科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第156号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2007/10/31発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 5,688人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 平成19年度「第3回理科大好きボランティア研修会」参加者募集 ■ 独立行政法人科学技術振興機構(JST)では、地域で科学教室・実験 教室・工作教室などをボランティアとして開催されている方々を支援して います。これから科学教室等で講師をしてみたいという方を対象に、科学 教室開催のノウハウや基本的な実験・演示方法を提供する研修会を企画い たしました。 科学教室等の実施にご関心のある方は奮ってご参加くださいますようご 応募をお待ちしております。 日 時:12月1日(土)10:00〜17:00 12月2日(日)10:00〜14:35 場 所:大阪市立科学館(共催) 主 催:(独)科学技術振興機構(JST) 申込方法等詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://rikasuki.tokyo.jst.go.jp/sanka/h19/index.html ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙のお話をお届けしています。 ショーの中では、現在活躍中の研究者の皆さんが、案内役やゲストとし て登場し、最新の科学の話題を紹介してくれます。 ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、科学を学ぶたのしさにふれ てみませんか? 案内役:矢治健太郎さん(立教大学) ゲスト:後藤晶子さん(名古屋大学) 今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/ 『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ ■ あなたはホームズ彗星を見ましたか? ■ 今、ホームズ彗星が話題を呼んでいます。たった2日の間に、なんと4 0万倍も明るさが変化したほうき星です。現在ホームズ彗星はペルセウス 座にあり、明るさは2.8等です。この明るさなら、双眼鏡や肉眼でも確 認できます。そのため、この数日の間、都心でもホームズ彗星を目撃した 人が増えています。 都心でも肉眼で見える彗星も珍しければ、こんなに激しく増光現象が起 きた彗星もありません。今晩は空を見上げて、ほうき星を探してみません か? 執筆者:木村かおる 科学技術館事業部 詳しくはこちら http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/156/156.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 電子仮想空間に進出する博物館・科学館(1) ■ 皆さんはセカンドライフ( http://jp.secondlife.com/ )をご存知でし ょうか?簡潔に説明すると、インターネット上に構築された仮想空間で、 専用のソフトを使って自分の分身(アバターといいます)を動かし、もう 一つの人生を楽しもうという趣旨のネットワークアプリケーションです。 ゲームのようにも見えますが、シナリオが用意されている訳ではありま せん。システムを提供しているリンデン・ラボ社は単に仮想空間を用意し ているだけなのです。 ユーザーは仮想空間に土地を買って3Dモデリングによりに自分の家や ビルを建てることができます。また、そういった建物を生成するのと同じ 手法でアバター用の衣服、楽器や自動車といったものまでユーザーが作り 出すことができ、さらにこれらのアイテムをアバターが仮想空間内で使え るようにプログラミングすることもできます。 自分がつくったアイテムはユーザー自身の所有物となり、また著作権に ついてもユーザーに帰属します。さらに、これらのアイテムをユーザーは 自由に価格を設定して他のユーザに販売できる仕組みになっており、売買 に用いるお金は、モンスターを倒して稼ぐ・・・訳ではなくて、現実の通 貨から換金することで入手します。また逆にいつでもリアルなお金に換金 することができるので、この売買は現実社会における取引の延長線上にあ るといえます。雑誌や新聞などで取り上げられる際に、セカンドライフが 経済活動の場として注目されているという文脈で出てくるのはこのためな のです。 実際にセカンドライフ内の経済活動で100万ドルを稼ぎだしたユーザ ーも出現しており、特に日本では、こういった面が強調されている傾向が 強いと思われます。このため、商用ベースの施設が多いと思われがちなセ カンドライフですが、実はこの仮想空間の中には博物館・科学館も結構あ るのです。 と、いったところで誌面がつきてしまいました。