科学技術館メールマガジン バックナンバー


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ━━                               ━━
  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第258号 ◆  ━
  ━━                               ━━
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                             >>>2009/11/18発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   さくっ、さくっと音をたて落ち葉をふんで歩くのは、この時期ならではの
   楽しみです。木枯らしに吹かれて、枯葉が舞う様子も楽しいですね。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 8,263人。
  
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
   【1】科学技術館News
       新着情報・・・あれもこれもカガクヘンカ
                     〜化学でつながる身近な生活〜
              特別教室「サイクルサイエンス教室」
              ものづくり体験「たたら製鉄実験」イベント
              石炭エネルギーセンター バス見学会
       お知らせ・・・市村アイデア賞作品展
              FOREST探検隊
                   〜第1回「ストロボであそぼう!」〜
              「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館Laboratory
       科学・技術よもやま話・・・「科学工作のすすめ」
       科学技術“感”をきたえよう!
  
   【3】科学技術館Recommends
       科学の本の紹介・・・11月のテーマ「色・いろ」に関する本
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 新着情報
  
   ■ あれもこれもカガクヘンカ 〜化学でつながる身近な生活〜 ■
  
    カガクヘンカ?なんだっけ?教科書の中のお話?いえいえ、みなさんの
   身近なところで色々と活用されている反応です!家族みんなでカガクヘン
   カの実験を楽しもう!
  
    開 催 日:2009年11月21日(土)
    開催時間:11時〜、13時30分〜(各回80分:途中退場も可)
    開催場所:4階 団体休憩室
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
    定  員:小学生とその保護者 各回15組程度(先着受付順)
    参加方法:受付時間に直接会場にお越しください
    受付時間:午前の部 10時45分〜11時
         午後の部 13時15分〜13時30分
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2009/11/post_215.php
  
   ■ 特別教室「サイクルサイエンス教室」 ■
  
    身近な乗りもの「自転車」をテーマにその不思議に迫る!自転車のバラ
   ンスの秘密実験(どうして自転車は倒れないの?)、ハンドルの秘密や車
   輪の秘密実験など、実際の自転車を使って自転車の秘密について徹底分析
   してみませんか?
  
    開催日時:2009年11月22日(日)
         10時〜12時、13時30分〜15時30分
    開催場所:4階 パソコン道場
    対  象:小学生4年生以上、保護者も参加可
    定  員:各回30名(開館時から会場にて受付)
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2009/11/post_213.php
  
   ■ ものづくり体験「たたら製鉄実験」イベント ■
  
    科学技術館では、(社)日本鉄鋼連盟のご協力をいただき、ものづくり
   教育の一環として、科学技術館サイエンス友の会会員による「たたら製鉄
   実験」イベントを公開いたします。
  
    開催期間:2009年11月29日(日)8時30分〜16時
    開催場所:科学技術館正面向かって左側の広場(催物場2号館搬入口前)
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2009/11/post_212.php
  
   ■ 石炭エネルギーセンター バス見学会 ■
  
    科学技術館の3階にある「石炭ってなあに?」を出展している、財団法
   人石炭エネルギーセンターからバス見学会のご案内です。
    日本最大の環境展(エコプロダクツ展2009東京)を見学し、環境に良い
   エネルギー(石炭他)を勉強したり、世界の最新の設備である横浜市磯子
   火力発電所の見学を行います。皆さまのご参加をおまちしております。
  
    開催日時:2009年12月12日(土)8:00〜16:00
    参加条件:小学校3年生以上、保護者同伴が原則
    参 加 費:無料
    定  員:30名(事前申込み制)
    応募締切:2009年12月7日(月)
  
    応募方法などの詳細は、こちらをご覧ください。
    http://www.jcoal.or.jp/ecoproducts2009/bustour.pdf
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 市村アイデア賞作品展 ■
  
    次代をになう小・中学生のアイデアの芽生えを奨励する市村アイデア賞
   の作品展を開催します。
  
    開催期間:2009年11月20日(金)〜12月6日(日)
    開催場所:2階 ギャラリー
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2009/11/post_210.php
  
   ■ FOREST探検隊 〜第1回「ストロボであそぼう!」〜 ■
  
    ☆ 「ホログラムのコマ」を探検!
  
     「ホログラムのコマ」は、私たちのまわりにある“光”をテーマにし
    た展示室「オプト」にあるよ。
     チカチカ光るストロボライトの下でコマをまわすとどうなるのかな?
    大きなコマに好きな絵をかいて、自分でつくって確かめてみよう!
  
    開 催 日:2009年11月22日(日)
    開催時間:10時30分〜、14時30分〜 (各回70分)
    開催場所:5階FOREST
    参 加 費:無料(入館料は必要です)
    定  員:8名(先着順)
    参加方法:当日、5階スタッフカウンターにて9時30分より受付
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2009/10/post_209.php
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
  
    案内役:矢治 健太郎さん(立教大学)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 科学工作のすすめ ■
  
    みなさんは、どんな時に「自由工作」をするでしょうか。夏休みの宿題
   として、仕方なく!という方もいらっしゃると思いますが、工作の趣味を
   お持ちの方は、その心をぜひ大切にしてください。
    最先端を扱う科学者が前例のない実験をするとき、まだ誰もその実験装
   置をつくっていないので、工作をします。実際、私の通った大学の学科は
   「化学科」でしたが、校舎内に「工作室」があり、旋盤・フライス盤など
   町工場のような設備がありました。研究室の人たちは高度な物理・化学・
   数学の理論を駆使して実験装置を設計し、それに基づいてアルミに穴を開
   けたり削ったり、電子部品をハンダづけしたりしていました。科学技術館
   の工作教室で体験するような内容は、参加者が科学者になったときにはフ
   ル活用されるというわけです。
    いわゆる「科学工作」の要素は、大きく二つに分けられます。一つは
   「動作する部品」…光を出すLED、光を集めるレンズ、風を起こすプロ
   ペラなどです。もう一つは「部品同士の組み合わせ」…LEDとレンズの
   中心を合わせたり、自作のプロペラをモーターにつけたりすることなどで
   す。科学工作の最終目的は、思い通りの光や風といった現象を起こして、
   科学実験に使うことです。
    一例として、プロペラの形と風力の関係を調べる実験のために、送風機
   をつくることを考えましょう。工作用紙でプロペラをつくったとして、そ
   れをどうやってモーターにくっつけますか?モーターの軸は細くて丸いの
   で、セロテープでは難しいです。
    一つの方法は、木片に穴をあけ、プロペラを木片にネジ止めし、モータ
   ーの軸をハンマーで木片に打ち込むことです。この種の「部品同士の組み
   合わせ」は、意外と難しい技術なのです。模型店に行くと、よく「ギヤー
   ボックス」という部品のキットが売られています。回転させる部品が簡単
   にネジ止めできるので、それを使うのもよい方法です。ちょっと高価です
   が…。
    その他100円ショップや手芸店にも、科学工作の難題を解決するもの
   がたくさん売られていますので、ぜひ普段のお買いもののときに、商品を
   科学工作的な目で見つめることをおすすめします。でも無駄遣いは、ひか
   えめに。
  
    執筆者:丸山義巨 科学技術館事業部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  ◆ 科学技術“感”をきたえよう!
  
    〜心ふるわす熱いビートをきざむやつら! の巻〜
  
    「ウサギ」 「ウマ」 「ネズミ」
               “はやい”順にならべてください。
  
    ヒントとこたえは、こちらのホームページをご覧ください。
    http://www2.jsf.or.jp/00_info/kagakugijutukan/kagi-kan.html
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ◆ 科学の本の紹介
  
    11月は「色・いろ」に関する本を紹介しています。
  
   ■ 『栗林さんの虫めがね4 色形』 ■
     栗林慧 著 株式会社フーベル館
  
    赤、青、緑、黒、白、茶色。虫の色は様々。あわい色の虫、ピカピカの
   虫・・・。夏の夜空に、鮮やかな光のすじで絵を描くオスのホタルたち。
   彼らの自慢は光かがやく蛍光色。絵のように美しいチョウやガ、ステンド
   グラスやシャボン玉みたいな虹色の透き通ったかがやく羽を持つ虫。
    世界中に約100万種もいる昆虫。その同じ数(独特な模様や形も含め)
   だけ、私たちの目を楽しませてくれる小さな芸術作品があるのだと、著者
   は言っています。
    長年かけて昆虫が自然界で自分の身を守るためにつくり出した「芸術」。
   見た瞬間にわいてくる特別な感覚を栗林さんのすてきな写真で感じ、楽し
   んでください。
  
    執筆者:伊藤一美 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/7musekitsui/kuribayasisan/kuribayasisan.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
   ☆ 「工作教室」のお知らせ
  
    簡単な理科実験教材を使って、電流ゲームをつくりましょう。完成した
   ら、アルミニウム線にふれないように、イライラ棒のかなぐを動かしてみ
   よう!小学校低学年以下のお子様は、保護者と一緒に参加してください。
  
    開催日時:2009年11月22日(日)13時30分〜14時10分
    展示場所:研修室
    参 加 費:200円
    定  員:先着30名
    参加方法:当日13時から受付します
  
   ☆ 「YS−11機」一般公開のお知らせ
     開催日時:2009年11月23日(月・祝) 10時〜15時
     展示場所:西武新宿線「航空公園」駅前
     参 加 費:無料
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum5/viewcat.php?cid=1&orderby=dateD
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆ 辻講釈「講談 南極第一次観測隊物語」開催のお知らせ
  
    第一次南極観測隊の苦労やカラフト犬のタロ・ジロの生還の物語を、迫
   力ある講談師の話術でお楽しみください。
  
    開催日時:2009年11月22日(日) 13時〜13時40分
    講 談 師:宝井梅星さん
    開催場所:1階 宗谷側玄関前
    参 加 費:無料
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/announce/?p=105
  
  
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             ★ 担 当 者 よ り ★
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ■ 小樽へ行ってきました ■
  
    先週、小樽へ行ってきました。なにか用があって、というわけではあり
   ませんでしたが、なんとなく思い立ってでかけました。千歳におりたらさ
   ぞかし寒いんだろうと思っていましたが、意外にも温かく夜までセーター
   1枚で過ごすことができました。
    小樽の総合博物館を見学して、しづか(御前)に対面!北の地で元気に
   走り回っていた義経・弁慶も、展示の解説でいろいろ知ることができまし
   た。えっ?小樽と義経?北海道に義経が逃げ延びたという伝説もあるよう
   ですが、こちらの義経たちは1880年代に活躍した蒸気機関車です。現
   在は、それぞれ、義経は大阪市の交通博物館に、弁慶はさいたま市の鉄道
   博物館に展示されています。
    静態展示されている「しづか」の客室には実際に乗ることができて、先
   に見学をしていた小さな男の子が、「切符を拝見します」と、車掌さんの
   まねをしていたのがほほえましかったです。ちなみに総合博物館の入館券
   は、昔ながらの硬券の切符でした。日が落ちるまで、屋外の列車の展示な
   どを楽しんで、ぷらぷらと駅まで帰る途中、お目当てにしていたお鮨もい
   ただきました。一緒にカウンターに座っていたご夫婦と話がはずんで、楽
   しいひと時を過ごしました。別れ際、小樽の旅行楽しんでいってください
   ね!の一言に、その日の天候のように、心まで温かくなる感じがしました。
   おもてなしって、ありがたいですね。
  
                       (企画広報室 木村かおる)
  
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
   ※科学技術館メールマガジンに関するお問い合わせやご意見、ご感想は
    こちらのURLからお願いします。
    http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/
  
   科学技術館ホームページ>>> http://www.jsf.or.jp
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
    配信解除・配信先変更、バックナンバーについては、こちらのホーム
    ページからお願いします。
    https://www3.jsf.or.jp/mailmaga/menu.asp
  
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
  ┘                                 ┘
  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
  ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘



操作メニューへ

メールマガジンに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
科学技術館メールマガジン問い合わせ窓口:http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/

Copyright (C)2004 Science Museum, Tokyo, ALL RIGHTS RESERVED