科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第182号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2008/5/7発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 * このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。 本号の配信数 6,590人。 ┘┘┘┘┘┘┘≪ 今 号 の 目 次 ≫┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 【1】 ★ 科学技術館News ★ ┘ ┘ 【2】 ★ 科学技術館Laboratory ★ ┘ ┘ 【3】 ★ 科学技術館Recommends ★ ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ 近代製鉄発祥150周年記念事業「鉄の開く未来」フォーラム ■ 科学技術館4階に鉄鋼展示室「鉄の丸公園1丁目」を出展いただいてお ります、社団法人日本鉄鋼連盟は「近代製鉄発祥150周年記念事業」を 幅広く展開しています。 この記念事業として、5月22日(木)に「鉄の開く未来」と題したフ ォーラムが日経ホール(東京都千代田区)で行われます。 身近な鉄の存在を広く知っていただき、未来の社会にどんな貢献ができ るかについて、皆様と一緒に想いを巡らせるフォーラムとなっています。 ※お申し込み等詳しくは、こちらのURLをご覧ください http://www.nikkei.co.jp/adnet/ (応募の締め切りは、5月12日(月)となっております。) ※お問い合わせ プラス1フォーラム事務局 03−5452−2516 (10:00〜18:00、土、日、祝日は除く) ■ 「日本自然科学写真展」開催 ■ 今年も自然科学写真展を開催いたします。自然と科学をテーマに、自然 が作り出す美しい瞬間、物理現象が見せる不思議で神秘的な瞬間などをと らえたさまざまな写真を多数展示します。ぜひご覧ください。 開催期間:2008年4月29日(火)〜6月1日(日) 場 所:科学技術館 2階ロビー 共 催:日本自然科学写真協会 詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://japan-inter.net/ssp/index1.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 春の星空 ■ 夜8時頃空を見上げると、きらびやかな冬の星座たちに替わり、春の星 座たちを見ることができます。春の代表的な星座には、おおぐま座、しし 座、おとめ座などがあります。そのほかの星座も、かに座やうみへび座な ど、動物の星座が多く見られます。春の動物の星座には、ギリシア神話に まつわるお話が伝えられています。プラネタリウムで、星座の探し方や星 座神話のお話を聞くのも楽しいですね。 星座というのは、星と星を結んだ形ではなく「赤経・赤緯(地球にたと えると経度・緯度)の線に沿った境界線で囲まれた空の範囲」なのです。 現在は全天に88個の星座が設定されていますが、大きさを調べてみると 春の星座がトップ3をしめています。うみへび座、おおぐま座、おとめ座 がトップ3ですが、さて、この3つはどんな順番になるでしょう? 答え は、うみへび座、おとめ座、おおぐま座の順番です。うみへび座は、とて も長い星座としても知られており、頭の先からしっぽの先まで、全部昇っ てくるまでに7時間半もかかります。ちなみに一番小さな星座も春の星座 で、みなみじゅうじ座(日本の南部で一部分しか見られません)です。う みへび座は、みなみじゅうじ座の19倍もあります。しかし、みなみじゅ うじ座は88星座の中で明るい星が一番多い星座です。こうしてみると、 春の星座は一番づくしですね。 また、しし座の中には土星が見えています。土星は、ししの心臓に輝く 1等星のレグルスのすぐ隣に見えます。明るい星が2つ並んで見えますの で、都会の空でも簡単に見つけられます。望遠鏡で見ると、土星の美しい 輪を見ることができます。これから輪の傾きが小さくなるので、今年から 来年にかけて輪の傾きの変化を調べるのも楽しいですよ。 全国のプラネタリウムリスト(日本プラネタリウム協議会) http://www.shin-pla.info/member/region.html 参考資料: The Cambridge Guide to the Constellations 執筆者:木村かおる 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 今月のテーマは、「中学生におすすめの本」です。1週目は原子、2週 目は超能力、3週目は生物学者、4週目は宇宙と、いろいろな分野から紹 介します。中学生向けといっても、限定しているわけではありません。小 学生も大人の方もぜひ、手にとってみてください。思わぬ発見のある本ば かりです。 ■ 『原子とつきあう本』 原子(元素 単体)のデータブック ■ 板倉聖宣 著 仮説社 1985年 2000円 中学の教科書に出てくる周期表、原子記号がズラッと並んでいて、「や やこしい! なんか苦手だなあ」という人に、特におすすめの本です。世 の中の物質という物質は、すべて、水素や酸素などの原子でできています。 私たちの体も、目に見えない空気も、恐竜も、花も、机も・・・。その原 子を、今までにない切り口で紹介しています。 たとえば、発見された年代でわける、値段でわける、地球上に多い順に わける、中国名の漢字のつくり(かねへん、きがまえなど)でわける、と いうように。読み進むうちに、原子にグッと親しみがわくでしょう。 そして、その分類ごとに、9種類の周期表を色分けする作業もできます。 解説を読むだけでなく、直接ページに色をぬりながら、原子の特徴を楽し く知ることができるのです。 周期表の並びを語呂合わせで簡単に覚える方法や、立体周期表の作り方 ものっています。最初から読まなくても、興味のあるところから、ご家族 でどうぞ。 執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/2suugaku/genshitotsukiau/genshitotsukiau.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ 「研究船で海を学ぼう」参加者募集のお知らせ ■ 日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関 心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学 ぶ体験学習を実施します。『望星丸』に乗って、“地球の不思議”を探し に行きましょう。 対 象:高校生60名・学校教諭等20名 日 時:平成20年8月3日(日)〜8月8日(金) 場 所:静岡県静岡市(東海大学清水校舎、三保研修館及び『望星丸』) 研修内容:船舶を利用した洋上研修〈2泊3日〉及び陸上における採取試 料の分析(気象・海象観測、プランクトン採取、採泥、化学分 析など) 参 加 費:一人あたり10,000円(高校生には学割往復交通費支給) 応募方法:郵便番号、住所、氏名(含ふりがな)、生年月日、性別、 電話番号、E-mailアドレス及び下記項目を明記の上、 作文とともに郵便かE-mailでお送りください。 <高校生> “海”をテーマにした作文(600字前後) ※在学校名、学年をご記載ください。 <学校教諭等> “この研修経験を今後の仕事や活動にどう生かしていきたいか” をテーマにした作文(600字前後) ※職業(勤務先)をご記載ください。 募集期間:平成20年4月1日(火)〜5月15日(木)必着 (選考後、お申し込みいただいた方全員に結果をご連絡します) ※応募・お問い合わせ先 財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係 〒107-0052 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル5F TEL: 03−6229−5365 E-mail:apply08@silver.ocn.ne.jp ※詳細はこちらのURLをご覧ください。 http://www.jss.or.jp/ ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆大型映像館の上映作品が変わりました。 タイトル:オーシャンオアシス 上映時間:40分 作品概要:メキシコ西岸・バハカリフォルニア(カリフォルニア半島) の豊かな自然と、海と陸に生きる様々な動植物を紹介します。 サメの生態、ウツボのハンティング、ゾウアザラシの対決等、 まるで水族館にいるかのような迫力満点の作品です。 ☆重要航空遺産に認定されました! 当館で展示している九一式戦闘機(胴体部)が、財団法人日本航空協会 が平成19年度に創設した「重要航空遺産認定制度」第1号の認定を受け ました。 詳細は、所沢航空発祥記念館ホームページ http://tam-web.jsf.or.jp/cont/menu/m_info.htm をご覧ください。 ■ 船の科学館 ■ ☆海上保安庁創設60周年記念 企画展「海をまもる」 船の科学館では、海上保安庁の創設以来、この60年間の一日一日を大 勢の海上保安官が支えてきたことを改めて感謝し、海での安全や海洋環境 保全、施行から1年が経とうとする海洋基本法について、より深く理解い ただける企画展「海をまもる」を開催しています。ぜひご覧下さい。 開催期間: 平成20年5月1日(木)〜平成20年8月31日(日) 会 場: 船の科学館 本館3階 マリタイムサルーン 主 催: 船の科学館 後 援: 海上保安庁 ※詳しくは、こちらのURLをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/news/2008/04/post_47.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 時を超えて感動ふたたび ■ 先週の日曜日に久々に部屋の大片付けをしていたら、なんと、自分が小 学生のときに科学技術館に来た際にもらったパンフレットが出てきました。 当時、エジソンロボットというのがあって、歩くことはできませんが、滑 らかな動きで解説してくれるその姿に感動したのを思い出しました。 それから××年後となる今年のゴールデンウィークに、科学技術館で人 間共生ロボットEMIEWのデモンストレーションが行われましたが、タ イヤのついた足で自在に動き、人とスムーズにコミュニケーションをとる その姿にまた感動しました。今回このロボットを見て感動した子どもたち が、さらに××年後、科学技術館でそのときの先端のロボットを、自分の 子どもと見てまた感動してくれるといいなあと思います。 (企画広報室 中村 隆) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれて下さい。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、無断使用・転載を禁止します。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |