科学技術館メールマガジン バックナンバー |
---|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第203号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2008/10/8発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 メールマガジン発行前夜に、うれしいニュースが届きました。日本人3氏 がノーベル物理学賞を受賞されました。おめでとうございます。今後は、 ノーベル賞受賞も秋の季語になるでしょうか? * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 6,984人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館News お知らせ・・・イベント情報 誤掲載のおわび 今週のユニバース 【2】科学技術館Laboratory 科学・技術よもやま話・・・ 「カメの甲羅を持って振ってみると…?」 自然と友だち・・・「川原の草原で秋の自然探検」 【3】科学技術館Recommends 科学の本の紹介・・・今月のテーマ 「クモやクモの巣について」の本 イベント情報・・・「21世紀を担う炭素材料を知る」 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ お知らせ ■ イベント情報 誤掲載のおわび ■ メールマガジン202号のイベント情報で「ものづくり体験【たたら製 鉄】参加者募集」は、募集が終了していたにもかかわらず掲載してしまい ました。 また読者の方からのご指摘もあり、みなさまにご迷惑をおかけいたしま したことを、お詫び申し上げます。なお、今後募集締め切りが設定されて いるイベントにつきましては、このようなことがないように十分気をつけ ます。 ■ 今週のユニバース ■ 目の前、そして頭の上いっぱいに広がるシンラドームのスクリーンに、 全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、恒星の世界、 銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 パワーアップした科学ライブショー「ユニバース」をお楽しみください。 案内役:永井 智哉さん(国立天文台) 科学ライブショーの詳細や出演予定者については、 http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ カメの甲羅を持って振ってみると…? ■ みなさんはカメを飼ったことがありますか? 屋台でとってきたミドリ カメを飼ったことがある方も多いかもしれません。カメは、みなさんにと ってもなじみのある生き物ですね。学校でも「爬虫類」の仲間として、必 ず名前が挙げられます。 さて、今回は不思議なタイトルをつけてみました。筆者がまだ中学生の 時、友達が「カメは甲羅を持って振ると、中身がズルッと出てくるの?」 と聞いてきたのです。あの特徴的な甲羅を、ヤドカリの「宿」のと同じよ うだと思ったのでしょうか。 答えは実物が教えてくれます。骨格がどうなっているか調べてみましょ う。カメは生きている状態と骨格標本の状態とは、そんなに大きく見た目 が変わらないのですが、甲羅の内側を見てみると、中心に背骨が甲羅にぴ ったりとくっついているのがわかります。そこから左右に骨が広がってい て、さらにいくつかの骨(甲骨板)が合わさって全体を覆っています。つ まり、甲羅は人間でいう背骨とろっ骨の部分にあたります。甲羅のすぐ内 側には心臓や肺、胃や腸などの内臓がつまっています。ですので、カメは 甲羅と体を離すことはできません。 甲羅が取れて歩き出すカメを見ることはできませんが、どんな姿をして いるのかを思い描けるのは、まだ想像力が残っているからでしょうか。 執筆者:早武真理子 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然と友だち ■ 川原の草原で秋の自然探検 ■ 友の会の自然観察会で、今年もまた、東京都日野市の多摩川の川原へ秋 を求めて出かけました。 川原へ着くと、早々に大きなトノサマバッタが出迎えてくれました。親 子で喜々として草原をふみわけるとショウリョウバッタなど、次々とバッ タが草から草へとキチキチキチ・・・と音を立てて飛びうつりました。 やがて夕暮れがせまり、夕焼け空に舞う無数のコウモリの姿に感嘆の声 があがり、また草間にひびくカンタン、スズムシの声に耳を傾け、親子共 々聞き入っていました。楽しい秋の自然と遊んだひとときでした。 「川原の草原で秋の自然探検」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss25/ 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師 「自然と友だち」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 クモ(蜘蛛)を気持ち悪いと思いますか? 今回から4回、クモやクモ の巣についての本を紹介します。クモについて見方が少し変わります、き っと。 今週は、クモの巣の美しさを感じる本です。 ■ 『クモの網』 ■<INAXギャラリー> What a Wonderful Web! 船曳和代、新海明 著 INAX出版 2008年3月15日 クモの巣の標本なんて初めて耳にする人も多いのではないでしょうか? この本は、これまでに2000枚もの網の標本を作り続けてこられた船曳 和代さんの作品集です。 小さな狩人が織りなす網の造形と、そこに秘められた巧みな技が紹介さ れています。「クラゲの親子」「お手軽一本釣り」など、作品1つ1つに ユニークなお題がつけられているのも楽しいです。また、和代さんの標本 作成の苦労話などのインタビュー記事はとても興味深いです。 獲物を獲るために「わな」を仕掛けるのは、アリジゴクなど一部の昆虫 を除いて「クモ」と「人間」だけ。漁網はクモの網をヒントにつくられた という説もあるのだそうです。 子ども向けの本ではありませんが、子どもでも十分に楽しめる本です。 船曳和代さんの作品展「クモの網 - What a Wonderful Web ! -」は、 INAXギャラリー東京にて11月22日まで開催中です。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001152.html 執筆者:伊藤一美 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/7musekitsui/kumonoami/kumonoami.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆ イベント情報 ■ 第35回炭素材科学会年会特別企画 ■ 「21世紀を担う炭素材料を知る」 炭素を学び炭素に学ぶ・・・学会主催の一般公開サイエンス企画。炭素 のいろはと科学技術を広く学ぶことができます。燃料電池車試乗会もあり ます。 特別講演ではノーベル賞受賞の白川英樹先生をお招きしました(要予約)。 若い人の参加を歓迎します。時間帯・予約方法などはホームページをご覧 ください。 開催日時:平成20年12月6日(土) 9時30分〜15時 開催場所:筑波大学 プログラムの詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://www.tanso.org/pamph080917.pdf ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆ 秋の特別展開催のお知らせ 「ようこそ客室乗務員のすばらしい世界へ 〜スチュワーデスからキャビンアテンダントへのあゆみ〜」 映画、テレビドラマ、ポスター等を通して客室乗務員が「航空会社の顔」 としてイメージアップに果たしていた役割に注目し、懐かしさあふれるも のから最新のものまで、様々な客室乗務員関連の展示物によってその変遷 を紹介します。 開催期間:平成20年10月18日(土)〜11月30日(日) 開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで) 展示内容の詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ■ 船の科学館 ■ ☆ 「シーカヤック体験教室」開催のお知らせ 「海をあるく」そんな気分に浸れるのがシーカヤックの魅力かもしれま せん。人類がはじめて船を造って以来、数千年の歴史の中で最もシンプル で、船について体感できるのもこの船の特徴です。自らの手で船を進め、 浮力や復元性、方向転換など、船の基本的な知識を体験の中から学ぶこと が出来る教室です。 開 催 日:10月26日(日) 受付開始:13時(先着100名様) 実施時間:13時〜16時 実施場所:シーサイドプール 参加費用:無料(但し入館券が必要です。) ※荒天・低温時は安全管理上、主催者の判断により中止させていただく場 合があります。 詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/sc_03/?p=8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ サンタさんにお願い ■ 昨日、我家の炊飯器が壊れてしまったので、家族で新しい炊飯器を家電 量販店に買いに行きました。我家の三歳児のお目当ては、玩具売場。ズラ ッと並ぶ玩具を見ながら、10月だというのに早くもサンタさんにお願い するプレゼントをあれこれ物色しておりました。私は微笑ましく見ていた のですが、息子がいきなり「これだけ沢山おもちゃがあるから、サンタさ んも見にきて、どれをいい子にあげようかなって選べるね!!」と言い出 しました。 サンタが家電量販店の玩具売場に玩具を物色しに来るという発想にビッ クリしましたが、それ以上に親心を見透かされたようで、かなりドキッと した次第です。 (企画広報室 田代英俊) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
操作メニューへ |
メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。 科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ |
Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED |