科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第149号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2007/9/12発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 5,608人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ 【4】 ★ JSF Activities ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 月周回衛星「かぐや(SELENE)」打上げライブ中継 ■ 科学技術館では、(独)宇宙研究開発機構(JAXA)にご協力いただ き、月の表面や環境などを調査して月の起源などに迫る、月周回衛星「か ぐや(SELENE)」/H−2Aロケット13号機の打上げライブ中継 を行います。 日 時 : 2007年9月14日(金) 9時30分〜放送終了まで(予定) ※打ち上げは,10時30分頃に予定されています。 場 所 : 4階ユニバース ※天候などにより日時が変更になる場合がありますのであらかじめご了承 ください。 かぐや打ち上げについての詳しい情報はこちらをご覧ください。 http://www.jaxa.jp/countdown/f13/index_j.html ◆ お知らせ ■ エネルギー学(まな)フェスタ2007 in 科学技術館 ■ 「エネルギーを知ろう!」をテーマに「エネルギー学(まな)フェスタ 2007 in 科学技術館」を開催します。 エネルギー大消費地である首都圏において、エネルギーや地球環境、温 暖化防止、また、私たちの生活に欠かせない電力やガス、そして省エネル ギーや新エネルギーについて、楽しみながら学んでいただくことができま す。 開催日:2007年9月29日(土) 会 場:科学技術館 主 催:経済産業省 関東経済産業局 ※当日は、科学技術館は無料開館となります。 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2007/09/2007_in.php ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。 ユニバースでは現在活躍中の研究者の皆さんが、案内役として科学の楽 しさを伝えてくれます。 ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、たのしい科学にふれてみま せんか? 案内役:矢治健太郎さん(立教大学) ゲスト:篠原 学さん(九州大学) 今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/ 『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ スタッフの目 ■ 科学技術館の実験演示の3つの特徴 ■ こんにちは。今年の4月より科学技術館のガスクエスト、デンキファク トリー、建設館の3つの展示室で実験演示を担当しています”すずきまど か”と申します。今日は、毎日展示室を渡り歩きながら感じた科学技術館 の実験演示の特徴を3つあげてみました。 第1に、参加者と演示者の距離が近いこと。大変身近な距離で実験を行 えるので、参加者の表情がよくわかります。 第2に、大まかな流れはありますが、ガチガチに決まった演示シナリオ がないこと。これにより、演示中に理解できていないような表情・飽きて しまったような顔を見つけたら、再度言葉を変えて説明したり興味を引く 演出を行ったり、流れによっては内容(実験・解説)を変更することがで きます。 最後に、バラエティー豊かな先生陣!知識も人生経験も豊富な先生方や、 若さあふれるイケメン先生、やさしくキュートな先生と盛りだくさんです。 かく言う私は、「見た目とおしゃべりのギャップが激しい」とよく言われ ます。どの先生もお喋りするのがお好きなので、なにか質問などありまし たら、演示が終わった後などにもドンドン話しかけていただきたいです。 私たち演示者は、毎日の実験演示での参加者とのコミュニケーションを 振り返り、より楽しく学んでもらうために、プログラムの内容や見せ方な どを考え、工夫しています。 見るだけの実験ではなく、実際につくったり体験したりできるメニュー もたくさんありますので、科学技術館にいらしたら、ぜひ実験演示を体験 してください! 執筆者 すずきまどか 科学技術館 実験演示担当 ◆ 自然との出会い ■ 夏の頃の蝶や蛾 ■ 暑い夏の頃は、蝶たちもあまりの暑さに日向にはなかなか姿を現しませ ん。 昆虫はまわりの温度が上がると、自分の体温も上がり、30℃以上では かなりきつくなり、40℃前後では水分も失って、路上におちてしまうこ ともあります。もっぱら日影に入り、木の葉の影で休んだり、樹液の出て いる木に集まったりしています。今年の夏は特に暑かったのですが、草原 では南方系のツマグロヒョウモンのみが活動しているのが目立ちました。 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師 「夏の頃の蝶や蛾」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s085.html 「自然との出会い」バックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 NHK教育テレビ<「知るを楽しむ」この人この世界>という番組をご 存知ですか?この番組の8・9月には「虫の目になりたい」というテーマ で栗林慧さんが登場しています。栗林さんといえば、虫!昆虫写真家とし て有名ですが、今回紹介する本は植物の本です。 ■ 『植物―はじけるたね・飛ぶ花粉』 ■ <「時間をとめた生きものたち 栗林慧ひみつの瞬間写真館」シリーズ(全4巻)> 栗林慧 金の星社 皆さんはタネの模型をつくったことがありますか?私は以前アルソミト ラという植物の種の模型を作ったことがあります。上手く作るとタネはす ーっとまるでグライダーのように飛びます。 そのアルソミトラってどんな植物?大きな種と言うけれどどのくらいの 大きさ?どのようにタネが飛ぶのかと疑問に思いました。そうして見つけ たのがこの本です。 アルソミトラはつるになって伸びる植物で熱帯の30メートル以上の高 い木に巻きつきます。大きな実には、300〜400個の薄い翼をもった タネがつまっていて、熟すと底が三つに割れて、風で揺れるたびに一枚ず つ散っていくそうです。10m/秒の風がふいているときにはなんと1k m先まで飛んでいくことができるそうです。 この本には実や飛んでいるタネ、そして、そのタネで遊んでいるインド ネシアの子どもたちの写真が載っています。 他にも、はじける種ホウセンカやカタバミなどについても書かれていま す。「はじける」ということは知っていても、どのようにはじけるのか見 たことがありますか?そういう植物の実がはじける瞬間をとらえた写真も 載っています。 そして・・・、表紙の写真。このお饅頭のようなものの正体は?なぜけ むりのようなものを出しているのか? ぜひ手にとって、その答えを見てくださいね。 執筆者:坂下智婦美 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/hajikerutane/hajikerutane.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ 平成19年度「第2回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■ 独立行政法人科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験 教室・工作教室などをボランティアとして開催されている方々を支援して います。これから科学教室等で講師をしてみたいという方を対象に、科学 教室開催のノウハウや基本的な実験・演示方法を提供する研修会を企画い たしました。 科学教室等の実施にご関心のある方は奮ってご参加くださいますようご 応募をお待ちしております。 日 時:10月13日(土)10:00〜18:00 10月14日(日)10:00〜14:20 場 所:北海道大学 高等教育機能開発総合センター 主 催:(独)科学技術振興機構(JST) 申込方法等詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h19/index.html ■ 「科学技術と産業」国際シンポジウム2007 ■ 世界各国の産学官から著名な有識者を招いて本シンポジウムを開催し、 経済・社会システムを抜本的に変化させるイノベーションの方策を探ると ともに、エネルギー・環境分野、バイオ分野、ICT分野など幅広い技術 分野の連携を模索して、21世紀型の経済発展手法を提案します。 日 時: 2007年10月10日(水)9:00〜17:30 場 所: 東京ミッドタウン・ホール(港区赤坂9−7−2) 主 催: 日本貿易振興機構(ジェトロ)、産業技術総合研究所 経済産業省 テ ー マ: 「持続的社会のためのイノベーション」 「地球的課題解決に向けた科学技術の役割」 ※参加費無料(事前登録制) ※申込等詳細は、こちらをご覧ください。 http://www.jetro.go.jp/events/sci/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆オリジナル「ポストカード」発売中 日本の航空史を飾る航空機が、ポストカードになりました。 日本最初の飛行に成功した「アンリ・ファルマン機」、徳川好敏等によ って開発された国産最初の軍用機「会式一号機」、流麗なイメージの全金 属製胴体の機体「陸軍九一式戦闘機」、戦前に公認された唯一の世界記録 を持つ「航研機」、国産最初のジェット練習機「T−1」、国産最初の輸 送機「YS−11」など、日本の航空史を代表する航空機16種が勢ぞろ い。 16枚セット → 1260円(消費税込み) 1枚 → 84円(消費税込み) 所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm ■ 船の科学館 ■ ☆企画展「うなぎの不思議」 日本人の食生活とは切っても切れない「うなぎ」。その生態には多くの 謎が残されていました。しかし、平成17年6月についに謎とされていた 産卵場を特定できる大きな発見がありました。本企画展では、私達と「う なぎ」を結ぶ食文化・民族などの関係についてさまざまな角度から展示解 説しています。 開催期間: 2007年8月4日(土)〜9月30日(日) 開催場所: 船の科学館 本館3階 マリタイムサルーン 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ JSF Activities ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ スプリング・サイエンスキャンプ ’07 25会場で行なわれたキャンプを順次紹介しています。 ■ 地震に負けない!〜構造、材料の科学〜 ■ 今回のキャンプでは、建物を建てるために使われる数多くの技術の中か ら、なくてはならない二つの技術について学習しました。建物を形作る最 も重要かつ基本的な材料の一つであるコンクリートについて体験学習と、 地震に強い建物を建てるために必要となる技術について実際に振動台を使 って学習しました。 会 場:鹿島建設株式会社 技術研究所 http://www.kajima.co.jp/ 期 間:2007年3月25日(日)〜27日(火) 参加人数:10名(高校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/149/149_1.htm ■ 地震から建物・人を守れ 〜安全な空間をつくる〜 ■ 今回のサイエンスキャンプでは、安全な空間をつくるための最新の研究 施設や先端技術にふれながら、体験や実習を通して、自分の住んでいる地 域や家の地震危険性について理解し、安全性を高めるための方法について 考えました。 会 場:清水建設株式会社 技術研究所 http://www.shimz.co.jp/corporate_information/sit/ 期 間:2007年3月26日(月)〜28日(水) 参加人数:12名(高校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/149/149_2.htm なお、科学技術館4階「建設館」展示室では、建設素材の代表であるコ ンクリートの材料、作り方、優れた特徴など、コンクリートの実物を交え て紹介したコーナーや、「地震と建物」についてのワークショップなど、 さまざまな最先端の技術を活かした建設に関するいろいろな体験を通して 知識を得ることができます。 サイエンスキャンプのバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 雨ニマケテモ、風ニマケテモ ■ 先週末の台風は、日本を縦断し、全国的に交通に影響を与えました。い くら科学や技術が進歩したとはいえ、やはり自然の力の大きさには手も足 もでないのだなということを改めて感じました。 それでも、その後の復旧の早さには感心しました。そこには、ダメージ を極力抑える科学技術の力を感じましたね。もちろん、その背景にはいろ いろな方々の休み返上や徹夜の復旧作業があったのはいうまでもありませ んが。翌週には何事もなかったかのように通勤・通学できるこの状況に感 謝です。 (企画広報室 中村 隆) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |