科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第162号 ◆  ━
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                             >>>2007/12/12発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 5,776人。
  
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      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館メールマガジン読者アンケート実施 ■
  
    いつも科学技術館メールマガジンをご愛読いただきまして誠にありがと
   うございます。当メールマガジンは、創刊して丸3年が経ち、おかげさま
   で5,700人を超える方にご登録いただいております。
    これからもより内容を充実させていかなくてはと思っておりますが、そ
   のためにも、まずは読者の皆様のご意見をうかがいたく、アンケートを実
   施することにいたしました。
    アンケートの結果をもとに、より皆様のお役に立てるメールマガジンに
   していきたいと思いますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
  
    ※アンケートにご協力いただいた方の中から抽選で160名様に景品を
     プレゼントいたします。
  
    アンケートのページへはこちらからお入りください。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 秋篠宮殿下「第20回国際生物学オリンピック」名誉総裁ご就任 ■
  
    2009年に日本で開催される「第20回国際生物学オリンピック」の
   名誉総裁に、秋篠宮殿下にご就任いただくこととなりました。
    この年は、進化論を唱えたダーウィンの生誕200年、「種の起源」出
   版150年、さらに、メンデルの法則を担っている因子に対し遺伝子とい
   う言葉が提唱されてから100年という、生物学にとって記念すべき年で
   もあります。
    科学技術館を運営している(財)日本科学技術振興財団は、国際生物学
   オリンピック2009組織委員会の事務局を担当しております。
  
   ※国際生物学オリンピックについては、こちらをご覧ください。
    http://www.jbo-info.jp/
  
   ■ 「夢・化学-21」土曜実験教室 ■
  
    11月より、毎年恒例の土曜実験教室がはじまりました。光や電気など
   毎月テーマを変えて開催いたします。ご来館された方は、どなたでも参加
   できますので、ぜひ楽しんで学んでください。さあ今度の土曜日は、実験
   の日としませんか?
  
    主 催 : 「夢・化学−21」組織委員会
           <(社)日本化学会、(社)化学工学会,
            (社)新化学発展協会、(社)日本化学工業協会>
    協 力 : 科学技術館
    後 援 : 文部科学省,経済産業省
  
    ※実施日・開催場所等詳しくはこちらをご覧ください。
     http://www.jsf.or.jp/info/2007/10/post_90.php
  
  ◆ 今週のユニバース
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙のお話をお届けしています。
    ショーの中では、現在活躍中の研究者の皆さんが、案内役やゲストとし
   て登場し、最新の科学の話題を紹介してくれます。
    ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、科学を学ぶたのしさにふれ
   てみませんか?
  
    案内役:矢治健太郎さん(立教大学)
    ゲスト:古徳純一さん(国立天文台)
  
    今後の予定 http://universe.chimons.org/jsf/
  
    『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 電球につまっているものは・・・ ■
  
    もう年末ですね。みなさんのおうちでも、大掃除をして古くなった電球
   や蛍光灯などを取り替えたりするかと思います。
    ところで、電球(白熱電球)の中をじっくり見たことがあるでしょうか?
   透明のクリア電球を見るとよくわかりますが、中にはいろいろな細い金属
   の線が入っています。ぐるぐるとらせん状になった線が、さらにらせんを
   描いて横たわっています。これがフィラメントで、光り輝く部分です。フ
   ィラメントに電流が流れると、その抵抗で熱が発生し、2000〜300
   0℃という高温になって発光するのです。
    白熱電球は、エジソンが日本の竹をフィラメントとして使うことで実用
   化に成功し、現在のタングステンをフィラメントとしたものへと進化して
   いきました。そしてフィラメントは、先に述べたように二重のらせん構造
   をとって、発光効率をあげています。この構造を考え出したのは実は三浦
   順一という日本の技術者です。
    この他にも電球には、いろいろな工夫がされています。例えば、フィラ
   メントを良く見ると、細い線に支えられています。この部分はアンカとよ
   ばれ、耐熱性が高くて硬いモリブデンが使われています。また、フィラメ
   ントが切れる瞬間、アーク放電という現象がおこって電流が流れすぎてし
   まうことがあります。それを防ぐためにヒューズの役割をする導線があり、
   抵抗材料としても用いられるコンスタンタンという合金が使われています。
   一見、単純そうなしくみの中に実は様々な技術がつまっているのです。
    この一年間、皆さんの生活を照らしてきた電球には、さらに思い出もつ
   まっているかもしれませんね。
  
    執筆者:中村隆 企画広報室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 紅葉は山から里へそして都心へも ■
  
    秋も深まり、紅葉は高い山から里へと移り、そして都心も11月下旬〜
   12月には赤や黄が美しく映えるようになりました。一日の気温の差がは
   げしくなると紅葉はどんどん進みます。
    一本の木でも、日に当たる枝先の方から紅葉していくのがわかります。
   皆さんの地方の紅葉はいかがでしたか。真赤なカラスウリの実も目にとま
   ります。寒さを感じる12月にも目立つ花が見られます。
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師
  
    「紅葉は山から里へそして都心へも」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss03/
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   ■ 『水晶さがしにいこう』 ■
     関屋敏隆 作 1999年 童心社
  
    水晶探しの魅力をたっぷり伝えてくれています。まず表紙の絵、そして
   ページをめくっても巨大な水晶が目立ちますが、この本に登場する家族に
   は小さな水晶でも、これぐらい大きく感じるのかもしれません。それほど
   親子三代で水晶にはまりこんでいるのです。
    仙人のような風貌のじいちゃんは水晶とり65年の大ベテラン。
    3人で山に登った或る日のこと、ぼくは幸運にも大きな水晶がたくさん
   ある[がま]を見つけ、「ヤッホー」と3回くりかえして叫びました。そ
   れが発見したときの合図です。宝石のトパーズもでてきました。そこは地
   下深くでマグマがゆっくり冷えたときに鉱物が結晶となり、年を経て地上
   に頭を出したところです。川の中から3人でも抱えきれない大水晶も発見
   しました。
    実際には、このようにはうまくは行かないでしょうが、キラキラ輝く小
   粒の水晶を見つけても宝物になるでしょう。
    この家族が大事にしている7項目の[水晶を見つけるひけつとこころえ]
   は、水晶や鉱物を掘るに当たって大いに参考になるでしょう。残念ながら
   絶版です。図書館で手にとってみてください。
  
    執筆者:平井崇子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/3chikyuu/suishousagashiniikou/suishousagashiniikou.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「エネルギーかるた」大会開催のお知らせ ■
     =鹿児島大会まもなく募集開始!=
  
    エネルギーかるた実行委員会(財団法人日本科学技術振興財団・電気事
   業連合会)では、読み札を公募して作ったオリジナルの“エネルギーかる
   た”を使って、かるた大会を実施します。
    伝統の遊び「かるた」を通じて、楽しみながらエネルギーに親しむこと
   で、科学やエネルギーについての理解が自然と深まります。
  
   ●実施予定の地域
    ○九州 12月22日(土) 鹿児島(日置市中央公民館・文化会館)
  
   ※大会に出場された方にはもれなく記念品をさしあげます。
   ※応募方法等の詳細はこちらのURLをご覧ください。
    http://www.e-karuta.jp/taikai/index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆クリスマスコンサート「音楽のおくりものVol.4」
  
    実施日:12月23日(日)
    時 間:14:00〜
    内 容:誰もが一度は聞いたことがある、クリスマスにちなんだクラシ
        ックからポピュラー、映画音楽などを弦楽四重奏(バイオリン、
        ビオラ、チェロ)で演奏します。
  
    ※展示館入館料のみでご覧になれます。
     曲目等の詳細は、こちらをご覧ください。
     http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm
  
     所沢航空発祥記念館ホームページ
     http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆海の男のギャラリートーク〜奇跡の船“宗谷”
  
    今年は南極に昭和基地を築いて50年。この基地を築くにあたって、物
   資の輸送に6度従事した「宗谷」は、昭和54年(1979)より船の科
   学館で保存、展示されています。
    現在、この「宗谷」では、50年前の元乗組員8名がボランティアとし
   て活動しています。この当時の乗組員たちに実体験やエピソードの数々を
   語っていただく「海の男のギャラリートーク〜奇跡の船“宗谷”」を開催
   中です。ぜひご参加ください。
  
    スケジュール等詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/2007/10/post_24.html
  
    船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 読者アンケートにご協力お願いします。 ■
  
    お久しぶりの担当者よりです。先々週、仕事でパリに行ってきました。
   シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションが今年から白色LEDに
   なって、星が流れるような演出もされています。消費電力も少なく、木に
   もやさしくて良いのですが、白色なのでちょっと寒々しい感じも・・・。
    さて、本日から「科学技術館メールマガジン読者アンケート」を実施い
   たします。内容の充実はもちろん読みやすさなども向上させていくために
   は、やはり読者の皆さまのご意見をもとにと思っておりますので、ご協力
   のほど宜しくお願い申し上げます。
  
    科学技術館メールマガジン読者アンケートはこちらから
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html
  
                        (企画広報室 中村 隆)
  
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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