科学技術館メールマガジン バックナンバー |
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━ ━━ ━ ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第228号 ◆ ━ ━━ ━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>>2009/4/8発行 こんにちは。科学技術館です。 当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。 先週末のぽかぽか陽気で、北の丸公園のサクラも一気に開花しました。そ ろそろ桜並木に、新しいカバンと帽子の小学生の姿が見られるかな? * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。 本号の配信数 7,688人。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 【1】科学技術館News 新着情報・・・科学技術週間「望遠鏡400年」ポスターの配布 お知らせ・・・「ワクエコ・モーターランド」 新装オープン 新しいブースのオープンに伴う 「ネイチャーコンタクト」終了のお知らせ 「科学技術映像上映会」開催のご案内 「今週のユニバース」 【2】科学技術館Laboratory 科学・技術よもやま話・・・「春まっさかりの今、落葉時期」 自然と友だち・・・「いよいよ春らんまん桜咲く」 【3】科学技術館Recommends 科学の本の紹介・・・今月のテーマ 「植物とかかわって生きる生きもの」の本 他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 ★ 科 学 技 術 館 News ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 新着情報 ■ 科学技術週間 「望遠鏡400年」ポスターの配布 ■ 第50回科学技術週間が4月13日(月)〜19日(日)に開催されま す。科学技術館では、「望遠鏡400年」ポスターの配布や、科学技術週 間&科学技術映像祭記念シンポジウム「映像から見える科学技術」が開催 されます。皆さんのお越しをお待ちしています。 ※科学技術週間 「望遠鏡400年」ポスターの配布方法について 配布期間:2009年4月13日(月)〜 なくなり次第終了 配布場所:5階インフォメーションカウンター ポスターの配布は入館された方で先着とさせていただきます。 ポスター配布については、下記のページを必ずご覧ください。 http://www.jsf.or.jp/info/2009/04/post_177.php ※科学技術週間&科学技術映像祭記念シンポジウム 「映像から見える科学技術」 開催日時:2009年4月18日(土)13時30分〜16時30分 開催場所:科学技術館サイエンスホール 定 員:400名(申し込みが必要です) 参 加 費:無料 申込方法については、下記のページをご覧ください。 http://stw.mext.go.jp/20090316/ ◆ お知らせ ■ 「ワクエコ・モーターランド」 新装オープン ■ 2009年4月3日(金)2階に、クルマやバイクの楽しさを思いっき り体験できる「ワクエコ・モーターランド」がオープンしました。 皆さんのお越しをお待ちしています。 詳しくは下記のページをご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/06_news/20090403_wakueko.html ■ 新しいブースのオープンに伴う 「ネイチャーコンタクト」終了のお知らせ ■ 2009年4月下旬(予定)、2階展示室に新しいブースのオープンい たします。3月31日に終了した「ネイチャーコンタクト」に引き続き、 日立製作所の技術を駆使し、環境問題をテーマに、楽しく、わかりやすく 学べる展示になります。どうぞご期待ください。 新規展示オープンまでの予定 2009年3月31日(火) ネイチャーコンタクト終了 2009年4月1日(水)〜 改装工事 2009年4月下旬 新ブースオープン 詳しくは下記のページをご覧ください。 http://www.hitachi.co.jp/advertising/naturecontact/index.html ■ 「科学技術映像上映会」開催のご案内 ■ 科学技術週間の一環として、科学技術映像祭の過去の受賞作品を中心と した映画上映会を行います。 開催場所:明治大学 駿河台キャンパス 開催日時:2009年4月13日(月) 10時〜17時(リバティタワー16F 1166教室) 2009年4月14日(火)〜17日(金) 10時〜17時(アカデミーコモン2F会議室) 今では、なかなか見ることのできない過去の映画も上映されます。 席が空いていれば、どなたでも好きな時間にご入場、鑑賞していただく ことができますので、ぜひご来場ください。 上映会プログラムの詳細は、下記のページをご覧ください。 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/226/eizou.pdf ■ 今週のユニバース ■ 土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、 恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。 今週も、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、ラ イブショー中にアメリカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体 写真を送ってもらう「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本 の昼過ぎにアメリカの夜空もお楽しみください。 案内役:伊藤 哲也さん(自然科学研究機構 国立天文台) 科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、以下のホーム ページをご覧ください。 http://universe.chimons.org/jsf/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学・技術よもやま話 ■ 春まっさかりの今、落葉時期 ■ 北の丸公園周辺は、サクラが満開になりました。この時期になるとたく さんの人が、公園にお花見のために訪れます。今年は、開花宣言された日 からしばらく寒い日が続いたため、花が長持ちのうえに、ピンク色が濃く とてもきれいです。 さて、春というと植物のどんな状態を思い浮かべるでしょうか?寒い冬 を越え、花がいっせいに咲きはじめ、新緑がまぶしい、と想像するかと思 いますが、実はこの春という季節はある植物にとっては落葉の季節でもあ るのです。 北の丸公園に限らず、都市の公園や神社や街路樹として植えられている 「クスノキ」という植物をご存じですか?天然の防虫剤の「樟脳(しょう のう)」として使われているので、知っている方もいるかもしれません。 クスノキの落葉時期は、まさに今の「春」なのです。きれいに咲いたサク ラを見上げる時には、同時に足元にも注目してみてください。きれいに紅 葉したクスノキの落ち葉が、思いのほかたくさん落ちていることに気づく と思います。クスノキは常緑樹の仲間で、常緑樹とは一年を通して幹や枝 に葉がついている木のことをさします。一年中葉がついているとはいえ、 同じ葉で一生を過ごすのではなく、落葉して新しい葉をつけないといけま せん。その時期が今、ということです。このように春に落葉するものを 「春落葉」といいます。「落葉」といっても、春の季語になっているので すね。 クスノキの街路樹を歩いてみると、たくさんの落ち葉を踏みしめる音が します。サクラのお花見と一緒に落ち葉のうえを歩いてみる...そんな 春と秋の雰囲気を同時に味わってみてはいかがでしょうか。 執筆者:早武真理子 科学技術館事業部 「科学・技術よもやま話」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html ◆ 自然と友だち ■ いよいよ春らんまん桜咲く ■ 東京付近では、3月21日にソメイヨシノザクラの開花が始まりました が、3月下旬は、寒波の影響で最高気温が10〜13℃くらいの日が多く、 開花もじつにゆっくり進みました。虫たちの活動も少なく、まだ冬鳥のツ グミやヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモなどの姿も見られまし た。それでもツバメの飛来が見られました。 いよいよ4月。本格的な春の訪れです。桜も無事に春爛漫と咲きほこっ ています。野の花、木の花も次々に咲き、虫たちも種類、数ともに増して、 野鳥たちも繁殖の時期を迎え、自然との出会いが楽しみになりました。さ ぁ、フィールドに出かけましょう。 「いよいよ春らんまん桜咲く」の写真 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/ss37/ 執筆者:松田邦雄 サイエンス友の会 講師 「自然と友だち」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/t_index.html ハンドブック「散歩のおとも〜北の丸公園の自然」好評発売中! ハンドブックのお求め方法 http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/otomo/otomo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 科学の本の紹介 「植物とかかわって生きる生きもの」の本の6冊目は、クワガタです。 クワガタと植物とのかかわりとは? ■ 『米が育てたオオクワガタ』 ■ 山口進 写真・文/1200円/2006.7 若い頃、山口氏はよく山梨県の茅が岳の麓に出かけ、ゴマシジミという 小さな蝶を追いかけていた。ある時、クヌギの大木の下で休んでいると大 きなミヤマクワガタがバサッと落ちてきて、見上げると数匹のクワガタが 樹液に群がっていた。この大きくて立派なクワガタに魅せられて、この時 からクワガタファンになってしまったという。 ここには、オオクワガタからミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどた くさんの種類のクワガタがいて、探し回るうち、農家の人たちとも親しく なり、クワガタがたくさんいるところへも案内してもらった。そこで、雑 木林の中に不思議な木があることに気がつく。地面から2メートル位まで は巨大なのだが、その先は細い枝が縦横たくさん生えている。こういう木 にクワガタがいることがわかってくる。中には、同じクワガタが3年もい たことがある。 どうしてこのような形のクヌギができたのか? 農家の人に聞くと「か っちきをしたから」と言う。作者は、「かっちき」とはなに? 雑木林と はなに? 雑木林が、たんぼと深く関わりを持って大切に手入れをされて きたことなどを学びながら、昔の農業のしくみを語っている。薬を使わず 自然のリサイクルだけで米を育てていた昔の人の知恵が、雑木林を育て、 虫たちも育てていたことになる。里山というのは、人の手が入ることも必 要なのだとわかってくる。 雑木林の手入れを怠った今、大型のクワガタムシは見られなくなってい る。 執筆者:瀬間幸子 科学読物研究会 この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。 http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/7musekitsui/komegasodateta/komegasodateta.html 科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/ 「科学の本の紹介」のバックナンバー http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html ◆イベント紹介 ■ 「研究船で海を学ぼう」参加者募集のお知らせ ■ 日本科学協会では、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関 心がある高校生などを対象に、船上での観測・実習を行い、海について学 ぶ体験学習を実施します。『望星丸』に乗って、“地球の不思議”を探し に行きましょう。 日 時:2009年8月3日(月)〜8月8日(土) 場 所:静岡県静岡市(東海大学清水校舎、三保研修館及び『望星丸』) 対 象:高校生60名・学校教諭等20名 参 加 費:一人あたり10,000円(高校生には往復交通費支給) 募集期間:2009年4月1日(水)〜5月15日(金)必着 ※申込方法等の詳細は、http://www.jss.or.jp/ をご覧ください。 お問い合わせ先: 財団法人日本科学協会 業務部「研究船で海を学ぼう」係 TEL:03-6229-5365 E-mail:learnoc-jss@silver.ocn.ne.jp ■ 地質の日特別講演会「火山はすごい!−日本列島の火山をさぐる」 参加者募集のお知らせ ■ 5月10日は地質の日です。こどももおとなも、みんなで地学を学びま せんか?日本地質学会の主催で、下記のとおり特別講演会が開催されます。 鎌田先生のおもしろい火山のお話や、Q&Aもありますよ。 日 時:2009年5月10日(日) 講 師:鎌田浩毅さん(日本地質学会/京都大学) 場 所:科学技術館(事務棟) 第3会議室 定 員:90名 参 加 費:無料 詳細は下記のページをご覧ください。 http://www.geosociety.jp/name/content0039.html お問い合わせ先:日本地質学会事務局 電話:03-5823-1150 FAX:03-5823-1156 E-mail:main@geosociety.jp ◆ 他館の紹介 ■ 所沢航空発祥記念館 ■ ☆ 大型映像新番組上映のお知らせ 「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」 1960年代から70年代にかけて行われたアメリカの月面探査計画 「アポロ計画」をテーマに、宇宙飛行士たちが初めて月に足を降ろした時 の想像を絶する体験を描いた作品です。「世界天文年」を記念して上映し ます。 上 映 期 間 :2009年4月7日(火)〜6月30日(火) 上映開始時間:10:20、12:40、14:20、16:00 上映時間は約40分です 入 館 料 :大人600円、小・中学生250円 詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum3/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD ■ 船の科学館 ■ ☆ みなとの博物館ネットワークフォーラム クイズラリー開催のお知らせ 船の科学館が加盟している「みなとの博物館ネットワークフォーラム」 では、全問正解者の中から抽選で素敵な賞品があたる、クイズラリーを開 催中です。まもなく締切になりますので、ふるってご参加ください。 開催期間:2009年4月12日(日)まで 応募締切:2009年4月15日(水)必着 応募方法についての詳細は、以下のホームページをご覧ください。 http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=79 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 担 当 者 よ り ★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ボーイング787 VS フォッカー50 ■ 土曜日に、飲み仲間と上野公園へお花見に出かけました。サクラの木の 下、ビールを片手に旅行のお土産話に花が咲きました。最近のもっぱらの 話題は、サービスが終了した0系新幹線や寝台特急のことです。たまには 「新しい話でも」と、先日、東レを見学に行った話を切り出しました。私 も乗り物は好きなので、そこで飛行機の話をひとつ!東レが提供している 新素材は、今後就航が予定されているボーイング787の主翼や機体に採 用されています。そのカーボンファイバー複合材は、他の素材と比較して みると確かに軽い! あれこれ飛行機の話が一段落すると、友人の一人がフォッカー50(オ ランダ製のプロペラ機)の写真を出してきて、仙台−名古屋線を引退する から乗ってきたというではありませんか。どうして、787機より盛り上 がるかなぁ。私たち、そんなに昔を懐かしむ世代に入りましたかね... と、私はちょっと遠巻き気味。新しい飛行機に乗ろうよ! でも考えてみれば私も、機械式のプラネタリウムが引退する時にはちゃ んと会いに行っているし、展示になっていれば、ホンモノを見に行っては、 やっぱり自慢しているしなぁ。そういえば、ビールも復刻版を見つけると、 ついつい買っている。私も仲間にもれず、おばさん路線をしっかり歩いて る...ですかね。週末の、自分発見の楽しいひと時でした。 (企画広報室 木村かおる) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後までお読みいただきありがとうございました。 皆様のご来館をお待ちしております。 ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は こちらのURLからお願いします。 http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/ 科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム ページからお願いします。 https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ ┘ ┘ ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係 ┘ ┘ 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 ┘ ┘ ┘ ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘ ┘ 載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の ┘ ┘ 記事」と注釈をいれてください。 ┘ ┘ なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画 ┘ ┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘ ┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘ ┘ ┘ ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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