科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第168号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2008/1/30発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 5,894人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 科学技術館メールマガジン読者アンケート 締め切り間近! ■ いつも科学技術館メールマガジンをご愛読いただきまして誠にありがと うございます。 内容をより充実させていくために、読者アンケートを実施いたしており ますが、明日1月31日(木)をもちまして、終了とさせていただきます。 まだアンケートにご参加されていない方は、お手数かけまして誠にすみ ませんが、できましたら、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。 ※アンケートにご協力いただいた方の中から抽選で160名様に景品を プレゼントいたします。(プレゼントの当選は、該当者の方に直接メ ールにてご案内させていただきます。) アンケートのページへはこちらからお入りください。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html ■ キッズ・フロンティア・ワークショップ 参加者募集中 ■ 「カラーコピー機のひみつをさぐれ! −カラーコピー機の大解剖−」と 題して、本物のカラーコピー機を“解剖”しながら、カラーコピー機の原 理や仕組みをさぐっていく小中学生向けのワークショップです。コピー機 を開発してきた株式会社リコーの技術者をはじめとする講師が指導してく れます。 開 催 日:小学生コース 2008年3月15日(土) 中学生コース 2008年3月16日(日) 定 員:各32名 会 場:科学技術館 主 催:財団法人新技術開発財団 共 催:財団法人日本科学技術振興財団 後 援:文部科学省 朝日新聞社 朝日学生新聞社 特別協賛:株式会社リコー 応募締切:2008年2月12日(火) 問 合 先:財団法人日本科学技術振興財団・振興事業部 「キッズ・フロンティア・ワークショップ」事務局 TEL. 03-3212-8447 (月〜金、9:30〜17:00) ◆ お知らせ ■ 2008年度 サイエンス友の会会員募集 ■ 2008年度サイエンス友の会の会員を募集しています。募集期間は2 月15日までです。先着順ではありませんので、期間内にお申し込みくだ さい(前年度会員だった方も、継続をされる場合は全員更新の手続きが必 要です)。 ※詳しくは「友の会 入会案内」をご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/club/guide/ ■ 「学びんピック」認定を希望する平成20年度大会募集中 ■ 「学びんピック」とは、児童生徒が様々な力を競い高め合う文化的な全 国的規模の大会等を、文部科学省が認定し支援する事業です。 平成20年度に実施される大会を募集中です。 応募用紙の取り寄せ、記入方法、必要提出書類等、詳しくは、 http://manabinpick.mext.go.jp/ を見て下さい。 ▼応募締切は1月31日(木)<必着>です。▼ 【応募書類提出先】 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2−1 (財)日本科学技術振興財団 振興事業部内 学びんピック事務局 TEL:03-3213-2721 E-mail:manabi@jsf.or.jp ■ 科学技術館新春特別企画 ベビーマンモス「リューバ」展 −最先端の科学技術がマンモスを解析− 残りあと4日間! ■ 現在好評開催中のベビーマンモス「リューバ」展は2月3日(日)まで となっております。 東京慈恵会医科大学の鈴木直樹教授による解析データを高精細映像やパ ネルで公開しています。最先端の科学技術がマンモスを解き明かします。 ぜひお越しください。 開催期間:2008年1月4日(金)〜2月3日(日) 会 場:科学技術館2階イベントホール 主 催:財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館 共 催:読売新聞社、東京慈恵会医科大学 協 力:JAXA 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2007/12/post_105.php ■ 第5回コンストラクション・ワンダーランド ■ 科学技術館では、建設のおもしろさを発見する「コンストラクション・ ワンダーランド」を開催します。 4階の建設館の展示体験ツアーや震度7の地震体験、実験、ワークショ ップなどを実施します。 開催日:2008年2月17日(日) ※当日は科学技術館入館無料です 場 所:科学技術館4階 建設館、イベントホール、ギャラリー 主 催:社団法人日本建設業団体連合会 社団法人日本土木工業協会 社団法人建築業協会 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.ge-t.co.jp/construction/index.html ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙のお話をお届けしています。 ショーの中では、現在活躍中の研究者の皆さんが、ゲストとして登場し、 最新の科学の話題を紹介してくれます。 ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、科学を学ぶたのしさにふれ てみませんか? 案内役:木村かおる(科学技術館) ゲスト:宮原ひろ子さん(東京大学) 今後の予定は http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。 ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。 ☆ユニバース特別講演会 講演会:「科学衛星が映し出す新しい太陽系の姿」 日 時:2008年2月3日(日) 13:00〜15:30 場 所:4階ユニバース 対 象:小学校5年生以上 内 容:1 太陽系を調べよう −太陽系シミュレータ 木村かおる(科学技術館) 2 はじめて明かされた小惑星の姿 −はやぶさの生還 吉川真(JAXA/ISAS) 3 金星の見えない素顔を探る −プラネットC 佐藤毅彦(JAXA/ISAS) (この活動は、独立行政法人科学技術振興機構の平成19年度地域科学 技術理解増進活動推進事業機関活動支援により実施するものです。