具体的な紹介は次回で。 執筆者:小林成稔 情報システム開発部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然との出会い ■ 小さい秋見つけた(3) ■ 秋も深まり、気温も朝夕はぐっと下がり、セミの声は全く聞かれなくな り、木の上で鳴くアオマツムシ、草むらで鳴くコオロギの声も、心なしか 少し元気がないように聞こえます。 チョウでは、アゲハチョウの仲間の姿が少なくなり、アオスジアゲハ、 ナミアゲハが晴れの暖かい昼間に時折見られるくらいです。 秋型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、ウラギンシジミ、モンシロチョ ウなどの姿が目立っています。 カマキリもよく見られます。カマキリの行動を観察すると餌をとる様子 などおもしろい発見があります。また気をつけてみると、地面や草むらの 中でいろいろな虫の死体などもみつかります。 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師 「小さい秋見つけた(3)」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s092.html 「自然との出会い」バックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/s_index.html 「自然との出会い」は、今週で最終回となります。長い間、ご愛読あり がとうございました。11月14日発行の第158号から、装い新たに 「自然と友だち」がはじまります。 「北の丸公園の自然」からはじまり、北の丸公園をとびだして「自然と の出会い」となり、さまざまな動物・植物を紹介してきました。 今度は次のステップとして、自然と深く親しむという視点で観ていきた いと思います。主に動物を取り上げていきますが、植物とのかかわりなど にも少し触れながら紹介していきますので、どうぞご期待ください。 ※「自然と友だち」は、隔週(毎月第2週と第4週)で掲載となります。 ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月最後にご紹介する本も親子で読みたい新刊書です。 「童話で教える物理の世界」と本の帯に記されています。 ■ 『おもいの?かるいの?物理の本』 ■ 山神次郎 著 坂木浩子 絵 中村純 監修 数研出版社 2007年 5月出版 物理の本と聞いてあとずさりする必要はありません。小学生低学年の子 どもがいたらいっしょに読みたいなあと思ってしまうほど、やさしい色と シンプルな絵で書かれたとても読みやすい本です。「てこ」「しごと」 「あつりょく」「とうしゃ(投射)」「じゆうらっか」「かんせい(慣性)」 「ねつのいどう」「かがみ」「ふりょく」「ごうりょく」「でんち」「ば しょとじかん」の12個の独立したお話で構成されています。 「ねつのいどう」では火山から吹き出た岩と大雪山から転がった岩がぶ つかり、熱い岩は冷たく、冷たかった岩は暖かくなってしまいます。もう 岩の温度はもとには戻りませんでした。このお話は、熱は高いものから低 いものにうつることを教えています。お話の続きに少し詳しい解説がつい ています。 子どもにとって不思議な現象に出会ったとき、そこに隠れている物事の 間に起こる法則についてわかることはとても大事なことです。法則を知る と、これから起こることを予想したり過去のことを調べたりすることがで きるようになるのです。情緒的に自然を愛することができ、またさらにそ の自然の中に存在する美しい法則を理解することができたとき、子どもた ちはきっと感動するにちがいありません。この本は子ども達が最初に出会 う物理の本になるかもしれません。 執筆者:森裕美子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/2suugaku/omoino/omoino.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ インテレクチャル・カフェ国際シンポジウム ■ ―イノベーションの促進について― 経済産業省並びに経済協力開発機構では、企業、学界、地域等で実施さ れているインテレクチャル・カフェの試みを紹介し、その示唆することに ついて参加者の皆様と考え、イノベーションの創造のためにインテレクチ ャル・カフェはどうあるべきかについて討論する国際シンポジウムを開催 致します。 日 時:平成19年11月8日(木) 13:00〜18:00 11月9日(金) 9:30〜17:30 場 所:経団連会館国際会議場(ゴールデン・ルーム) 定 員:200名(定員になり次第、締め切らせていただきます) 参加費:無料 主 催:経済産業省、経済協力開発機構 申込方法等詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.intellectual-cafe.jp/event.html ■ 「実験教室」参加者募集(JST理科大好きボランティア支援事業) ■ 『科学の不思議を体験しよう!』〜身近なものを使って〜 講師:オンライン自然科学教育ネットワークラボ代表 大阪市立高等学校理科教諭 山田 善春 子どもから大人まで楽しめる「おもしろ実験」をみなさんに紹介します。 「熱湯霧吹きと踊るオブラート」、「炭酸ガスのふしぎ」、「逆あぶり出 しトースト」の3つの実験をとおして環境についても学びましょう。 日 時:12月2日(日)10:00〜11:30 場 所:大阪市立科学館 ※お申し込み、お問い合わせ等詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/154/154.htm ■ 「エネルギーかるた」大会開催のお知らせ ■ =北海道、奈良、三重、青森の各大会は事前募集中!= エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事 業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる た”を使って、かるた大会を実施します。 伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。 ●実施予定の地域 ○四国 11月 3日(土) 愛媛(松山市総合コミュニティセンター) ○北海道11月11日(日) 北海道(北海道札幌西高等学校) ○関西 11月17日(土) 奈良(奈良女子大学) ○中部 12月 1日(土) 三重(三重大学) ○東北 12月 9日(日) 青森(青森県立三沢航空科学館) ○九州 12月22日(土) 鹿児島(日置市中央公民館・文化会館) ※大会に出場された方にはもれなく記念品をさしあげます。 ※応募方法等の詳細はこちらのURLをご覧ください。 http://www.e-karuta.jp/taikai/index.html ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆秋の「大型映像フェスティバル」開催中! 開催期間:2007年10月27日(土)〜11月11日(日) 内 容:「ロストワールド」の他に、「ダイナソーDX」を上映しま す。 上映時間や内容の詳細は、こちらをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_mov.htm ☆秋の特別展「特別便へのご招待 〜VIPフライト・記念フライト・政府専用機〜」 21世紀の今日、飛行機はだれもが利用できる乗り物ですが、VIPを 対象とした「スペシャルフライト」、個人・団体等が機体を借り切って利 用する「チャーターフライト」、救援に当たる「レスキューフライト」な ど利用者が制限された”特別便”も存在します。 この特別展では、従来ほとんど知られることが無かった特別便の世界へ 皆様をご招待します。 開催期間: 2007年10月20日(土)〜12月2日(日) 展示内容等は、所沢航空発祥記念館のホームページをご覧ください。 所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm ■ 船の科学館 ■ ☆海の男のギャラリートーク〜奇跡の船“宗谷” 今年は南極に昭和基地を築いて50年。この基地を築くにあたって、物 資の輸送に6度従事した「宗谷」は、昭和54年(1979)より船の科 学館で保存、展示しています。 現在、この「宗谷」では、50年前の元乗組員8名がボランティアとし て活動しています。この当時の乗組員たちに実体験やエピソードの数々を 語っていただく「海の男のギャラリートーク〜奇跡の船“宗谷”」が、 11月10日(土)からスタートします。ぜひご参加ください。 スケジュール等詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/news/2007/10/post_24.html 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ハロウィーンにも、冬至にも ■ 本日10月31日は、ハロウィーンですね。おばけかぼちゃや魔女など のオレンジと黒が印象的な飾りつけが町のあちこちで見られます。いろい ろな国の文化やお祭りを抵抗なく、受け入れて楽しめるのは日本人のいい ところ・・・?とも言えるかもしれません。 ハロウィーンが、春のイースター祭よりも日本になじんでいるように感 じられるのは、かぼちゃのせいでしょうか? かぼちゃは、栄養価も高く、 いろいろな料理にも使えるすばらしい野菜です。 国産のかぼちゃの旬は夏から初秋ですが、一年中外国産のものも手に入 り、また、日本では冬至にかぼちゃを食べるという風習もありますので、 かぼちゃの旬は?と聞かれても答えに迷ってしまうかもしれませんね。 ちなみに我が家の食卓にはこれから寒くなるにつれて、ほうとう鍋がひ んぱんに現れます。かぼちゃの活躍はまだまだつづく・・・。 (企画広報室 中村 隆) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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