科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第164号 ◆  ━
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                             >>>2007/12/26発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 5,784人。
  
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      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ 「サイエンスフォーラム 科学の鉄人2008」
                     子ども審査員大募集 ■
  
    2008年2月10日(日)・11日(月)に全国から科学実験ショー
   の達人が大集合!
    〜サイエンスフォーラム科学の鉄人2008〜は、1年に一度、全国の
   科学の達人が集まり競い合うサイエンスショーです。
    その達人の中から”科学の鉄人”を決める、子ども審査員を募集します。
   君も、驚異の科学実験を見て、”科学の鉄人”を選んでみませんか!
  
    詳しくはこちらのURLをご覧下さい。
    http://www.jsf.or.jp/info/2007/12/2008.php
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 科学技術館メールマガジン読者アンケート実施中 ■
  
    いつも科学技術館メールマガジンをご愛読いただきまして誠にありがと
   うございます。当メールマガジンは、創刊して丸3年が経ち、おかげさま
   で5,700人を超える方にご登録いただいています。
    これからもより内容を充実させていかなくてはと思っていますが、その
   ためにも、まずは読者の皆様のご意見をうかがいたく、アンケートを実施
   することにいたしました。
    アンケートの結果をもとに、より皆様のお役に立てるメールマガジンに
   していきたいと思いますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
  
    ※アンケートにご協力いただいた方の中から抽選で160名様に景品を
     プレゼントいたします。
  
    アンケートのページへはこちらからお入りください。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html
  
  ◆ 今週のユニバース
  
    12月29日は、休館日のため
   科学ライブショー「ユニバース」はお休みさせていただきます。
   なお、年明けは1月5日が第1回目の「ユニバース」です。
  
    案内役:木村かおる(科学技術館)
    ゲスト:野本知理さん(ちもんず・フリーソフト作者)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
    1年間ご支援ありがとうございました。
   来年もまた楽しい科学の話題を提供したいと思っています。
   よろしくお願いします。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 表現豊かな「湿度」 ■
  
    今年も残り1週間を切りましたが、季節はいよいよ冬本番を迎えます。
    関東地方は冬になると乾燥した日が続きます。テレビの天気予報でも湿
   度が伝えられることが増えますが、湿度とは「空気の湿り具合を表す度合
   い」であり、表現方法はいろいろあります。
    一般的に「湿度」と言うと「相対湿度」を指す場合が多いです。相対湿
   度とは、その温度の空気中に含むことができる水蒸気の圧(量)、つまり
   飽和水蒸気圧(量)に対する空気中の実際の水蒸気圧(量)の割合のこと
   であり、百分率(%)で表されます。テレビで「湿度○○%」と聞くのは、
   この相対湿度のことです。
    気圧が一定のままで気温が下がり、水蒸気が飽和に達する温度は「露点
   温度」と言います。これは氷の入ったコップの外側に水滴が付くことで考
   えられます。
    また、気温と露点温度との差を「湿数」と言い、値が小さいほど空気は
   湿っています。高層天気図と呼ばれる高度1500メートル付近や300
   0メートル付近の天気図において、湿数が3℃以下の領域は雲が発生して
   いると推測されます。
    他には、乾燥空気(水蒸気を完全に取り除いた空気)1キログラムに対
   して何グラムの水蒸気が混合しているかを表す「混合比」というものもあ
   ります。これは1キログラムの水に食塩を10グラム溶かすことと同じイ
   メージです。ある地点の大気の上層から下層までの状態を見る時に使われ
   たりします。
    このように湿度はいろいろな表現をされますが、まずはその値が何を意
   味しているのかを理解することが大切です。そしてその状況を踏まえて対
   策をすることが肝要なのだと思います。
    ということで、体調を崩しやすい季節ですが、健やかに新年を迎えまし
   ょう。
  
   執筆者:科学技術館 ワークショップ・実験担当、気象予報士 荻野亮一
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち
  
   ■ 「沖縄・八重山紀行(1)〜蝶と蛾〜」 ■
  
    同じ日本でも、北海道ではすでに雪、東京は朝夕はかなり寒くなりまし
   た。そして今回訪ねた沖縄・八重山地方は25℃前後で、セミの声が聞か
   れ、蝶も舞い飛ぶ夏のような陽気でした。
    与那国島・石垣島・西表島を訪ね、亜熱帯の自然の姿をカメラにおさめ
   てきました。
  
    執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会講師
  
    「沖縄・八重山紀行(1)」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss04/
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
   ■ 『海辺の石ころ図鑑』 ■
     渡辺一夫 著 2005年 ポプラ社
  
    北海道から沖縄まで各地の海辺で見つけた石の鮮明な写真が載っていて、
   それぞれにわかりやすい解説がついています。ながいあいだ石に想いをは
   せ、海辺や川原を歩き観察している著者ならではの本です。
    この図鑑を見ているだけで、海辺を訪れて実際に石ころや岸壁を眺めて
   いる気分になりますが、読むほどに、それでは物足りなくなってきます。
   どこに行けばどんな石に出会えるかがわかるので、海辺に出かけ本物の石
   ころに会いたくなるでしょう。
    海岸で見つかる石は、近くの川を下ってきたものだけではなく沿岸流に
   乗って遠くから運ばれてきたものなどもあって、ルートも多様。海辺の石
   ころ調べは奥深くて魅力があるらしい。
    広い大陸の中ほどにある国と違って、細長い日本列島で生活している私
   たちは簡単に海に行くことができます。夏冬の休みや週末に家族で近くの
   海岸に行って、気に入った石を集めてみませんか。そのときには、この図
   鑑が役立ちますよ、きっと。
    同じ著者の『川原の石ころ図鑑』を参考にしながら、近くの訪れやすい
   川原で石探しをするのもいいでしょう。
  
    執筆者:平井崇子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/3chikyuu/umibenoishikoro/umibenoishikoro.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆講談師・宝井梅星さんによる辻講釈
  
    2008年1月13日(日)午後2時から、講談師・宝井梅星さんによ
   る辻講釈を開催いたします。
    51年前の昭和31年(1956)11月8日、小雨降る東京港を出航
   した“宗谷”は一路南極へ。しかし、そこには、想像しないような困難と
   苦労が待ち受けていました。
    宝井梅星さんが「南極第一次観測隊物語」として再現します。みなさま
   のお越しをお待ちしています。
  
    船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 今年もご愛読ありがとうございました。 ■
  
    本号が今年最後のメルマガになりますが、読者の皆さまのご指導、ご支
   援のお蔭で11月には発刊4年目に入り、読者数も5,780名余に至り
   ました。今年もご愛読いただきまして大変ありがとうございました。
    現在、皆さまにお願いしております科学技術館メールマガジン読者アン
   ケ−トに早速ご回答を下さった方、ご協力ありがとうございます。読者の
   皆さまのご意見をもとに、より良いメルマガをお届けしたいと思いますの
   で、未だご回答されていない方も是非ご協力をよろしくお願い申し上げま
   す。アンケートの締切は来年1月31日(木)です。
    2008年はどんな年になるでしょうか。また来年も引き続きご愛読の
   ほどよろしくお願い申し上げます。
    読者の皆さま、良いお年をお迎えください。
                        (企画広報室 酒井次郎)
  
    ※科学技術館メールマガジン読者アンケートはこちらから
     https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html
  
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
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