科学技術館メールマガジン バックナンバー


  ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  
     科学技術館 メールマガジン 第112号  2006/12/20発行
  
  ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 4,671人。
  
  ======================================================================
   ≪ 今号の目次 ≫
  ======================================================================
   ◆ 【1】科学・技術よもやま話
   ◆ 【2】我が社の誇る技術
   ◆ 【3】自然との出会い
   ◆ 【4】科学の本の紹介
   ◆ 【5】科学技術館トピックス
   ◆ 【6】お知らせ
   ◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者
   ◆ 【8】サイエンスキャンプ
   ◆ 【9】他館の紹介
  ======================================================================
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【1】科学・技術よもやま話                 ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ 「うだつが上がらないと火事になる?」 ■
  
    これから冬本番になることと思いますが、気象庁が昨冬の2005年
   12月〜2006年2月の3ヶ月間に東京地方(伊豆諸島を除く東京都)
   に最も多く発表した注意報は何でしょう?
    答えは乾燥注意報です。のべ日数で58日もありました。大陸からの北
   西の季節風は、日本海を渡る時に下層が暖かく湿って日本海沿岸で雪を降
   らせますが、脊梁山脈を越えると雲は消えるので、太平洋側では乾燥した
   晴天になるのです。
    では、乾燥時に特に気を付けなければいけない災害とは?そう、火災で
   す。12〜2月の冬季3ヶ月間の火災件数は、6〜8月の夏季3ヶ月間の
   1.5倍前後にも上るそうです。暖房器具の使用の増加など、一概に空気
   の乾燥が原因とは言えませんが、火の回りが速くなり延焼・消失面積が増
   えます。
    今では様々な消火設備がありますが、昔は延焼をどう防いだのでしょう。
   一例に、江戸時代中期に造られるようになった「うだつ(卯建)」があり
   ます。1階屋根と2階屋根の間に張り出すように隣家との境に設けられた
   土造りの防火壁です。後に装飾的意味合いが強くなり、「うだつが上がる」
   ことは富の象徴とされたため、「うだつが上がらない」の語源と考えられ
   ています。現在の家屋にはうだつはありませんが、火災には気をつけたい
   ものです。
  
    徳島県美馬市脇町のうだつの写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/112/112.htm
    を見て下さい。
  
       (科学技術館「DENKI FACTORY」担当 荻野亮一)
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html を見て下さい。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【2】我が社の誇る技術  〜東京電力(株)〜        ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ (8)電気の史料館 ■
  
    電気を発見した人は誰なんだろう?私の住む町にはいつ電気が灯ったん
   だろう?電気の歴史に疑問を持ったら、「電気の史料館」へお越し下さい。
    「電気の史料館」は、東京電力が横浜市鶴見区で運営する電気の歴史を
   紹介する博物館です。
    館内には、電気の誕生に取り組んだ世界中の研究者を紹介するコーナー
   や、あなたが選んだ市町村に電気がいつ灯ったのか一目で分かるシアター
   があります。
    また、エジソンが発明した白熱電球、蓄音機、扇風機、電気自動車など
   の実物を多数展示しています。エジソンの天才ぶりや強い想いに触れるこ
   とができます。
    この他にも、昭和32年に当時最新鋭として発電した長さ23mもある
   千葉火力発電所のタービン発電機など、実際に使用していた大型電力設備
   も実物展示しています。このタービン発電機は、周りの防護カバーを取り
   外しているので、その仕組みや内部構造を理解することができます。
    また、東京電力で活躍した元電力マンが館内を案内するガイドツアーに
   参加すれば、エピソードや苦労話などを織り交ぜた解説により、さらに理
   解を深めることができるでしょう。
    当館ではこれまでの電気の技術を展示し、ここまで紹介してきたような
   これからの技術は、隣に建つ技術開発研究所で取り組んでいます。
  
    詳しくはこちら
    ・電気の史料館のホームページ
    http://www.tepco.co.jp/shiryokan/index-j.html
  
                     (東京電力(株)電気の史料館)
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【3】自然との出会い                    ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ 師走の自然に拾う ■
  
    木々の紅葉から落葉が進んで、いよいよ冬本番に向かいます。皇居北桔
   橋門(きたはねばしもん)に通ずる道の入り口に聳えるエノキも梢の枝振
   りが、はっきり見られるようになりましたが、枝の所々には、緑の繁みが
   目立ちます。それは、常緑のヤドリギです。
    冬の装いも進んだ二の丸庭園では、イスノキの大木(常緑樹)や、葉を
   褐色に変えたクヌギ(落葉樹)の葉に作られた自然の造形、虫こぶ(虫嬰)
   が見つかりました。さらに、北の丸のエゴノキ(落葉樹)にも独特の形の
   虫こぶが枝先に残っていて、気を惹かれました。
    また、駿河台の道すがらでしたが、珍しくサイカチ(落葉樹)の大きな
   実(豆果)が師走の空を飾っているのに出くわしました。
    その他、折々に目に触れた草木の姿をおりまぜてご紹介しましょう。
  
    「師走の自然に拾う」の写真は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s048.html を見て下さい。
  
                   (サイエンス友の会講師 永井昭三)
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【4】科学の本の紹介                    ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   ※ 本欄で紹介された本は、科学技術館2階サイエンスライブラリー「し
    らべ学習コーナー」で閲覧できます。
  
  ■ 『せかいのひとびと』 ■
    ピーター・スピアー 作 松川真弓 訳 評論社 1982年1月
  
    大型絵本で迫力があります。大きな画面に描かれたたくさんの人たちを
   見ていると、世界には、こんなにいろいろな人が暮らしているんだと、気
   持ちがぐ〜んと大きく広がって、心の底から元気がわいてきます。私の一
   番好きな絵本です。
    地球にはどのくらいの人がいるかというと、今、本屋さんにならんでい
   るこの本には60億人とあります。私が息子と一緒に読んだ17年前の本
   には40億人と書いてあります。この本が書かれてから24年間、版を重
   ねるごとに、数字は訂正されていますが、この本の伝えたいことは今でも
   変わらず心に響いてきます。むしろ、今でこそ、そのメッセージの真価が
   光ります。
    体の大きさ、肌の色、顔の形、髪の毛、住んでいる家、好きな遊び、食
   べ物、宗教、仕事、文字・・・、みんながみんな、それぞれちがっている
   ことのすばらしさを、柔らかな色調の絵で、たのしく、わかりやすく伝え
   てくれます。
    文字一つとってみても、見開き2ページにわたって、38種類の文字が
   紹介されています。もちろん日本の文字もあります。日本のものを探すば
   かりではなく、他の国の人になり代わって本を見ると、新たな発見もあり
   ます。
    こんなにちがう人々であふれている地球、明日はまた新しい出会いがあ
   りそうな予感がしますね。
  
    この本の表紙は
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/13shakai/sekainohitobito/sekainohitobito.html
    を見て下さい。
  
    科学読物研究会については
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ を見て下さい。
  
                     (科学読物研究会 坂口美佳子)
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html を見て下さい。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【5】科学技術館トピックス                 ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ 鉄鋼新展示室がオープン! オープニングイベントに安倍総理も参加 ■
  
    平成18年12月1日(金)の「鉄の記念日」に、科学技術館「鉄鋼」
   新展示室『鉄の丸公園1丁目』(出展:(社)日本鉄鋼連盟)がオープン
   しました。鉄の面白さ、すごさを肌で体感できる展示になっています。
    また、オープニングイベントとして、日本古来の製鉄法「たたら製鉄」
   をテーマに、2日(土)に講演会を、3日(日)にものづくり体験(鉄づ
   くり体験)を行いました。
    3日のものづくり体験には、安倍総理も来られ、子どもたちと一緒に炉
   から出たばかりの”けら”(純度の高い鉄を含んだ鉄の塊)を割る作業を
   行いました。
  
    新展示室「鉄の丸公園1丁目」についての詳細は
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4c/ を見て下さい。
    
    オープニングイベントの様子については
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/110/110.htm を見て下さい。
  
  ■ 今週のユニバース ■
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題を中心に、さまざまな科学のお話をお届けして
   います。
    またゲストコーナーでは、宇宙のなぞに挑んでいる研究者から、
   最新の研究のお話を聞くことができます。
   なお23日はクリスマス休暇のため、ヤーキス天文台とのライブ天体観測は
   お休みさせていただきます。1月をお楽しみに!
  
    案内役:矢治 健太郎さん(立教大学)
    ゲスト:成田 憲保さん(東京大学)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【6】お知らせ                       ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ ハンドブック「散歩のおとも〜」の「秋・冬の巻」出版! ■
  
    好評を得ている、ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然〜」
   の「秋・冬の巻」が完成し、「春の巻」「夏の巻」「秋・冬の巻」と3巻
   で完結することとなりました。
  
    このハンドブックは、2004年11月の本メルマガ創刊以来連載し、
   好評を得てきた「北の丸公園の自然」を冊子としてまとめたものです。
   「草木編」と「動物編」の2冊で、カラー印刷のきれいな写真を満載して
   います。価格はそれぞれ1冊200円です。
  
    ハンドブックの表紙及びお求め方法は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm を見て下さい。
  
  ■ 科学技術館 インターネット入館割引券 ■
  
    必要事項を記入のうえ持参していただくと、団体料金にて割引入館でき
   ます。
  
    詳しくは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/discount/index.html
    を見て下さい。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【7】戦後、日本を支えた100人の技術者          ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ ゲルマニューム・トランジスタの開発の物語 塚本哲男(その4) ■
  
   <半導体はアメリカで生まれ日本で育った>
  
    トランジスタを作るには、ゲルマニュームを高温で溶かし、ゆっくりと
   引き上げる途中でリンを入れ、さらにゆっくり引き上げて行くとリンとゲ
   ルマの結晶の層を挟んだ構造になる。この細いフランスパンのような金属
   棒をスライスすると、ウエハーというハムのような薄い板ができる。これ
   を細かく刻むと一気に大量のトランジスタのチップが出来上がるのである。
    しかしトランジスタラジオの開発グループは、バラツキの大きな半導体
   を使うのに苦労していた。塚本は、悩んで四六時中考えて考え抜いたとき、
   アイデアがひらめいた。ゲルマには似ているがリンとは逆の性質をもった
   インジュームという金属との化合物を溶け込ませたらどうなるか。そうし
   て何時もやっているように、ゆっくり冷やしながら引き上げると、結晶が
   固まるときインジュームが吐き出され、リンだけがゲルマと純度の高い形
   で残るのではないか。それは大成功であった。こうして、一気に周波数の
   高い信号を処理できる構造をもった安定した半導体の大量生産が可能とな
   った。
    やがて半導体は、ゲルマからシリコンの時代を迎えることになるが、塚
   本達が開発した半導体の製造工程の中でその結晶構造を構成してゆく方法
   は、ウエハーの工程として半導体に大きな足場を作ったのである。
    後に、半導体の発明でノーベル賞をもらったバーディーンは、ソニーを
   訪れ「我々はトランジスタを生んだが、育ててくれたソニーに感謝する」
   と語ってくれた。
                                 (完)
  
    執筆者:唐澤英安 データ・ケーキベーカ(株) 代表取締役
  
    (社)研究産業協会 http://www.jria.or.jp/w/
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【8】サイエンスキャンプ                  ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
    「サマー・サイエンスキャンプ 2006」の33会場で行われたキャ
   ンプを順次紹介しています。
  
  ■ 住民参加のむらづくりを体験し、
            環境調査により農村環境を保全する方法を探ろう ■
  
    「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所」
   では、2006年8月9日(水)〜8月11日(金)の2泊3日で開催さ
   れ、北は北海道から南は岡山県までの8名(男2名、女6名、2年生6名、
   3年生2名)の高校生、高等専門学校生が参加しました。
    住民参加のむらづくりを進めるため、仮想地域での環境保全に関する話
   し合いを模擬体験し、アイディアの発想や合意形成を支援するための様々
   なツールを体験することで、住民参加で意見をまとめて合意を図る意味に
   ついて考えました。また、農村地域の土地や水、施設の管理と水質や生物
   との関係に着目して野外調査を行い、農業が環境に与える影響と、農村の
   環境を守るために必要なことを考えました。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/112/112_1.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所」
    http://nkk.naro.affrc.go.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 東北地域の農業研究現場を体験しよう ■
  
    「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セン
   ター」では、2006年8月8日(火)〜8月10日(木)の2泊3日で
   開催され、北は岩手県から南は福岡県までの8名(男3名、女5名、1年
   生1名、2年生6名、3年生1名)の高校生が参加しました。
    ナタネの品種開発からバイオマス資源として、ナタネ油をディーゼル燃
   料化する仕組みを学び、実際にその燃料でエンジンを動かしました。また、
   小麦粉のアミロース含量の推定に有効なDNAマーカーの利用法を学び、
   実際にDNAマーカーを使った小麦選抜技術を実習しました。そして、う
   どんとラーメンを自分達でつくり、小麦粉に含まれるでんぷんやグルテン
   蛋白の働きを学び、小麦粉の品種の違いがどう影響するのかを自身で味わ
   って違いを確かめました。
  
    体験写真・感想等は
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/112/112_2.htm
    を見て下さい。
  
    キャンプ会場については、
    「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター」
    http://tohoku.naro.affrc.go.jp/ を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプについては
    http://ppd.jsf.or.jp/camp/ を見て下さい。
  
    サイエンスキャンプのバックナンバーは
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm を見て下さい。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◆◆ 【9】他館の紹介                      ◆◆
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
  ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
    所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)では、12月24日にクリスマス
   コンサート「音楽のおくりもの Vol.3」を開催します。出演は、
   Clover String Quartet(クローバーストリングカ
   ルテット)。弦楽四重奏によるファミリー向けのコンサートです。通常入
   館料で観覧できます。
    また、12月は、月曜日と19日、29日〜1月1日が休館日になりま
   す。
  
    詳しくは、 http://tam-web.jsf.or.jp/ を見て下さい。
  
  ■ 船の科学館 ■
  
    本年は、わが国が南極観測を開始して50周年となる記念すべき年です。
   船の科学館ではこの記念すべき年にちなんで、当館で保存・公開している
   ”宗谷”及び当時の貴重な南極観測に関係する資料を展示、紹介していま
   す。
  
   ○企画展「南極観測 いま・むかし物語」
     開催期間:平成18年11月8日(水)〜平成19年2月25日(日)
     開催場所:船の科学館 3階 マリタイムサルーン
  
     詳しくは、船の科学館ホームページ
     http://www.funenokagakukan.or.jp/ をご覧ください。
  
  
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ◇◇ 【担当者より】                       ◇◇
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  
    先週、フランスのパリに行ってきました。ラ・ビレットという、大きな
   科学博物館があります。数学や物理などの基礎科学の展示から、宇宙・航
   空、環境など技術に関する展示まで幅広く扱っています。
    パリには、さまざまな博物館や美術館がたくさんありますが、ちょっと
   変わったところで、マジック博物館というのがあります。
    昔のマジック道具が展示されているのですが、面白いことに、静電気発
   生装置や鏡で虚像を浮かび上がらせる装置など、科学館にあるような展示
   もならんでいました。
    いち早く先端の科学技術を取り入れていたのは、実はマジシャンだった
   のかも・・・
  
                        (企画広報室 中村 隆)
  
    お読みいただいた感想や、科学技術館に対する思い出、展示等の質問な
   ど皆様からのメールをお待ちしております。
     E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
  
  ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  
   発行者:科学技術館メールマガジン係
       〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
  
   ▼このメール配信に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。▼
    E-mail :mlmaster@jsf.or.jp
  
   ▼配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム
    ページからお願いします。▼
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp
  
  ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  
   ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転載の際
    には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の記事」と注釈
    をいれて下さい。
     なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画像・記事
    については、無断使用・転載を禁止します。
  



操作メニューへ

メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/

Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED