科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第152号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2007/10/3発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 5,632人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ 【4】 ★ JSF Activities ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 「エネルギーかるた」大会開催のお知らせ ■ =福井大会(10/13)事前募集開始!= エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術財団・電気事業連 合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかるた” を使って、「エネルギーかるた大会」を実施します。 「青少年のための科学の祭典」関連のイベントとしてご好評いただき、 今年で3年目を迎えます。 伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。 「エネルギーかるた」(実行委員会制作オリジナル・非売品)を使用。 ●実施予定の地域 ○北陸 10月13日(土) 福井(福井県児童科学館) ○四国 11月 3日(土) 愛媛(松山市総合コミュニティセンター) ○北海道11月11日(日) 北海道(北海道札幌西高等学校) ○関西 11月17日(土) 奈良(奈良女子大学) ○中部 12月 1日(土) 三重(三重大学) ○東北 12月 9日(日) 青森(青森県立三沢航空科学館) ※その他の地域(九州)でも開催予定。 会場・日程が決まり次第お知らせします。 ●参加者:事前募集+当日会場来場者 計32チーム (3名1組、家族・友人で小学生を含む) ●応募方法:参加者の名前・学年・年齢と、代表者の名前・住所・電話番 号・FAX番号・メールアドレスを記入して、以下のいずれ かの方法でご応募下さい。 ・郵送 〒106−0032 東京都港区六本木2−1−13 六本木MYビル1F エネルギーかるた事務局 ・FAX 03−6229−2755 ・公式WEB http://www.e-karuta.jp の応募フォーム ・締め切り 各大会実施日の4日前 ※北陸大会は10月9日(火) ・お問合せ:エネルギーかるた事務局 TEL:03−6829−1660(平日10時〜18時) ※大会に出場された方にはもれなく記念品をさしあげます。 詳細は http://www.e-karuta.jp をご覧ください。 ◆ お知らせ ■ 「体験しよう!未来のエネルギー基地」登場 ■ 9月21日(金)より科学技術館4階ロビーにある昭和シェル石油株式 会社出展の展示がリニューアルし、「体験しよう!未来のエネルギー基地」 となりました。 太陽光発電をはじめ未来に向けた新エネルギーについて、模型や映像で わかりやすく紹介しています。ぜひ、ご体験ください。 ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙のお話をお届けしています。 ショーの中では、現在活躍中の研究者の皆さんが、案内役やゲストとし て登場し、最新の科学の話題を紹介してくれます。 ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、科学を学ぶたのしさにふれ てみませんか? 案内役:矢治健太郎さん(立教大学) ゲスト:片岡龍峰さん(理化学研究所) 今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/ 『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 日本列島をながめる ■ 日本地図をながめてみてください。千島列島から沖縄までが入っている 地図がおすすめです。どんな形を見つけることができますか? 日本列島の周辺では大きくみて、弧あるいは直線状の形を見ることがで きます。千島列島から北海道中央部、北海道中央部から九州、九州から沖 縄にいたる島々、そして伊豆半島あたりから太平洋に延びる伊豆・小笠原 の島々です。 伊豆半島から伊豆・小笠原の島々を結ぶ直線を境に本州を東西にわけて 考えると、5つの弧あるいは直線の形が集っています。それぞれの形には 海溝やトラフと呼ばれる細長い海底地形が平行しています。 海溝やトラフは海のプレートが陸のプレートの下に沈み込んでいる場所 です。この沈み込みが特徴的な形の原因なのです。この形を地学の分野で は島弧といいます。東北日本に見られるような火山の連なりや深いところ で起こる地震も島弧の特徴です。 ところで、どうしてこのような弧状になるのでしょうか。 スーパーボールやピンポン玉などのかための素材でできている玉の表面 を少し押し込んでみます。そうすると元の表面とへこんだ部分の境は円形 になります。地球も球に近い形をしていますから、表面から内部へ沈み込 みが起こると同じような形ができます。もちろん円形ではなく、円の一部 を切り取った弧になります。陸の地形も影響されますので、同じように弧 の形になるわけです。 参考 日本列島と周辺の地形(産業技術総合研究所) http://www.aist.go.jp/GSJ/~murakami/CGmaruzen/1_1a.htm プレートテクトニクス 上田誠也 岩波書店 執筆者:加藤智之 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然との出会い ■ 初秋の多摩川自然観察会(2)カマキリ・トンボ・チョウ・ガ ■ 多摩川の川原の草原には、バッタ、コオロギ、キリギリスの仲間の他に も、いろいろなチョウたちがみられました。 カマキリ、トンボ、チョウ、ガの様々な生きる姿をカメラでとらえるこ とができました。 また、夕闇が迫る頃、コウモリが次々に出現し飛び交う姿を十分に観察 することもできました。 最後に草むらで鳴く、ルルルル・・・・・という、声は聞けども姿は見 えず、のカンタンの声も参加者全員の心に残りました。 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師 「初秋の多摩川自然観察会(2)カマキリ・トンボ・チョウ・ガ」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s088.html 「自然との出会い」バックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 未来の私達は量子論を知らずに科学は語れなくなるでしょう。 今月は数式を使わないで初心者にもよくわかるように書かれた量子論の 本を紹介します。 ■ 『みるみる理解できる量子論』 ■ 和田 純夫 監修 Newton別冊シリーズ ニュートンプレス 2006年 10月出版 量子論って面白いらしいと人から聞いて最初に読んだのがこの本です。 どのページもカラーでダイナミックなイラストで書かれ、説明は短くま とめられています。しかも物理学を全く知らない人でもわかるようにやさ しく書かれているのでとても読みやすいのです。 「量子論の世界は摩訶不思議!」ではびっくりすることだらけです。学 校で習った、電子が原子核の周りを回っているイメージはまちがっていま した。また、真空では物質が生まれたり消えたりしている!とか、トンネ ル効果といって、電子などのミクロな物質は壁をすり抜けることができる! など、次々に明かされる別世界の話は「へえー」「うっそー」の連続です。 この本の内容は量子論の意味を大まかに説明するものであって、もちろ ん量子論そのものではありません。けれども科学を根底から覆すようなこ の大理論を垣間見るだけで世の中を見る目が変わること間違いありません。 難しそうだからという理由で「量子論」に触れることを敬遠していたら、 それはなんともったいないことでしょう。本の扉を開けて、この世界に足 を踏み入れてみませんか。 さらに知りたくなった方には、ニュートンムック「無の空間の謎に迫る 真空と宇宙論」がおすすめです。 執筆者:森裕美子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/2suugaku/ryoushiron/ryoushiron.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ 製品安全点検日セミナーのご案内 ■ 「身近な製品の最近の事故事例と安全のためのポイント」をテーマに、 最近の製品事故事例、SGマーク、Sマークなど製品安全マーク等の紹介 に加え、実際の事故の原因を探るわかりやすいサイエンス教室も開催し、 お子さまをはじめ幅広く皆さまにご参加いただけるプログラムとしていま す。 なお、お子様をお連れの方はサイエンス教室のみの見学もお受け致しま すのでセミナー事務局にその旨をご連絡いただきますようお願いします。 メールでのご応募の方は申し込みフォームの名前の欄にお子様の年齢の記 入をお願い致します。 皆さまのご参加をお待ちしております。 開催日時: 2007年10月9日 10:00〜12:00 (サイエンス教室は11:00〜11:55) 会 場: 科学技術館 サイエンスホール 定 員: 先着順 400名 主 催: 経済産業省 申 込 先: 製品安全点検日セミナー事務局 0120−243−816 http://seihin-anzen.jp/ ■ 「科学技術と産業」国際シンポジウム2007 ■ 世界各国の産学官から著名な有識者を招いて本シンポジウムを開催し、 経済・社会システムを抜本的に変化させるイノベーションの方策を探ると ともに、エネルギー・環境分野、バイオ分野、ICT分野など幅広い技術 分野の連携を模索して、21世紀型の経済発展手法を提案します。 日 時: 2007年10月10日(水)9:00〜17:30 場 所: 東京ミッドタウン・ホール(港区赤坂9−7−2) 主 催: 日本貿易振興機構(ジェトロ)、産業技術総合研究所 経済産業省 テ ー マ: 「持続的社会のためのイノベーション」 「地球的課題解決に向けた科学技術の役割」 ※参加費無料(事前登録制) ※申込等詳細は、こちらをご覧ください。 http://www.jetro.go.jp/events/sci/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆オリジナル「ポストカード」発売中 日本の航空史を飾る航空機が、ポストカードになりました。 日本最初の飛行に成功した「アンリ・ファルマン機」、徳川好敏等によ って開発された国産最初の軍用機「会式一号機」、流麗なイメージの全金 属製胴体の機体「陸軍九一式戦闘機」、戦前に公認された唯一の世界記録 を持つ「航研機」、国産最初のジェット練習機「T−1」、国産最初の輸 送機「YS−11」など、日本の航空史を代表する航空機16種が勢ぞろ い。 16枚セット → 1260円(消費税込み) 1枚 → 84円(消費税込み) ☆大型映像のソフト更新! 10月2日より1月4日まで、「ロストワールド」を上映します。 <内容> 南米5ヵ国にまたがる“地球最後の秘境”ギアナ高地。ロストワールド として有名な地です。 自然の不思議を解明しようとする科学者チームを追いかけながら、生命 の循環バランスを探っていく冒険の旅です。 所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm ■ 船の科学館 ■ ☆東邦大学公開実習開催 10月5日(金)に、船の科学館にて東邦大学理学部の風呂田教授によ る海洋観測の公開実習が開催されます。学生だけでなく、一般の方の参加 も可能ですので、関心のある方はふるってご参加下さい。 開催日時:10月5日(金)10:00〜17:00 開催場所:羊蹄丸及び船の科学館周辺海域 調査内容:プランクトン タイムスケジュール:午前;講義及びサンプリング 午後;観察及び同定実習 詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/news/2007/09/post_33.html 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 ★ JSF Activities ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ スプリング・サイエンスキャンプ ’07 25会場で行なわれたキャンプを順次紹介しています。 ■ 先端技術で未来メディアを体験しよう ■ 今回のキャンプでは、私たちの生活を便利で快適なものにする各種製品 を支えている様々な基盤技術やそのメカニズムなどを、実際の研究開発現 場において、自分の目で観て、実際に触れることで、理解を深めました。 会 場:株式会社日立製作所 機械研究所 http://www.hqrd.hitachi.co.jp/merl/ 期 間:2007年3月21日(水・祝)〜23日(金) 参加人数:12名(高校生、高等専門学校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/152/152_1.htm ■ 近未来建設ロボットを操縦しよう ■ 富士ゼロックスは、紙メディアのコピーサービスを提供し始めて以来、 コミュニケーションを支援してきました。現在では、よりよいコミュニケ ーションの実現を目指して、紙に限らず広範なコミュニケーション支援の 研究を行っています。 今回のキャンプでは、コミュニケーション技術を体験しながら、コミュ ニケ―ション・メディアの意義と未来を考えてみました。 会 場:富士ゼロックス株式会社 研究本部 http://www.fujixerox.co.jp/company/technical/ 期 間:2007年3月21日(水・祝)〜23日(金) 参加人数:12名(高校生) 体験感想等 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/152/152_2.htm サイエンスキャンプのバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/science/s_list.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 植物学者の庭園を散歩 ■ 当財団の広報誌(JSF Today)の中に、「科学者モニュメント を訪ねて」という連載コーナーがあります。今月22日発行予定の次号で は植物学者・牧野富太郎博士をとりあげることになり、博士のゆかりの地、 練馬区の牧野記念庭園に出かけてきました。園内には白と赤の曼珠沙華が 咲いていて、秋の準備をしているかのような風情でした。 どの植物にも大きな名札がついていて、ひとめで名前がわかるようにな っています。名前を知ると、その植物がより身近に感じられるものですね。 また、園内にある記念館には、博士直筆の植物画などが展示されています。 みなさんもお近くにおでかけの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 牧野記念庭園 http://parkandcats.hp.infoseek.co.jp/makinokinenteien.html 財団広報誌(JSF Today)はこちらからご覧になれます。 http://www2.jsf.or.jp/ja/about/public/index.html (企画広報室 中村 隆) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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