科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第108号  2006/11/22発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 4,571人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】新着情報
   ◆ 【2】科学・技術よもやま話
   ◆ 【3】我が社の誇る技術
   ◆ 【4】自然との出会い
   ◆ 【5】科学の本の紹介
   ◆ 【6】科学技術館トピックス
   ◆ 【7】お知らせ
   ◆ 【8】戦後、日本を支えた100人の技術者
   ◆ 【9】サイエンスキャンプ
   ◆ 【10】他館の紹介
   ◆ 【11】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】新着情報                       ◆◆
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  ■ WRO2006結果速報 ■
  
    教育的なロボット競技会「WRO(ワールド・ロボット・オリンピアー
   ド」の国際大会が、11月16日(木)から11月18日(土)まで、中
   国広西チワン族自治区南寧市で開催されました。日本からは、10月1日
   (日)に科学技術館にて行なわれたWROの日本大会で選出されたチーム
   (小学生3チーム、中学生2チーム、高校生3チーム)が参加しました。
    競技内容はかなり高度であり、各国の技術もレベルが高いものでしたが、
   競技の結果、奈良教育大付属中学校チーム(写真参照)が中学生部門の3
   位に見事入賞しました。
    なお、中学生部門の1位は中国、2位はマレーシアのチームでした。
  
    大会の写真はこちら
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/108/108.htm を見て下さい。
  
    WRO実行委員会のホームページは
    http://www.wroj.org/2006/ を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【2】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 続・二酸化炭素と地球温暖化 ■
  
    先の、第103号ではCO2にN2やO2には無い温室効果作用がある
   ことについてふれましたが、2つ目の課題の大気中で、最も温暖化への効
   果度の高い水蒸気に関して、国立環境研究所地球環境研究センター/温暖
   化リスク評価研究室の横畠徳太様よりご回答いただいておりますので、以
   下、掲載させていただくことにします。
  
   (回答文)1.水蒸気が温暖化に与える影響
    水蒸気は強力な温室効果を持ち、温度が高いほど大気中に含まれうる水
   蒸気は増えます。このため、CO2などの人為起源温室効果ガス増加→大
   気温度上昇→水蒸気増加→更なる地表気温上昇という形で温暖化を促進す
   る正のフィードバックとしての役割が水蒸気にはあります。最近の研究※
   の見積もりでは、アルプス山脈周辺の1995年以降の急激な地表気温上
   昇は約30%が人為起源ガスの増加、残りの70%が水蒸気の増加による
   温室効果で説明できる、と報告があります。
  
    ※参考URL: http://www.enn.com/today.html?id=9223
  
   (回答文)2.雲が温暖化に与える影響
    雲には太陽の光を遮る冷却効果と、地面の熱を閉じ込める温室効果の両
   方があります。一般に、高度の低い雲は冷却効果が強く、逆に高度の高い
   雲は温室効果が強いと考えられています。雲の形成メカニズムは複雑であ
   るため、温暖化した際に雲がどう変化しうるかについては不明な点が多く、
   現在様々な研究がなされている最中です。
  
    以上、ご丁寧な回答をいただいたことを紹介させていただきます。なお、
   これは今年6月の国立環境研究所公開シンポジウムの頃のものであること
   を付記して結びとします。
  
             (建設館及び友の会「気象講座」講師 阿部頼之)
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【3】我が社の誇る技術  〜東京電力(株)〜        ◆◆
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  ■ (4)電気を活用する技術 その1  ■
  
    「ヒートポンプ」って知っていますか?
  
    ヒートポンプは、冷蔵庫やエアコンなどで既に活用されている技術です。
   冷蔵庫は、庫内の熱を庫外へ汲み上げることによって物を冷やし、エアコ
   ン冷房は、室内の熱を室外へ汲み出すことによって部屋を冷やします。エ
   アコンでは使われる電気のエネルギー1に対して、6倍もの熱エネルギー
   を得ることができるものもあります。
    このヒートポンプ技術で熱を汲み上げてお湯を沸かしているのが家庭用
   ヒートポンプ給湯機「エコキュート」です。エコキュートでは使われる電
   気のエネルギー1に対して、3倍の熱エネルギーを得ることができるので
   す。電気を効率良くつくり、効率良く使うことができる機器を開発し、地
   球温暖化問題の解決のため少しでもCO2の排出量を減らすことができる
   ようにがんばっています。
  
    調理器具にも新しいものがあります。IHクッキングヒーターは、火を
   使わず磁力線のはたらきで鍋そのものを発熱させます。そのため、使用し
   た熱と鍋に伝わった熱の割合を示す熱効率は、ガスコンロが55%である
   のに対してIHクッキングヒーターでは約90%と高くなります。ガスコ
   ンロはまわりに熱が逃げているため熱効率が下がってしまうのです。最近
   では、ファミリーレストランや学校給食の調理にもIHクッキングヒータ
   ーが使われています。
  
    つづきは来週にしたいと思います。ご期待ください。
  
    エコキュートのしくみはこちら
    http://www.tepco-switch.com/ecocute/what/mecha-j.html
  
    IHクッキングヒーターのしくみはこちら
    http://www.tepco-switch.com/ih/what/mecha-j.html
  
                      (東京電力(株)開発計画部)
  
  
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  ◆◆ 【4】自然との出会い                    ◆◆
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  ■ 散歩の折に出会った虫や野鳥 ■
  
    先々週に引き続き、今週も散歩の折に出会ったいろいろな虫や野鳥の姿
   を紹介しましょう。
    まずは秋の頃に咲いている花のあたりや、草むら、池などをめぐって気
   をつけて観察すると楽しい発見があります。
  
    「散歩の折に出会った虫や野鳥」の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s044.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【5】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
  ■ 『ドングリ観察事典』自然の観察事典16 ■
    構成・文/小田英智 写真/久保秀一 偕成社
  
    この本は、「雑木林に行ってみよう」というタイトルから始まります。
   ドングリの実を落とすクヌギやコナラの木がたくさんある雑木林での、ド
   ングリの実の成長、発芽、芽生え、花、ドングリを食べる動物、樹液にあ
   つまる虫・・・ドングリの木をめぐる豊かな自然を観察した本です。
    ひとつのタイトルで見開き(2ページ)を使っています。小さな赤ちゃ
   んドングリ・ゾウムシの幼虫が入ったドングリ・ドングリの根がでて地面
   に根をおろしていく様子・芽が出てくる様子が写真を中心に書かれていま
   す。
    「春を待つコナラの冬芽」には、ぎっしり緑の葉が詰まった冬芽の断面
   の写真があります。ページをめくると、コナラの枝の春の芽ぶきの大きな
   写真、春先の花が咲いているのかと間違えるほど美しい芽ぶきの写真です。
    それらの写真を見ていると、まるで自分が雑木林の中に立っているよう
   に感じます。春の葉の芽ぶき、オトシブミが穴をあけ、風がドングリを落
   とし、リスがドングリを食べ、落ち葉の上をあるく・・・・、そんな雑木
   林の音が聞こえてきます。
  
    科学読物研究会については
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。
  
                     (科学読物研究会 菅原由美子)
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【6】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題を中心に科学のお話をお届けしています。
    また、今週のゲストコーナーは、4階の展示室NEDOで大活躍のチャ
   イルド・ケアロボットPaPeRoのお話です。
    
    案内役:古石 貴裕さん(理化学研究所)
    ゲスト:藤田 善弘さん(NEC メディア情報研究所)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
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  ◆◆ 【7】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 青少年のための科学の祭典 ■
  
    11/23(木)、11/25(土)〜26(日)は「青少年のための
   科学の祭典」が実施されます。
  
    楽しい実験や不思議なショーを体験できます。工作コーナーも待ってい
   ますよ。今まで気づかなかったことや、ふしぎに思っていたことがわかり
   ます。これで君もクラスの科学博士!?だね。
  
   大阪特別大会
    開催期間:平成18年11月23日(木)
         平成18年11月25(土)〜11月26日(日)3日間
    開催場所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(大阪市)
  
   新潟県大会
    開催期間:平成18年11月25(土)〜11月26日(日)2日間
    開催場所:長岡市市民体育館(新潟県長岡市)
  
    詳しくは http://www.kagakunosaiten.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 平成18年度「第3回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■
  
    科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教
   室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。今回、
   理科大好きボランティア経験者のさらなるスキルアップの機会提供と科学
   教室等で講師としてボランティア活動に取り組みたいと考えていらっしゃ
   る方を対象として、科学教室等の開催のノウハウに関する講座を経験者向
   けと初心者向けにそれぞれ企画いたしました。
    科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま
   すようご応募をお待ちしております。
  
    日 時:1.経験者向け 平成19年2月3日(土)
        2.初心者向け 平成19年2月4日(日)
    場 所:福岡市立少年科学文化会館
  
    申込方法等、詳しくは、
    http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html
    を見て下さい。
  
  ■ 「エネルギーかるた」大会開催 ■
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる
   た”を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。
    「青少年のための科学の祭典」関連のイベントとして昨年ご好評いただ
   き、今年で2年目を迎えます。
    伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと
   で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。
    「エネルギーかるた」(実行委員会制作オリジナル・非売品)を使用。
  
   ●実施予定の地域
    ○九州  12月 2日(土) 垂水(キララドームたるみず)
  
    応募方法など詳しくは http://www.e-karuta.jp を見て下さい。
  
  ■ インターネット割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【8】戦後、日本を支えた100人の技術者          ◆◆
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  ■ 光ファイバー製造技術の開発 伊澤達夫(いざわ たつお)その2 ■
  
   <2、光ファイバーの研究開発>
  
    伊澤達夫さんは、昭和45年(1970年)3月東京大学大学院工学系
   研究科電子工学専攻博士課程を修了し、NTT電気通信研究所に就職しま
   す。この研究所の充実ぶりに感心したからでした。
    就職した昭和45年は光ファイバー通信に必要な2つの基本技術が開発
   された記念すべき年です。
    1つは室温で発信できる半導体レーザを米国のベル研究所で林巌雄さん
   やその同僚の方が発明され、もう1つはコーニング社の研究者によって、
   伝送媒体としての光ファイバーが、当時としては画期的な低損失20dB
   /kmと言うデータの発表が英国で開かれた国際会議で行われたことです。
    一方、NTT電気通信研究所に就職した伊澤さんは光ファイバーの研究
   に没頭し、遂に光ファイバーの量産化を可能にしたVAD法(Vapor
   Phase Axial Deposition)を完成される事になり
   ます。
    1977年VAD法を開発、1980年にはVAD法によって理論限界
   損失とほぼ同一の0.2dB/kmの極低損失光ファイバーを製作し、損
   失特性の改善に終止符が打たれる事になり、あわせて光伝送距離は数10
   0mから1,000kmへと飛躍的な発展を遂げ現在に至っています。
    伊澤さんはこの製法を考案した当初は、従来の製法の持っていた問題点
   が全て解決される理想的な製法と確信していたと言います。ところが実際
   にやってみると次々と問題が発生し中々うまく行かない。
    1年近く経った夏のある日部長から呼ばれ”うまく行かないようだから、
   もうこの実験はやめろ”と言われ途方に暮れます。それでもこっそり研究
   を続けます。この間、失敗に終わるのではないかと不安との格闘の毎日で
   あったと言う。ところが2ヶ月後に明るい見通しが得られます。どんなに
   嬉しいことだったでしょう!
    1度うまく行くと、その後はとんとんと進展し、VADの名称も部長が
   付けてくれ、組織の拡大、予算・研究者の大幅の増加などもあり、VAD
   法は確固とした地歩を築く事になります。
    伊澤さんは次の様に語っています。
    研究であれ、技術開発であれ、世の中にない新しい事をやり遂げるには、
   自分の発想に対する自信と、それを実現しようとする情熱が最も重要です。
   さらによい発想を得るには、新しいものに対する好奇心、自分の発想に対
   する冷静な評価などが必要です。この中でも特に重要なのは情熱です。優
   等生的な理解力と記憶力は、新しい発想を生み出す上で害になることはあ
   ってもあまり重要ではありません。
    1つのインスピレーションと9つの情熱・努力が必要です。
  
    執筆者:長井剛一郎
    ニック研究所(Network Information & Communication Lab.)代表
  
    (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/
  
  
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  ◆◆ 【9】サイエンスキャンプ                  ◆◆
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    「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ
   ンプを順次紹介しています。
    今回紹介する会場は「宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター」と
   「宇宙航空研究開発機構 航空宇宙技術研究センター」です。
  
  ■ 宇宙開発の現場を体験しよう ■
  
    「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター」では、
   2006年8月21日(月)〜8月23日(水)の2泊3日で開催され、
   北は岩手県から南は鹿児島県までの30名(男16名、女14名、1年生
   13名、2年生17名)の高校生が参加しました。
    日本の宇宙開発の中枢センターとして、人工衛星やロケットの研究開発
   ・開発試験、国際宇宙ステーション(ISS)の構成要素である「きぼう」
   日本実験棟の開発などを行なっている筑波宇宙センターで、日本の宇宙開
   発について学びました。また、モデルロケットを各自で製作・打ち上げを
   行いさらに理解を深めました。
    科学技術館では4階I室「宇宙情報ライブラリー」で、ロケットや人工
   衛星などの宇宙開発に関する情報を提供しています。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/108/108_1.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構」
    http://www.jaxa.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 航空宇宙技術の最先端研究を身近に体験してみよう ■
  
    「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 航空宇宙技術研究センター」
   では、2006年8月1日(火)〜8月3日(木)の2泊3日で開催され、
   北は北海道から南は福岡県までの20名(男14名、女6名、1年生5名、
   2年生8名、3年生7名)の高校生、高等専門学校生が参加しました。
    飛行機が飛ぶ原理から、航空機や宇宙機に利用される材料や機体の構造
   などのセミナーを通して、航空機や宇宙機を開発するために必要な航空宇
   宙技術研究について学び理解を深めました。
    科学技術館では4階I室「宇宙情報ライブラリー」で宇宙開発に関する
   情報を提供しています。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/108/108_2.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構」
    http://www.jaxa.jp/ を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプのバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【10】他館の紹介                     ◆◆
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  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では12月10日まで、秋の特別
   展「現代日本を支えるエアカーゴ〜航空貨物輸送の歴史と役割〜」を開催
   しています。航空貨物輸送の歴史と多彩な貨物輸送の実情を紹介していま
   す。
  
    詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 船の科学館 ■
  
    本年は、わが国が南極観測を開始して50周年となる記念すべき年です。
   船の科学館ではこの記念すべき年にちなんで、当館で保存・公開している
   ”宗谷”及び当時の貴重な南極観測に関係する資料を展示、紹介していま
   す。
  
   ○企画展「南極観測 いま・むかし物語」
     開催期間:平成18年11月8日(水)〜平成19年2月25日(日)
     開催場所:船の科学館 3階 マリタイムサルーン
   ○海・船セミナー2006「国境のない大陸への挑戦」
     開催場所:元青函連絡船”羊蹄丸”内アドミラルホール
     開 催 日:平成18年11月25日(土)、
               12月2日(土)、9日(土)
      ※開催日によって、テーマ及び時間が異なります。
      ※11月25日(土)のみ会場は、船の科学館 オーロラホールで
       す。
  
     詳しくは、船の科学館ホームページ
     http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。
  
  
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  ◆◆ 【11】読者からのお便り                  ◆◆
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  ■ ケアンズ自然写真通信 ■<豪州の井上さんから>
  
    こんにちは。
    ちょっとここのところ、風の強いケアンズです。でも鮮やかな花は競っ
   て咲く季節ですよ。
                                  梨紗
  
    ケアンズ自然写真通信の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/australia/108/108.htm
    を見て下さい。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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  ■ サイエンスキャンプのバックナンバー ■
  
    本誌で連載しております「サイエンスキャンプ」のバックナンバーリス
   トを作成しました。「サイエンスキャンプ」のコーナーの最後に付けてあ
   ります。どんなキャンプだったのかご覧下さい。
    また、これからキャンプに参加したいと思われる方も是非ご覧下さい。
  
    サイエンスキャンプは1995年に国立研究機関を会場としてスタート
   し、その後、民間企業の研究部門や大学の理系学部、大学附属の研究所等
   が加わり、春、夏、冬の年3回の実施となりました。
    このキャンプでの実験、実習は実際に研究者や技術者が普段使っている
   最先端の施設や装置を使って行っています。電子顕微鏡を使ってミクロの
   世界を目撃したり、分析機器を使ってものの性質を調べるといった実際の
   研究開発さながらのことが体験できます。
    今までに参加した高校生・高専生は5,100人近くになっていて、参
   加した高校生・高専生からはこのサイエンスキャンプを体験したことが、
   自分の進路を決めることに大いに役だったとの感想を寄せられています。
  
                         (企画広報室 大西茂)
  
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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