科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第151号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2007/9/26発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 5,615人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ 【4】 ★ JSF Activities ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ プレヒストリックパーク主演の 動物学者ナイジェル・マーヴェン氏緊急来館! ■ 今年の夏、科学技術館で上映し連日満席の大人気を博した「プレヒスト リックパークシリーズ」の主演で動物学者であるナイジェル・マーヴェン 氏が9月29日(土)に急遽、科学技術館へ来館しトークショーやサイン 会を実施することになりました。 アニマル・プラネットやナショナル・ジオグラフィックをはじめ、数々 の動物ドキュメンタリーの制作に携わるマーヴェン氏は世界一忙しい、生 物界のエンターティナーでもあります。この機会に是非とも博士とお会い し、お楽しみください。 開催日時:9月29日(土) 10:30〜12:00 会 場:科学技術館4階ユニバース 開催内容:プレヒストリックパーク第一話上映 ナイジェル・マーヴェン氏のトークショー、サイン会 (DVD購入者対象) ※当日は科学技術館は入館無料となります。 ※プレヒストリックパークについては、こちらのURLをご覧ください。 http://www.prehis.jp/index02.html ■ 「体験しよう!未来のエネルギー基地」登場 ■ 9月21日(金)より科学技術館4階ロビーにある昭和シェル石油株式 会社出展の展示がリニューアルし、「体験しよう!未来のエネルギー基地」 となりました。 太陽光発電をはじめ未来に向けた新エネルギーについて、模型や映像で わかりやすく紹介しています。ぜひ、ご体験ください。 ◆ お知らせ ■ エネルギー学(まな)フェスタ2007 in 科学技術館 ■ 「エネルギーを知ろう!」をテーマに「エネルギー学(まな)フェスタ 2007 in 科学技術館」を開催します。 エネルギー大消費地である首都圏において、エネルギーや地球環境、温 暖化防止、また、私たちの生活に欠かせない電力やガス、そして省エネル ギーや新エネルギーについて、楽しみながら学んでいただくことができま す。 開催日:2007年9月29日(土) 会 場:科学技術館 主 催:経済産業省 関東経済産業局 ※当日は、科学技術館は無料開館となります。 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2007/09/2007_in.php ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」は、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題を中心に、現在活躍中の研究者の皆さんが、 案内役として科学の楽しさを伝えてくれます。 ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、たのしい科学にふれてみま せんか? 案内役:伊吹山 秋彦さん(理化学研究所) ゲスト:羽尻 公一郎さん(サンフランシスコ州立大学) 今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/ 『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ ドングリ拾いのおじゃま虫 ■ 暑い夏もそろそろ終わり、秋がやってきます。秋は実りの季節というよ うに、様々な木の実ができます。みんながよく知っているドングリもその 一つですね。そろそろドングリ拾いができる頃になりましたが、もう拾っ た人はいますか?私はまんまるのドングリができるクヌギを拾いました。 ツヤツヤしていてかわいいです。 しかし、これらドングリ、高い割合で中に虫が入っていることがありま す。みんながよく食べるクリにも入っていることがあります。さて、これ ら「クリ虫」なんて呼ばれることがありますが、何者なんでしょう? 中に入っている虫の答えをいうと、シギゾウムシという昆虫の幼虫です。 まん丸の頭にクリクリとした目、そこに細くて長い口が付いています。体 長が1センチくらいしかないのでわかりづらいですが、とてもチャーミン グな姿をしています。このシギゾウムシが長い口でドングリの柔らかい所 に穴をあけ、そこに産卵します。同じようにドングリに産卵する仲間とし てハイイロチョッキリという虫もいますが、こちらは手が込んでいて、産 卵し終わった後、ドングリがついた枝ごと切って地面に落としてしまいま す。どちらの種類も幼虫時代をドングリの中で過ごし、サナギになるため に土の中にもぐります。 かわいいドングリ拾いを目的にすると、これらの虫はおじゃま虫ですが、 その虫たちに焦点を合わせてみるとまた一つ面白い世界が広がると思いま す。 執筆者:早武真理子 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然との出会い ■ 初秋の多摩川自然観察会(1)バッタ、キリギリスのなかま ■ 9月も半ばを過ぎましたが、まだ時々残暑を感じる日もあります。9月 17日はサイエンス友の会の自然観察会でいろいろな生きものに出会いま した。 立川からモノレールに乗り、万願寺駅下車、親子連れの会員が30余名、 虫取り網、虫かごを持って多摩川の川原をめざしました。川原は先日の台 風9号の大水で草が水になぎ倒されているところもありました。あの台風 の時、虫たちはどうやしいたのだろうとみんなで考えました。 草むらでリーンリーンというスズムシの声がひびいてきました。そっと 草むらに入って草の間をさがすと、何とスズムシがみつかりました。野生 のスズムシを見つけたのはみんな初めてでとても興奮しました。 トノサマバッタをはじめいろいろなバッタもみられました。5時を過ぎ て、あたりがだんだん暗くなってくると、空中を舞い飛ぶ黒い姿・・・コ ウモリを観察できました。 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師 「初秋の多摩川自然観察会(1)バッタ、キリギリスのなかま」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s087.html 「自然との出会い」バックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月最後の”不思議な植物”、タイトルもそのままです。 ■ ”子供の科学ライブラリー” 『世界の不思議な植物 ――わたしがイチバン!――』 『世界の不思議な植物 ――動物みたい!――』 ■ 湯浅浩史 誠文堂新光社 1998年8月18日初版 30kgもある大きな果実が幹にぶらさがってなっている木、実が熟す るのに7年もかかるという”ヤシ”、数百万もの花が咲く木、葉の柄を折 るとシャボン玉遊びができる木、幹の中の管に油が通っている木・・・。 この2冊の本の中には、私たちの周囲ではなかなか見かけないような、 不思議な植物が沢山紹介されています。 中には、アルマジロにそっくりなヤシの実や、ソーセージに似た形をし た果実が沢山ぶらさがっている木、種のはじけた跡がぽっかりと口を開け、 恐ろしい生き物に見えるような果実などもありますが、カラー写真が分か りやすく伝えてくれています。 アリと共生している植物も、竹のような空洞の幹にアリを住まわせたり、 葉の付け根にアリが巣を作ったり、植物自身が他の木の幹にへばりつきな がらも、ぴったりと張り付いた一枚一枚の葉の内側にアリが住んでいたり と何種類かが紹介されています。 植物は動物と違って自ら移動は出来ないけれど、環境に合わせた種子を 作り、精いっぱい子孫を残そうとしています。(中学年くらいから) 執筆者:林 和美 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/fushiginashokubutsu/fushiginashokubutsu.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ 「科学技術と産業」国際シンポジウム2007 ■ 世界各国の産学官から著名な有識者を招いて本シンポジウムを開催し、 経済・社会システムを抜本的に変化させるイノベーションの方策を探ると ともに、エネルギー・環境分野、バイオ分野、ICT分野など幅広い技術 分野の連携を模索して、21世紀型の経済発展手法を提案します。 日 時: 2007年10月10日(水)9:00〜17:30 場 所: 東京ミッドタウン・ホール(港区赤坂9−7−2) 主 催: 日本貿易振興機構(ジェトロ)、産業技術総合研究所 経済産業省 テ ー マ: 「持続的社会のためのイノベーション」 「地球的課題解決に向けた科学技術の役割」 ※参加費無料(事前登録制) ※申込等詳細は、こちらをご覧ください。 http://www.jetro.go.jp/events/sci/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆オリジナル「ポストカード」発売中 日本の航空史を飾る航空機が、ポストカードになりました。 日本最初の飛行に成功した「アンリ・ファルマン機」、徳川好敏等によ って開発された国産最初の軍用機「会式一号機」、流麗なイメージの全金 属製胴体の機体「陸軍九一式戦闘機」、戦前に公認された唯一の世界記録 を持つ「航研機」、国産最初のジェット練習機「T−1」、国産最初の輸 送機「YS−11」など、日本の航空史を代表する航空機16種が勢ぞろ い。 16枚セット → 1260円(消費税込み) 1枚 → 84円(消費税込み) 所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm ■ 船の科学館 ■ ☆企画展「うなぎの不思議」 日本人の食生活とは切っても切れない「うなぎ」。その生態には多くの 謎が残されていました。しかし、平成17年6月についに謎とされていた 産卵場を特定できる大きな発見がありました。本企画展では、私達と「う なぎ」を結ぶ食文化・民族などの関係についてさまざまな角度から展示解 説しています。 開催期間: 2007年8月4日(土)〜9月30日(日) 開催場所: 船の科学館 本館3階 マリタイムサルーン 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ JSF Activities ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ スプリング・サイエンスキャンプ ’07 25会場で行なわれたキャンプを順次紹介しています。 ■ 未来の通信を支える最先端技術の体験 ■ 今回のキャンプでは、NTTの研究所で研究されている様々な情報通信 技術の中から「ブロードバンドを支える光ファイバ」、「実物を使ってリ アルな3次元画像を合成する技術」、「携帯電話の力の源・リチウムイオ ン電池」にスポットをあて、講義や実習を通じて最先端の技術に触れてみ ました。 会 場:日本電信電話株式会社 厚木研究開発センタ http://www.ntt.co.jp/sclab/ 期 間:2007年3月26日(月)〜28日(水) 参加人数:10名(高校生、高等専門学校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/151/151_1.htm ■ 近未来建設ロボットを操縦しよう ■ 今回のキャンプでは、日立建機の主力製品である油圧ショベルの動作原 理を簡単に学んだ上で、油圧ショベルに試乗し、操作を体験しました。実 習では、技術開発センタで開発した油圧ショベルのバーチャルシミュレー タを使用して、簡単な自動操作に挑戦しました。また、建設機械(双腕作 業機)の操作方法について、色々とアイデアを出して議論しました。 会 場:日立建機株式会社 技術開発センタ http://www.hitachi-kenki.co.jp/company/profile/plant.html 期 間:2007年3月21日(水・祝)〜23日(金) 参加人数:8名(高校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/151/151_2.htm サイエンスキャンプのバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 味の素の素 ■ 先々週、品川(高輪)にある味の素の「食とくらしの小さな博物館」に 行ってきました。わが家でもよく使っている味の素ですが、実は2人の心 熱き男の出会いによって生まれたのでした。つまり、この出会いこそが、 味の素の素!?この博物館では、約100年にもわたる味の素の歴史や技 術などを知ることができます。 また、同じ建物の中にある「食の文化ライブラリー」(味の素食の文化 センター)では、いろいろな食材や調理法、世界の食文化など、食に関す るさまざまな書籍がそろっています。学生の方も主婦の方も研究者の方も 活用できる専門図書館です。 いよいよ食欲の秋ですので、ぜひいらしてみてください。 食とくらしの小さな博物館 http://www.ajinomoto.co.jp/museum/ 味の素食の文化センター http://www.syokubunka.or.jp (企画広報室 中村 隆) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |