科学技術館メールマガジン バックナンバー


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ━━                               ━━
  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第173号 ◆  ━
  ━━                               ━━
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                              >>>2008/3/5発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。
  
   祝!6,000人突破!!
   おかげさまで、ついにメルマガ配信数が6,000人を突破しました!
   ありがとうございます。今後ともご愛読よろしくお願い申し上げます。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 6,002人。
  
      ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘
      ┘                         ┘
      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
      ┘                         ┘
      ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館のエントランスとショップがリニューアル! ■
  
    2月28日に、科学技術館のエントランスとショップがリニューアルし
   ました。
    楽しくてわかりやすい案内表示に、シンプルでかっこいいチケットカウ
   ンター、そして明るくて美しいショップと、館に来たときも館から帰ると
   きも楽しめる空間となりましたので、ぜひお越しください。
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 近代製鉄発祥150周年シンボルキャラクター ■
         ”AIRA”(アイラ)
  
    科学技術館4階の日本鉄鋼連盟出展の「鉄の丸公園1丁目」に、「鉄の
   星」地球を愛する女の子をイメージした150周年シンボルキャラクター
   ”AIRA”(アイラ)がお目見えしました。是非遊びに来て下さい。
  
    近代製鉄発祥150周年スペシャルサイト
    http://www.steel150.jp/outline.html
  
    科学技術館鉄鋼展示室「鉄の丸公園1丁目」
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4c/
  
  ◆ 今週のユニバース
  
    科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション
   による太陽系や宇宙の話題をお届けしています。
    ユニバースでは現在活躍中の研究者の皆さんが、案内役として科学の楽
   しさを伝えてくれます。
    ちょっと難しい話もあるかもしれませんが、たのしい科学にふれてみま
   せんか?
  
    内 容:「金星と地球―太陽系の双子星」
    案内役:伊藤哲也さん(自然科学研究機構)
    ゲスト:上野宗孝さん(東京大学)
  
    今後の予定は
    http://universe.chimons.org/jsf/ を見て下さい。
  
    ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』
    http://universe.chimons.org/weekly/ を見てください。
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 科学技術館の骨董品? ■
  
    道路を点検する場合や工事する場合、または交通事故が起きた場合、そ
   の道路は通行止めになります。同じように、送電線の保守点検時や工事、
   故障が生じた時には、その送電線を送電系統から切り離します。このとき
   作動するのが遮断器です。
    遮断器は、家庭の分電盤に、電柱の上に、変電所や発電所にと送電・配
   電系統の要所に設置されています。特に発電所や変電所はとても高い電圧
   を扱っていて回路に大きな電流が流れるので、安全に切り離す必要があり
   ます。
    切り離す方法は単純で、電極を開放する、つまりスイッチを切ることで
   電気の流れを断ちます。しかし、大きな電流が流れている回路を機械的に
   切り離しても、電極と電極の間を電流が流れてつながろうとし、アーク放
   電が生じます。そこで、このアーク放電をいかにすばやく消すかが重要に
   なるのです。
    アーク放電の消し方によって遮断器にはいくつかの種類があります。圧
   縮空気をアークに吹き付けて消す「空気遮断器」、六フッ化硫黄ガス(S
   F6)を吹き付けて消す「ガス遮断器」、真空容器の中で電極を開放する
   ことでアークを消す「真空遮断器」などがあります。
    科学技術館の電気室にも遮断器が設置されていますが、「水遮断器」と
   いう現在ではめずらしいタイプが使われています(日本では、もうこの1
   台だけ?だとか)。水中で電極を開放すると、発生したアーク放電によっ
   て水素ガス主体の気体が発生し、水素ガスが電極を冷やすことでアークを
   消します。
    わたしたちの家に電気が届くまでに、遮断器をはじめ電気を安全に送る
   ためのさまざまな仕組みがとられているのです。使う側のわたしたちは、
   電気を大切にしましょう。
  
    執筆者:中村 隆 企画広報室
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、身近な植物です。
    春の野に出てみませんか。遠くまで行かなくても、道端や校庭にも植物
   が芽吹いています。
    今月の4冊は、子どもたちが、普段の生活の中で出会える植物を紹介し
   ます。1冊目と2冊目は食べる楽しさを、3冊目は校庭での発見の喜び、
   4冊目は植物の多様性を伝えてくれる本です。
  
   ■ 『よもぎだんご』 かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん ■
     さとう わきこ 作 福音館書店 1989年 880円
  
    「うぁー!つくりた〜い」この本を読むと、子どもたちから声が上がり
   ます。大人だって思わずムズムズしてきます。周りを見回して、よもぎが
   見あたらなかったら、ちょっと電車に乗って足をのばしてみませんか。我
   が家でもこの本を片手に、息子や友人たちと何年も楽しみました。本と体
   験、それぞれの魅力がぐ〜んとふくらみます。
    おはなしの絵本でもおなじみの、ばばばあちゃんが、子どもたちと野原
   にでかけて、よもぎやつくし、いたどり、のびる、せりなどをつんできま
   す。家にもどって、みんなでワイワイガヤガヤお料理をはじめます。その
   楽しそうなこと! 「いいなあ〜」読んでもらっている子どもたちの目は、
   クギづけです。
    机の上には、よもぎだんごばかりでなく、つくしやせりのおひたしや、
   ゴマあえが並びます。ばばばあちゃんのお誕生日パーティーなのです。
    よもぎなどの簡単な見分け方や採り方、料理の方法がわかりやすくかか
   れています。子どもからおとなまで、一緒に楽しめる、とっておきの1冊
   です。
  
    執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/yomogidango/yomogidango.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆所沢航空発祥記念館収蔵資料展 開催中!
  
    戦前の航空機の様子や貴重な資料を長く後世に残すために当館に寄贈さ
   れた未公開資料(戦前に製作・使用された写真、アルバム、機体部品等)
   を中心に展示しています。
  
    開催期間 2008年2月23日(土)〜3月9日(日)
  
    所沢航空発祥記念館ホームページ
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆船の科学館「青函連絡船100年記念イベント」
     −青函連絡船(国鉄青函航路)開設100年記念−
  
    2008年3月は、青函航路に連絡船が就航して100年を迎え、さら
   に青函連絡が終航して20年という年でもあり、現在も係留されている
   “摩周丸”(函館)、“八甲田丸”(青森)そして“羊蹄丸”(東京)で、
   様々な記念イベントが開催されます。
    船の科学館が保存している“羊蹄丸”では、3月1日(土)から3月3
   0日(日)まで、青函連絡船の歴史を写真と映像で綴る展示会を開催する
   他、3月7日(金)に“摩周丸”、“八甲田丸”、“羊蹄丸”の3船は、
   初の連絡船“比羅夫丸(ひらふまる)”が青森を出航した10時を期して、
   一声吹鳴して青函連絡船100年を迎えます。さらに同日、“羊蹄丸”最
   終便の船長を迎え、11時30分より函館出港模擬、青森入港模擬を当時
   青函連絡船乗組員のご協力をいただき実施いたします。
  
   お問合せ: 船の科学館・学芸部
         TEL  : 03−5500−1113
         FAX  : 03−5500−1190
         E-mail:webmaster@funenokagakukan.or.jp
  
    船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             ★ 担 当 者 よ り ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ■ 梅干しの花 ■
  
    先週の土曜日、お天気がよかったので息子と近所の公園にお散歩に行き
   ました。
    公園の中にある梅林は、ぽかぽかと暖かかったせいか丁度満開でとても
   きれいでした。「梅の花がきれいだね」と息子に話しかけると、「違う!
   梅じゃなくて梅干しの花!!」と、息子に怒られてしまいました。3歳の
   息子にとっては梅の花を愛でるより、酸っぱくて大好きな梅干しの花とし
   か見えないようでした。
  
                       (企画広報室 田代 英俊)
  
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム
    ページからお願いします。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  ┘                                 ┘
  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、無断使用・転載を禁止します。       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



操作メニューへ

メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/

Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED