科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第181号 ◆  ━
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                             >>>2008/4/30発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
  
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   本号の配信数 6,571人。
  
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      ┘ 【1】 ★ 科学技術館News       ★ ┘
      ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘
      ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ ロボットEMIEWとあそぼう ■
  
    科学技術館では、このゴールデンウィークに(株)日立製作所との共催
   で、人間共生ロボット”EMIEW”のデモンストレーション・イベント
   を開催いたします。
    来館者とふれあえるように、数字あてクイズやEMIEWへの質問コー
   ナー等を予定しています。また、イベント前の準備期間の様子も公開いた
   します。ぜひご参加ください。
  
    会 期:平成20年5月3日(土)〜5日(月)
        (準備期間 5月1日(木)〜2日(金))
    会 場:科学技術館4階NEDO展示室横特設ステージ
    主 催:(株)日立製作所、(財)日本科学技術振興財団・科学技術館
    時 間:午前の部 11:00〜11:20
        午後の部 13:00〜13:20,15:00〜15:20
    このイベントは入館料のみでご覧いただけます。
  
   ■ 近代製鉄発祥150周年記念事業「鉄の開く未来」フォーラム ■
  
    科学技術館4階に鉄鋼展示室「鉄の丸公園1丁目」を出展いただいてお
   ります、社団法人日本鉄鋼連盟は「近代製鉄発祥150周年記念事業」を
   幅広く展開しています。
    この記念事業として、5月22日(木)に「鉄の開く未来」と題したフ
   ォーラムが日経ホール(東京都千代田区)で行われます。
    身近な鉄の存在を広く知っていただき、未来の社会にどんな貢献ができ
   るかについて、皆様と一緒に想いを巡らせるフォーラムとなっています。
  
   ※お申し込み等詳しくは、こちらのURLをご覧ください
    http://www.nikkei.co.jp/adnet/
    (応募の締め切りは、5月12日(月)となっております。)
  
   ※お問い合わせ
     プラス1フォーラム事務局
      03−5452−2516
      (10:00〜18:00、土、日、祝日は除く)
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 平成20年度「学びんピック」として74大会を認定 ■
  
    「学びんピック」とは、児童生徒が様々な力を競い高め合う文化的な全
   国的規模の大会等を、文部科学省が認定し支援する事業です。
    平成20年度は、小中高生が参加する文化系の全国大会(74大会)を
   文部科学省が「学びんピック」として認定しました。4月から新しい学年
   になった全国の小中高生のみなさん、興味・挑戦してみたい大会を見つけ
   て「学びんピック」にチャレンジしてみましょう!
  
   小学生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=elem
   中学生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=jrhi
   高校生対象:
   http://manabinpick.mext.go.jp/s_info/taikaiList.asp?typ=s&trg=high
  
   <問い合わせ先> 学びんピック事務局
   TEL:03-3213-2721 E-mail:manabi@jsf.or.jp
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 台風に備える ■
  
    4月15日午後3時、2008年の台風第1号が発生しました。
   「もう、台風の話?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、それは
   もう少し暖かくなった時期になると日本への接近・上陸が増えるため、そ
   のように感じてしまうのだと思います。
    今年の台風第1号は、南シナ海(北緯10度30分、東経116度25
   分)で発生後、海南(ハイナン)島付近を北に向かい、19日に広東省に
   上陸した後に、熱帯低気圧に変わりました。日本には接近しませんでした
   が、海南島では人口の6分の1にあたる130万人が影響を受け、直接の
   被害額は日本円で約50億円に上り、香港でも航空便の欠航・遅延が相次
   いだそうです。
    そこで、過去最も早い台風の発生日時を見てみると、1979年の1月
   2日9時でした。また、日本への上陸が最も早かった台風は1956年の
   台風第3号で、4月25日7時30分に大隅半島に上陸しました。このよ
   うに4月に台風が日本に上陸したことはあるのです。つまり4月に台風の
   話をすることは、決して早すぎるということはないのです。
    先日、気象庁から「大雨及び洪水警報・注意報等の改善について」とい
   う報道発表がありました。その内容は、今年5月28日から、大雨及び洪
   水警報・注意報、高潮警報の基準に新しい指標が導入されるようになり、
   気象災害時により有効に活用できるよう改善されるというものでした。
   過去には、台風の大きさや進路予測の表現等が見直されたこともありまし
   た。気象災害を軽減するには日々の科学技術の進歩と、日頃から防災意識
   を持つことも必要です。
   「備えあれば憂いなし」ということですね。
  
    執筆者:荻野亮一 ワークショップ・実験担当、気象予報士
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 自然と友だち 特別編〜春の巻〜
  
    特別編では、季節ごとに草木の特集をご紹介いたします。
   第1回目は、春の巻です。
  
   ■ 「サクラがきれいに咲きました」 ■
  
    「敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」と、国学者として有名
   な本居宣長という人が詠(うた)っています。
    サクラの花は、日本人の心を代表する花といわれるほどに、日本人に身
   近な花として親しまれ、愛されてきております。
    日本には、全国至る所に野生種・自然交雑種・園芸種が混じって見られ、
   数百種を数える程になっているといわれています。
    ここには、東京周辺で比較的よく目に触れるものを、撮影順に見どころ
   を添えて、ご紹介することに致しました。どうぞ、ご観賞ください。
  
    「サクラがきれいに咲きました」の写真
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss1/
  
    執筆者:永井昭三 サイエンス友の会 講師
  
    ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中!
    ハンドブックのお求め方法
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは「骨・ほね・ホネ」です。
  