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 3万7000年という時を計る ■ みなさん、丸ビルと科学技術館で同時開催中(2月3日(日)まで)の ベビーマンモス「リューバ」展をご覧になられたでしょうか。 リューバが死亡したのは今からおよそ3万7000年前です。私たちの 生活の感覚からすれば3万7000年前といえば、はるか昔という気がし ます。もっとも、その年代も日本列島の骨格ができあがったおよそ200 0万年〜1000万年前にくらべればわずかな時間ですし、地球のできた 46億年とくらべてしまえばつい最近のできごとにすぎません。 ところで、この「万」とか「億」という年代はどうやって決めるのでし ょうか? これには放射性元素を使います。元素には同じ名前であっても、 放射性のものとそうでないものがあります。放射性のものは放射線を出し ながら別の元素に変わっていきますが、元素によって半分になる期間が決 まっているという特徴があります。元々の量から半分になるのと、さらに 半分になるのと同じ時間がかかるのです。これを半減期といいます。 古い岩石のような長い期間をはかる必要がある場合には、カリウムやウ ランなどの元素を利用します。一方でリューバに限らず新しい(地学の感 覚ですが!)遺跡や遺体などには半減期が5700年ほどの炭素を使った りします(炭素が含まれているものが対象です)。 大気上層で宇宙線とチッ素によってできた放射性炭素が植物に取り込ま れ、さらに動物が植物を食べ、放射性炭素が動植物にいきわたります。こ のつながりは植物や動物が生きている間は有効で、植物や動物の体内の放 射性炭素の割合を一定にたもつことになります。ところが植物や動物が死 に体外とのつながりがなくなると、だんだんと放射性炭素の割合が減って いきます。ここでどれだけ放射性炭素が少なくなっているかを調べ、半減 期と照らし合わせることで年代が測定できるというわけです。 参考 放射性炭素(炭素14)で年代を測る http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2000dm2k/japanese/02/02-12.html 執筆者:加藤智之 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月のテーマは、野生動物との共存です。 ■ 『ごちそう砦』<アニマル・アイズ 動物の目で環境をみる1> ■ 宮崎学/偕成社/2002年3月/1800円 都市の周辺のゴミ置き場では、台所からでたゴミがばらまかれる。トビ やカモメが一斉に群がって盛大なパーティが始まった。果樹園のリンゴ捨 て場には、タヌキや、テン、サルがやってきた。くさったリンゴにはハチ やハエ、トリも集まった。スイカ捨て場には、イノシシの親子がやってき た。この本によると、野生動物からみると、人家のそばには食べ物がいく らでもある。動物のレストラン「ごちそう砦」があちこちにあるという。 人間にとってはゴミでも、それを食べた野生の動物は、食生活を変え、人 里に近づいてくるのだろう。こうして「家畜」に近づいてしまうのではな いだろうか。 この本のシリーズ全6巻は、鋭い写真家の目で環境問題を追っている。 どの巻も写真のリアルさが、問題の深刻さを語る。ぜひ、他の巻もあわせ てみてほしい。 100年も前に、シートンは本当にあった話として、ゴミ捨て場に近づ いた子クマの物語を書いている。『ジョニー・ベアー』(シートン動物記 1/福音館書店)これもおすすめである。 執筆者:赤藤由美子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/10kankyou/gochisoutoride/gochisoutoride.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆大型映像のソフト更新! 「銀河鉄道999」を上映中!! <内容> アニメーション作品「銀河鉄道999」を基にした、大型映像用オリジ ナル作品。 地球温暖化による人類の滅亡を救うため、999号で主人公が宇宙へ旅 立つ物語です。 上映期間: 2008年1月5日(土)〜3月30日(日) 所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm ■ 船の科学館 ■ ☆海洋セキュリティに関するフォーラム 船の科学館では、国際海洋政策研究会の主催による「第4回 海洋セキ ュリティに関するフォーラム」が開催されます。入場無料ですので是非ご 参加ください。 開催日時 :平成20年2月16日(土) 14:00−17:20 開催場所 :船の科学館(1F)オーロラホール 講 師 :海洋政策研究財団常務理事 寺島紘士 ほか 内 容 :「海洋基本法と新たな海洋立国」 ほか お申込先 :事務局(e-mail info@wakaba-kai.jp )へ参加者の氏名と 同伴人数をお知らせ下さい。どなたでもご参加できます。 (入場無料) ※パンフレットはこちらのURLからご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/news/leaflet.pdf ☆艦船模型サークル「ミンダナオ会」展示会 『華麗なるクルーザー・エイジ〜世界の巡洋艦』 期間 2008年2月9日(土)〜2月11日(月・祝) 場所 船の科学館 青函連絡船”羊蹄丸”内 アドミラルホール 入場無料 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 三歳児検診 ■ 先達て、我が家の子どもが三歳児検診を受けました。視力検査をやった り、思考や言語の発達を調べるために受け答えをやったり、運動制御の発 達を調べるために積み木を組み立てさせたりと、心身両面から様々な事項 について調べていただきました。何気なく日常生活を送っていると心身の 発達を特に意識しませんが、このような検診で、今息子がどのような発達 時期なのかを客観的に知ることができるよい機会となりました。結果とし て息子は特に問題もなくほっとした次第です。 さて、今実施しておりますメルマガのアンケ―ト調査もいよいよ明日ま でです。皆様からのご意見がこのメルマガにとって三歳児検診に当たりま す。科学技術館メールマガジンの今の状況を知り、よりよく育てていくた めに、是非とも調査にご協力いただきたくお願い申し上げます。 (企画広報室 田代英俊) ※科学技術館メールマガジン読者アンケートはこちらから https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/enquete/start.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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