科学技術館メールマガジン バックナンバー


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ━━                               ━━
  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第177号 ◆  ━
  ━━                               ━━
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                              >>>2008/4/2発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
  
   本号の配信数 6,518人。
  
      ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘
      ┘                         ┘
      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
      ┘                         ┘
      ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 新着情報
  
   ■ 科学技術館メールマガジン読者アンケート結果報告 その1 ■
  
    大変長らくお待たせいたしました! 皆さまにご協力いただきました
   「科学技術館メールマガジン読者アンケート」の結果をご報告いたします。
    メルマガは皆さまのお役に立っているのか? どの記事がよく読まれて
   いるのか? どのような情報の掲載が求められているのか? などなど読
   者の皆さまの感想やご意見、お考えなどをうかがうことができました。あ
   りがとうございました。この結果をもとに、内容をより充実させていきた
   いと思っております。
    アンケートの結果は、「メールマガジン内容編」、「読者の科学技術意
   識編」、そして「読者層編」の3つに分けてご報告いたします。
    今週は、「メールマガジン内容編」と「読者層編」をご報告いたします。
   ※「読者の科学技術意識編」は179号でご報告いたします。
  
     メールマガジン内容編
       http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/2008enq/enq_re1.htm
     読者層編
       http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/2008enq/enq_re3.htm
  
   ■ JAXA展示室「宇宙のひろば」オープン ■
  
    4月1日より、科学技術館4階の(独)宇宙航空研究開発機構(JAX
   A)の展示室が「宇宙のひろば」としてリニューアルオープンしました。
   「宇宙のひろば」では、人工衛星や宇宙ステーション、最近の宇宙に関す
   るニュースなどをパネルや模型、動画などで学ぶことができます。
    さあ「宇宙のひろば」で、宇宙の旅に出かけましょう!!
  
    詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2008/03/i.php
  
  ■ 平成20年度「学びんピック」として74大会を認定 ■
  
    「学びんピック」とは、児童生徒が様々な力を競い高め合う文化的な全
   国的規模の大会等を、文部科学省が認定し支援する事業です。
    平成20年度は、小中高生が参加する文化系の全国大会(74大会)を
   文部科学省が「学びんピック」として認定しました。4月から新しい学年
   になる全国の小中高生のみなさん、興味・挑戦してみたい大会を見つけて
   「学びんピック」にチャレンジしてみましょう!
  
   小学生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=elem
   中学生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=jrhi
   高校生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=high
  
   <問い合わせ先> 学びんピック事務局
   TEL:03-3213-2721 E-mail:manabi@jsf.or.jp
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 日本精工株式会社ブース「ベアリングトラベラー」オープン ■
  
    3月20日(木)の春分の日に、科学技術館4階ロビーに日本精工株式
   会社出展ブース「ベアリングトラベラー」がオープンしました。
    小さな機械の中にも、大きな機械の中でも、家の中でも、乗り物の中に
   も、大空へ、そして宇宙へ・・・ミクロからマクロまで、ベアリングが使
   われているさまざまな世界を旅することできます。ぜひご体験ください。
  
   ■ 特別展「感覚・体験フィールド」開催 ■
  
    人間の主な感覚には視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして触覚があり、これ
   らは五感と呼ばれています。
    科学技術館では、この五感を再認識できる特別展「感覚・体感フィール
   ド」を開催します。普段は意識しない感覚の意外な部分や、リラックスし
   た時の脳の働きなどを知ることができます。
  
    期 間: 2008年3月29日(土)〜4月8日(火)
    場 所: 2階イベントホール
  
    詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2008/03/post_111.php
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 動物たちの声! 植物たちの声? ■
  
    先日出かけた先で、ある建物に入ろうと入口に近づくと、キッキッキッ
   と耳に突き刺さるような、音とも言えないすごい音に襲われ、思わず耳を
   ふさいで飛び退いてしまいました。これまでも建物に出入りする際、時々
   感じていたこの嫌な音、聞くところによると、おそらくネズミ除けの超音
   波発生装置ではないかということでした。
    ヒトが聴くことのできる音の周波数(可聴周波)はおおよそ30Hz〜
   20kHz弱と言われ、これより高い周波数の音波、つまり人間の聴覚で
   は定常音として捉えられない20kHz以上の音波が「超音波」と定義さ
   れています。ネズミ除け用超音波は18kHz〜25kHz程度。ヒトの
   可聴周波は、個人差や年齢、体調などにより変化するそうで、私は時々、
   ネズミと一緒に「除け」られてしまっていたようです。
    超音波技術は、ネズミや害虫除け以外にも、水中通信装置(ソナー)や
   魚群探知機、超音波洗浄器、医療現場で使われる超音波診断装置など、私
   たちの暮らしの中で様々に応用されています。
    自然界では、距離を測ったり、コミュニケーション手段として超音波を
   利用している動物として、コウモリやイルカが有名ですが、ネズミやネコ、
   霊長類を含むある種の動物たちも、超音波を発して仲間と意思伝達をする
   ことが分かっているそうです。また、木が水を吸い上げるとき、草が風で
   揺れてカサカサこすれ合っているとき、そこにはたくさんの超音波が含ま
   れています。超音波と聞くと、なんだかすごいもののようですが、実は身
   近にあるものなのですね。
    私たち人間には聞こえない超音波の世界は、どんな音であふれているの
   でしょう? 動物たちの話し声、話すことはできない植物たちの声、そこ
   にはたくさんの不思議が詰まっているような気がします。
  
    執筆者:石田佳美 科学技術館事業部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは「骨・ほね・ホネ」。私たち人間にも、魚にも、カメに
   も、骨があります。「骨」という文字がタイトルにあると、ちょっとため
   らってしまうかもしれません。でも、ぜひ手にとってみてください。今週
   は、読んだ後、魚を食べるのが楽しくなる本を紹介します。自分で読むの
   は中学生くらいからですが、読んでもらうなら小学生でも、挿し絵をなが
   めているだけでも楽しいでしょう。
  
   ■ 『骨の学校3 コン・ティキ号の魚たち』 ■
     盛口 満 著 木魂社 2005.4
  
    骨に魅せられたゲッチョ先生こと盛口 満さんの「ぼくらの骨格標本の
   つくりかた」「沖縄放浪編」に続く、『骨の学校』シリーズ第3弾。沖縄
   に居を移してからの、魚の骨に視野を広げた新たな発見の日々がつづられ
   ています。
    副題は「コン・ティキ号の魚たち」。沖縄の海を、あのヘイエルダール
   の様に、帆のついた筏で漂流するゲッチョ先生の姿を想像してしまいます
   が、少し違って、主役はあくまでも「魚」たち。さらに、ゲッチョ先生の
   筆なる魚やその骨の克明なスケッチは、「実物を見たい」「もっと知りた
   い」という興味をそそります。
    海からも魚港からも遠く離れて暮らし、商店街の魚屋さんも大型店の前
   に姿を消した都会で私たちが目にするのは、料理しやすい状態に調えられ
   たり、切り身になった魚ばかり。それでも、幸運な出あいで、それぞれの
   季節の旬の魚をまるごと1匹見つけたら、おいしくいただいてみませんか
   ? そして、観察してみませんか? 顔をじっくり見ても、骨格標本に挑
   戦しても、きっと新たな発見があることでしょう。
    不思議と真似したくなってしまう、真似できそうな気がする、それがこ
   の本の一番の魅力かもしれません。
  
    執筆者:二階堂恵理 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/8sekitsui/honenogakko3/honenogakko3.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 平成20年度(第49回)科学技術週間 特別イベント ■
          「科学と音楽の夕べ」開催
  
    尺八とオーボエを取り上げ、最新の脳科学研究の講演、パネルディスカ
   ッション、演奏をおこないます。お申込をこころよりお待ちしております。
  
   日  時:2008年4月15日(火)18:20〜(開場は17:50)
   会  場:有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
   対  象:高校生以上
   入 場 料:無料(事前申込制)
   出 演 者:大橋力 (財団法人国際科学振興財団理事・主席研究員)
        永山國昭
        (自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター長)
        中村明一(尺八演奏家・作曲家)
        宮本文昭(音楽家)
        小瀧綾 (オーボエ演奏)
   お問合せ:独立行政法人科学技術振興機構「科学と音楽の夕べ」担当
        03−5214−7493
  
   申込方法等詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://stw.mext.go.jp/
    ※申込締切:4月10日(木)
  
   ■ 「研究船で海を学ぼう」参加者募集のお知らせ ■
  
    日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関
   心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学
   ぶ体験学習を実施します。『望星丸』に乗って、“地球の不思議”を探し
   に行きましょう。
  
   対  象:高校生60名・学校教諭等20名
   日  時:平成20年8月3日(日)〜8月8日(金)
   場  所:静岡県静岡市(東海大学清水校舎、三保研修館及び『望星丸』)
   研修内容:船舶を利用した洋上研修〈2泊3日〉及び陸上における採取試
        料の分析(気象・海象観測、プランクトン採取、採泥、化学分
        析など)
   参 加 費:一人あたり10,000円(高校生には学割往復交通費支給)
   応募方法:郵便番号、住所、氏名(含ふりがな)、生年月日、性別、
        電話番号、E-mailアドレス及び下記項目を明記の上、
        作文とともに郵便かE-mailでお送りください。
        <高校生>
        “海”をテーマにした作文(600字前後)
         ※在学校名、学年をご記載ください。
        <学校教諭等>
        “この研修経験を今後の仕事や活動にどう生かしていきたいか”
        をテーマにした作文(600字前後)
         ※職業(勤務先)をご記載ください。
   募集期間:平成20年4月1日(火)〜5月15日(木)必着
        (選考後,お申し込みいただいた方全員に結果をご連絡します)
  
   ※応募・お問い合わせ先
     財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係
     〒107-0052 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル5F
     TEL: 03−6229−5365
     E-mail:apply08@silver.ocn.ne.jp
   ※詳細はこちらのURLをご覧ください。
    http://www.jss.or.jp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆春休み特別展「銀河鉄道999の世界」を開催中!
  
    開催期間:2008年3月20日(祝)〜4月6日(日)
  
    大型映像館での「銀河鉄道999」上映に合わせ、特別展を開催してい
   ます。ミニSL体験乗車コーナーもあります。
  
    詳細は、所沢航空発祥記念館ホームページ
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/index.htm
    をご覧ください。インターネット割引券もご利用できます。
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             ★ 担 当 者 よ り ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ■ ”進年度”を迎えた科学技術館メールマガジン ■
  
    ついに新年度を迎えました。新しい生活が始まる方も多いかと思います。
    さて、大変遅くなりまして誠に申し訳ございません。新着情報でもお伝
   えしました通り、今週から「科学技術館メールマガジン読者アンケート」
   の結果をご報告いたします。記述の回答では、うれしいご意見や、反省し
   なくてはと思うご意見、さらに叱咤激励のお言葉までたくさんいただきま
   した。ありがとうございました。
    皆さまからの貴重なご意見をいただいた科学技術館メールマガジンは、
   ”進年度”を迎えました。もっともっと進化させ、躍進していきたいと思
   いますので、今後ともご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。
  
    ※科学技術館メールマガジン読者アンケート結果報告
     メールマガジン内容編
       http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/2008enq/enq_re1.htm
     読者層編
       http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/2008enq/enq_re3.htm
  
                        (企画広報室 中村 隆)
  
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム
    ページからお願いします。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  ┘                                 ┘
  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、無断使用・転載を禁止します。       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



操作メニューへ

メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/

Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED