科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第141号 ◆  ━
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                             >>>2007/7/11発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
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   本号の配信数 5,278人。
  
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      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
      ┘ 【4】 ★ JSF Activities  ★ ┘
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 青少年のための科学の祭典2007 全国大会 ■
  
    7月27日(金)から「青少年のための科学の祭典」が始まります。
    いろいろな実験や、不思議なショーを体感! 科学のおもしろさを実感
   できます。工作コーナーも待っています。「夏休みの自由研究」にも役立
   ちますよ。
  
    主  催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会
         文部科学省
         財団法人 日本科学技術振興財団
    開催期間:2007年7月27日(金)〜7月30日(月) 4日間
        (前半2日間・後半2日間で出展内容が入替わります)
    開催場所:東京都千代田区北の丸公園2−1 科学技術館
    入 場 料:無料
  
   「青少年のための科学の祭典2007全国大会」開催期間中は、科学技術
   館(2F−5Fの常設展示)へ無料で入館できます。
  
    詳しくは、科学の祭典ホームページをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/
  
   ■ WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード) Japan
                       東京予選会 参加者募集!■
  
    WRO Japan実行委員会は、今年も小学生から高校生を対象とし
   てロボット競技会を実施します。東京で行われる予選会の1つをご紹介し
   ます。(決勝大会は、科学技術館で行われます。)
  
   「SESSAME組込みロボットワークショップ
                      (WRO2007予選会)」
  
    日  時:2007年7月29日(日)9:00〜17:00
    場  所:東京大学 本郷キャンパス山上会館
    内  容:ロボット組み立て、プログラミング、競技会
    主  催:NPO法人SESSAME
    申込締切:7月20日(金)
  
    詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://www.sessame.jp/workinggroup/WorkingGroup8/wro2007.htm
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 夏休み特別展「昆虫力」−昆虫から学ぶ科学技術の最先端− ■
  
    昆虫が持つ感覚等が、私たちの生活にどのように活かされているか?
    最先端の科学技術が、昆虫の生態から学んだ多くのことがらについてご
   紹介いたします。また、普段なかなか見ることのできない微細な視野をは
   じめ、国や企業の研究機関がどのような研究開発をおこなっているのか、
   さまざまな視点からの昆虫の姿をご紹介いたします。
  
    開催期間:2007年8月11日(土)〜26日(日)
    開催場所:科学技術館 2階イベントホール
    主  催:(財)日本科学技術振興財団・科学技術館
  
  ◆ 今週のユニバース
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。
    ゲストコーナーでは現在活躍中の研究者の皆さんが、さまざまな分野で
   の最新の研究成果のお話をしてくれます。
    なお、7月のライブ天体観測は都合により、日程が変更になりました。
   7月14日はお休みさせていただきます。次回は28日に実施です。
  
    案内役:古石 貴裕さん(福井大学)
    ゲスト:高橋 慶太郎さん(京都大学)
  
    今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/
  
    『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ スタッフの目
  
   ■ 表で楽しく! 裏で厳しく? 科学技術館の出前実験ショー ■
  
    科学技術館では、館内のいろいろな展示室で実験を演示していますが、
   他の科学館や教育施設、公共施設などへの出張演示も行っています。
    先週の日曜日には、東京都江東区のカメリアプラザで開催された「はね
   かめまつり」に呼ばれて、二酸化炭素をテーマにした科学実験ショーを出
   前しました。
    「二酸化炭素?・・・しらな〜い」という小さい子がほとんどでしたが、
   質問には積極的に手を上げて実験を盛り上げてくれました。
    空気のお話から、私達が息を吸って二酸化炭素を吐き出していることを
   説明。そして、水の入ったペットボトルに二酸化炭素を入れて振ると・・・
   「わー!ペットボトルがへこんだ!」と大歓声。炭酸水の説明で、二酸化
   炭素が身近なものとして感じてもらえた様子でした。最後に、参加者(4
   5名)全員が大きなドーム(農業用の黒ビニールで作成)に入って温室効
   果を体感。中で汗だくになりながら地球環境について勉強できたようです。
    今回の演示者は、科学技術館の先生の中では一番(??)のイケ面王子、
   荻野先生が担当しました。先生は、外での実演は初めての経験でしたが、
   反応のいい子ども達にも助けられてとても楽しい演示を見せてくれました。
    外で実験演示を行う際は、現場の環境や状況などがわからない場合も多
   いので、事前の練習がより重要となります。実験の内容はもちろん、声の
   出し方から見せ方、動き方まで厳しくチェックをし、練習を繰り返して本
   番を迎えるのです。
    荻野先生も厳しい洗礼と楽しい洗礼を受けた今回の経験を生かして「こ
   れからもっと多くの人たちに楽しんでもらえる実験を企画するぞ」とやる
   気満々です。
    科学技術館には、多才な演示者が多彩におりますので、イベントを開催
   される際には、ぜひぜひお声をおかけください。
  
    執筆者:片山和美 科学技術館事業部
  
  ◆ 自然との出会い
  
   ■ いよいよ夏の虫たちの出現 ■
  
    夏と言えば、甲虫、トンボ、セミ、蝶、バッタといろいろな虫がたくさ
   ん見られる季節です。
    今年の6月は梅雨も少なく、真夏のような暑い日が続いています。
    東京千代田区北の丸公園では、6月19日に早くもニイニイゼミが鳴き
   出し、大きなウチワヤンマも木の枝にたくさんとまっていました。
    近郊の地でもトノサマバッタが勢いよく川原の土手道をとんでいました。
   国蝶オオムラサキも蛹から羽化し、夏型の大きなアゲハの姿もよく見られ
   るようになりました。去年から飼育していたカブトムシが蛹化し、中から
   立派なカブトムシが羽化しました。
    いよいよ夏到来、この夏にはきっといろいろなところですばらしい自然
   の発見があることでしょう。
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師
  
    「いよいよ夏の虫たちの出現」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s077.html
  
   ■ 身近なイモ虫を育てる(1) ■
  
    虫嫌いの実験ワークショップスタッフが、あるきっかけでイモ虫育てを
   始め、成虫まで育て上げたお話です。本人作成のコミックエッセイでお楽
   しみください。
  
    虫と見れば逃げ出し、立ち向かう時もティッシュ5枚重ね持ちしてつま
   んでいた私ですが、あるきっかけでイモ虫のかわいらしさに気が付きまし
   た。せっせと葉を食べる様子や、日々大きくなってゆく様子に大変興味を
   持ちました。機会があったら育ててもいいかも…などと思った矢先、その
   「機会」はすぐに訪れました。外出先で出会ったイモ虫を持ち帰り、タッ
   パーに入れて育て始めるまでを今回はお送りします。
  
    執筆者:すずきまどか 科学技術館事業部 演示担当
  
    コミックエッセイ「イモ虫成長日誌」
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/141/141.htm
  
    「自然との出会い」バックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月は、身近な話題から環境を考えていく本を紹介します。
  
   ■ 『環八雲ってどんな雲?』 ■
     塚本治弘・著 大日本図書 1998年5月
  
    著者は、小学生の時の自由研究以来、ずっと雲に魅力を感じて研究を続
   けてきた方です。研究し始めて20年たった頃、東京上空に不思議な雲の
   列が出ていることに気付きます。それは、都内でも有数の交通量の多い、
   環状八号線道路上に浮かんでいた雲なので、著者は「環八雲(かんぱちぐ
   も)」という愛称を付け、発生の謎を解いていきました。ヘリコプターで
   雲の中に入ると、車の排気ガスと同じ臭い。都心の汚染された空気が上昇
   気流となって発生した雲だとわかったのです。この雲は東京だけでなく、
   大阪、名古屋、札幌などの上空にも出ていることがわかり、その雲の下で
   は、酸性雨の問題も発生していたのです。屋外の洗濯物が酸性雨に当たっ
   て色落ちするだけでなく、雨が降らなくても天然繊維の衣料品が変色した
   という苦情もあるそうです。洗濯物の水分が、空気中の窒素酸化物に触れ、
   化学反応を起こした結果です。このような環境問題に取り組むためには、
   自動車の排気ガスや日常生活から発生する熱など、私たちの毎日の生活を
   見直し、一人ひとりが変わっていく姿勢が求められています。小学校中学
   年から読める科学読物です。
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/10kankyou/kanpachigumo/kanpachigumo.html
  
    執筆者:代田みち子 科学読物研究会
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 【理科支援員等配置事業】人材募集中 ■
  
    科学技術振興機構(JST)では、平成19年度より全国の都道府県等
   教育委員会に委託し、「理科支援員等配置事業」を実施します。
    「理科支援員等配置事業」では、理科教育に興味と熱意のある方々を小
   学校に派遣し、理科支援員又は特別講師としてご活躍いただきます。
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/137/137_3.htm
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆大型映像館の上映作品が変わりました。
    7月1日より、「アースストーリー 〜恐竜の進化とヒトの未来〜」を
   上映しています。
  
    恐竜は、なぜ巨大化できたのでしょう?
    ヒトは、どうしてこれほどに繁栄したのでしょう?
    3D立体映像でたどる生命進化の旅は、恐竜の時代までたどり着きます。
    驚きの旅を、忌野清志郎氏のナレーションでお届けします。
  
    上映時間等の詳細はこちらのURLをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_mov.htm
  
   ☆夏休み特別展「恐竜ワンダーランド」開催のお知らせ
    期間:8月1日(水)〜9月2日(日)
    内容:カマラサウルス幼体の全身骨格をはじめ、鳥類・アンモナイト・
       オウムガイ等の化石を展示します。
       化石クリーニング教室やアンモナイトの化石レプリカ作り、恐竜
       パン作り教室などイベントも盛りだくさん。
  
    詳細はこちらのURLをご覧ください。
     http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆新展示コーナー「にっぽんの海」公開
  
    船の科学館の開館記念日にあたる7月20日(金)に新展示コーナー
   「にっぽんの海」がオープンします。
    わが国の海の現状を知り、そこに迫る問題と、海を守る活動について紹
   介します。(展示場所:船の科学館 本館2階)
   
   ※7月20日(金)「海の記念日」は、船の科学館の開館記念日にあたり、
    当日に限り船の科学館は無料公開日とします。
    (但し、シーサイドプールは別途料金が必要です)
  
   ☆夏休み!海と船の工作実験ひろば 〜わたしたちの海を守りましょう!〜
  
    夏休みの企画として子どもたちとその家族を中心とした方々を対象に、
   「わたしたちの海を守りましょう!」をテーマにして「夏休み!海と船の
   工作実験ひろば」を開催いたします。
    船のペーパーモデルや海の動物などの工作や、海と船に関する実験など
   を行います。
   
    開催期間: 2007年8月1日(水)〜8月31日(金)
    開催場所: 船の科学館 本館1階 オーロラホール
  
    船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/
  
  
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  【4】      ★ JSF Activities ★
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  ◆ スプリング・サイエンスキャンプ ’07
  
    25会場で行なわれたキャンプを順次紹介しています。
  
   ■ 「スポーツ科学の最前線〜From Gene to Gold〜」 ■
  
    今回のプログラムでは、人間の身体能力を極限状態にまで高め、限界に
   挑戦するスポーツ科学の最先端テクノロジーを紹介し、様々な講義や実験
   を通してスポーツのパフォーマンス向上に最先端科学が果たす役割につい
   て理解を深めてもらうことを狙いとしました。さらに、このような最先端
   スポーツ科学分野の研究成果が、一般の人の健康づくりにも広く応用され
   ている事例を紹介して、国民全ての健康の維持増進にスポーツ科学の研究
   が大きく貢献している事実を理解してもらいました。
  
    会  場:国立大学法人 鹿屋体育大学 体育学部
         http://www.nifs-k.ac.jp
    期  間:2007年3月24日(土)〜26日(月)
    参加人数:12名(高校生、高等専門学校生)
  
    体験感想等
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/141/141.htm
  
    サイエンスキャンプのバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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  ■ 夏に向けて大変身! ■
  
    7月も第2週となりました。子どもたちからは「夏休みが待ちきれない
   ぞ!」という空気を感じます。
    先日、仕事が一息ついたので床屋に行ってきました。かなり伸びていた
   ので思いきってばっさり! あっという間に髪が洗え爽快です!(シャン
   プーの量も減り環境にもよい?)
    あまりの変わりように、職場で「誰?」と首をかしげられてしまいまし
   たが、全く反応がないというのも、これまたさみしいもので・・・
  
                         (企画広報室 中村 隆)
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、無断使用・転載を禁止します。       ┘
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