科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 科学技術館 メールマガジン 第104号 2006/10/25発行 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 4,493人。 ====================================================================== ≪ 今号の目次 ≫ ====================================================================== ◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆ 【3】科学の本の紹介 ◆ 【4】科学技術館トピックス ◆ 【5】お知らせ ◆ 【6】戦後、日本を支えた100人の技術者 ◆ 【7】サイエンスキャンプ ◆ 【8】他館の紹介 ◆ 【9】読者からのお便り ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 皮留久佐乃皮斯米之刀斯 ■ 大阪市中央区の難波宮跡から、万葉仮名で和歌が書かれた木簡が見つか りました。『はるくさのはじめのとし』と読むそうです。これは漢字を使 った日本語の表記が7世紀中期には確立していたことを示しているそうで す。 万葉仮名というのは、漢字の音訓を借りて日本語を表記した文字で、6 世紀ごろの太刀や鏡の銘文に人名などの固有名詞を表現する方法として登 場し、万葉集に多く用いられました。こうした表記の工夫が片仮名や平仮 名の誕生につながったのです。 さて、紙が発明される以前は、木簡や竹簡に文字が書かれていたことは 上記のことでも理解できます。ですから、木簡・竹簡時代に迂闊に冗漫に 書けば、荷車にでも積んで牛に曳かせなければならなくなってしまいます。 そのため、紙の無い中国の殷時代に完成した「漢文」は、極く簡潔に表 現し、紙の発明後にも同じように書かれるようになったのだそうです。 中国の四大発明品は、紙、火薬、羅針盤、活版印刷と言われています。 紙は西暦105年に中国の蔡倫が発明したとされていました。ところが、 それより以前に作られていた証拠が中国で次々と発見されましたので、蔡 倫は製紙法を改良し確立した人物ということになりました。 蔡倫は樹の皮、麻の切れ端やぼろ、魚網など植物性繊維を原料にして作 っていますが、その工程は現在の製紙の基本工程(植物体から繊維を取り 出す→繊維を水中で叩く→すきあげる→脱水乾燥)と同じだったそうです。 ちなみに、中国の湖南省来陽には、蔡倫の屋敷跡といわれる所に蔡倫祠 があり、小さな資料館となっていて、少し離れた所にお墓があるそうです。 詳しいことは http://www.jfpi.or.jp/printpia/kami/story01.htm http://homepage2.nifty.com/t-nakajima/30toppage.htm http://homepage2.nifty.com/t-nakajima/31toppage.htm などを見てください。 (前サイエンス友の会講師 鈴木惣吉) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【2】北の丸公園の自然 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 中秋の北の丸公園に見られる草木に拾う ■ 秋霖がおさまって、北の丸は秋らしい爽やかさが感じられる空気に包ま れています。 技術館前のイチョウの木には、黄色い銀杏が鈴なりになって、独特の臭 いを放つようになりました。 今年は、例年に比べ、全体的に木の実のなりはよくないようですが、道 沿いの、コムラサキシキブやガマズミなどの実の色が鮮やかです。また、 クヌギ・コナラ・マテバシイ・シラカシ等のどんぐりも少ないながらも転 がっていて、子どもたちを喜ばせています。 草木たちは、いろいろな形や色で、実りの姿を見せてくれています。秋 の好日を、お揃いでご来園の上、お楽しみください。 「中秋の北の丸公園に見られる草木に拾う」の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/104.html を見て下さい。 (サイエンス友の会講師 永井昭三) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【3】科学の本の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し らべ学習コーナー」で閲覧できます。 ■ 直感でわかる数学 ■ 2004.9 1900円+税 ■ 続直感でわかる数学 ■ 2005.10 1500円+税 畑村洋太郎・著 岩波書店 今月は数学にまつわる本を紹介してきましたが、最終回の今回は、ずば り数学の本を紹介しましょう。けれども、この本は普通の数学の本ではあ りません。あなたは数学の授業がチンプンカンプンだったことはありませ んか。なぜ三角関数は必要なのか、自然対数はなぜ自然対数と呼ぶのか、 数学のことばはなぜこんなにわかりにくいのか。 「失敗学」の著書で有名な畑村先生が、こんな「わかりにくい数学」を ずばり「わかる数学」に変身させてくれます。この本を書くために現役の 大学生達と3時間にも及ぶ講義を何十回も行い、数学への文句、不満、疑 問を出し合ったそうです。この本が臨場感にあふれているのはそのためで しょう。読みながらこんなにうなづける本はありません。高校数学が消化 不良のままになっている人には絶対お勧めの一冊です。 高校数学がもやもやしている人は「直感でわかる数学」、小学校時代か ら納得いかなかった人は「続・・・」のほうをお勧めします。痛快この上 ないことまちがいありません!! このシリーズはまだまだ続きそうなの で楽しみですね。 この本の表紙は http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/2suugaku/chokkandewakaru/chokkandewakaru.html を見て下さい。 科学読物研究会については http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。 (科学読物研究会 森 裕美子) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【4】科学技術館トピックス ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 11月の星見隊 ■ 9月の星見隊の記事で、新しい太陽系の分類についてお話をしました。 (科学技術館メールマガジン第96号) 今後、太陽系の天体は惑星(Planet:プラネット)、dwarf planet:ド ワーフ プラネット、Trans-Neptunian Object:トランス−ネプチュニアン オブジェクト、Small Solar System Bodies:スモール ソーラー システム ボディズに分けられます。 惑星を除く新しく作られたグループ名は、まだ英語の名前しかありませ ん。これから、どのような日本語訳にするかを、来年3月頃までに話し合 いで決める予定になっています。その名前が、新しい教科書や図鑑にのる わけです。 今週のユニバースでは、太陽系の新しいグループの正式な日本語の名称 について、どんな名前にしたらよいかアンケートを実施します。皆さんに 参加していただくアンケートは、正式な名称をつけるときの参考資料とな ります。 皆さんが投票した名前が、新しい太陽系のグループ名になるかもしれま せん。皆さんが考えた名前の天体の仲間が、夜空に見えていると、星を探 す楽しみが増えるかも知れませんね。 どんな名前になるか、楽しみにしていてください。 (科学技術館事業部 木村かおる) ■ 「原子力の日」イベント実施のお知らせ ■ 10月26日は「原子力の日」です。その日を挟んだ1週間、下記のと おりイベントを実施します。 タイトル:見つめてみよう、原子の発電エネルギー 期 間:10月23日(月)〜29日(日) 会 場:科学技術館2階原子力展示室「アトモス」他 主 催:(財)日本科学技術振興財団・科学技術館 映像提供:サイエンス チャンネル(科学技術振興機構) 詳しくは http://www.jsf.or.jp/info/2006/10/post_28.php を見て下さい。 ■ 今週のユニバース ■ 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。 今週のヤーキス天文台とのライブ天体観測は、都合によりお休みさせて いただきます。 なお、今週は新しい太陽系の分類について、アンケートのご協力をお願 いしております。よろしくお願いします。 案内役:古石 貴裕さん(理化学研究所) ゲスト:和志武 功久さん(気象庁) 今後の予定は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【5】お知らせ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 高校生のための2泊3日の先進的科学技術体験合宿プログラム 「ウインター・サイエンスキャンプ’06−’07」参加者の募集 ■ ウインター・サイエンスキャンプは、最先端の研究施設で先進的な研究 テーマに取り組む大学・公的研究機関・民間企業の研究所が、冬休みの3 日間高校生を受け入れて、様々な分野の研究開発の第一線で活躍する研究 者・技術者が直接指導を行う、実験や実習を主体とした科学技術体験合宿 プログラムです。参加申込書・募集要項は、Webサイトでダウンロード するか、事務局までお問い合わせ下さい。 開 催 日:2006年12月23日〜2007年1月7日の 期間中の2泊3日 会 場:大学、公的研究機関、民間企業、博物館(12会場) 定 員:受け入れ会場ごとに8〜20名(合計162名) ※前回応募倍率:約2倍 参 加 費:10,000円(自宅から会場までの交通費は自己負担。 宿舎・食事は用意します) 応募締切:2006年11月16日(木)必着 問合せ先:サイエンスキャンプ事務局 ( camp@jsf.or.jp ) 詳しくは http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ■ 「エネルギーかるた」大会開催 ■ =北海道大会(11/5)、 四国大会(11/12)、 中国大会(11/18) 事前募集中!= エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる た”を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。 「青少年のための科学の祭典」関連のイベントとして昨年ご好評いただ き、今年で2年目を迎えます。 伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。 詳しくは、 http://www.e-karuta.jp を見て下さい。 ■ 「第17回英国科学実験講座」テレビ放映のお知らせ ■ 今年2006年夏に開催された「第17回英国科学実験講座 クリスマ ス・レクチャー2006」を収録した番組が、10月から11月にかけて、 サイエンスチャンネルで放映されています。 今年のテーマは「食物の秘密」。2000年から2005年まで、英国 の食品安全基準庁の初代長官をつとめたジョン・クレブス卿が、人の味覚 の謎と背景、体内での消化や人体に与える影響、食物の安全性や危険性、 将来の食糧問題などについて、実験の数々を交えながら、わかりやすく講 演しました。 是非、この機会にご覧下さい。 サイエンスチャンネル(スカイパーフェクTV!765ch)番組放映 【放送予定日】 【再放送予定日】 16:00〜16:45 17:00〜17:45 レクチャー1) 10月 7日(土)(済) 10月14日(土)(済) レクチャー2) 10月21日(土)(済) 10月28日(土) レクチャー3) 11月 4日(土) 11月11日(土) レクチャー4) 11月18日(土) 11月25日(土) ケーブルテレビをご利用の方は、各CATV局にお問い合わせ下さい。 ※本放送終了後も、サイエンスチャンネルのホームページ http://sc-smn.jst.go.jp/ から、インターネット放送でご覧いただけ ます。 ※同サイトから、2003年〜2005年に開催された過去のレクチャー の模様も、インターネットで視聴できます(「英国科学実験講座」の番組 名で検索して下さい。) ■ プレベンチャー事業 平成15年度採択課題 研究開発成果報告会のお知らせ ■ 本プログラムは、大学・公的研究機関発ベンチャー創出事業として平成 11年度より科学技術振興機構が実施しています。 今回、平成15年度採択9課題が本年9月末に終了し、その研究成果を ベンチャービジネスにつなげていくための実用化に向けた研究開発の成果 を報告するとともに、大学等発ベンチャーの将来像を展望します。 日 時:平成18年11月10日(金)10:00〜17:10 会 場:コンファレンススクエア エムプラス(グランド) 東京都千代田区丸の内2−5−2 三菱ビル10F 主 催:独立行政法人 科学技術振興機構 申込方法等、詳しくは、 http://ppd.jsf.or.jp/preven/ を見て下さい。 ■ ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・冬の巻」出版! ■ 好評を得ている、ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」 の「秋・冬の巻」が完成し、「春の巻」「夏の巻」「秋・冬の巻」と3巻 で完結することとなりました。 このハンドブックは、2004年11月の本メルマガ創刊以来連載し、 好評を得てきた「北の丸公園の自然」を冊子としてまとめたものです。 「草木編」と「動物編」の2冊で、カラー印刷のきれいな写真を満載して います。価格はそれぞれ1冊200円です。 ハンドブックの表紙及びお求め方法は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。 ■ インターネット割引券 ■ 必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき ます。 詳しくは http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【6】戦後、日本を支えた100人の技術者 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ トランジスタ・ラジオの開発の物語 鹿井信雄 (その3) ■ <性能を出すために組み合わせ技術を目指せ> 鹿井が入社した東京通信工業(後のソニー)では、軍用の電気機器では なく、一般の人達が使うラジオであったが、そこではもっと高度な技術が 要求されていてびっくりした。トランジスタは、アメリカで発明されノー ベル賞をもらうような大発明であったが、まだ高価で、軍や通信用等に開 発が集中されていた。しかし、ソニーでは一般の人々のために一番進んだ 技術でイノベーションを起こすことを目指していた。 とはいえ、トランジスタの開発は、難しかった。性能がばらついていて、 100個トランジスタを作っても、使えるのは2つか3つしかない。残り は不良品として捨てなくてはならない。軍用ならば国の予算なので良いが、 ラジオではその分の値段が高くなってしまい、大勢の人々に買ってもらう ことができない。 鹿井は、バラツキの大きなトランジスタの性能を測定していくつかのグ ループに分類し、それの性能と合ったコイルをソニーの仙台工場に開発し てもらった。それらを組み合わせ、同じソニーの中で苦労をしてトランジ スタの開発をしていた半導体開発グループの人々の負担を、大分少なくす ることができた。このような「部品の組合わせ技術」は、技術における非 常に大切な考え方の一つである。やがて半導体でもその技術の延長線に、 人々の生活を一変するような非常に大きなイノベーションが起こる、それ はその始まりの一歩だったのである。 しかし、アメリカから世界初のトランジスタラジオが発表され、ソニー は、2番手となってしまった。 (つづく) 執筆者:唐澤英安 データ・ケーキベーカ(株) 代表取締役 (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【7】サイエンスキャンプ ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ ンプを順次紹介しています。 今回紹介する会場は「高知大学 総合研究センター(海洋コア総合研究 センター・遺伝子実験施設)」と「国土交通省 気象庁 気象研究所」で す。 ■ 科学の力で地球の未来を探る〜遺伝子資源と地球環境〜 ■ 「高知大学 総合研究センター(海洋コア総合研究センター・遺伝子実 験施設)」では、2006年8月19日(土)〜8月21日(月)の2泊 3日で開催され、北は山形県から南は宮崎県までの19名(男9名、女 10名、1年生5名、2年生13名、3年生1名)の高校生が参加しまし た。(「海洋コア」コース:9名、「遺伝子資源」コース:10名) 深海底の環境変動の記録を明らかにしたり、我々が普段目にすることの できない生態系の微生物の姿や痕跡を知ることによって、地球環境と生態 系に潜む遺伝子資源について理解を深めました。 体験写真・感想等は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/104/104_1.htm を見て下さい。 キャンプ会場については、 「高知大学 総合研究センター(海洋コア総合研究センター)」 http://www.kochi-u.ac.jp/marine-core/ 「高知大学 総合研究センター(遺伝子実験施設)」 http://www.rimg.kochi-u.ac.jp/jge.html を見て下さい。 ■ 体験!地震の解析と津波予報/地球温暖化の科学 ■ 「国土交通省 気象庁 気象研究所」では、2006年7月26日(水) 〜7月28日(金)の2泊3日で開催され、北は岩手県から南は沖縄県ま での10名(男6名、女4名、1年生3名、2年生5名、3年生2名)の 高校生が参加しました。 地震や津波はどのように予報するのでしょうか。気象・地象・水象に関 する現象の解明と予測の研究を行っている気象研究所において、天気予報 を支える観測・予測システムの概要を学ぶとともに、特に地球温暖化と地 震・津波の仕組みについての実習を行い理解を深めました。 科学技術館で地震や津波について色々知りたい人は、4階F室「建設館」 で「地震と建物」、「防波実験」等のワークショップを開催しています。 (開催時間は、科学技術館ホームページの「ワークショップ」のページを 参照してください) 体験写真・感想等は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/104/104_2.htm を見て下さい。 キャンプ会場については、 「国土交通省 気象庁 気象研究所」 http://www.mri-jma.go.jp/ を見て下さい。 サイエンスキャンプについては http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【8】他館の紹介 ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 所沢航空発祥記念館 ■ 所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では10月15日〜12月10日 を会期として、秋の特別展「現代日本を支えるエアカーゴ〜航空貨物輸送 の歴史と役割〜」を開催しています。航空貨物輸送の歴史と多彩な貨物輸 送の実情を紹介しています。参加費無料の公開講座は、11月4日「国際 航空貨物輸送の現状と展望」、11月18日「パイロット、グランドハン ドリングから見た航空貨物」です。講座の参加者を募集しています。 大型映像館では、大型映像フェスティバルを10月28日〜11月12日 に開催します。「ベアーズ 魔法を持った熊たち」と「愛と勇気の翼」の 二本立てとなります。 詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。 ■ 船の科学館 ■ 11月1日は「灯台記念日」です。わが国初の西洋式灯台「観音埼灯台」 の建設が始まった明治元年(1868)11月1日を記念して、昭和24 年(1949)に海上保安庁よって制定されました。 船の科学館では、この記念日を含む11月1日(水)〜11月5日(日) に、企画展「1101(いちいちまるいち)灯台記念日」を開催します。 灯台の歴史と現状や役割などについて、実際に運用業務に従事している 海上保安官の方に解説していただきます。 詳しくは、船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◆◆ 【9】読者からのお便り ◆◆ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ <東京都の栗田さんから>(受信:平成18年10月18日) 近頃昆虫などが温暖化のせいか北上していることが報道されます。 今年2回我が家の庭と市内の別の場所でツマグロヒョウモンのオスを見 かけました。 ツマグロヒョウモンは温暖な地方に生息するとあります。情報の一つと してメールします。 ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから> 今週は熱帯雨林の中の不思議な木&花の写真です。 先々週、山を歩いていて、見かけました。 珍しい自然に出会えて、山歩きも楽しいですよ。 梨紗 ケアンズ自然写真通信の写真は http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/104/104.htm を見て下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇◇ 【担当者より】 ◇◇ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■ 本誌創刊からまる2年 ■ 本号で創刊からまる2年になりました。担当としてはよく続けてこれた ものだと感心しております。以前にもこの欄で書きましたが、配信数が毎 号増えて来ていることや、読者の方々からのお便りを頂き掲載を続けるこ とができたことについて、ありがたく感謝致しております。来月からは3 年目に入ります。新しく「我が社の誇る技術」を連載する予定にしており ます。引き続きご愛読頂けますようお願い申し上げます。 好評を得て発売中のハンドブック「散歩のおとも−北の丸公園の自然」 について全国から申し込みを頂いております。 先日も、広島県の方から「草木編」の「春の巻」「夏の巻」「秋・冬 の巻」各60冊の申し込みを頂きました。「植物種類誌」を発行されてい る会の方だそうです。 沢山の方々の散歩のおともに活用して頂けたら幸甚に存じます。 (企画広報室 大西茂) お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な ど皆様からのメールをお待ちしております。 E-mail :mlmaster@jsf.or.jp 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 発行者:科学技術館メールマガジン係 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼ E-mail :mlmaster@jsf.or.jp ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。▼ https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際 には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈 をいれて下さい。 なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・記事 については、無断使用・転載を禁止します。 |
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