科学技術館メールマガジン バックナンバー


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  ━  ◆ 科 学 技 術 館 メールマガジン ◇ 第264号 ◆  ━
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                              >>>2010/1/6発行
  
   こんにちは。科学技術館です。
  
   当メールマガジンは毎週水曜日発行です。ご愛読よろしくお願いします。
   あけましておめでとうございます。お正月でゆるんだお腹や頭は、科学技
   術館で身体を動かして、考えて、しっかり引きしめましょうね。
  
   * このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
  
   本号の配信数 8,328人。
  
  
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   【1】科学技術館News
       新着情報・・・FOREST☆初あそび
              日本IBM TryScience実験教室
              第51回科学技術映像祭の出品募集開始
              2010年度
               「青少年のための科学の祭典全国大会」の告知
       お知らせ・・・「今週のユニバース」
  
   【2】科学技術館Laboratory
       科学・技術よもやま話・・・「新年のごあいさつ」
  
   【3】科学技術館Recommends
       科学の本の紹介・・・1月のテーマ「地球上の生物の多様性」
       他館の紹介・・・所沢航空発祥記念館、船の科学館
  
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  【1】      ★ 科 学 技 術 館 News ★
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  ◆ 新着情報
  
   ■ FOREST☆初あそび ■
  
    科学技術館FORESTにもお正月がやって来ました!!すごろくや射
   的などの、お正月の遊びをたくさん用意しました。FORESTならでは
   の体や頭をたくさん使った遊びです。お楽しみに!
  
    開催期間:2010年1月9日(土)〜1月11日(月・祝)
    開催時間:9時30分〜16時30分
    開催場所:5階FOREST
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/01/post_226.php
  
   ■ 日本IBM TryScience実験教室 1月 ■
  
    「TryScience(トライサイエンス)実験教室」は、毎月1回、第2日曜
   日もしくは第3日曜日に開催しています。
  
    開催日時:2010年1月17日(日) 13時〜16時
    開催場所:4階D室 イベントホール
  
    詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.jsf.or.jp/info/2010/01/post_222.php
  
   ■ 第51回科学技術映像祭の出品募集開始 ■
  
    科学技術映像祭は50周年を迎え、あらたに「優れた科学技術の普及・
   利用」による『社会の科学技術教養の向上』を目的に加え、新機軸にて開
   催することになりました。多くの出品をお待ちしています。
  
   なお、表彰部門もこれまでの6部門から下記3部門に重点化しました。
   (1)自然・くらし部門
   (2)研究開発部門
   (3)科学技術教養部門
  
    申込期限:2010年2月5日(金)
    申込方法:科学技術映像祭公式ウェブサイトよりお申込みください
    主  催:(財)日本科学技術振興財団、(社)映像文化製作者連盟、
         (財)つくば科学万博記念財団
    問合せ先:財団法人日本科学技術振興財団振興事業部
         E-mail: filmfest@jsf.or.jp TEL:03-3212-8487
  
    申込み、開催概要など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
  
   ■ 2010年度「青少年のための科学の祭典全国大会」の告知 ■
  
    平成22年度「青少年のための科学の祭典全国大会」を、科学技術館に
   おいて7月30日(金)〜8月1日(日)の3日間の開催を予定していま
   す。出展者の募集(公募)の案内は、2月上旬に「青少年のための科学の
   祭典」のオフィシャルサイトでお知らせする予定です。もうしばらくお待
   ちください。
  
    問合わせ先など詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.kagakunosaiten.jp/
  
  ◆ お知らせ
  
   ■ 今週のユニバース ■
  
    土曜午後の科学ライブショー「ユニバース」では、4階シンラドームの
   スクリーンに全天周のシミュレーション映像を投影し、地球から太陽系、
   恒星の世界、銀河の世界、そして宇宙全体のお話をお伝えします。
    今週も、アメリカ合衆国のヤーキス天文台とインターネットで繋ぎ、ラ
   イブショー中にアメリカで見えている星空の様子や天文台で撮影した天体
   写真を送ってもらう「ライブ天体観測」コーナーを予定しています。日本
   の昼過ぎにアメリカの夜空もお楽しみください。
  
    案内役:伊藤 哲也さん(自然科学研究機構 国立天文台)
    ゲスト:下山 淳一さん(東京大学)
  
    科学ライブショーの詳細や今後の出演予定者については、
    http://universe.chimons.org/jsf/ をご覧ください。
  
  
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  【2】   ★ 科 学 技 術 館 Laboratory ★
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  ◆ 科学・技術よもやま話
  
