事前募集中!= エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる た”を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。 「青少年のための科学の祭典」関連のイベントとして昨年ご好評いただ き、今年で2年目を迎えます。 伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。 詳しくは、 http://www.e-karuta.jp を見て下さい。 ■ 「第17回英国科学実験講座」テレビ放映のお知らせ ■ 今年2006年夏に開催された「第17回英国科学実験講座 クリスマ ス・レクチャー2006」を収録した番組が、10月から11月にかけて、 サイエンスチャンネルで放映されます。 今年のテーマは「食物の秘密」。2000年から2005年まで、英国 の食品安全基準庁の初代長官をつとめたジョン・クレブス卿が、人の味覚 の謎と背景、体内での消化や人体に与える影響、食物の安全性や危険性、 将来の食糧問題などについて、実験の数々を交えながら、わかりやすく講 演しました。 是非、この機会にご覧下さい。 サイエンスチャンネル(スカイパーフェクTV!765ch)番組放映 【放送予定日】 【再放送予定日】 16:00〜16:45 17:00〜17:45 レクチャー1) 10月 7日(土)(済) 10月14日(土)(済) レクチャー2) 10月21日(土) 10月28日(土) レクチャー3) 11月 4日(土) 11月11日(土) レクチャー4) 11月18日(土) 11月25日(土) ケーブルテレビをご利用の方は、各CATV局にお問い合わせ下さい。 ※本放送終了後も、サイエンスチャンネルのホームページ http://sc-smn.jst.go.jp/ から、インターネット放送でご覧いただけ ます。 ※同サイトから、2003年〜2005年に開催された過去のレクチャー の模様も、インターネットで視聴できます(「英国科学実験講座」の番組 名で検索して下さい。) ■ プレベンチャー事業 平成15年度採択課題 研究開発成果報告会のお知らせ ■ 本プログラムは、大学・公的研究機関発ベンチャー創出事業として平成 11年度より科学技術振興機構が実施しています。 今回、平成15年度採択9課題が本年9月末に終了し、その研究成果を ベンチャービジネスにつなげていくための実用化に向けた研究開発の成果 を報告するとともに、大学等発ベンチャーの将来像を展望します。 日 時:平成18年11月10日(金)10:00〜17:10 会 場:コンファレンススクエア エムプラス(グランド) 東京都千代田区丸の内2−5−2 三菱ビル10F 主 催:独立行政法人 科学技術振興機構 申込方法等、詳しくは、 http://ppd.jsf.or.jp/preven/ を見て下さい。 ■ 平成18年度「第2回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■ 科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教 室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。今回、 理科大好きボランティア経験者のさらなるスキルアップの機会提供と科学 教室等で講師としてボランティア活動に取り組みたいと考えていらっしゃ る方を対象として、科学教室等の開催のノウハウに関する講座を経験者向 けと初心者向けにそれぞれ企画いたしました。 科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま すようご応募をお待ちしております。 日 時:1.経験者向け 平成18年12月 9日(土) 2.初心者向け 平成18年12月10日(日) 時間はいずれも10:00〜17:00 場 所:名古屋会場 名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区栄2-17-1) 最寄駅:地下鉄東山線・舞鶴線「伏見」駅 主 催:独立行政法人科学技術振興機構(JST) 名古屋市科学館 申込方法等、詳しくは、 http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html を見て下さい。 ■ ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・冬の巻」出版! ■ 好評を得ている、ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」 の「秋・冬の巻」が完成し、10月7日(土)に発売しました。 「春の巻」「夏の巻」「秋・冬の巻」と3巻で完結することとなりまし た。 このハンドブックは、2004年11月の本メルマガ創刊以来連載し、 好評を得てきた「北の丸公園の自然」を冊子としてまとめたものです。 「草木編」と「動物編」の2冊で、カラー印刷のきれいな写真を満載して います。価格はそれぞれ1冊200円です。 ハンドブックの表紙及びお求め方法は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。 ■ インターネット割引券 ■ 必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき ます。 詳しくは http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ トランジスタ・ラジオの開発の物語 鹿井信雄 (その2) ■ <電気のラジオから電子のラジオへ> 世界で初のトランジスタラジオの開発に取り組んだ鹿井信雄は、昭和6 年宮城県仙台市に生まれた。学生時代にはグライダーを飛ばしながら、ア ンテナの研究に打ち込んだが、それが仕事に役に立った。 アンテナは、空中に飛んでくる電波という微弱な電気エネルギーを掴ま える仕組みである。ラジオは、この小さな電力を使って、大きな電力源か らのエネルギーをコントロールして、音を出すのである。この大きな電力 のエネルギー源は、それまでは全て家庭用の壁のコンセントから100ボ ルトの電力を使っていた。従って、外にラジオを持ち出すことはできなか った。当時、微弱な電力で、大きな電力をコントロールするための部品は 真空管と呼ばれていた電球のようなもので、それ自身がエネルギーを消費 してしまっていたからである。 東京通信工業(後のソニー)は、それを電池でも使えるラジオを開発す るため、省エネで働くトランジスタという部品を開発しようと、必死にな って取り組んでいたのである。 ちょうどそこに入社した鹿井は、トランジスタ用の電子回路設計の理論 から組み立てなくてはならなかった。それまで使われていた真空管の電気 回路の理論は、大学でも少しは勉強していたが、回路の設計も電気ではな く、電気の素である電子の動きを捉えた理論が必要になったのである。実 は、これがアンテナの設計の時に使った方法と同じ考え方に基づくもので、 鹿井は、”アンテナの勉強をしていて良かった”と思った。 (つづく) 執筆者:唐澤英安 データ・ケーキベーカ(株) 代表取締役 (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【8】サイエンスキャンプ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ ンプを順次紹介しています。 今回紹介する会場は「同志社大学 工学部」と「大阪府立大学 生命環 境科学部 緑地環境科学科」です。 ■ 体験しよう!光ファイバー通信(同志社大学工学部) ■ 「同志社大学 工学部」では、2006年8月23日(水)〜8月25 日(金)の2泊3日で開催され、北は福島県から南は佐賀県までの18名 (男10名、女8名、1年生6名、2年生6名、3年生6名)の高校生、 高等専門学校生が参加しました。インターネットの発展に代表される現代 の情報通信技術は、光ファイバー通信が重要な役割を担っています。光フ ァイバー通信のしくみ、研究開発の課題と現状などについての講義と、半 導体レーザーを用いた光送信機、フォトダイオードを用いた光受信の作成 と特性測定を通して、理解を深めました。 体験写真・感想等は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/103/103_1.htm を見て下さい。 キャンプ会場については、「同志社大学工学部」 http://engineering.doshisha.ac.jp/ を見て下さい。 ■ 解明しよう!都市の緑地環境のメカニズム (大阪府立大学生命環境学部緑地環境科学科) ■ 「大阪府立大学 生命環境科学部 緑地環境科学科」では、2006年 8月23日(水)〜8月25日(金)の2泊3日で開催され、北は福島県 から南は佐賀県までの12名(男6名、女6名、1年生4名、2年生4名、 3年生4名)の高校生、高等専門学校生が参加しました。都市において緑 地環境は、私たちの豊かな生活を支えるとともに多様な生物を育んでおり、 自然と人間活動に深く関係して形成されてきました。今回は、都市環境を 支える緑地がどのような機能と役割を果たしているのかを探りました。 体験写真・感想等は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/103/103_2.htm を見て下さい。 キャンプ会場については、 「大阪府立大学生命環境科学部緑地環境科学科」 http://www.bioenv.osakafu-u.ac.jp/envi/ を見て下さい。 サイエンスキャンプについては http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【9】他館の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 所沢航空発祥記念館 ■ 所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では10月15日〜12月10日 を会期として、秋の特別展「現代日本を支えるエアカーゴ〜航空貨物輸送 の歴史と役割〜」を開催しています。航空貨物輸送の歴史を辿ると共に輸 送される多彩な貨物(郵便・美術品・動物・生鮮食料品・聖火などその他) を紹介し、航空貨物輸送を通して航空と社会との関係を考える特別展です。 11月4日、11月18日には関係者による公開講座も開催します。 詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。 ■ 船の科学館 ■ 11月1日は「灯台記念日」です。わが国初の西洋式灯台「観音埼灯台」 の建設が始まった明治元年(1868)11月1日を記念して、昭和24 年(1949)に海上保安庁よって制定されました。 船の科学館では、この記念日を含む11月1日(水)〜11月5日(日) に、企画展「1101(いちいちまるいち)灯台記念日」を開催します。 灯台の歴史と現状や役割などについて、実際に運用業務に従事している 海上保安官の方に解説していただきます。 詳しくは、船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【10】読者からのお便り ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから> こんにちは。 今週は日本に輸出されている美味しい実を紹介します。 大自然の中ですくすく育ち、香り豊かな実ですよ。 日本は「食欲の秋」ですね、私は今は、マツタケや秋刀魚、 みずみずしい梨がとっても食べたいです! 梨紗 ケアンズ自然写真通信の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/103/103.htm を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇◇ 【担当者より】 ◇◇ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 「北の丸公園の自然」の紹介 ■ 本誌で連載し、好評を得てきた「北の丸公園の自然」のコーナーは、次 号(第104号)でまる2年を迎えることになります(1年目は動物と草 木、2年目は草木のみ)。この貴重なデータをハンドブック「散歩のおと も」として「春の巻」「夏の巻」、そして今月「秋・冬の巻」としてまと め、完結しました。これを出版し、皆様方に提供しております。 本誌の3年目からは「北の丸公園の自然」のコーナーに替わり、今まで このコーナーで紹介していた「草木」を、北の丸公園に限らず、皇居の中 の東御苑や近隣の公園などに範囲を広げ、「自然との出会い」の中でご紹 介することとします。 「草木」の執筆は、今までご担当頂きました「永井昭三」先生にお願い することとなりました。先生からはご快諾を頂いております。 更に沢山の「草木」をご紹介頂けると思います。乞う!ご期待! (企画広報室 大西茂) お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な ど皆様からのメールをお待ちしております。 E-mail :mlmaster@jsf.or.jp 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行者:科学技術館メールマガジン係 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼ E-mail :mlmaster@jsf.or.jp ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。▼ https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際 には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈 をいれて下さい。 なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・記事 については、無断使用・転載を禁止します。 |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |