科学技術館メールマガジン バックナンバー


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     科学技術館 メールマガジン 第111号  2006/12/13発行
  
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   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 4,668人。
  
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   ≪ 今号の目次 ≫
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   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】我が社の誇る技術
   ◆ 【3】自然との出会い
   ◆ 【4】科学の本の紹介
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者
   ◆ 【8】サイエンスキャンプ
   ◆ 【9】他館の紹介
   ◆ 【10】読者からのお便り
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  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
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  ■ 冬野菜はおいしい ホント? ■
  
    白菜、ホウレン草、小松菜、ねぎ、大根など、漬物や鍋物には大切な野
   菜で、これからが美味しくなる季節です。「冬野菜は霜に遭うと甘くなる」
   という人もいます。水の凍る温度は0℃です。体細胞の水分が凍結してし
   まうと野菜たちは霜が溶けても立ち直れません。枯死です。
    海の水は水温が0℃では凍りません。塩分が溶けているからです。水に
   他の物質が溶け込むと氷点が下がります。このことを「氷点降下」(一般
   の溶液では「凝固点降下」)と言います。そして、氷点(凝固点)の下が
   る割合は溶けている物質の濃さに比例します。濃い溶液ほど凍結する温度
   は低くなります。
    霜の降りる頃になって、野菜たちは細胞が凍結しないように、弱い冬陽
   を受けて作った糖分や他の栄養素を葉の細胞の中にしっかりと溜め込んで
   溶かしておきます。すると、夜がふけて気温が0℃以下になっても氷点降
   下により葉が凍りません。こうして身を守ります。その代わり夏の野菜の
   ようにどんどん成長することはできません。形もよくなりません。けれど
   も中身が濃い分、味がよくなって美味しいのでしょう。ホウレン草ですと
   葉の色も濃く、根元も赤くなります。
    一方、スーパーなどで市販されている野菜は形もよく大きさも揃ってい
   ます。ハウス栽培のものでしょう。温度も水分も十分に管理されてスクス
   クと伸びた感じです。葉で作った養分を細胞質に蓄えて霜に備える必要は
   ないのですから。
    冬野菜で、露地ものとハウスものとどちらが美味しいのか、私は自分の
   畑で野菜を作り自給していますので、食べ比べて試したことはありません、
   ガッテンしたこともありません。自作のものが一番美味しいと思っていま
   す。
  
               (科学技術館「ガスクエスト」担当 梅山浩)
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【2】我が社の誇る技術  〜東京電力(株)〜        ◆◆
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  ■ (7)電気を貯める技術 その2 ■
  
    電気を貯めて繰り返し使うことのできる充電池は、みなさんの周りにも
   携帯電話やデジタルカメラなどで使われていますね。
    東京電力では、たくさんの電気が貯められる「NAS(ナス)電池」を
   開発しました。電極にナトリウム「Na」と硫黄「S」を用いるこの電池
   は、自動車などに使われる鉛電池の3倍の電気を貯められるので、省スペ
   ース化に役立ちます。主な用途は、ビルや工場などを対象として、夜に貯
   めた割安な電気を昼に使っていただくもので、結果として昼につくる電気
   を減らし、発電設備の増強を抑える効果があります。また、電気をつくる
   量が不安定な風力や太陽光などの自然エネルギーを利用した発電と組み合
   わせた利用などもお客さまに提案しています。
    また、リチウムイオン電池は、軽量で短時間による充電が可能などの特
   徴があります。電気自動車用としての期待が大きい電池で、更なる性能の
   向上を目指した取り組みを続けています。
  
    さて、これまでに電気を「つくる」「送る」「活用する」「貯める」技
   術の紹介を続けてきましたが、どんな話に興味がわきましたか? この他
   にも高速増殖炉や高速電力線通信などの最先端技術への取り組みがありま
   す。
    暮らしに欠かせない電気を将来にわたり安心して便利に使い続けるには、
   実はチャレンジすべき課題がたくさんあります。みなさんも、是非、科学
   技術に興味を持って、これらの課題にチャレンジしてみませんか。
  
    NAS電池の詳しい説明は
    http://www.tepco.co.jp/solution/energy/battry-j.html
    を見て下さい。
  
                     (東京電力(株)開発計画部)
  
  
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  ◆◆ 【3】自然との出会い                    ◆◆
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  ■ 沖縄石垣島・西表島自然探訪(2)−いろいろな虫たち− ■
  
    先号に引き続き、蝶以外の出会った虫たちの姿をお見せしましょう。
    11月下旬は東京あたりではもう活動する虫たちの姿は殆ど見られませ
   んが、沖縄石垣島では何とセミ(イワサキゼミ・タイワンヒグラシ)の声
   も聞かれおどろきました。コオロギなどの虫の声もよく聞かれました。気
   温は20〜25℃と東京より10℃以上も高いのです。
  
    「沖縄石垣島・西表島自然探訪(2)−いろいろな虫たち−」の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s047.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 松田邦雄)
  
  
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  ◆◆ 【4】科学の本の紹介                    ◆◆
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   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
    今週は、とびっきりビッグな贈りもの!
  
  ■ 『うちにあかちゃんがうまれるの』 からだとこころのえほん9 ■
    いとう えみこ・文 伊藤泰寛・写真 ポプラ社 2004年12月
  
    わたし、まなか、6さい。うちにあかちゃんがうまれることになりまし
   た。
    そう、秋の終わりごろ、お母さんのおなかに、あかちゃんがいることが
   わかったのです。だんだん大きくなっていくお母さんのおなか。
    「今日あたりうまれそうよ」と言われた日は、みんな急いで家に帰って
   きました。いつものように宿題をして、夕ごはんを食べて、まなかはお母
   さんと一緒にお風呂に入ります。お風呂の中で、あかちゃんが生まれてく
   るのを待つのです。
    みんなに見守られて、「ふぎゃあ!」とあかちゃんは生まれました!
    伊藤家では、最近では珍しい自宅出産を選択しました。でも、どこで生
   まれてくる場合でも、あかちゃんは家族に見守られて、大きな喜びととも
   に迎えられるのだということを、心のすみずみまで感じさせてくれる絵本
   です。
    最近子どもの自殺などの悲しい事件が多発しています。死のうとする前
   にもう一度、自分が家族にとってどんなにビッグな贈りものだったのか、
   思い出して欲しい・・・。この絵本はそのささやかなお手伝いをしてくれ
   そうです。
  
    この本の表紙は
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/9karada/uchiniakachanga/uchiniakachanga.html
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。
  
                     (科学読物研究会 小川真理子)
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
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  ■ 鉄鋼新展示室がオープン! オープニングイベントに安倍総理も参加 ■
  
    平成18年12月1日(金)の「鉄の記念日」に、科学技術館「鉄鋼」
   新展示室『鉄の丸公園1丁目』(出展:(社)日本鉄鋼連盟)がオープン
   しました。鉄の面白さ、すごさを肌で体感できる展示になっています。
    また、オープニングイベントとして、日本古来の製鉄法「たたら製鉄」
   をテーマに、2日(土)に講演会を、3日(日)にものづくり体験(鉄づ
   くり体験)を行いました。
    3日のものづくり体験には、安倍総理も来られ、子どもたちと一緒に炉
   から出たばかりの”けら”(純度の高い鉄を含んだ鉄の塊)を割る作業を
   行いました。
  
    新展示室「鉄の丸公園1丁目」についての詳細は
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4c/ を見て下さい。
    
    オープニングイベントの様子については
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/110/110.htm を見て下さい。
  
  ■ 「放射線 見て 測って 考えてみよう!」参加者募集 ■
  
    児童生徒をはじめ、あらゆる世代の方々を対象に“放射線一日体験教室”
   「放射線 見て 測って 考えてみよう!」を開催しています。
  
    これは文部科学省の委託事業として日本科学技術振興財団が実施するセ
   ミナーで、私たちの身近にありながら通常は見ることができない放射線の
   存在について楽しい実験や観察を通して理解を深めていただくものです。
    次回開催は12月16日(土)です。奮ってご参加下さい。
  
    開催日、申込み方法、お問い合わせ等、詳しくは、
    http://hoshasen.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。
    今週は、ヤーキス天文台(アメリカ)とのライブ天体観測のセッション
   は、お休みさせていただきます。
    
    案内役:半田利弘さん(東京大学)
    ゲスト:小貫良行さん(理化学研究所)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
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  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
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  ■ 平成18年度「第3回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■
  
    科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験教室・工作教
   室などをボランティアとして開催されている方々を支援しています。今回、
   理科大好きボランティア経験者のさらなるスキルアップの機会提供と科学
   教室等で講師としてボランティア活動に取り組みたいと考えていらっしゃ
   る方を対象として、科学教室等の開催のノウハウに関する講座を経験者向
   けと初心者向けにそれぞれ企画いたしました。
    科学教室等のボランティアにご関心のある方は奮ってご参加くださいま
   すようご応募をお待ちしております。
  
    日 時:1.経験者向け 平成19年2月3日(土)
        2.初心者向け 平成19年2月4日(日)
    場 所:福岡市立少年科学文化会館
    事務局:財団法人日本科学技術振興財団
  
    申込方法等、詳しくは、
    http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h18/index.html
    を見て下さい。
  
  ■ ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・冬の巻」出版! ■
  
    好評を得ている、ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」
   の「秋・冬の巻」が完成し、「春の巻」「夏の巻」「秋・冬の巻」と3巻
   で完結することとなりました。
  
    このハンドブックは、2004年11月の本メルマガ創刊以来連載し、
   好評を得てきた「北の丸公園の自然」を冊子としてまとめたものです。
   「草木編」と「動物編」の2冊で、カラー印刷のきれいな写真を満載して
   います。価格はそれぞれ1冊200円です。
  
    ハンドブックの表紙及びお求め方法は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。
  
  ■ 科学技術館 インターネット入館割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者          ◆◆
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  ■ ゲルマニューム・トランジスタの開発の物語 塚本哲男(その3) ■
  
   <不良品は全てエサキダイオードだった>
  
    世界で初めてのトランジスタラジオを開発しようという塚本達の仕事は、
   ソニーの若い創業者達の努力で、政府や銀行を動かし進み始めた。何種類
   かの金属結晶の組み合わせをどのように作るか、その構造と作り方を考え
   ることに、塚本達は集中した。新しいトランジスタの構造とそれを大量に
   作る方法が開発できなければ、トランジスタラジオは開発できない。とう
   とう塚本は倒れて入院してしまった。
    ベッドの中で塚本は必死で考えた。そしてベル研で教えてもらったゲル
   マニュームにアンチモンという金属を加えるのではなく、それよりも軽い
   リンを使うことを考えた。退院して実験し見事に上手く行った。それを使
   うと、信号を処理する速度はどんどん高くなってラジオに使える部品がで
   き始めた。
    しかし、それも度が過ぎると別な性質が現れて不良品となってしまう。
   リンだと入りすぎるのである。100個作っても性能がばらついてよい物
   が2つか3つしか採れない。
    塚本は、その現象の解明を同僚の江崎玲於奈(えさき れおな)さんに
   頼んだ。江崎さんは、それがトンネル効果と呼ばれていたものであること
   を突き止め、江崎ダイオードを発明し、ノーベル賞をもらうことになる。
   不良品が全て江崎ダイオードだったのである。
    しかし、塚本の仕事は、ラジオに使えるトランジスタを大量に生産する
   方法を開発することであった。リンをゲルマニュームの中に沢山入れたい
   が、入り過ぎないようにコントロールするにはどうすればよいのか。
  
                               (つづく)
  
    執筆者:唐澤英安 データ・ケーキベーカ(株) 代表取締役
  
    (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/
  
  
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  ◆◆ 【8】サイエンスキャンプ                  ◆◆
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    「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ
   ンプを順次紹介しています。
    今回紹介する会場は「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
   作物研究所/中央農業総合研究センター」と「独立行政法人 農業・食品
   産業技術総合研究機構 動物衛生研究所」です。
  
  ■ 農業研究のハイテク技術 ■
  
    「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所/中央
   農業総合研究センター」では、2006年8月9日(水)〜8月11日
   (金)の2泊3日で開催され、北は茨城県から南は高知県までの10名
   (男4名、女6名、1年生2名、2年生7名、3年生1名)の高校生が参
   加しました。
    農業研究ではすぐれた農作物を作り出すために、遺伝子組み換えや品種
   改良などの技術が使われています。そして、農作物の安定生産を維持する
   ためには、植物の病気を防いだり取り除いたりする技術が必要です。また、
   植物の成長は環境条件の影響を大きく受けるので、品質の高い農作物を育
   てるためには環境に関するデータが必要です。今回のキャンプでは、すぐ
   れた農作物を作り出すために農業研究で利用されているハイテク技術につ
   いて学びました。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/111/111_1.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所」
    http://nics.naro.affrc.go.jp/
    および、
    「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
     中央農業総合研究センター」
    http://narc.naro.affrc.go.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 動物を衛る ヒトを衛る ■
  
    「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所」
   では、2006年8月2日(水)〜8月4日(金)の2泊3日で開催され、
   北は栃木県から南は宮崎県までの8名(男2名、女6名、1年生1名、2
   年生5名、3年生2名)の高校生が参加しました。
    動物は私たちの生活の中で大きな役割を担っています。そのため、動物
   の健康をまもるためには動物がかかる病気について知る必要があります。
   今回のキャンプでは、血液の血漿成分から栄養状態、健康状態、病気の進
   行状況などを知る血液生化学検査や、実際の牛での聴診や体温測定などの
   実習を通して、動物の病気について基礎研究から診断・治療そして予防に
   いたる研究・開発についての技術を体験しました。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/111/111_2.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所」
    http://niah.naro.affrc.go.jp/index-j.html を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプのバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm を見て下さい。
  
  
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  ◆◆ 【9】他館の紹介                      ◆◆
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  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では、12月24日にクリスマス
   コンサート「音楽のおくりもの Vol.3」を開催します。出演は、
   Clover String Quartet(クローバーストリングカ
   ルテット)。弦楽四重奏によるファミリー向けのコンサートです。通常入
   館料で観覧できます。
    また、12月は、月曜日と19日、29日〜1月1日が休館日になりま
   す。
  
    詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 船の科学館 ■
  
    本年は、わが国が南極観測を開始して50周年となる記念すべき年です。
   船の科学館ではこの記念すべき年にちなんで、当館で保存・公開している
   ”宗谷”及び当時の貴重な南極観測に関係する資料を展示、紹介していま
   す。
  
   ○企画展「南極観測 いま・むかし物語」
     開催期間:平成18年11月8日(水)〜平成19年2月25日(日)
     開催場所:船の科学館 3階 マリタイムサルーン
  
     詳しくは、船の科学館ホームページ
     http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。
  
  
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  ◆◆ 【10】読者からのお便り                  ◆◆
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  <東京都の福田さんから>(受信:平成18年12月6日)
  
    はじめまして、読者のひとりです。
  
    今日のメールマガジンの「読者からのお便り」欄で、天津甘栗の話が出
   ていました。
    天津では甘栗など売られていなかったということですが、同じ話が岩波
   書店発行の月刊誌「図書」最新号(12月号)に載っていました。建築史
   を研究している藤森照信さんが甘栗をお好きだそうで、面白いエッセイを
   お書きになっていますが、そのなかで「戦前、甘栗用の栗が、天津の港か
   ら日本に送られた事情によるらしい」と述べています。
  
    ご参考まで。全体の話も面白く、印象に残っています。良かったらお読
   みください。
  
    私自身は、科学読物研究会の会員で、「科学の本の紹介」欄で書かせて
   いただいたことがあり、メールマガジンを楽しみにしています。
  
  
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  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
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  ■ 先週号(第110号)について ■
  
    先週配信しましたメルマガの「自然との出会い」でリンクを張っており
   ました、そのURLの途中にスペースが入ってしまい開くことができませ
   んでした。このため再送させていただき、ご迷惑をおかけしました。お詫
   び申し上げます。
    さらに、リンク先で、「タイワンアオバセセリ」の写真がぴんぼけで、
   写真の取り替えを失念してしまいました。鮮明なものと差し替えてありま
   す。ご覧になって下さい。
  
                         (企画広報室 大西茂)
  
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
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       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
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