科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第200号 ◆  ━
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                             >>>2008/9/17発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   おかげさまでメールマガジンも200号! 今週は、200号を記念して
   20名さまに、プレゼントを用意しました。ふるってご応募下さい。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 6,933人。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
   【1】科学技術館News
       新着情報・・・メールマガジン200号記念プレゼント!
       お知らせ・・・「シンラドーム」ドーム投影番組が始まりました
              今週のユニバース
  
   【2】科学技術館Laboratory
       科学・技術よもやま話・・・「インターネットを安全に」
       日本の科学者像・・・「古市公威」
       「シンラドーム」オープン記念企画 シンラドームの扉 Vol.1
  
   【3】科学技術館Recommends
       科学の本の紹介・・・今月のテーマ
                    「生物から学ぶ、ものづくりの技術」
       イベント情報・・・「ものづくり体験【たたら製鉄】参加者募集」
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ メールマガジン200号記念プレゼント! ■
  
    200号を記念して、当メールマガジンでも大変好評をいただいている
   「自然と友だち」の貴重な写真の中から選んだ、花と昆虫のオリジナル絵
   葉書6枚セットを、抽選で20名様にプレゼントいたします。
  
    プレゼントはこちら
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/200_present/pre.html
  
    応募方法:
    個人情報の取り扱いに同意の上、お問い合わせフォームよりご応募くだ
    さい。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
    氏名、Eメールアドレスを必ずご記入ください。
    ご意見・質問内容の欄に、「200号プレゼント希望」と書き、当選し
    た場合のプレゼント発送先の住所をご記入の上、送信してください。住
    所が記入されていない場合、プレゼントをお送りできない場合もござい
    ますので、ご注意ください。
  
    〆切り:2008年9月30日(火)
  
    お問い合わせ:科学技術館 企画広報室
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 「シンラドーム」ドーム投影番組が始まりました ■
  
    シンラドームでは日曜日から金曜日まで毎日6回、直径10mのドーム
   スクリーンいっぱいに広がる映像を見ながら、様々な科学の話題をお楽し
   みいただけます。
    そのうち3回は、専用の眼鏡をかけると、ドーム全体から映像が飛び出
   して見える立体投影となります。
  
    上映時間については、
    http://www.jsf.or.jp/exhibit/floor/4/4b/#entry-1708
    をご覧ください。
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    目の前、そして頭の上いっぱいに広がるシンラドームのスクリーンに、
   全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星の世界、
   銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    パワーアップした科学ライブショー「ユニバース」をお楽しみ下さい。
   1回目の開始時間が変更になりましたので、ご注意下さい。
  
    案内役:半田 利弘 さん(東京大学)
  
    科学ライブショーの詳細や出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ インターネットを安全に ■
  
    今回は、インターネットでの情報のやり取りを安全にするための技術に
   ついてです。
    科学技術館のサイトのトップページに「お問い合わせ」というボタンが
   あるのをご存知でしょうか。このボタンをクリックするとお問い合わせ窓
   口としてご用意させていただいている入力フォームに飛ぶことができます。
    このページでは、個人情報を入力していただく可能性がありますのでS
   SLという技術で通信を暗号化して保護しています。表示しているページ
   がSSLによって保護されているかどうか確認するには、ブラウザにカギ
   のマークが表示されているかどうかを確認します。実際に科学技術館のサ
   イトで「お問い合わせ」を押してみて、表示されたウインドウにカギマー
   クが表示されていることを確認してみてください。また、カギのマークが
   出ていても、サーバが偽物かもしれないという疑いがあるときは、その旨
   を伝えるダイアログが表示されます。
    では、ブラウザは本物のサイトかどうかをどうやって見分けるのかとい
   うと、それにはサーバ証明書というものを使います。あらかじめブラウザ
   が信頼済みの「証明局」にサーバ証明書を発行してもらって、その証明書
   をサーバに組み込みます。インターネット上に存在するすべてのサーバの
   証明書をブラウザに組み込んでおくことはできませんが、サーバ運営者の
   身元を保証したサーバ証明書を発行することができる「認証局」の情報で
   あればぐんと数が少ないので、ブラウザソフトに組み込んでおくことがで
   きます。
    というわけで、科学技術館の問い合わせページを開いたときにすぐには
   そのサーバ証明書が正しい証明書かわからなくても、ブラウザがサーバ証
   明書を発行した認証局の情報をたどり、組み込んでおいた認証局リストに
   一致すれば正しい証明書であると認識するわけです。
    こうしてインターネット上に形成された信頼の輪で、安全な通信が可能
   となるのです。
  
    執筆者:小林 成稔 情報システム開発部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 日本の科学者像
  
   ■ 第4像 ■
     日本の近代工学を築いた男 多才の土木技術者 古市公威
  
    今号では、日本で最初の工学博士の学位を授かり、学者としてのみなら
   ず、技術家として、また行政家としても非凡の敏腕を振るった古市公威を
   ご紹介します。
    作家の三島由紀夫の本名「平岡公威」は内閣閣僚であった彼の祖父平岡
   定太郎が恩顧を受けた古市の名をとって命名したといわれています。
  
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/monument/004/04_0917.html
  
  ◆ 「シンラドーム」オープン記念企画 シンラドームの扉
  
    科学技術館立体フルデジタルドームシアター「シンラドーム」のオープ
   ンを記念して、今号より「シンラドーム」の紹介コーナー「シンラドーム
   の扉」を掲載します。
    シンラドームについて、さまざまな視点で紹介していきたいと思います。
   このコーナーを読んで、ぜひご来館いただき、「シンラドーム」の映像を
   体験していただけたらと思います。
  
   ■ Vol.1「シンラドーム誕生」 ■
  
    今回は、プロローグとして「シンラドーム」の概要や名前の由来、目標
   などについて紹介します。
  
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/synra/synra1.html
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    今月のテーマは、「生物から学ぶ、ものづくりの技術」です。
    今回は、オナモミという植物のたねに注目してみましょう。オナモミの
   たねにはとげとげがたくさんついていて、秋に川原であそんでいると、服
   にくっついていることがあります。そこから、どうしてくっつくのだろう
   かと「くっつく」しくみを考えた人がいるのですね。
    2冊の本を読んで、くっつく不思議を考えてみるのは、いかがですか?
   今回の本は、親子で読むか小学校高学年以上に、おすすめです。
  
   ■ 『花のたね・木の実のちえ 5 オナモミのとげ』 ■
     多田多恵子・監修/ネイチャー・プロ編集室・編著/偕成社
     2008.3/1400円(本体)
  
   ■ 『うごくかがく 6 くっつく』 ■
     「うごくかがく」編集委員会・構成・文/中川直哉・監修
     江川多喜雄・協力/ほるぷ出版/1989.1/1300円(本体)
  
    「くっつきむし」とか「ひっつきむし」と言われるとげとげのついたオ
   ナモミの実を投げ合って遊んだことはありませんか?セーターやフリース
   を着ていると、実をいっぱいくっつけられてしまいます。私も子どもの頃、
   よく遊びました。『花のたね・木の実のちえ 5 オナモミのとげ』では、
   オナモミという植物のこと、そのとげとげのついた実のことを、たくさん
   のきれいな写真で、説明しています。オナモミの実には、仲間を増やすた
   めの、そして子孫を残すための、植物の知恵と工夫があるのですね。
  
    さて、その「くっつく」ということを考えてみようというのが『うごく
   かがく 6 くっつく』という本です。秋の川原を歩いていると実がくっ
   ついてくるけれど「実は、なんでくっつくの?」と説明があって、さらに
   「マジックテープとノリ」のしくみの説明へと移って行きます。そして、
   マジックテープはオナモミなどの実のしくみをヒントに作られたのだとい
   うことが書かれています。さらに、顕微鏡で見ると、ノリや接着剤の「く
   っつく」しくみもじつは、オナモミのとげと同じようなことなのだという
   説明もあります。
    自然の中から、人間はこんな技術のヒントも、もらっていたのですね。
  
    執筆者 竹田裕子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/6shokubutsu/onamominotoge/onamominotoge.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ イベント情報
  
   ■ ものづくり体験【たたら製鉄】参加者募集 ■
  
    日本鉄鋼連盟と科学技術館は、ものづくり体験「たたら製鉄シリーズ
   (10月18日(土)製鉄所見学会、11月15日(土)事前学習会、
   11月16日(日)たたら製鉄)」を、小学生(3年生〜6年生)とその
   保護者を対象に、川崎市市民ミュージアムにて開催します。現在の溶鋼法
   を大きく発展させたトーマス転炉を、シンボルとして展示します。
    科学技術館4階の鉄の丸公園1丁目展示室に展示されている近代製鉄発
   祥150周年シンボルキャラクター”AIRA”(アイラ)の作者、石井
   竜也さんもたたら製鉄に参加します。
  
    募集要項については、
    http://www.jsf.or.jp/info/2008/09/post_147.php をご覧ください。
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆ 所沢航空記念公園開園30周年記念フェスタ開催
  
    2008年9月20日(土)・21日(日)の2日間、所沢航空発祥記
   念館がある所沢航空記念公園の開園30周年を記念して、講演会や科学実
   験ショー、熱気球体験に野点茶会、コンサート、そして、こども移動動物
   園など、さまざまなイベントを実施します。
  
    詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆ 「シーカヤック体験教室」開催のお知らせ
  
    「海をあるく」そんな気分に浸れるのがシーカヤックの魅力かもしれま
   せん。人類がはじめて船を造って以来、数千年の歴史の中で最もシンプル
   で、船について体感できるのもこの船の特徴です。自らの手で船を進め、
   浮力や復元性、方向転換など、船の基本的な知識を体験の中から学ぶこと
   が出来る教室です。
  
   開 催 日:平成9月28日(日)、10月26日(日)
   受付時間:午後1時(先着100名様)
   実施時間:午後1時〜午後4時
   実施場所:シーサイドプール
   参加費用:無料(但し入館券が必要です。)
  
   ※荒天・低温時は安全管理上、主催者の判断により中止させて頂く場合が
    あります。
  
   詳細は、以下のホームページをご覧ください。
   http://www.funenokagakukan.or.jp/sc_03/?p=8
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 現代の瓦(かわら)版 ■
  
    毎年数多くの雑誌が刊行される反面、これまた数多くの雑誌が廃刊に追
   い込まれていると云われています。たぶん近年はやりの「メールマガジン」
   も似たり寄ったりでしょう。
    こうした状況の中、わが「科学技術館メールマガジン」は、今週号で発
   行200号を迎えることができました。4年前試行錯誤でスタートした時
   は、毎週発行し続けることができるだろうか? と疑問視する関係者がい
   たことも事実です。
    これを乗り越えられたのも、編集長を中心とした担当部署である企画広
   報室の職員や編集作業に加わっている情報システム部のスタッフの努力と、
   原稿依頼に快く応えてくれた各部署のスタッフ・財団関係者が一体となっ
   て取り組んできた結果だと思います。そして、なによりもご愛読いただい
   ている皆様のおかげであることは云うまでもございません。
    今年の6月まで企画広報室に身を置いていて、今は科学技術館事業部に
   所属している筆者としては、200号をゴールとせず単なる通過点として
   捉え、本メールマガジンが当事業部と一番関係が深いということを踏まえ
   て、今後も読者の皆さんが興味と関心を示してくれるような、魅力ある情
   報を提供していきたいと考えております。
    スタッフ手作りのこの「科学技術館メールマガジン」は、現代のかわら
   版と云えるのかもしれません。乞うご期待下さい。
  
                     (科学技術館副館長 鈴木直樹)
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
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