科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第175号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2008/3/19発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 6,032人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 国際科学オリンピック日本開催シンポジウム ■ 2009年度は国際生物学オリンピック、2010年度は国際化学オリ ンピックが、ともに日本で初めて開催されることになりました。 広く社会全体が国民的な運動として国際科学オリンピックを支え盛り上 げていくために、「伸びる才能を育てよう!」をテーマに、ノーベル化学 賞受賞者である理化学研究所の野依良治理事長と科学技術館の有馬朗人館 長をお迎えして、シンポジウムを開催します。 日 時:2008年3月30日(日)13:30〜16:30 場 所:立教大学池袋キャンパス5号館5122教室(S5会場) 参 加 費:無料 主 催:日本科学オリンピック推進委員会 特別協賛:独立行政法人科学技術振興機構 ※申し込み等詳細はこちらのURLをご覧ください。 http://www.jsoc-info.jp/ ■ 平成20年度(第49回)科学技術週間 特別イベント ■ 「科学と音楽の夕べ」開催 尺八とオーボエを取り上げ、最新の脳科学研究の講演、パネルディスカ ッション、演奏をおこないます。お申込をこころよりお待ちしております。 日 時:2008年4月15日(火)18:20〜(開場は17:50) 会 場:有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階) 対 象:高校生以上 入 場 料:無料(事前申込制) 出 演 者:大橋力 (財団法人国際科学振興財団理事・主席研究員) 永山國昭 (自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター長) 中村明一(尺八演奏家・作曲家) 宮本文昭(音楽家) 小瀧綾 (オーボエ演奏) お問合せ:独立行政法人科学技術振興機構「科学と音楽の夕べ」担当 03−5214−7493 申込方法等詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://stw.mext.go.jp/ ※申込締切:4月10日(木) ■ 「研究船で海を学ぼう」参加者募集のお知らせ ■ 日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関 心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学 ぶ体験学習を実施します。『望星丸』に乗って、“地球の不思議”を探し に行きましょう。 対 象:高校生60名・学校教諭等20名 日 時:平成20年8月3日(日)〜8月8日(金) 場 所:静岡県静岡市(東海大学清水校舎、三保研修館及び『望星丸』) 研修内容:船舶を利用した洋上研修〈2泊3日〉及び陸上における採取試 料の分析(気象・海象観測、プランクトン採取、採泥、化学分 析など) 参 加 費:一人あたり10,000円(高校生には学割往復交通費支給) 応募方法:郵便番号、住所、氏名(含ふりがな)、生年月日、性別、 電話番号、E-mailアドレス及び下記項目を明記の上、 作文とともに郵便かE-mailでお送りください。 <高校生> “海”をテーマにした作文(600字前後) ※在学校名、学年をご記載ください。 <学校教諭等> “この研修経験を今後の仕事や活動にどう生かしていきたいか” をテーマにした作文(600字前後) ※職業(勤務先)をご記載ください。 募集期間:平成20年4月1日(火)〜5月15日(木)必着 (選考後,お申し込みいただいた方全員に結果をご連絡します) ※応募・お問い合わせ先 財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係 〒107-0052 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル5F TEL: 03−6229−5365 E-mail:apply08@silver.ocn.ne.jp ※詳細はこちらのURLをご覧ください。 http://www.jss.or.jp/ ◆ お知らせ ■ 特別展「感覚・体験フィールド」開催 ■ 人間の主な感覚には視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして触覚があり、これ らは五感と呼ばれています。 科学技術館では、この五感を再認識できる特別展「感覚・体感フィール ド」を開催します。普段は意識しない感覚の意外な部分や、リラックスし た時の脳の働きなどを知ることができます。 期 間: 2008年3月29日(土)〜4月8日(火) 場 所: 2階イベントホール 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2008/03/post_111.php ■ バーチャルファイターと実験ジャーが見参! ■ 今年の春も、サイエンスバーチャルファイターと科学戦隊実験ジャーが 科学技術館にやってきます。地球を守るため、2組の戦士たちが科学の難 問に挑戦していきます。さあ、君も一緒に挑もう! 開催日時等、詳しくはこちらのURLをご覧ください。 サイエンス・バーチャルファイター http://www.jsf.or.jp/info/2008/03/vol10.php 実験ジャー http://www.jsf.or.jp/info/2008/03/post_115.php ◆ 今週のユニバース 科学ライブショー「ユニバース」では、コンピュータシミュレーション による太陽系や宇宙の話題を中心にお届けしています。 ゲストコーナーでは最新の研究の成果など、第一戦で活躍中の研究者の お話を聞くことができます。 また第2・第4土曜日にはシカゴ大学ヤーキス天文台との、ライブ天体 観測コーナーがあります。天候により当日のシカゴの星空をご紹介できな い事もありますのでご了承下さい。 案内役:木村 かおる(科学技術館) ゲスト:阪本 成一さん(JAXA/ISAS) 今後の予定は http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。 なお、ユニバースは改装工事のため4月よりおやすみさせていただきま す。ご了承ください。新しいユニバースにご期待ください。 ライブショーの毎回の上演の様子は、『週刊ユニバース』 http://universe.chimons.org/weekly/ をご覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 電子仮想空間に進出する博物館・科学館(3・最終回) ■ 今回はセカンドライフの話から発展して博物館がインターネット上に情 報発信することで何ができるかを考えてみます。 博物館の活動の一つに教育・普及が挙げられますが、現時点ではインタ ーネットはそのための道具としての位置づけが大きいものと思われます。 このメールマガジンも科学技術館の活動をお伝えするために発行されてお り、教育・普及のためのインターネット活用の一例といえます。このよう に従来は館の内外で実施される特別展やイベントといった実社会での出来 事を広報するための道具として用いられてきたインターネットですが、セ カンドライフ等の新しいタイプのサービスの出現によってその位置づけが 変化して来ています。 前回掲載させていただいたセカンドライフ内で展開されている科学館コ ンテンツは、インターネット上にあるものがオリジナルであり、仮想空間 であることの特性を生かした展示になっています。一例を挙げると、エク スプロラトリアムが提供している日食を解説するコンテンツは煙を満たし た大きな箱に光源と月と地球にあたる球体を入れてあり、この箱の中に入 って観察することで月がつくる陰に地球が隠れることを確認できるという ものですが、実際に同様のものをつくった場合には有害な煙の中に入って 観察しなければならないという問題が発生するため仮想空間に実験装置を 開発するメリットが生まれます。今後は、このようなインターネットなら ではの仮想空間であることの特性を生かした事例が増えていくものと思わ れます。 日本では、今国会に社会教育法や図書館法等とともに博物館法の一部改 正が提出されており、博物館資料に関する条項に「電磁的記録(電子的方 式、磁気的方式その他、人の知覚によっては認識することができない方式 で作られた記録をいう)を含む」ことが明示されることになりそうです。 博物館は今、時代に則した進歩を促される局面に立たされているといえる かもしれません。 ※第1回目と第2回目については、以下のURLをご覧ください。 (1)http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/backnumbershow.asp?mmbn_go=0156 (2)http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/backnumbershow.asp?mmbn_go=0166 執筆者:小林成稔 情報システム開発部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 身近な植物の3冊目は校庭での発見の喜びを伝えてくれる本です。校庭 に出かけてみませんか? ■ 『校庭のざっ草』 科学シリーズ ■ 有沢重雄 作 松岡真澄 絵 多田多恵子 監修 福音館書店 2007年 1575円 散歩に行くと春を告げる・・雑草に出会う。「あー、これなんだっけ」。 最近、年のせいか花の名前がさっぱり出てこない。そんな時、この本が 手元にあると便利だ。どこの校庭でも見られる雑草が107種類も紹介し てある。写真ではなく絵で描かれていているのだが、本物そっくりで非常 にわかりやすい。似た花は同じページにまとめてあるので探しやすいし、 ついでに知らなかった花の名前もわかる。教室に備えておきたい一冊だ。 雑草はすごいと思うことがある。一年中、土の中にいて誰に教えられる でもなく自分の出番になると顔を出し花を咲かせる。役割を終えるといつ のまにか消えて、来年まで静かに眠っている。いったいどういうシステム になっているのか不思議でならない。 著者のあとがきがいい。花のなまえを知ることは大事、「よくみかける 子なのになまえを知らないとみぢかには感じませんが、おたがいになまえ を知ったら、もうその子はともだちです。」人間関係も全く同じかもしれ ない。名前を覚えることは親しくなるための鍵ともいえる。 執筆者:森裕美子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/kouteinozassou/kouteinozassou.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆春休み特別展「銀河鉄道999の世界」を開催します! 開催期間:2008年3月20日(祝)〜4月6日(日) 大型映像館での「銀河鉄道999」上映に合わせ、特別展を開催します。 ミニSL体験乗車コーナーもあります。 詳細は、所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm をご覧ください。 ■ 船の科学館 ■ ☆船の科学館「青函連絡船100年記念イベント」 −青函連絡船(国鉄青函航路)開設100年記念− 2008年3月は、青函航路に連絡船が就航して100年を迎え、さら に青函連絡が終航して20年という年でもあり、現在も係留されている “摩周丸”(函館)、“八甲田丸”(青森)そして“羊蹄丸”(東京)で、 様々な記念イベントが開催されます。 船の科学館が保存している“羊蹄丸”では3月1日(土)から3月30 日(日)まで、青函連絡船の歴史を写真と映像で綴る展示会を開催してい ます。 お問合せ: 船の科学館・学芸部 TEL : 03−5500−1113 FAX : 03−5500−1190 E-mail:webmaster@funenokagakukan.or.jp 船の科学館ホームページ http://www.funenokagakukan.or.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 清水門 ■ 旧江戸城内に位置するこの科学技術館の一番近くにある門が清水門です。 徳川御三卿の一つ清水家があった所です。昭和36年に国の重要文化財に 指定されました。他の門にはない雁木坂(がんぎざか・石の階段)を伴っ ていることもあり、江戸時代の面影を色濃く残しています。 そんなことからたまに時代劇の舞台となる時があります。故黒沢明監督 の「影武者」もそうでした。科学技術館の屋上にカメラを据えて清水門に 向けて撮影が行われました。戦(いくさ)に疲れた雑兵たちが石段で身体 を休めている脇を伝令が勢いよく駆け上がって行く、という映画冒頭のワ ンシーンです。たった10数秒のシーンに10日前後もかけていたことに、 さすが「世界のクロサワ」だ、と映画館で感心したものです。 また、4月前後になって清水門付近から武道館方向に目をやると、お堀 の土手の緑に色鮮やかに映える桜を楽しむことができます。科学技術館に お越しの際には足を延ばされてみてはいかがでしょうか。 (企画広報室 鈴木直樹) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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