科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第130号 ◆  ━
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                             >>>2007/4/25発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 5,141人。
  
      ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘
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      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
      ┘ 【4】 ★ JSF Activities  ★ ┘
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「第11回科学技術館・万華鏡工作教室」開催 ■
  
    科学技術館では,日本万華鏡倶楽部と共催で実施いたします。鏡を組ん
   で、シリンダー・タイプの万華鏡を作ります。
  
    日時:5月3日(木)、4日(金)、5日(土)
       12時〜, 13時30分〜, 15時〜
       (1日3回 時間およそ45分)
       ※30分前から整理券を配布いたします
    場所:科学技術館4階イベントホール
    定員:30名(各回  対象 小学生以上)
    費用:キット代2000円が必要です
  
    詳しくはこちらのURLをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2007/04/post_60.php
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ NEDO展示室 新実験ショー「燃料電池のしくみ」スタート! ■
  
    科学技術館Future Scope(NEDO展示室)では、4月
   16日(月)から装いも新たに実験ショー「燃料電池のしくみ」が始まり
   ました。
    燃料電池のしくみを実験しながらわかりやすく紹介します。ぜひご参加
   ください。
  
     詳しくはこちらのURLをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2007/04/post_61.php
  
  ◆ 今週のユニバース
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題を中心に、科学のお話をお届けしています。
   「ユニバース」は、宇宙や天文学の最新の研究成果や科学に興味のある方
   なら、どなたでもご参加いただけます。
    今週は、ヤーキス天文台(米国)とのライブ天体観測があります。
   シカゴからはどんな天体の映像が届くでしょうか?
    なお、ライブ天体観測は現地の天候によっては、当日の星空をご紹介す
   ることができない場合があります。
    
    案内役:木村 かおる(科学技術館)
    ゲスト:中川 成生さん(財団法人東京動物園協会)
  
    今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/
  
    『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ スタッフの目
  
    先週からはじまりました「スタッフの目」は、科学技術館が行っている
   活動をスタッフの視点で紹介します。スタッフの悪戦苦闘?の話を通して、
   科学技術館の活動により興味と理解をいただければ幸いです。
  
   ■ 安全に楽しく利用していただくために・・・ ■
  
    皆さんが、科学技術館で接している展示品。その展示品が、どの様なこ
   とに注意しながら製作されているのか、少しお話ししましょう。
    小学生、中学生を対象にした展示品は、彼らの行動予測に基づいた配慮
   が必要です。
    まず、第一に、安全性に関して、児童や生徒は、できるだけ多くの展示
   品を見ようと走り回る傾向があります。そこで、ぶつかっても大けがにな
   らないように、展示品のでっぱり部分は、面取り加工をしたり、クッショ
   ン材を取り付けたりします。
    第二に、耐久性に関して、一部の来館者には、操作スイッチをとりあえ
   ず押して別の展示品へと次から次へ移動し荒っぽく扱う人もいるため、同
   じ操作を頻繁に繰り返しても壊れない実績のあるスイッチを選択します。
    第三に、操作性に関して、気に入った体験装置では、同じ人が何回も続
   けて体験しようとしますので、一度終了した人には、待っている人に代わ
   るように促す「次の人に代わってください。」と表示しています。
    第四に、メンテナンス性に関して、機器収納部分のフタは、メンテナン
   ス要員の作業効率を良くするために、ビス止めとせずに、鍵式で開閉する
   ようにしています。
    もちろん、全ての展示品が、このように出来ているわけではありません
   が、基本的な対策としては必要なことと考えています。また、実際には、
   もっと細かい部分についても注意しながら製作されています。
    みなさんも、一度、製作者側の視点で展示品を観てみてください。この
   ようなことが、実は安全に楽しく利用していただくために大切である、と
   いうことを理解していただけるのではないでしょうか。
  
    執筆者:小澤泰人 科学技術館事業部 技術・保守グループ
  
  ◆ 自然との出会い
  
   ■ 桜花と共に春を飾る草木の花に拾う ■
  
    今年は暖かかったのでサクラが早くから咲き始めました。本号では、3
   月下旬以降4月初旬までに、私が動いた範囲で見られた東京のいろいろな
   サクラの一部を<サクラのいろいろから>として見た順番に取り上げて並
   べました。
    加えて、サクラの周囲で人目を引いていた草木の花々について、今まで
   のメルマガに掲載したことのあるものについても、新しくご覧頂く方々の
   ために<目立ってきた春の花々から>として一部取り上げてあります。し
   かし、解説は簡単にさせていただきました。
    メルマガに、初めて取り上げるものについては、<新しく取り上げた花
   々>として、次号のメルマガ131号の「自然との出会い−第67号−」
   に掲載させて頂きます。
    どうぞ、皆さんで春の草木をお楽しみください。
  
    執筆者:永井昭三 科学技術館サイエンス友の会講師
  
    「桜花と共に春を飾る草木の花に拾う」
    の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s066.html
  
    「自然との出会い」バックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   ■ 『きんぞくたんけん ぴかぴかでピカッ』 ■
     玉田泰太郎 ふくだいわお さく /童心社 /1990年2月
  
    もうすぐ連休、「ア〜 なんか簡単にできる実験ない?」と思ったら、
   この本はうってつけです。しかも、苦手だなという人が多い「電気」につ
   いて、楽しく読めて、そのうえ、ちゃんと『金属とはぴかぴか光っている
   もの』『金属は電気を通す』という法則がわかってしまいます。
    お兄ちゃんと元気のいい妹のゆみちゃんが、豆電球と乾電池の手軽な
   「きんぞくはっけんき」を使って、次々と金属をみつけていきます。「ぴ
   かぴか」のスプーンやアルミホイルを試すと、豆電球が「ピカッ」とひか
   ります。
    では、電気を通す金属は、どれも磁石につくのか? 「きんぞくはぴか
   ぴか、じしゃくにつくのはてつ、じしゃくにつかないきんぞくもたくさん
   あります。」と、電気を通すものと磁石につくもの、混同しがちな違いを
   きちんと教えてくれます。
    そしてなんと! 2人は最後に「ぴかぴか」している仁丹や銀色の折り
   紙の鶴でも実験してみます。さてこの2つ、電気を通すでしょうか。ぜひ
   実験してみてください。大人が読んでも、とってもワクワクする発見があ
   る本です。
    残念ながら絶版ですが、図書館で是非手にとってみてください。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/1nyuumon/kinzokutanken/kinzokutanken.html
  
    執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「研究船で海を学ぼう」募集のお知らせ ■
  
    日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関
   心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学
   ぶ体験学習を実施します。是非、多くの方が参加されることを期待してい
   ます。
  
    対  象:高校生60名・学校教諭等20名
    日  時:平成19年7月31日(火)〜8月5日(日)
    場  所:静岡県静岡市(東海大学・清水校舎、三保研修館及び望星丸)
    研修内容:船舶を利用した洋上における実践研修及び陸上における採取
         試料の分析など(気象・海象観測、プランクトン採取、採泥、
         化学分析)
    参 加 費:一人あたり10,000円(実費の一部に充当します。)
    応募方法:
     高校生(60名)
      [海]をテーマにした作文(600字前後)を作成し、住所(含郵
      便番号)、氏名、生年月日、性別、連絡先電話番号、E−mail、
      在学校名、学年を明記の上、E−mail、もしくは郵送で応募。
     学校教員その他(20名)
      [この研修経験を今後の仕事や活動にどう生かしていきたいか]
      をテーマにした作文(600字前後)を作成し、住所(含郵便番号)、
      氏名、生年月日、性別、連絡先電話番号、E−mail、職業(勤
      務先)を明記の上、E−mail、もしくは郵送で応募。
    募集期間:平成19年4月1日(日)〜5月15日(火)(必着)
    そ の 他:高校生には、学割適用の旅費を支給します。
    お問い合わせ先(応募先):
     財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係
     〒107−0052 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル5F
     TEL: 03−6229−5365
     E-mail: apply07@wish.ocn.ne.jp URL: http://www.jss.or.jp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館  ■
  
    ゴールデンウィーク特別展「感覚・体験フィールド」開催
    開催期間:4月28日(土)〜5月31日(木)
  
    人間が有する素晴らしい機能、「感覚」。この感覚も、年を取るにつれ
   て少しづつ衰えていきます。皆さんの感覚がどれくらい正常か?是非体験
   してみてください。
  
    詳細はこちらのURLをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   「ワールド シー ワールド」〜 海と船に親しむ 〜 開催
  
    船の科学館では、海での安全と防災の意識や海と船への興味と関心を高
   めていただくことを目的に「ワールド シー ワールド」を開催いたします。
    海難事故や港湾での船舶火災等を想定した水難人命救助訓練のデモンス
   トレーションや、プレジャーボート及びエンジン付ゴムボート体験乗船、
   船の実験教室等を実施いたします。
  
    開催期間 : 2007年5月3日(木)〜5日(土)
    開催場所 : 羊蹄丸・宗谷周辺海域及び周辺
    開催内容については、こちらのURLをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/129/129.htm
  
    船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/
  
  
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  【4】      ★ JSF Activities ★
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  ◆ ウインター・サイエンスキャンプ ’06−’07
  
    12会場で行なわれたキャンプを順次紹介しています。
  
   ■ 紙資源を大切にする、消えるインクの実験 ■
  
    東芝研究開発センターは、人と社会に真に豊かな価値を提供する技術の
   創造に取り組んでいます。今回キャンプを行う環境技術ラボラトリーでは、
   消去可能なインク・トナーの開発や環境有害物質の分析技術をはじめ、地
   球温暖化の原因となる二酸化炭素を効率よく吸収する材料の研究などに取
   り組んでいます。
    今回のキャンプでは、消えるインクの実験を通じて、紙の製紙/再生/
   廃棄のサイクルにおけるゴミ問題や、環境問題に対する理解を深めました。
  
    会  場:株式会社東芝 研究開発センター
         http://www.toshiba.co.jp/rdc/index_ab.htm
    期  間:2006年12月25日(月)〜27日(水)
    参加人数:8名(高校生、高等専門学校生)
  
    体験感想・写真等
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/130/130.htm
  
    サイエンスキャンプのバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 科学技術週間です。 ■
  
    先週、「他館の紹介」でおなじみの『船の科学館』に行ってきました。
   展示室に入ると、まず船の歴史の旅がはじまります。精巧にできた船の模
   型に思わず見入ってしまいます。そのほか船が動くしくみや海洋開発の技
   術、さらには話題の海上保安庁の活動なども知ることができます。館のス
   タッフの方が丁寧に解説してくださいます。そうそう、客船から潜水艦ま
   でそろったラジコン船の操縦は、必須ですよ!
    館の隣には、南極観測船「宗谷」と青函連絡船「羊蹄丸」が係留されて
   いて入ることができます。どちらもそれぞれ違った世界を味わえます。
    さあゴールデンウィークは、船の科学館と科学技術館をはしごしよう!
  
                        (企画広報室 中村 隆)
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、無断使用・転載を禁止します。       ┘
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