   ■ 新年のごあいさつ ■
  
    明けましておめでとうございます。
    本年も科学技術館をどうぞよろしくお願いいたします。
  
    年初のあいさつといえば、なんといっても年賀状でしょうか。たくさん
   届くと嬉しいものですし、24日に行われる抽せんも楽しみですね。また、
   電子メールや電話での新年のごあいさつも一般的になりました。その中で
   も、携帯電話やPHSによる「おめでとうメール」「おめでとうコール」
   は1月1日の0時ちょうどにしたくなるものです。でも、大勢が一度にか
   けると回線があふれてしまうため、大みそかから元旦にかけては携帯メー
   ルや通話を控えるように各電話会社はお願いを出していました。それは、
   携帯・PHSの基地局が送受信できる回線数には限りがあるので、多くの
   人が同時に使うと、言わば“電波の取り合い”になってしまってつながり
   にくくなるためです。
    ところで、電波を使った趣味に、アマチュア無線というものがあります。
   海外と交信する、送受信機を自作する、人工衛星を使って通信するなど、
   いろいろな楽しみ方がありますが、その中には「コンテスト」と呼ばれる
   交信(や受信)の競争もあります。日々さまざまなルールのコンテストが
   世界中で開催されていますが、決められた時間内にできるだけ多くの無線
   局と交信するというのが基本的な枠組みです。これは一種の競技ですので、
   ライバルと電波の取り合いになるのは当然で、技術や知恵を活かしてその
   戦いに勝ち、高得点をあげるのがコンテストに勝利するための方法です。
    ところが、毎年のお正月には、NEW YEAR PARTY(ニュー・
   イヤー・パーティー)と呼ばれる、年頭にふさわしい平和なコンテストが
   行われます。1月2日9時から3日21時までの間に、20局以上と交信
   して新年のあいさつをしようという「コンテスト」です。いつものように
   点数を競って賞状やトロフィーをもらうのではなく、年明けのごあいさつ
   こそが目的です。入賞のごほうびの代わりには、その年の十二支、今年は
   「寅」に「N」という文字の入ったステッカーが参加賞としてもらえます。
   来年は卯にE、再来年は辰にWとなっており、12年間続けて参加すると
   「NEW YEAR PARTY」の文字が完成するようになっています。
   もし途中一年でもサボってしまうと完成が12年先になってしまうという、
   「継続は力なり」という言葉がぴったりの行事です。
    年賀状でもその他の通信手段でも、来年も再来年も新年のごあいさつを
   ずっと元気で続けたいものです。
  
   参考サイト
   ・年末年始のケータイのご利用についてのお願い
    (社団法人 電気通信事業者協会)
    http://www.tca.or.jp/topics/2009/1225_357.html
   ・お正月をQSOパーティー de 楽しもう!
    (社団法人 日本アマチュア無線連盟)
    http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/nyp.htm
        ※「QSO」は「交信」を意味する無線通信の用語です
  
    執筆者:松浦 匡 科学技術館事業部
  
    「科学・技術よもやま話」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/y_index.html
  
  
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  【3】   ★ 科 学 技 術 館 Recommends ★
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  ◆ 科学の本の紹介
  
    2010年は、「国民読書年」です。科学の本を読んでみましょう。今
   年も、親子で読めるおすすめの科学の本をご紹介していきます。「何かい
   い本はないか」と迷った時には、この文の最後にある「科学の本の紹介」
   のバックナンバーをぜひご利用ください。
    ところで、今年は「世界生物多様性年」でもあります。今月は「地球上
   の生物の多様性」を知ることができる本をご紹介します。地球で、今栄え
   ているのは昆虫と、背骨のある動物と、タネのある植物です。今週は昆虫
   の本をご紹介しましょう。
  
   ■ 『今森光彦 世界昆虫記』 ■
     今森光彦 著/福音館書店/1994年4月/5,000円
  
    30センチ×23センチ×3センチ、この写真集の大きさです。重くて
   手に持てない子どもたちは、床に広げて歓声をあげます。「これ知ってる!」
   「オウゴンオニクワガタだっ」「スゲー セミだらけ」「オレ、フンコロ
   ガシ見た」子どもたちの輪は大きくなるばかりです。子どもたちが大好き
   な、世界で一番大きなカブトムシのヘルクレスオオカブトムシも、羽の端
   から端まで25センチもあるナンベイオオヤガも、虫だけが写っているの
   ではありません。ちょっとはにかんだような、その土地の子どもと一緒に
   写っています。
    この本には、今森さんが世界各地を旅して撮ったたくさんの昆虫と、そ
   こで暮らす人々のカラー写真が満載です。いったい何種類の昆虫なのかと、
   巻末の索引を数えてみたら、600種以上。1種類を何枚も載せているの
   で写真の枚数は・・・数えきれません。
    地球に暮らす生物のうち、一番多くの種が数えられているのは、昆虫で
   す。その種類の多さと、分布の広さ、生活の多様さを余すことなく伝えて
   います。子ども向けの科学のいい本は、子どもだけのものにしておく手は
   ありません。大人の方もぜひ一緒に楽しんでください。日本の昆虫を取り
   あげた『昆虫記』(著者・出版社は同じ)もどうぞ。
  
    執筆者:坂口美佳子 科学読物研究会
  
    この本の表紙はこちらのURLをご参照ください。
    http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/hon/7musekitsui/sekaikonchuuki/sekaikonchuuki.html
  
    科学読物研究会ホームページ http://kagakuyomimono.cool.ne.jp/
  
    「科学の本の紹介」のバックナンバー
    http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/b_index.html
  
  ◆ 他館の紹介
  
   ■ 所沢航空発祥記念館 ■
  
    楽しい工作教室に、みんな参加してくださいね!
  
   ☆「ゴム動力飛行機工作教室」のお知らせ
  
    開 催 日:2010年1月9日(土)
    内  容:オリジナルキット「つばめ」の製作
    受付開始:12時30分(先着40名)
    開催時間:13時〜(製作時間約1時間)
    開催場所:1階研修室
    教 材 費:350円
  
   ☆「簡易モーターをつくろう」のお知らせ
  
    開 催 日:2010年1月11日(月・祝)
    受付開始:13時(先着30組)
         ※小学生低学年以下は、保護者と一緒にご参加ください。
    開催時間:13時30分〜14時10分
    開催場所:1階研修室
    教 材 費:200円
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://tam-web.jsf.or.jp/contx/modules/myalbum0/viewcat.php?cid=1
  
   ■ 船の科学館 ■
  
   ☆ 回遊展「クジラとぼくらの物語」開催のお知らせ
  
    クジラの歌の不思議、クジラのミルクの秘密などクジラに関する情報満
   載の、さわって楽しめる回遊展です。「海と船の巡回展」の一部の「イル
   カトーク」と「海の生きものせ〜くらべ」も同時に公開いたします。
  
    開催期間:2010年1月10日(日)〜24日(日)
    開催場所:本館3階マリタイムサルーン
    共  催:NPO法人ミュージアム研究会
  
    詳細は、以下のホームページをご覧ください。
    http://www.funenokagakukan.or.jp/news/?p=424
  
  
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             ★ 担 当 者 よ り ★
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   ■ 新しい年に思うこと ■
  
    除夜の鐘を108つ数えて、今年も新しい年を迎えました。日付が変わ
   るころ、おおいぬ座のシリウスが南の空に一番高くなります。そのシリウ
   スを見ながら、大晦日に「テラへ!」というイベントをやるから宣伝して
   ね!と、友人が言っていたのを思い出しました。なんてしゃれたイベント
   なんでしょう...。
    それは、お寺に初詣に来た方をつかまえての「年越し天体観望会」でし
   た。あっ、寺へ...ね。
    昨年は世界天文年にわいた一年でしたが、さて、今年は?元日の部分月
   食に始まり、金星探査機「あかつき」の打上げと「はやぶさ」の帰還、火
   星の接近もあります。そして、12月には「あかつき」の観測が始まり、
   地球の双子星といわれた兄弟星の正体を探ります。金星を見て、わが地球
   (テラ)を見直す年になるのかな?そう思いつつ、私もお寺へ初詣に出か
   け、トラに家族の健康を祈願してきました。
    今年もメールマガジンを通じて、みなさんにたくさんの情報が届けられ
   るよう心がけていきますので、どうぞ応援してください。ご愛読よろしく
   お願い申し上げます。
  
                       (企画広報室 木村かおる)
  
  
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    最後までお読みいただきありがとうございました。
    皆様のご来館をお待ちしております。
  
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  ┘ 発行者:科学技術館メールマガジン係               ┘
  ┘    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号       ┘
  ┘                                 ┘
  ┘ ※ このメールマガジンの回覧・転送は自由です。内容の引用・転  ┘
  ┘  載の際には、「科学技術館 メールマガジン 第何号の***の  ┘
  ┘  記事」と注釈をいれてください。                ┘
  ┘  なお、メールマガジンで参照しているWebサイトのすべての画  ┘
  ┘  像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の  ┘
  ┘  許可なく使用・転載することはできません。           ┘
  ┘                                 ┘
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