   ■ 『ホネホネたんけんたい』 ■
     解説・監修/西澤真樹子 写真/大西成明 文/松田素子
     アリス館 2008・2
  
    見開きいっぱいの大きなホネの写真、並んだたくさんのサルの頭骨・・
   さまざまな動物のホネが語りかけてくる写真絵本です。
    くねくねして長いヘビのホネが、「どこからしっぽかわかるかな?」
   「ヒントはろっこつ」と問いかけます。ホネの写真をじっーと見ると、
   「ろっこつが途切れるところがある! ここらへんにうんちやおしっこを
   するところがあるんだ〜!!」と、生きているヘビの姿が頭に浮かびます。
   コウモリのホネをみると、羽の中に指のホネが5本あって、前ページに出
   てきた鳥との違いがよくわかります。ウミガメ・オットセイ・イルカのヒ
   レにも指がある。豚の足は、本当にダンスをしているみたい! カメ・ウ
   サギ・リス・キツネ、、、、、おちんちんのホネ・鼻のホネ、、、ホネに
   はたくさんの秘密が詰まっているんだと、美しい写真が教えてくれます。
    巻末は、ホネ研究室。ホネのしごと、鳥のホネのひみつなどについて、
   イラストと文章で解説しています。
    この写真絵本は、『小さな骨の動物園』(INAX出版)の写真をもと
   に作られています。ホネを美しいと思える写真がたくさん載っています。
   子ども向けではありませんが、ぜひ併せて手にとってみてください。
  
    執筆者:菅原 由美子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/8sekitsui/honehone/honehone.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ 「研究船で海を学ぼう」参加者募集のお知らせ ■
  
    日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関
   心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学
   ぶ体験学習を実施します。『望星丸』に乗って、“地球の不思議”を探し
   に行きましょう。
  
   対  象:高校生60名・学校教諭等20名
   日  時:平成20年8月3日(日)〜8月8日(金)
   場  所:静岡県静岡市(東海大学清水校舎、三保研修館及び『望星丸』)
   研修内容:船舶を利用した洋上研修〈2泊3日〉及び陸上における採取試
        料の分析(気象・海象観測、プランクトン採取、採泥、化学分
        析など)
   参 加 費:一人あたり10,000円(高校生には学割往復交通費支給)
   応募方法:郵便番号、住所、氏名(含ふりがな)、生年月日、性別、
        電話番号、E-mailアドレス及び下記項目を明記の上、
        作文とともに郵便かE-mailでお送りください。
        <高校生>
        “海”をテーマにした作文(600字前後)
         ※在学校名、学年をご記載ください。
        <学校教諭等>
        “この研修経験を今後の仕事や活動にどう生かしていきたいか”
        をテーマにした作文(600字前後)
         ※職業(勤務先)をご記載ください。
   募集期間:平成20年4月1日(火)〜5月15日(木)必着
        (選考後、お申し込みいただいた方全員に結果をご連絡します)
  
   ※応募・お問い合わせ先
     財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係
     〒107-0052 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル5F
     TEL: 03−6229−5365
     E-mail:apply08@silver.ocn.ne.jp
   ※詳細はこちらのURLをご覧ください。
    http://www.jss.or.jp/
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆GW特別展 フライトシミュレータの世界 開催中!
  
     憧れのパイロットになった気分を味わうことができる、パソコン上の
     「フライトシミュレータ」を数多く用意しました。
  
     会 期 : 4月29日(火)〜5月6日(火)
     ※詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
      http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm
  
   ☆大型映像館の上映作品が変わりました。
  
    タイトル:オーシャンオアシス
    上映時間:40分
    作品概要:メキシコ西岸・バハカリフォルニア(カリフォルニア半島)
         の豊かな自然と、海と陸に生きる様々な動植物を紹介します。
         サメの生態、ウツボのハンティング、ゾウアザラシの対決等、
         まるで水族館にいるかのような迫力満点の作品です。
  
   ☆重要航空遺産に認定されました!
  
    当館で展示している九一式戦闘機(胴体部)が、財団法人日本航空協会
   が平成19年度に創設した「重要航空遺産認定制度」第1号の認定を受け
   ました。
  
    詳細は、所沢航空発祥記念館ホームページ
    http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm
    をご覧ください。
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆海上保安庁創設60周年記念 企画展「海をまもる」
  
    船の科学館では、海上保安庁の創設以来、この60年間の一日一日を大
   勢の海上保安官が支えてきたことを改めて感謝し、海での安全や海洋環境
   保全、施行から1年が経とうとする海洋基本法について、より深く理解い
   ただける企画展「海をまもる」を開催いたします。ぜひご覧下さい。
  
    開催期間: 平成20年5月1日(木)〜平成20年8月31日(日)
    会  場: 船の科学館 本館3階 マリタイムサルーン
    主  催: 船の科学館
    後  援: 海上保安庁
  
   ※詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/2008/04/post_47.html
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ サクラとバラ ■
  
    陽光、御車返し、東錦、一葉、御衣黄、普賢象、天の川・・・。今号の
   「自然と友だち」特別編・春の巻はサクラづくしでした。この春、みなさ
   んはどのくらいたくさんのサクラと出逢えたでしょうか?改めて、たくさ
   んの種類のサクラを見ていると、遅咲きの八重のものなどはバラによく似
   ていますね。同じ科のものですから、当たり前といえば当たり前なのでし
   ょうが、サクラとバラ、日本画と洋画くらい印象がちがいます。雰囲気が
   全くちがうのに、ふとした横顔や電話の声などがよく似ている姉妹みたい
   なものでしょうか?
    サクラからバラの季節へ。新緑もまぶしく、早くも初夏を感じさせる頃
   になりました。4月からあわただしく過ごしていた方もここらでひといき。
   よいGWをお過ごしください。
  
                        (企画広報室 丸岡弥生)
  
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
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  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれて下さい。                 ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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